09/10/12 00:51:45 0
吉本がサルトルを高評価するっていうのが、どうもピンと来ないなぁ。
『言語美』とか『共同幻想論』の論理の組み方は徹底してヘーゲリアンだと思うし。
政治的にはサルトルと違ってマオイズムなどに傾くこともなかったし。
「関係の絶対性」というなら、むしろ構造主義に接近しておかしくないと思うし。
そういえば、橋爪大三郎が若い頃、まだ日本で出版されてなかった『親族の基本構造』を訳して吉本に送った
っていう話をどこかで見たことあるんだけど、吉本はどんな反応を示したんだろう?