02/12/04 19:58
前スレ?で名無しにして頂戴さんが
アラン・レネ監督について語っている文の中で
「羅生門」にちょっとだけ触れてますね。
勝手にコピペ失礼。
>ドキュメンタリストとして出発した彼が一貫してこだわるのは「記憶」。
>国立図書館を描いた短編「世界のすべての記憶」に始まり、
>「夜と霧」ではアウシュビッツの、
>「二十四時間の情事」(原題:Hiroshima,mon amour 脚本:マルグリット・デュラス)ではヒロシマの記憶に執着する。
>そして問題作「去年マリエンバートで」においては記憶の曖昧さを主題に取り上げている。
>もっとも、黒澤明の「羅生門」(モチーフは芥川の「藪の中」)にインスパイアされて脚本を書いたロブ=グリエは
>純粋な形式主義の反=物語を意図していたようで、これを心理主義的に解釈したレネに不満を抱き、
>その後、自ら監督業に乗り出すことになる。