02/12/01 04:17
>>57
70年代の日本映画は迷える青年を主人公にした作品が多いですね。
高度経済成長に翳りが差し,
進路を見失っていた当時の日本の気分を反映してるんでしょうか?
いま思い返してみると,
桃井かおりと秋吉久美子という
2大脱力系女優あっての70年代映画だったという気もします。
桃井は「赤い鳥逃げた?」,「青春の蹉跌」,「もう頬づえはつかない」などで
しらけ世代の青春を演じていい味出してたし,
秋吉は「妹」とか「赤ちょうちん」とか,フォークソングネタの映画で,
地のまんまではと思われるようなあぶないキャラを演じてました。
どちらも都会派だけど。