10/04/10 01:58:46 0
最近規制多いのう
>>290
セブン
一つの記事が長くてスペースも多くて読み難いな
いれんな意味でコワスw
時間と気力がある時にでも目を通してみます
292:弱酸性 ◆OP/u0m0YWKCY
10/04/10 02:00:50 0
精神病
URLリンク(ja.wikipedia.org)
>>幻覚・妄想を中心症状とした、統合失調症に似た精神病。
レンフィールドは多分これに当たるのかな
ドラキュラに操られてる感もあるけど
最初読んだ時レンフィールド=ジョナサンだと思ったゆw
293:いし ◆OP/u0m0YWKCY
10/04/10 02:02:50 0
コンクリートに咲いてる一輪の花を見て少女は言う。
「変わらないものなんてあるのかな?」
道端で拾った石を口にした青年が医師に言った。
「今度こそ髪を刈って眉毛を剃ってきます。」
後日青年を見た医師は言った。
「なぜ眉を緑に染めたのかね?それにしても鮮やか過ぎる。
落ち着きがないなぁ。髪の毛もモップのようだ。」
青年は答える。
「最近ちょっと胃が荒れてて意思が
上手くコントロール出来ないのです。」
医師は護謨を手に取り青年の顔を擦り始めた。
すると青年の顔は愚か身体すらも見る見るうちに消えていった。
しかし可笑しなことに胃袋だけはどうしても消えなかったのである。
スクーターに轢かれて散る花びらを見て老婆は言う。
「変わらないものばかりだねぇ。」
294:ハンバーガー(1/3) ◆OP/u0m0YWKCY
10/04/10 02:04:58 0
今住んでるマンションから徒歩十数分のところにハンバーガー屋が
ある。フランチャイズ店ではなく、手作りの味を売りにしている店
だ。セット(バーガー+ポテト+ドリンク)で頼むと800円以上
はするし、すごく美味いってわけでもないせいか、いつ行っても
客がいない。店内はそのくせわりと広いので、ちょっと寂しささえ
感じるほどだ。
店は中年男性がレジと厨房、その奥さんらしき女性が
ウェイトレスや雑用を担当している。店の奥は彼らの住居に直接
繋がっている作りで、よく言えばアットホーム、悪くいえば生活感
があり飲食店としてはだらしない感じ。店も店の二人も70年代を
感じさせるスタイル。それもオシャレな感じじゃなく、ちょっと
陰気な、貧乏臭い感じのものだ。
フロアの中央には各種調味料が置いてある。おれの好きなサルサソース
も置いてあるので、他に食べたいものがない時に消去法でここに来る
ことがたまにあった。
調味料置き場には、「当店のハンバーガーには独自の味付けを
しております。調味料の類は一度召し上がってからお付け下さい」
というメッセージが書かれている。独自の味付けっていっても
ケチャップとフレンチドレッシングがかかっているだけだ(たぶん)。
おれは最初からサルサソースをドバドバかけて食っていた。
295:ハンバーガー(2/3) ◆OP/u0m0YWKCY
10/04/10 02:06:31 0
確か3度目にこの店を訪れた時だったと思う。レジでの注文時に
「うちのハンバーガーはそのまま食べてみて下さいね。あまり
調味料を使うと味がわからなくなりますからね」
と言われた。おせっかいだなぁと思いながらも、「ええ」と
だけ無難な返事をしておいた。
その日も結局いきなりサルサソースどばどばで食べた。
それからなんとはなしにその店に行かなかったのだが、
2,3ヶ月は経ってからふとまた食べたくなり、久しぶりに
店を訪れた。
「うちのハンバーガーはそのまま食べてみて下さいね。あまり
調味料を使うと味がわからなくなりますからね」
はっきりと覚えているわけではないのだが、前回と同じセリフを
そっくりそのまま言われた。で、今回はおっさんの顔がちょっと
引き攣っていて、口調も何か感情を押し殺した様に、変に棒読み
なんだ。口元なんかちょっとプルプル震えて、どもりをすれすれ
で免れた感じ。
ここに至って初めてちょっと不審に思った。この店はレジが
一階にあり、客が飲食するフロアは階段を上ったところにある。
ウェイトレスの奥さんも注文した品を席まで届けると、飲食
フロアの奥にある自宅へと引っ込んでしまうので、おれが
ハンバーガーを食べているところを彼らに直接見られた記憶が
ないのだ。でも、さっきの口調は通り一遍の説明ではなく、
はっきりとおれへの非難が感じられるもの。いつもおれが
サルサソースどばどばやってるのを見られていたのかな。
296:ハンバーガー(3/3) ◆OP/u0m0YWKCY
10/04/10 02:07:50 0
まあでも、客がどんな食い方をしようと勝手だ。奥さんが
注文したセットを置いてフロアの奥の方へ向かったのを確認して
おれはまた調味料コーナーへ向かい、バーガーのバンズを取り、
サルサをどばどばかけた。
なんかおっさんが押し付けがましいのがムカつくけど、
たまに食うとわりと美味いなーと思いながらむしゃむしゃ
やっていた。
半分くらい食べたところだったか、不意にガシャンという
ガラスの割れる大きな音がした。驚いて音のする方を反射的に
振り返ると、それはフロアの奥の店主達の住居の入り口。
そこから半身だけのぞかせ、店主と奥さんがこちらを凝視していた。
店主は何かを床に叩きつけた直後の様な姿勢で、顔だけこちらを
向いている。一瞬だけ視線が合ったが、すぐに目を逸らせて
小走りに店を出た。ただただ、怖かった。
彼の表情はおれに暴力的な危害を加えようというような、つまり
殺気を感じさせるようなものではなかった。自我の崩壊という
ものが表情に表れるとしたら、ああいう感じではなかろうか
と思わせるものだった。
さらに数ヵ月後、店の前を通りかかった。
店は売りに出されていた。貼り紙から察するに、最後に店を
訪れてからほどなくのことのようだった。
297:逆様ニュース ◆OP/u0m0YWKCY
10/04/24 02:17:15 0
夜空の窓、騒々しい星達。
パレットは、パレードを描きます。
キラキラの肘が、蜘蛛を呼び寄せるのです。
「星座じゃなかったのか!」
分かり切ったことが、冷たく溶け込みます。
「でもこんな暑い日にシチューも悪くない。」
まだまだ若いのに杖を選ぶというのです。
夕暮れには地面を軽く叩けばいいでしょう。
こつ、こつ、こつ。
なにやら豹のようなジェル。
包むや否や、秘密を、散らかし放題。
答えを、紛らし作戦。穿鑿。
それがあの額に飾ってある優雅とは程遠い?
「!!!」
298:ノイローゼ ◆OP/u0m0YWKCY
10/04/24 02:19:07 0
洒落にならない~ほどじゃないかもしれないけど・・・スマソ
わたしの友人は以前セミナー見たいのに行ってました
鬱みたいななんか精神的な葛藤と戦う集まりみたいなものだったそうです
そこで、同じセミナーの男性と交際していました
さわやかで、好青年でした
2人は結婚を意識して、家のこととか話すようになったんです
その彼がいいにくそうに母親の話をしてくれたそうです
(友人は母親に会ったことがあるのですが、さわやかでやさしそうなお母さん
だったそうです)
彼が高校生の頃、テスト勉強していてふと顔をあげると、
机の正面の窓から(外から)ジイイイッと青白い顔をして彼を見ていると言うのです
何度もです・・・
母親はノイローゼ気味で、その他にもいろいろ奇怪な行動(一人でブツブツ・・とか)
いろいろあったそうで、憶えてないんですが・・・
なんでわざわざ外(屋根の上)から息子をみていたのか・・・・??
心配だったんだろうけど・・・
結局2人はうまくいかず、別れてしまいました
彼は幼少からの母親のトラウマが強かった・・・と友人が言っていました
299:メロンライス ◆OP/u0m0YWKCY
10/05/15 01:22:23 0
おとこの子「牛、牛牛、牛牛、牛だぁ。」
おんなの子「虫、虫虫、虫虫、虫よぉ。」
おばあちゃんっ子「いや、サタンだ。サタンがナイフを入れたんだ。
じゃあ僕は瓶に戻るから。精々残りを楽しめよ。」
血の雨。夏の大地。夜の湖。
マスター、シャカシャカシャカ。
おとこの子、次々とピンクの瓶へ牛乳を注ぐ。ドバドバドバ!
おんなの子、続々とオレンジの箱へ虫を並べる。カサカサカサ!
おばあちゃんっ子、ペロリと密かに舌舐めずり。
マスター「どうぞ。」
日傘。雪達磨。紅筆。
300:壁一面に ◆OP/u0m0YWKCY
10/05/15 01:24:18 0
不動産屋で働く友人から聞いた話。
その友人が担当するマンションの空室に
一部屋だけ他と雰囲気の違う部屋があった。
その部屋に入ると、いつもなにか違和感を感じていたのだが、
ある日その部屋の廊下が、他の部屋より1m位短いことに気づいた。
他の部屋よりも短い廊下が、いつもこの部屋で感じる違和感の原因なのかと
友人は思ったそうだ。
しかし、なぜ短いのだろうかと思い、廊下の突き当たりの壁を叩いてみると
どうやら本来の壁と、今叩いている壁との間に空間があるようだった。
イヤな予感がした友人は支店長の許可をもらい管理人と一緒にその壁を壊してみた。
友人:「白骨死体でも出てきた方がスッキリしたんだけどさ。」
でも実際は、その空間の壁一面にびっしりと子供の絵でミッキーマウスらしいものが描かれていて、
それをグチャグチャに塗りつぶしたような跡があった…そうだ。
――終了――
結局子供がミッキーマウスの絵を描いたら
ディズニーの刺客が子供ごと消しにきたということらしい。
301:マシュマロ骨折 ◆OP/u0m0YWKCY
10/05/29 01:42:55 0
夏は曇り過ぎて冬の様だ。
しかし街は霧に蕩けそうだ。
ハニー「深読みしたら生気を吸われるぞ。
今は2回汲めば消えるようになってる。」
バニー「それなら片手で固定して両目で捩じればいい。
洗濯機に入れたら勝手に絡まるけどね。」
ハニー「それは自転車でも言えることだ。
この間なんて車輪にちょっと違和感持って
振り返ったら猫の死骸だったしね。
とっくに息絶えてたようだが!」
バニー「籠の取っ手は忙しそう!
そして僕の手にもフィット仕様!
鮮やかなフルーツでも盛って待つとしよう。」
ハニー「ではそろそろ俺も珈琲を沸かそう。
ランプが消えるまでには片付くだろう。」
バニー「香りが強すぎて飲み込まれないかが唯一の気掛かりだ!」
二人「これで迷彩は完璧だ!・・・・・・・・・ん?」
そう二人は自らスパイを引き出したのである。
「・・・フフフフ。」
パイン趣は欠伸をして最後のカウントダウンを始めた。
302:コオロギ ◆OP/u0m0YWKCY
10/05/29 01:45:11 0
小学校の時。
同級生が一軒家に引っ越したが、水まわりがイカレていたのか、
そういう土壌だったのか、コオロギが大量発生するのだ、と話してくれた。
お母さんが一日じゅうコオロギを退治するのだ、と言っていた。
それから半年ほど経って、その子の家に遊びにいった。
いわゆる建て売り住宅。玄関を開けると土間のところに一匹のコオロギ。
ああ、そう言えば大量発生で大変なんだっけ、と思い出しつつ中に入った。
台所でモーターの唸る音がする。それが止むと奥から友人の母親が出てきた。
友人と二人、台所に通され、菓子を御馳走になっていた。
と、キッチンに大きめのミキサーが置いてある。さっきの音はこれらしい。
だがチラリと見て、違和感を感じた。ガラスの容器の中身。胡麻?漢方薬?
そこに母親がどこからか戻ってきた。手の中には大量のコオロギ。
それをミキサーの中に投げ入れるとスイッチをひねり、それをじっと見つめている。
「ウチのお母さん、少しアタマおかしくなっちゃったの」
友人は少し困ったような顔をして、菓子をほおばっていた。
303:弱酸性 ◆OP/u0m0YWKCY
10/06/12 03:19:39 0
漸くカーミラ読み終えた(遅)
レズものだし文も丁寧だしで
作家は女と勝手に思ってた
レ・ファニュてのもそうっぽいし
訳者のあとがきで種明かし
何気に夢遊病とか医師登場とか
ドラキュラに共通する部分が垣間見られた
304:弱酸性 ◆OP/u0m0YWKCY
10/06/12 03:21:21 0
遡って今はフランケンシュタインを読んでる最中
ドラキュラに比べてこちらも文が綺麗な感じ
ドラキュラは何かごちゃごちゃうるさいw
まぁ結局名作なんだけど飽くまで二作と比べると
やっぱ文はスマートな方が良いと思う
国語でも勉強し直すかな
このスレが100スレ行く頃には
結構な名作が出来てるはずですwケケケ☆
305:ジャック2世 ◆OP/u0m0YWKCY
10/06/12 03:23:33 0
【独毒手記#3】
傘みたいな蝙蝠で狙う。
天秤の振動を活かす。
後は痕をアートした。
それを雲から授かった。
茜雲から燃え落ちた。
危険で冷たいハンモック。
大きく広まる甘い蜘蛛。
苦悶苦悶。もくもく。木曜日。
嗚呼。
306:まなこ3ページ眼 ◆OP/u0m0YWKCY
10/06/12 03:25:52 0
輪っかの境界線ずらして反射。
分裂する時、弾けたアーモンド。
噛み締めてる。繋げている。
鋏が降っても、トライアングル。
響いた。覚えた。燃え尽きた。
そもそも灰は消えないことを、
季節の丸ごと去らないことを、
飲み込んだ上での煙ばかりが。
今では雲を信仰中。
白さが薄れても。乾いても。
高層。
307:踊り ◆OP/u0m0YWKCY
10/06/12 03:27:17 0
友達からたった今聞いた話。
夜、会社からの帰り道。いつもと同じ道を歩いていると、
何となくとあるマンションが目に入りましたた。そして、
そのうちの一部屋の明かりを何となく見ていました。
そこには、激しい踊りをしている人の影が見えました。
それからは、帰り道にいつもその部屋を見るのが習慣となりました。
ある日、ふとしたきっかけでそのマンションの大家さんと
知り合う機会がありました。早速聞いてみました。
「あの部屋の人はプロのダンサーか何かですか? いつも熱心ですね」
すると大家さんは、今その部屋は誰も使っていない、と答えました。
しかし、現に毎晩あの部屋の明かりと激しく踊る影を見ています。
それを話すと、大家さんは真っ青になって言いました。
「それはおそらく以前住んでいたAさんではないでしょうか」
大家さんは何もかも話しました。
ずいぶん前に、Aさんがその部屋で首つり自殺したこと。
そして、死の間際に苦しさで激しく暴れたらしいこと・・・
308:ジャック2世 ◆OP/u0m0YWKCY
10/06/26 02:51:15 0
【独毒手記#4】
それは電信柱。
針金くねる。
リップクリームなぞる。
苺でいいから苺でいいから。
自ら!水玉!
それとテーブルクロス。
容易に悟れる。
流石名人です。
嗚呼。
309:融通エキス ◆OP/u0m0YWKCY
10/06/26 02:53:38 0
ぱらそる「メソメソメソメソ!」
きゃんでぃ「何がそんなに可笑しいの?」
ぱらそる「違う!毒トマトの所為だ!誤った!」
きゃんでぃ「その頬の痣みたいな青さは?」
まだまだ伸びる。底なしの谷。
遍く血液の流れ。盲目が浚おう。
やがて冷え切った誉れ。凸凹に伝おう。
きゃんでぃ「そして血眼で十字を切ってたんだよ~。
何か『あの方の頭脳には敵わん。
一応陽の沈まぬうちに肌へと聖水を
馴染ませたつもりだが分からん。
暗闇の中で鋭い視線を感じた。
心臓を貫かれた気がした。』とか
まるで呪われたように復唱してたし。」
梟「ほお・・・・。」
310:三本足のリカちゃん ◆OP/u0m0YWKCY
10/06/26 02:56:46 0
年末は、紅白かつまんないTVしかやってないので
ある女性に聞いた話。
その女性の小学校だか、中学校ではやった話なので聞いた事があるとは思うが、
ある女性が公衆トイレに入った。
用を終わった後、汚物入れの横にリカちゃん人形が置いてあった。
何でこんなところにと思って持ち上げてみた。
服がかなり汚れていたので、かわいそうにと思い、手で拭いてあげると
なにか、違和感があった。
よく見ると、足が三本あった。
お尻のところから他の足とは質感の違う肉色の三本目の足があった。
ビックリして放り投げると、三本目の足で立上り
こっちを見て、抑揚の無い機械的な、そうリカチャン電話で流れるあの声で
「わたしリカちゃん。呪われているの。わたしリカちゃん。呪われているの。」
壊れたみたいになんども繰り返ししゃべっていた。
あまりの怖さにそのトイレから逃げるようにとび出し家に帰った。
耳障りなその声は家に帰ってもいつまでも聞こえ、
怖さのあまり、近くにあったボールペンで耳を突き鼓膜を破った。
そして、彼女は病院に運ばれたが、鼓膜は治らず耳が聞こえるようには
ならなかった。しかし、あの声はいつまでも聞こえ続け彼女は
精神病院へそのまま行ったという。
そして、三本足のリカちゃんは何処かのトイレで次の犠牲者を待っていると言う。
311:考える名無しさん
10/07/05 09:29:17 0
>>1の人はまだ吸血鬼に近付く方法を模索しているのだろうか