08/04/27 21:37:53
>>803 >>805 >>806の続き
ですから、脇見恐怖だからといって自分が特殊な人間だと思わないでください。
「抑制の逆説効果」は正常な人間心理ですから、その法則に乗れる人は正常な
人なんです。
本当に異常な人というのは、理由もなく脇見をしていながら、それをおかしい
と気づかない人です。あなたはそうではないでしょう?
医者やカウンセラーが脇見恐怖を知らなかったり、誤解していても、そんなこ
とは大した問題じゃありません。そんなことで悩まないでください。
私は脇見恐怖だけでなく、正視恐怖もありましたが、基本的には同じ原理です。
視線恐怖だけでなく、強迫観念や対人恐怖、不安発作なども経験していますが、
それらも基本的には同じ不安障害の一種です。
これまで私が書いてきたことが理解できれば、すぐにでも症状は改善します。
理解したけれども症状が改善しないという人は、分かったつもりでいるだけ
で本当は理解していません。
あなたは、とてもうれしかったことや楽しかったときのことは、その感覚を
じっくり味わっていませんか。
でも、不安や恐怖を感じたときのことは嫌って、早く忘れたい、避けたいと思
ってじっくり自分の感情を味わうことなく、すぐに抑圧しようとするでしょう。
結局、それが脇見恐怖やその他もろもろの不安障害の原因となっているのです。
そういった自分の不安感や恐怖感をじっくり観察して、味わってみてください。
決して楽しいことでは有りませんが、我慢してやってみてください。