09/12/07 20:15:08 0
このスレテーマ自体への回答は、
・自我意識のある生物としての防衛機構として、
「殺されたくない」という思考及び感情のベクトル」があり、
「それを担保するには、自我ではない他者のそれを受容し保護する必要がある」為、
『殺してはいけない』という禁止命題へ帰結した。
※根本的、始原的規範ではない。 が、スレテーマは根本規範を問うてはいないので、十分な回答となる。
・「生命は、保護され、守られ、育成されるべきもの」であり、
『殺してはいけない』という禁止命題は、その言語表現の違いに過ぎない。
※これは、「生物(≒生命)としてのアプリオリな禁止」を意味する。理念・理性によって保護が謳われるわけではない。
例外は無い。つまり、「守られなくてもよい命、殺されてもよい命は存在しない」という原則となる。
・複数で生活し、共同体を形成し、「その共同体の維持が、自身の生死に大きくかかわる時」、
「その共同体の維持が自身の生命の維持に繋がる時」、『殺してはいけない』という禁止命題は
共同体維持の為の禁忌となり、ひいては自身の生命維持の為の禁忌となる。
故に、「共同体の安定維持のため」というものも、十分な理由となる。
上記のいずれかか、その組み合わせとなるだろう。
しかし、このテーマは、その性質上、
『「規範・禁忌・或いは義務そのもの」の源泉』をも同時に問うことになっている。
だから、ややこしいw