09/10/13 16:15:26 0
マルクスの考え方のなかには、資本主義翼賛とも解釈できる一面があるからね。
ただし、あくまでも、共産社会へのプロセスとしての資本主義翼賛だけどね。
吉本さんもある時期には、資本主義がこのまま順調に発展して行って、
それに応じて社会的福利厚生を充実させ、技術革新を順調に成し遂げて行って、
少しずつ共産社会に近づいていくはずだという考えに傾いたんだろうね。
だからそのマルクス主義的技術発展史観を拒むようなエコロジーに猛烈に反対した。
ただしアジア的なものが滅んで行くことに関してはノスタルジーを捨てなかったけどね。