吉本隆明at PHILO
吉本隆明 - 暇つぶし2ch445:考える名無しさん
10/03/19 18:21:48 0
共同幻想も対幻想もすべて銭次第。カネの切れ目が対幻想の切れ目。

446:考える名無しさん
10/03/19 22:56:23 0
金って共同幻想の権化みたいなもんじゃん

447:考える名無しさん
10/03/19 23:11:18 0
しかも対幻想も一緒ってところが要旨。

448:考える名無しさん
10/03/20 00:25:32 0
相対主義なんて、今、もっとも嫌われる考え方だよな。他人事的態度で。
自然、誰にも注目されなくなったわけだが。

449:考える名無しさん
10/03/20 01:27:40 0
今でも花田なんかにこだわってまだ何かあると思ってるバカがいるのか。

まあ毛沢東とプロ文革の礼賛でもしてろって。

450:考える名無しさん
10/03/20 12:24:08 0
>>448
そもそも善悪というのも相対主義だろう?

451:考える名無しさん
10/03/20 18:34:56 0
>>450
善悪は実在する、という説もある。
阿呆ダンスかいう哲学。

452:考える名無しさん
10/03/20 20:57:08 0
その誤変換には悪意があるのか?

453:考える名無しさん
10/03/21 10:23:57 0
哲学ミューズ池田晶子も、善は実在すると言ってる。
彼女は神の化身だから、これは真実だ。

454:考える名無しさん
10/03/21 13:00:37 0
www

455:考える名無しさん
10/03/21 14:53:45 0
共同幻想=国家、対幻想=恋愛みたいな受け取りかたしてる人、多いね。
吉本自身も混乱してるみたいだからしかたないけど。

456:考える名無しさん
10/03/21 17:07:03 0
おまえは混乱してないつもりなんだなw

457:考える名無しさん
10/03/21 18:17:58 0
あんたの使ってるスレは荒らしスレだ、今後こっちで依頼よろしくっていってるのに池沼か?
代理レスはここへ123
スレリンク(operatex板:9-12番)

花田清輝は《自らの党派性を維持しながら、時期をあやまたず進んで他の党派と妥協するこ
とが、いかにリアル・ポリチックスに於て必要であるか》(「ユートピアンのむれ」)とし、戦時中自
分がファシズム協力の外見でその実コミュニズムを維持していたとしている。しかし、問題はその
コミュニズムが如何なる性質であったかにあり、内実としてはファシズムと似て非なる疑似コミュ
ニズム(ソ連型コミュニズム)でしかなかった。『復興期の精神』の問題とはこの二つの円環にある。
この円環を花田が越えることは終生なかった。主観的には「協力」の外見の下に「抵抗」であることが
本質的には同じにしかならないのはそのためだ。そのことが花田には掴めなかったし、スガにも
掴めなかった。 


458:考える名無しさん
10/03/21 20:00:48 0
共同幻想=国家、党派など共同性に関わる観念
対幻想=家族、恋愛など他人との1対1の関係に関わる観念

459:考える名無しさん
10/03/21 21:09:43 0
>>455
> 共同幻想=国家、対幻想=恋愛みたいな受け取りかたしてる人、多いね。
> 吉本自身も混乱してるみたいだからしかたないけど。

国家にも対幻想の側面があり、家族にも共同幻想の側面があるという意味?

460:考える名無しさん
10/03/21 21:47:17 0
共同幻想・・・三人以上で起こる集団力学。
       派閥を作ったり、お互いに疑心暗鬼になったりと、人間関係が多面的になる。
       国家の起源。

461:考える名無しさん
10/03/21 22:35:20 0
>>460
うんじゃあ、家族構成が二人と三人とじゃ、前者は対幻想家族、後者は共同幻想家族で、
ぜんぜん位相のちがう家族になるってこと?(笑)

てか、その説明でも不十分のような。

462:考える名無しさん
10/03/21 22:37:16 0
共同幻想=エディプスコンプレックス
対幻想=マザーコンプレックス

463:考える名無しさん
10/03/22 00:22:11 0
>>457が見えない池沼がいるんだがなんだ?
10/03/21 22:27にも荒らしのスレ使っているキチガイがこのスレにいる

いい加減にしろよ!

日本語が読解できない池沼荒らしか?

もうテンプレ荒らし依頼人としてはいってるがまだ続ける気か?
間違いなら今度から>>457にいけ
そこは早い
それかシベリアの郵便局、クラウンのforのついてる代行依頼スレへ



464:考える名無しさん
10/03/24 00:30:18 0
『花田清輝ルネッサンス・プロジェクト』というサイトで湯地朝雄という研究者が戦時中に花田が
ファシスト団体の機関紙『東大陸』に書いたという論文「朝鮮民族の史的変遷」を紹介している。湯
地はこれを、日本の帝国主義を否定はせず、しかしそこに社会主義的思想を接続したものとして
評価している。そこに花田はこう書いている。
《統制資本主義は内包的に、先ずブロック内の富の開発による自給自足経済を企図する。かくて増
進せる富をその賃銀化、購買力化によって、ブロック内の大衆一般に均霑しようとする》
《統制経済は独占資本の弊をたわめ、生産を社会的な立場によって合理化し、大衆の購買力増大に
よる必需品の生産につとめ、これに伴って市場の拡大を計るものである》
 一読して、湯地の言うように、帝国主義に社会主義を接続せむとしているのは分かった。ただ、同
時にその社会主義が、旧ソ連の干渉主義と同様の覇権主義を基礎にしているのも感じ取れた。また
、湯地は言及していないが、ここにあるのは吉本との論争で俎上に上がった単純再生産とイメージ
が酷似している経済である。「ユートピアの誕生」はアイロニーではないとここに証されている。
 

465:考える名無しさん
10/03/24 09:41:56 0
>生産を社会的な立場によって合理化し、大衆の購買力増大に
よる必需品の生産につとめ、これに伴って市場の拡大を計るものである>>

拡大再生産じゃない?

466:考える名無しさん
10/03/24 12:51:47 0
 拡大再生産と単純再生産は全く無関係ではないんで。『資本論』には“現実には単純再生産は拡大
再生産の一部である(ような場合がある)”と書いてある。延々と同量の生産に同量の消費を強い
る、という場合にはあり得ない抽象であるが、そうでない場合、単純再生産は拡大再生産の一要因
である、とされている。あの部分に花田が何を籠めたかが重要で、延々と繰り返される単純再生産
、という概念は、現代ありうるユートピア、という文脈で出てきている。そこに彼が自身の社会主義
哲学を籠めたのは、あの前後の経済統制の重要性を出す手付きによって伺えるわけです。あと、湯地
が引っ張り出した戦時中の論文でも、ブロック経済圏での社会主義(但し帝国主義による押し付け
)を出している。ファシズムによる膨張政策の上に築き上げる社会主義、という意味合いが色んな
場面で出されている。それを花田が“抵抗”だとしたことが論点なんですよ。

467:考える名無しさん
10/03/25 10:18:49 0
↑ちょっと良く理解できないのですが、花田清輝自身はユートピア批判ふだと繰り返し言っているわけですよね。
(ex「あたらしい国民文学」1959年)

468:考える名無しさん
10/03/25 22:41:34 0
 花田自身は事ある毎に、「ユートピアの誕生」はユートピア批判だと言ってますね。
《単純再生産の表式でユートピアをとらえ、官僚の空想を嘲笑している『復興期の精神』のなかのわ
たしの一文を、ユートピア肯定論だと誤解し、わたしに生産力論者という見当違いなレッテルをは
ったのは、吉本隆明自身ではないか。》(「大菩薩峠」と戦争責任)
《ユートピアというものを、単純再生産の表式によってとらえ、主として企画院の役人たちにたいす
る皮肉をこめながら(…)とかいたことがある。経済学のイロハを知っている人物ならだれの眼にも
、そういう課題に実現の見こみのないことはあきらかなはずであって》(アジア・インターナショ
ナル)
 だけど、花田の終生の信奉対象だったソ連について、その経済の社会主義的計画性を讃えている文
とか読むと、ユートピアを単純再生産表式で表すあの部分はいかにも花田的でもある。だからあの
発言はあまり鵜呑みにできないと思ってました。そこで偶々前記のサイトで花田の戦時中の論文を
読んで、あのなかに「ユートピア」という語彙こそないものの、例えば「ブロック内の富の開発による
自給自足経済」というのがある。そこは花田がかつて書いた「政治的な島」での「単純再生産」に合致
する。やっぱり似たことを他の論文に書いてるんですよ。語彙が別なだけでね。

469:考える名無しさん
10/03/26 03:47:48 0
花田の終生の信奉対象だったのはソ連だけじゃなくて
毛沢東中国共産党とプロレタリア文化大革命もだな。

470:考える名無しさん
10/03/26 08:55:56 0
>>468
自給自足経済というのと単純再生産とはまったく違うんではないでしょうか?


471:考える名無しさん
10/03/26 22:02:40 0
 確かに言葉だけ並べてみれば、「自給自足経済」と「単純再生産」のどこが同じ?となります。しかし
そこで『資本論』第二部 資本の流通過程 第20章 単純再生産 第二節 社会的生産の二部門 という
節をみると、そこでマルクスは社会の総生産物をⅠ生産手段とⅡ消費手段にわけ、各々の分野での
現物(使用価値)が労働者や資本家により購買され消費される過程を不変資本c、可変資本v、剰
余価値mの表式で表しています。その過程を貫通する原理が〈その社会で生産した使用価値を同じ
社会で全て購買し消費する。〉という完結した経済であることが分かる。それは花田が「ユートピア
の誕生」で書いているとおりです。「自給自足経済」という語彙だけなら分かりませんが、前レスに
引用した抜粋の全体をみると、花田が使用しているふたつの語彙が重なることが分かると思いま
す。問題は戦時中の花田の問題意識とは何かであり、日本帝国主義の発展の上にソ連型社会主義―
階級的搾取による発展という意味でファシズムと同じ―の基礎を築けるか、だった。そこをスガも
浅田彰も見逃しており、よって花田の根幹が掴めていないし、“花田=吉本論争など何の論点もな
い”とかの悲惨な読み方しか出ないわけです。


472:考える名無しさん
10/03/27 08:41:17 0
またまた、質問ですみません。ご教示ください。

<その社会で生産した使用価値を同じ
社会で全て購買し消費する。〉という完結した経済


『資本論』の対象が「一国」(イギリス・モデル)か「世界資本主義」か、はたまた花田的「ブロック経済」かを問わず、
それは拡大再生産を資本主義の本質としているわけです。
冗談ぽく言えば、世界資本主義は地球規模で自給自足しながら拡大再生産しているわけですよね。
なお、「全て購買し消費する」というのは、どんな社会でも、それが再生産過程を前提にしている限り不可能です。

473:考える名無しさん
10/03/27 08:47:37 0
貿易に伴う経常収支を無いものとすれば

これは恒等式でしょう
国民総生産 = 消費支出 + 投資支出 + 政府支出


474:考える名無しさん
10/03/27 10:33:21 0
横からスマソ
単純再生産というのは、剰余価値を蓄積しないことでしょう?
マルクスは、単純再生産表式を拡大再生産表式へと展開するための
論理的前提として示しているだけで、それが現実的に存在するとか考えていないでしょう。
ファシズムとか社会主義とは何の関係もないのでは?

475:考える名無しさん
10/03/27 22:17:53 0
>吉本隆明『日本近代文学の名作』
>江戸川乱歩『陰獣』が収録されております。
>「現代物なら、内田康夫が好きだ。浅見光彦シリーズなど、ほとんどすべて読んでいる」となんだか意外なことをおっしゃる。

「陰獣」は別に意外ではないが、浅見光彦シリーズ読んでるって聞くと、さすがに暇なんじゃないかと感じる。

476:考える名無しさん
10/03/28 01:15:09 0
 不変な規模での単純再生産は抽象でしかない。よってユートピアの不可能性をあそこでは言いた
かった、というのが花田がのちに書いたことで、スガもそれを踏襲している。しかしそれにしては
花田はここで、《このような表式をはっきり意識している人々》に感情移入し過ぎている。《彼らの
思い描いているユートピアは、倫理的=社会的な、いわば精神的ユートピアとでも称すべきもので
あった。おそらくそれは、彼らが整然たる再生産過程の進行を妨げるレッセ・フェール(自由放任
主義)の弊害を痛感し、自然的=技術的な、物質的ユートピアとは反対のものに憧れているためで
あろう。》としてますが、これは花田自身の志向と同一なわけです。別の場所で花田は書いている。
《組織する力としての理知は、本来、自然を変革する、人間に特有な労働の所産であり、今日の段階
におけるがごとく、必ずしも選ばれた人間にのみ属するものではなかったが、マニュファクチュア
以来、理知はブルジョアジーの側に移行しており、人民の側には、一般に、自然成長性のみが目立つ
にいたった。したがって、現在、我々の周囲のエリートに課せられた任務は、あらゆる領域において
、様々な角度から、反自然的傾向のいかなるものであるかを明らかにし、理知を人民の手に奪還す
ることである。》(「目の鱗」)
 花田における自然成長性への否定性と、強固な統制による再生産概念は明らかで、「ユートピアの
誕生」で何故単純再生産がユートピアの条件として出てきたのか、というのも、それが現実的か否
かは問題ではなく、花田における上記イデオロギー的志向の一環として出てきたとみるべきだろ
う。で、そのイデオロギー的側面で、花田はファシズムへの転向がコミュニズムの棄教を意味しな
いと考えたわけで、まさにそこが吉本が指摘した花田の問題点だった。そこを読まなければあの
論争は読めないのと同じでしょう。

477:考える名無しさん
10/03/28 13:30:46 0
>>476
もちろん文脈もあるんだろうが
「倫理的=社会的」「自然的=技術的」という言葉はずいぶん杜撰に見えるけどね。
目に付くともう文章を辿ろうなんて思わなくなる。
>>474の簡潔さが好ましいな。

478:考える名無しさん
10/03/28 13:35:56 0
バカは冗長な駄文を書くからね。

479:考える名無しさん
10/03/29 12:33:43 0
ま、こざかしい吉本批判本を鵜呑みにしないって事だな。
だいいちその手の本ってぜんぜん面白くないしね。書き手の品性が疑われる
ってーか、知識に憧れる学生向けってーか。
ハスミンの言うとおり吉本のが断然面白いんだよね。

480:考える名無しさん
10/03/29 20:52:34 0
「ユートピアの誕生」というのは、ファシズムへの転向の過程でマルクス主義(ロシア・マルクス
主義)との橋をかける、それにより合理化する、という動機があり、そこを摘抉できなければやは
り分からないエッセイだと思います。つまり、転向の形式ですね。そこでファシズムとコミュニズ
ムのアマルガム(融合)が機能し、互換的になる、という。
 そこがモチーフで、それは『復興期の精神』の到るところにみられる特徴である。そこで、反自然
生長性、統制国家社会を体現する擬似コミュニズム的好例としてトマス・モアの『ユートピア』を
取り上げた理由がある。花田があのエッセイを書いた時代、「資本制」とは日本独占資本のことであ
るし、そこで「単純再生産の‘基礎’を確立」するのが課題、とされた場合、強固な統制主義、すなわ
ち当時の総動員体制や独占資本制の合理化にしかならないのは当然な話である。しかもそれが、『
資本論』の引用により、社会主義的外見を装って為されている。花田の後の抗弁がスガ等によって
再度主張され、説得力をもった背景には、花田における転向問題やファシズム=コミュニズム問題
などが風化したことがあるんでしょう。

481:考える名無しさん
10/03/29 22:02:58 0
>>479
見てるほうが恥ずかしくなること書くなよ
恥知らず

482:考える名無しさん
10/04/03 21:42:33 0
 花田の戦時中の思想で唯一、分からなかったのが、京浜工業地帯を歩きながら、「ハチマキ生産に
対立してテーラー・システム(科学的経営管理法)を強調したりする」ことだったが、「転向ファシ
ストの詭弁」収録の神山茂夫論文「1940年末の政治的情勢と天皇制」によれば、《絶対主義(農本主
義)が専制主義的恣意と、封建的慈恵政策をもって大衆にのぞむに反して、ファシズムが国家社会
主義的政綱と一連の社会立法をもって現れること》となっており、再生産を維持しうることを条件
に、封建的思想にたいし合理的方式を主張していたことが分かり、そこの謎も溶解した。
 花田清輝という思想家の戦中戦後の変遷―戦中はファシスト団体に寄生し、戦後はソ連共産党に
寄生、そこでファシズム擁護ともソ連擁護ともとれる言説を残す―、ファシズムとロシ
ア・マルクス主義の親和性、など、論点は多々あるにも拘わらず、「何もない論争」であるかのよう
に1980年代以降スガ等により主張されてきた。その背景には当時の論争文―吉本の「アクシスの問
題」「転向ファシストの詭弁」、花田の「ノーチラス号反応あり」など―が入手しにくい、という背景が
ある。唯一スガの『吉本隆明の時代』だけがあの論争に触れられる文献だという有り様である。しか
しあの論争のなかの論点は、スガの言説の中では触れられず、実際に花田や吉本のテキストに当た
るしかない。特に吉本の2作は重要である。それが簡単に読めない、というのは残念な事態だと思う


483:考える名無しさん
10/04/04 13:56:52 0
少しは読みやすく書きましょう

どっかからのコピペ?

484:考える名無しさん
10/04/11 12:31:23 0
 花田=吉本論争での論点、国家社会主義(ファシズム)と社会国家主義(スターリニズム)の近
接性、或は互換性、というのは1960年代前半の『丸山真男』の後半に丸山らのファシズム研究の欠
陥を指摘した形で書かれている。その後、1990年代前半の『甦るヴェイユ』の「革命・戦争」の章で
また改めて、ヴェイユの思索をなぞる形で書かれている。国家の廃絶を課題として含まない限り社
会主義はファシズムと近似値的な国家をつくるしかない。これを改めて論じた。

485:考える名無しさん
10/04/13 07:48:35 0
建築評論家 宮内嘉久 死去
建築ジャーナリズムに孤軍奮闘 宮内嘉久
週刊新潮2009年12月31日・2010年1月7日号
URLリンク(megalodon.jp)

486:考える名無しさん
10/04/14 13:12:22 0
 論争の中で吉本が花田の核心部として、また戦時中の社会ファシストの思想として抉った独占
ブルジョアジーの寄生体としての社会主義―生産過程の合理主義、前衛による労働統制、厚生福祉
、資本制への無批判―といった側面は、なぜかこの後の文芸批評の中では取り上げられることが
なくなった。80-90年代の座談会『近代日本の批評』でもこの側面は全く回顧させなかった。それは
、ソ連型社会主義再評価の中で、邪魔であったためではないか、と私はとらえている。元々文芸哲学
界に巣くっていたマルクス主義者にとって、あの論争の論点は邪魔でしかなかった。とい評価を感じる。

487:考える名無しさん
10/04/14 17:20:15 0
 翼賛体制でのファシズム転向に際してマルクス主義との橋を掛け、労働者への福祉を含
む労働統制、物資統制、としてファシズムを合理化する、それを以て戦時下での抵抗だと
する。それは見様によってファシズム協力ともソ連協力ともとれる、鵺(ヌエ)的な思想
だった。しかし、花田に象徴される、‘戦時中の社会ファシストから戦後の労働運動ボス’
への思想的互換性は労働運動やその周辺のとって、あまり公にはしたくないことだった。
花田が吉本との論争を切り上げ、反論を打ち切った背景にも、吉本によってその周辺―
戦中から戦後への奇妙な思想的円環が俎上に上げられたせいかもしれない。それが論争に
上がった途端に花田は論争を中止したわけで、花田のみならず、花田的な思想的経歴を
もつ人間にとって隠しておきたいことだったことが伺える。花田=吉本論争の核心部、
論点を帳消しにしたい心性に、そのような、所謂ファシズム=マルクス主義の問題がある。
後の左翼があの論争の論点を曖昧化した背景に、左翼による計らいの存在を感じる
ということだ。

488:考える名無しさん
10/04/14 19:40:27 0
なるほどね。
勉強になりました。

489:考える名無しさん
10/04/14 22:23:34 0
なるほど、それで吉本さんは資本主義マンセーに転向したのかww

490:考える名無しさん
10/04/15 06:49:08 0
実はマルクスも資本主義マンセーなんだけどねwww

491:考える名無しさん
10/04/15 16:02:04 0
マルクスは、しかし吉本さんと違って新自由主義マンセーではないだろう
もっとも、マルクスの時代に新自由主義はなかったわけだがねwww

492:考える名無しさん
10/04/16 07:47:23 0
吉本がいつのまにか新自由主義マンセーにされている件

493:考える名無しさん
10/04/17 13:14:52 0
自慰サンが資本主義マンセーへと変節したのは確という件もある。

494:考える名無しさん
10/04/17 17:39:54 0
吉本自慰さんの言う超資本主義というのは新自由主義のことではないのか?
確かに、新自由主義は古典派・新古典派経済学の定義を超えた資本主義概念といえる

495:考える名無しさん
10/04/17 19:36:28 0
序説の言葉を集めてるらしいが…

URLリンク(tweetyukky.sakura.ne.jp)


496:考える名無しさん
10/04/23 00:47:05 0
柴崎はキチガイ


497:考える名無しさん
10/04/23 16:46:27 0
たしかマルクスの国家について知ったとき
吉本がものすごい勢いで青ざめたはずなのに
全然青ざめなくて青ざめたよ。どうすれば青ざめるだよ。

498:考える名無しさん
10/04/23 21:03:21 O
ネトウヨくらいの馬鹿が読んだら(読めたら)真っ青だお

499:考える名無しさん
10/04/24 13:16:26 0
王=浅田彰 
長嶋=柄谷行人 
原=東浩紀 
星野=栗本慎一郎 
川上=小林秀雄 
野村=吉本隆明

500:考える名無しさん
10/04/25 02:06:05 0
それでおれがいま一番いやな奴だと思うのはさ、おれエリートで
秀才だみたいに思っててさ、それでもっておれマルクス主義者だ
みたいなこと言う奴はもう、おれ大嫌いなんだよね。我慢ならない。
こういう奴はもう生かしておけねえみたいに我慢ならないわけです
よね(笑)。僕がいま一番嫌な奴だと思うのはそれですね。

501:考える名無しさん
10/04/25 10:07:31 0
ピンぼけ?

502:考える名無しさん
10/04/27 14:14:11 0
>>501
いんにゃ、ただの老人ヴォケじゃん。

503:考える名無しさん
10/04/29 18:49:18 0
バブル頃の”情況”への発言をいまごろコピペするのがボケボケだと。

504:考える名無しさん
10/05/01 00:17:21 0
>それは違うよ、と言いたい。

505:考える名無しさん
10/05/08 03:16:01 0
唐突ですが、吉本さんは霊感が強いというか、勘が鋭いんですかね?

506:考える名無しさん
10/05/20 05:13:37 0
霊感が強いのは、あらゆる現象を「科学的」に説明しようという
スタンスをとる彼の娘二人でしょ。全く、どういう教育をしてきたんだか。

507:考える名無しさん
10/05/20 23:10:29 0
霊感とかに興味はあると思う。
遠野物語を素材に使ってみたり、心的現象論序説なんか読むと霊感などを自分なりに解明しようとしているからね。
「引き寄せの構造」とか読んで時々嗤ったよ。

508:考える名無しさん
10/05/22 17:59:13 0

『思想の危険について―吉本隆明のたどった軌跡』 (田川 建三)

509:考える名無しさん
10/06/07 23:19:01 0
 最近、論敵柄谷の『ダイアローグ』シリーズを読み直してみたんだけど、リアルタイムでは判然と
しなかったんだけど、何かほとんど知識のひけらかしや前世代への実のない敵意や普遍性のない
空話ばかりしてたんだ、てことが露になった感があります。吉本さんの『情況への発言』が一見流
しているようで、実は情況と相わたっており、未だに読めるのとはかなり差がある。これが論敵み
たいな顔してたのか、と思うと寂しいかぎり(笑)吉本氏の得意なボクシング喩えでいえば世界王
座をめぐる戦いと、実際はそんなに強くないんだけど海外遠征して名前を売っていたボクサーの
違い。あと、三馬鹿と呼ばれる中では、蓮実だけ、磯田光一との対談にあるように、吉本にたいする
関心を1990年ころまで失わずフォローしてたことも分かってきた。結局浅田彰など、けなすこと
しかできない、しかもロクに読めない人間に合わせたりするから自分も同類だと思われることに
なってたんだと。

510:考える名無しさん
10/06/08 00:21:17 0
随分また古いの引っ張り出してきたな。

511:考える名無しさん
10/06/08 07:10:02 0
蓮實はジャーナリストとしての吉本を評価しているだけであって、
理論家としての吉本については、認めていない。

前者についても、その書かれた内容にではなく、吉本がかつて覇権を
握ったことがあるという、過去の現象に興味があるだけ。

512:考える名無しさん
10/06/08 13:23:38 0
蓮實もクズなんだけどね

513:考える名無しさん
10/06/08 13:39:02 0
俺達はどうなるんだwwww

514:考える名無しさん
10/06/08 19:05:50 0
「覇権を握った」というのは論敵たちが作り出した単なる妄想ですよ。

515:考える名無しさん
10/06/08 20:01:50 0
 いわゆる‘三馬鹿’を、変な話、以前は一緒くたにしてて、確かにあの有名な『近代日本の
批評』をみると、一緒くたに見えるんだけど、どうも三者各々の違いがあって、それが目に
ついてきた。浅田と柄谷というのは感性的にマルクス主義が抜けなくて、下部構造が変わ
らねば文学など論じても意味なし、という立場に収斂していったと思うわけです。政治
優先に。吉本のタームでいえば幻想は幻想で独自に発展しうるし、論じれる、というのと
一線を画すようになった。それがあの人達の‘先祖帰り’たる由縁で、反吉本思想たる
分岐点である。徹底的に吉本に反論せざるをえない根拠であり、花田清輝を持ち上げる
必然もそこにある。1950年代に逆戻りしていく必然がある。蓮実とは知性の復権、てとこ
ろまでは一致していたけど、1990年代以降、先の‘先祖帰り’には距離をおいたんではと
思います。柄谷との対談で、蓮実は、《数少ない機会でしたが、吉本さんに会って話したとき
も、とても充実した時間でしたし、(中略)この人が書くものには最後までつきあわなけ
りゃとか、この人に清々しくなってもらえたらなあ、という気持ちを、吉本さんにも江藤
さんにももってしまうんです。》(「現代日本の言説空間」)という。少なくとも浅田や柄谷
なみの目先の覇権重視や政治優先はこの人にはないと思えるんですけどね。まあ、買い被
りかもだけど(笑)

516:考える名無しさん
10/06/09 08:54:54 0
こういう文章書く人でもら抜き言葉使うようになって来たか

517:ユビー ◆6wmx.B3qBE
10/06/10 07:26:20 0
ら抜き言葉は、芥川龍之介でも使ってますよ
何かを恥ずかしいと感じるようになるのは、人から恥ずかしいですよと言われたのを鵜呑みした瞬間から始まるでしょう。
しかし、そのようなものに何の根拠もないのです。

518:考える名無しさん
10/06/10 13:16:05 0
で、自慰サンはいつお迎えが来るんよ?
もうそろそろお声が掛かってもいい時期なんとちゃうの?

519:考える名無しさん
10/06/14 18:55:13 0
>>518

今日の朝刊にインタビュー記事を載せてるくらいだから
まだまだよ。

520:考える名無しさん
10/06/16 19:47:26 0
>>519

インタビューをまとめた記事だったよ。

521:考える名無しさん
10/06/21 00:37:55 0
父の像
吉本 隆明 著
漱石、鴎外、賢治、芥川、太宰…好きな文学者が描く父子像を検証し、自身の父親の人生をもふりかえりつつ展開する父子論。

ちくま文庫定価:714円(税込)刊行日: 2010/06/09

522:考える名無しさん
10/06/21 01:24:34 0
週刊金曜日』 2010.06.18
■インタビュー
 吉本隆明、八五歳の現在
 聞き手 北村肇 本誌編集長

「戦後最大の思想家」「知の巨人」などと評される、詩人で思想家の吉本隆明氏。
半世紀以上にわたって執筆活動を続け、85歳の現在もまだ「現役」を自負する
吉本氏に、いま一番言っておきたいことを語ってもらった。


523:考える名無しさん
10/06/22 01:28:54 0
とりあえず日本の20世紀に吉本隆明がいてくれてよかった。
感謝。
加えて21世紀の吉本隆明には長生きをしてもらいたい。

524:考える名無しさん
10/06/22 06:03:21 0
>>522
筑紫と井上が死んだら、
自身が嫌う市民主義の雑誌にも
出るということかね。

525:考える名無しさん
10/06/22 12:35:54 0
>>524

つか最近は見境無く喋りまくってるぜ。。
こうなると、あれほど毛嫌いしてた岩波の軍門に下るのも時間の問題と。
518氏じゃないが、お迎えが近いこと察知して、
残るカミサンのために蓄財をおッ始めたかな。


526:考える名無しさん
10/06/22 13:59:29 0
>>525

しかたないよ。
「戦後最大のナントカ」って言われても基本は売文家じゃん。
それが書けなくなったら、残るは喋るだけ。
イトイ何某って興行主に任しとけば、世界記録にも記載されたし、
結構今を楽しんでるよ。
年齢を考えると、これって線香花火のお終いの輝きだよ、きっと。

527:考える名無しさん
10/06/22 14:55:24 0
「戦後最大の思想家」ってのはいつ頃から言われ出したのか分からないが
爺さんは昔から自分のことは「売文家」だといってるよ。基本の基本でしょ。
爺さんが今を楽しんでくれているとしたら、それは結構なことだよ。
「売文家」とか「楽しむ」についてカチンとくるほど倫理的に痩せ細ってる証拠だぜ。


528:考える名無しさん
10/06/22 15:56:26 0
一般的にカミサンのために蓄財するのはいいことだけど
それくらいの貯えはすでにあるんじゃないのかなあ。
ってか他人のフトコロを詮索するのはさもしい根性だと思うよ。
そういう奴ほど線香花火ほども輝かないで消滅してしまうカスにしかなれないんじゃね。


529:考える名無しさん
10/06/22 17:14:58 0
つかカスのなれの果てはマツダに突っ込んだバカってこと。
オケ。

530:考える名無しさん
10/06/22 20:04:23 O
すが秀実『吉本隆明の時代』は必読ですか?

531:考える名無しさん
10/06/22 21:38:19 0
俺は読んだよ。
スガもハスミンに見はなされてからパッとしないんで読んであげれば。
ヒチュドクでしゅ。


532:薩▲長連合はテロリスト
10/06/23 05:08:48 0
【自民党清▲和貝=2▲ちゃん運▲営の北朝鮮カルト統▲一京会信者】
2ch規制→シベリアなどのレス代行スレに人が集まる→待たされるのにうんざりして△を買う→
→じつは2ch運営のカルト統▲一京会信者がレス代行人をしてる(つまり2chに人と金の両方を集めるための、2ch規制とレス代行スレ)


はい言論統制が始まります。
今年の7月から東京にあるネッ▲トカフェはすべて会▲員制になります。匿名書き込みできなくなりました。
警察が、ユ▲ダヤ(統▲一京会)や薩▲長連合のためにイ▲ンターネ▲ットカフェ規制をした。

↓【参考:洗▲脳支配  苫▲米地英人(著)】↓【参考:マ▲インドコントロール  池▲田整治 (著) 】↓
・ 第二次世界大戦時、油田のないドイツに石油を販売していたのは、英国女王支配下の石油会社。

・アメリカ軍から「日本の水道水には塩素が入ってるので飲めない」と言われた。
  GHQのマッカーサーが日本人を弱らすために水道水に塩素を入れた。古い水道管から溶けだす鉛や、
  農薬や有機物質と塩素が化合し、トリハロメタンやMX等が猛毒の原因にもなっている。

■いま日本の最▲高権力者は薩▲長連合(鹿児島県、山口県)たちです。日本はいまだに武家社会です■

・明治維新はテロだった
薩▲長土肥の戦費・・・・・ユ▲ダヤのロンドン支店が資金を貸し出す(年利18%)
幕府の戦費・・・・・ユ▲ダヤのパリ支店が資金を貸し出す(年利18%)
借金を型に最新兵器を売り、彼ら(ユ▲ダヤや貴族)の派遣した軍事教官をもって教育し、最新武装の洋式軍隊を作ればいいだけだ。

・総理大臣、大蔵大臣、外務大臣や公安、警察、自衛隊の歴代トップは鹿児島県、山口県、 高知県、
佐賀県、 長崎県出身者ばかりです。国策捜査は、薩▲長連合とアメリカのための捜査です。

2▲ちゃんねるに書き込めないレス
URLリンク(m)▲egalodon.jp/2010-0527-2135-09/anchorage.2ch.net/test/read.cgi/s▲iberia/1▲274526803/2▲96
↑ 新しい掲示板に移動しよう

北朝鮮カルト統▲一京会=2▲ちゃん運▲営=自民党清▲和貝=薩▲長連合=ユ▲ダヤ権力
2▲ちゃんねるは統▲一京会の世●論工作所として作られてる。あとI●P集めが目的。

533:考える名無しさん
10/06/24 00:53:17 0
▲▲▲の●●は■■の陰謀だ!
心して聞くべし!

534:考える名無しさん
10/06/27 00:05:07 0
心的現象論のまとめみたいな語彙集
URLリンク(twitter.com)

535:考える名無しさん
10/06/27 09:00:48 0
他人の著作物を勝手に転載してるだけじゃねえか

536:没個性化されたレス↓
10/06/27 09:44:26 0
>>534>>535
他で読めないから貴重だわ。
twitterではbotの著作権問題は黙認だろな。

537:考える名無しさん
10/07/03 11:22:00 0
吉本お墨付きの心的現象論愛蔵版を買えば序説も本論も読めるのに……

著者に印税も入るのに……

ふびんだねえ。

538:考える名無しさん
10/07/17 22:44:20 0
週刊金曜日のインタビューを読みましたが、
どうして労働時間の短縮が、「今」重要な問題なのか、わかりませんでした。

技術(コンピュータ等)の発達で、労働者の生産量が以前より
増えたにもかかわらず、労働時間は短縮されず、
賃金もアップしない、つまり余暇が足りないというのは
今に始まったことではないと思うのですが。・・・

この問題が昔も重要であったし、今も重要である、というのなら
話はわかるのですが。

539:考える名無しさん
10/07/18 05:18:55 0
読んでないからわからんけど、吉本理論からすれば
選択消費が50%超えてる以上それを消費してもらわないと
経済がうまく回らなくなるので金と余暇を与えろということ
じゃないの

540:考える名無しさん
10/07/20 11:58:22 0
>>535
それはごく普通に、ワークシェアが必要という意味で考えていいんじゃないですか?

週刊金曜日のインタビュー記事でショックだったのは、週刊金曜日の編集長に「吉本さんも僕も下町の生まれで、
根っから庶民の味方なんですよ」みたいなこと言われて、吉本がうなづいちゃってるとこです。

541:考える名無しさん
10/07/24 23:14:05 0

「客が値段を決める」方式は有効:研究結果 2010年7月21日 WIRED NEWS
URLリンク(wiredvision.jp)


最新レス表示
レスジャンプ
類似スレ一覧
スレッドの検索
話題のニュース
おまかせリスト
オプション
しおりを挟む
スレッドに書込
スレッドの一覧
暇つぶし2ch