06/08/26 18:54:26
高山によれば、
Aは「母親にしかられるたび祖母の部屋に逃げ込んで抱いて」貰っていたらしい。
絶対的に無条件に受け入れてくれる存在として唯一、祖母がいた。
そして、この祖母が死んだあと
Aがなめくじをはじめとして動物の解剖をはじめた。
確か宮崎の時も、絶対的な愛情を注いでくれる祖父(か祖母)の死が、
ひとつの引き金になっていたように記憶している。
自分を無条件に愛してくれる存在を失ったことで、自分の生に価値を失う。
自分の生に価値を見いだせなければ 他者の生も同様に価値を感じなくなる。