09/09/02 01:29:19 0
>>97
確かに女吸血鬼はペニスに来ますな
美少女限定だけどな
でも吸血鬼ってだいだい美女のイメージだから
そんな心配はいらないかもしれない
101:弱酸性 ◆dw9CTxB5Ik
09/09/02 01:31:11 0
>>98
あぁん?ww日本語でおk?ww
>>99
どこが!!
102:!ニューヴァンパイアの掟!(其の2) ◆dw9CTxB5Ik
09/09/02 01:34:16 0
普段の服装は暗めのものを好む
103:弱酸性 ◆dw9CTxB5Ik
09/09/02 01:37:25 0
↑
ちょっと開けすぎた
それはともかく
コツを掴んで来た
最近勝手に思い浮かんでくる
もしかしたら週2で投稿出来るかも
しかも吸血鬼系のやつがもうすぐ出来るので
うまく行けば土曜ら辺に載せれるかもです
おさしみ~
104:陽気な日々(1/2) ◆dw9CTxB5Ik
09/09/02 01:39:56 0
外は晴天。
子「ママがちょっと前から苦しんでる、救急車って何番だっけ?」
受話器越しにお父さんの慌ただしい声が聞こえます。
父「ちょっとそのままで待っていて下さい、すぐ帰りますから!」
いつもより少し遅れてお父さん到着。
子「何それ?」
父「新品の包丁です、高いの選んだので切れ味抜群ですよ!」
子「何すんの?」
父「ママを殺すんですよ。」
子「なぜ?」
父「このままでは埒があかないので安らかにしてあげるんです」
子「なるほど、その手があったか!」
お母さんは死にました。
105:陽気な日々(2/2) ◆dw9CTxB5Ik
09/09/02 01:43:05 0
数日後・・・
外は土砂降り。
子供が病気で寝込んでます。
夜お父さん帰宅。
父「どうしたんですか?」
子「風邪ひいたみたい、苦しい」
父「それは錯覚ですよ。
その苦しいと思い込んでる感覚は実は気持ちいいんですよ」
子「じゃあなぜあの時ママを?」
父「気持ち良さ絶頂の時、
つまり人生で一番幸せな瞬間に死なせてあげたかったのです」
子「ふーん」
父「なのであなたも今死ぬべきなんです」
子「でも僕怖いよ」
父「やってみたら分かります、すぐに楽しくなりますよ」
子「パパはやったことあるの?」
父「私はやったことはありませんがあなたのことは誰よりも理解しています、
あなたが気持ちよくなることも知っています、私はあなたの父親ですよ?」
子「うん、分かったよ、じゃあ殺してくれ」
父「自分でやるんですよ、ママは意識が朦朧としてたので仕方なく
他殺という形になりましたが、本来は自分でやるべきです!
さぁこれを使って」
お父さんはスーツの内ポケットから拳銃を取り出して息子に渡します。
父「心臓に撃てば一発ですよ」
子「うん」
子供は死にました。
家の中は腐敗臭でいっぱいです。
お父さんはいつまで経ってもそのことに気づきません。
そして今日も元気に出社。ごきげんな一日の始まりです・・・。
106:黒いキューピー人形 ◆dw9CTxB5Ik
09/09/02 01:47:29 0
生後数ヶ月の赤ちゃんを1人で養う母親。
赤ちゃんが眠りについたので赤ちゃんを家において
買い物に出かけた際に交通事故で死んでしまった。
身元不明のため連絡が取れず無縁仏とされてしまい、
赤ちゃんは部屋に1人取り残されてしまったが、
身寄りがいないため誰にも気づかれずそのままにされてしまった。
数週間後、家賃が滞納されているので大家さんが部屋を訪ねるが返事が無く、
他の住人に聞いてみると、ここ最近姿を見ないということなので、
「こりゃ夜逃げされたな。」と考え
合鍵を使って部屋に入ってみると部屋の中は締めきっていて薄暗い。
明かりをつけようとしたが、電気も止められているらしく明かりがつかず、
薄暗い部屋の中を見まわしてみると、
部屋の中は、生活感そのままの感じで家具とかがのこっていて、
部屋の真ん中にキューピー人形が置き去りにされていたのを、
「よほど慌てて逃げたんだな」と拾い上げると
黒いキューピー人形はバラバラと崩れ去り、
無数のゴキブリが散り散りに逃げて行き、
手の中に残ったのは赤ちゃんの骨であった。
107:考える名無しさん
09/09/02 18:40:48 O
いまいち
108:考える名無しさん
09/09/04 14:09:30 O
田村はまだか
109:弱酸性 ◆dw9CTxB5Ik
09/09/06 01:05:06 0
>>107
きっとだんだん増しになっていくと思うので
たまに覗いてみよう♪
そしてこのスレを冷たく見守ろう♪
>>108
誤爆か?
110:弱酸性 ◆dw9CTxB5Ik
09/09/06 01:06:16 0
短く纏めたかったんだが結局長くなってしまった↓
111:いらっしゃいませ(1/3) ◆dw9CTxB5Ik
09/09/06 01:10:21 0
『時間が出来たので久々に都会に遊びに行った。
わいわい賑やかだったんだけど一つだけ浮いてる店があった。
気になったので吸い込まれるように入っていった。
そこはアクセサリー屋だった。中には店員が5人ほど居た。
入った途端に一斉に「いらっしゃいませ!」と聞こえた。
太った眼鏡かけたおばさんの前のショーケースの中に
十字架っぽいアクセサリーがいくつかあったので
見ようと思ったんだけど、おばさんは動かずに何も言わずに
マネキンみたいに固まってる。しかもずっと笑顔で。
まぁいいか、選んでる時に店員に話しかけられるのが嫌な
俺は丁度いいと思って品定めしてた。
良いのが見つかった、銀色の十字架で交差してるとこが赤く光ってるやつだ。
ちょっと高かったけど、これを買おうと思って「これ下さい」って言っても
おばさんは動かない。もう一度大きい声で「あの!これ欲しいんですが!」
って言ったんだけどやっぱり笑顔のまま固まってる。仕方がないので
諦めて他の店員に「あのショーケースの中のやつが欲しいんですけど」って
言ったんだけど同じように全く反応がない。4人とも最初のおばさんのように
マネキンみたいに固まってずっと笑顔だった。気味が悪かったんだけど
イライラもしてた。なのでもう盗もうと思って最初のショーケースのとこへ
戻った。そしておばさん側へ行って鍵を探してたら、ショーケースに隙間が
あるのに気づいた。もしやと思って開けてみたらあっさり開いた!
ラッキーとか思って急いで十字架を盗んで出入り口に向かった。
そしたらまた来た時と同じように「いらっしゃいませ!!」と聞こえた。
オート式なんだろうとか思って特に気にせず店を後にした。
112:いらっしゃいませ(2/3) ◆dw9CTxB5Ik
09/09/06 01:14:01 0
一週間後、あの店が気になってまた行ってみようと思って
一週間前に盗んだ十字架を下げて出掛けた。
どうせもう潰れてるか最初っからないことになってるんだろうなとか
思って行ってみたら普通にあった!相変わらず客は一人も居ない。
でもあの時の5人はいた。しかも服も変わってる。
店に入ると「いらっしゃいませ!!!」とまた前と同じ調子で聞こえた。
店員を見てみると前は笑顔だったのに今度は全員無表情になってた。
また来週来てみようと思い店を後にした。
一週間後、店はまだあった。入るといつものように
「いらっしゃいませ!!!!!」と聞こえた。
その時初めて気づいたんだが、毎回5つの声がハモってて
段々うまくなってる気がした。
そして5人の顔を見て驚いた。5人とものっぺらぼうになっていた。
流石に怖くなって慌てて、出入り口目指して走った。物など何もなかったのに
躓いてしまった。転んだ地面を見てみると「当店のいらっしゃいませという
音声を7回聞くと二度とこの世界には戻れないのでご注意下さい」とゆう
断り書きが彫ってあった。でもまだ3回しか来てないから
ギリで大丈夫だと思ってドアに向かおうとした瞬間
「いらっしゃいませ!!!!!!」とゆう音声と共に一人の紳士が入ってきた。
彼はスーツを纏って頭にはシルクハットを被っていたので顔は
よく見えなかった。
でもそんなことはどうでもよかったのでとにかくこの店から出ようと思って
一目散に自動ドアに走った。所がドアは寸前の所で一旦しまってしまった。
だけどブレーキも利かなかった。そしてドアが開いた瞬間赤い光に包まれた。
最後にハーモニー楽団級の声が揃って聞こえた。
「いらっしゃいませ!!!!!!!ようこそ☆Я@Л〆∀$へ!!」』
113:いらっしゃいませ(3/3) ◆dw9CTxB5Ik
09/09/06 01:15:27 0
吸血鬼に憬れてた俺がまだ人間だった頃の話。
今は人間と吸血鬼の狭間、非常に中途半端な時期。
もうすぐ完全な吸血鬼になって
この記憶も消えると思われるのでここに記して置く。
114:変な約束(1/2) ◆dw9CTxB5Ik
09/09/06 01:17:39 0
コピぺ
中学二年の終わりに引っ越すことになった。
引越しの前日、家の前を同級生のM君が
ブツブツ独り言を言いながら、歩いているのを見つけた。
M君とは、幼稚園から中二まで同じ学校で、家も近所だったが、
小学校の低学年以来、話すことは殆どなかった。
M君は小太りで運動神経が鈍く、気の弱い、友達の少ないタイプで
私は苦手だった。だから何故、あの時、M君に声をかけたのか自分でも分からない。
でも、その時の会話はハッキリ覚えている。
「何ブツブツ言ってんの?」
「変な約束しちゃったよぉ、変な約束しちゃったよぉ」
「誰と、どんな約束したの?」
「約束だから言えない…でも転校するんだっけ?じゃあいいかなぁ。
俺が俺じゃなくなるんだ…ア~やっぱダメだ。約束だから言えない」
そしてM君は行ってしまった。(続く)
115:変な約束(2/2) ◆dw9CTxB5Ik
09/09/06 01:19:20 0
(続き)
先月、中学二年まで在籍していた中学の同窓会があった。
途中で転校した私も出席させてもらった。
懐かしい面々の中、知らない顔。しかもカッコイイ。
私は友達に「あの人誰」と尋ねた。
友達は「M君だよ」と教えてくれた。私はビックリして
「M君変わったね。別人みたい。昔はドンくさかったよね」と言った。
すると友達は「え~、M君昔から人気あったじゃん。今と全然かわんないよ」と。
他の友達数人も、M君はスポーツ万能、リーダー的存在、モテモテ…等
私の記憶とは、まったく違うことを言っていた。
その日はM君と会話することはなかった。
家に帰り、M君の写っている筈のクラス写真や、小学校の卒アルを探したが、見つからない。
やっと見つけた一枚は、幼稚園の時の写真。小太りのM君。
母や姉にM君であることを確認し、印象を聞いてみると、私の記憶と同じ。
で、中学の友達に、中学の卒アルを借りてきた。
そこには、同窓会で見たM君の面影があるカッコイイM君が写ってた。
私が最後に会ってから、一年くらいしか経っていない写真なのに。
母や姉も「これM君じゃないよ」とおどろいていた。
そしてアルバムに書いてあったM君の寄せ書きの言葉は、
「俺は俺さ。約束だからな」だった。
他の友達に話したら「少し見ないうちに、劇的にカッコ良くなっちゃう奴っているじゃん。
それじゃないの?」って言われた。
でも中学の友達との記憶の違いや、M君と最後に交わした会話が気になって
ついオカルト的のことを考えてしまう。で、直接本人に聞こうと思っているんだけど
何て聞いていいか分からない。
突然「あんた、本物のM君?」て聞いたら、へんだしね。
116:考える名無しさん
09/09/08 00:15:45 O
ぼくは盗むっていうのが不自然とおもいました。
117:考える名無しさん
09/09/09 02:02:57 i
吸血鬼に対する一般的なイメージは、
・太陽に焼かれる
・十字架で弱る
・聖水で火傷をする
・大蒜が苦手
・鏡に映らない
・川などを泳げない
以上の弱点の代わりに
・人間の何十倍もの身体能力を有する
・狼などを手懐けることができる
・コウモリや煙といったものに変身できる
自分が知っているのはこのくらいですが、欠如している部分はありませんか?
118:考える名無しさん
09/09/09 02:12:20 i
とりあえず、以上の条件から考察してみても、鏡に映らない、コウモリや煙といったものに変身することできる点を除けば、理論的には吸血鬼がいた事もあり得ますよね。
119:考える名無しさん
09/09/09 02:24:05 i
今の時代に存在する吸血鬼に関する専門書に書かれている吸血鬼になる方法は、自殺や教会から迫害されるといった、非常に曖昧なものですが、
120:考える名無しさん
09/09/09 02:24:58 i
先日、大学の図書館で、吸血鬼になる条件の詳細が記述されている本を探し当てました。限りなく細部まで書かれていますが、結構に複雑で大掛かりです。
121:考える名無しさん
09/09/09 16:31:36 O
じゃあおれは狼人間の成り方の本を書こうっと。
122:考える名無しさん
09/09/09 17:36:19 O
>>117
・燕尾服に襟の立ったマントを着用している
を追加
123:考える名無しさん
09/09/09 22:10:45 0
重要なことは、吸血鬼というかバンパイアは一度死んでいるという事実。
つまり、>>1がまず試さないといけないのは、一度死んでみること。
そして次に、そこから何とかして生き返ることだ。
124:弱酸性 ◆dw9CTxB5Ik
09/09/10 02:47:41 0
>>116
自分はこうゆう唐突さが好き
全く繋がりがないのもアレだけど
余り詳しく書き過ぎると説明的に
なってしまいますしね
もっとスマートに書き上げたいものです ララ
>>118-120
昔なら本当に蝙蝠や煙にも化けられたような気もします
とゆうか今も方法を知らないだけでこの世界のどこかに
隠れてるとゆう気がしないでもないです
何か不思議なこと起こらないかね ララ
>>117>>122
次スレのテンプレに活用させてもらいますね
物語にも織り込んでみます ララ
125:弱酸性 ◆dw9CTxB5Ik
09/09/10 02:50:40 0
>>121
そういえばすっかり忘れてた
狼も登場させてあげなきゃね ララ
>>123
つ>>2
でも寝る寸前まで考えてたことが夢に反映するように
死ぬ直前に吸血鬼のことで頭をいっぱいにしてみたら
もしかしたらと思います
なので今出来ることは吸血鬼の研究をして
頭の中に吸血鬼の知識を詰め込むことなのかも知れません ララ
126:震度9(1/2) ◆dw9CTxB5Ik
09/09/10 02:58:27 0
バイトが終わって家まで30分の道をいつものように帰ってた。
すると突風が、俺目掛けて?俺だけを狙うように?吹き付けて来た。
お気に入りの帽子が高く高く舞い上がって遠くへ飛ばされた。
俺は夢中で追いかけた。中々追いつかない。
一旦地面に着いて安心するも、いざ採ろうとするとまた浮き上がって飛ばされる始末。
そんなことを彼此15分位繰り返してたらとうとう帽子を見失ってしまった。
気づいたら知らない場所に居た。改めて前の方に視線を移すと深緑の旗が揺れてる。
真っ白い店のような家の前でバサバサと揺れてた。
何だろう?と思ってその店の方向に歩いてみた。中々店に着かない。
ずっと目の前に見えてるんだけどなぜか近づけない。それでも諦めずに歩き続けてると
それまで吹き荒んでた風が急に止み、瞬き一つしてる間になぜか白い店の前に立ってた。
深緑の旗がアイロン掛けたみたいにぴんと張って立っていた。
そこには白い文字で「人肉屋」と書いてあった。
「いらっしゃい」目の前に50代位のダンディっぽい男が立ってた。
俺「人肉って人間の肉を売ってるんですか?」
ダンディ「そお、一度試してみなよ、良いことあるかもよ。」
俺「良いことって?」
ダンディ「例えば・・・ほら来た。」
いつの間にか俺の隣に美少女が立ってた。
美少女「お願いします。」
この美少女確かにかわいいんだけど、なんてゆうか顔が死んでた。
まだ若いのに何年も生き続けてるようなそんな気配だった。
ダンディ「ちょっと待っててくれ。」
ダンディと美少女が店の奥へ消えていった。
30分後、肉の塊を持って出てきた。
俺「さっきの子ですか?」
ダンディ「そう、野菜たっぷり入れて鍋にして食ってみな、うまいよ。」
俺「いくらですか?」
ダンディ「無料だよ、俺の趣味だからね。」
俺「あぁそうですかどうも。」
127:震度9(2/2) ◆dw9CTxB5Ik
09/09/10 03:00:50 0
美少女の肉の入った袋を受け取って瞬き一つした途端、今度は俺んちから
10分のスーパーの前に立ってた。袋もちゃんと持ってた。
丁度いいと思って余り細かいことは気にせずに野菜とビールを買って家へ帰った。
もう外は真っ暗だった。腹も空きまくってたので早速もらった肉と買った野菜を
鍋に入れて煮込み始めた。5分位したらフルーティーな香りが漂ってきた。
「なんかまずそ・・・。」とか思ったんだけど、いざ食べてみるとこれが激うま。
食感もブランドもの級の柔らかさで味も香りもいいので
何もつけずにあっとゆう間に平らげていた。
翌朝、顔を洗いに洗面所へ行ったあたしは鏡を見て気づいた。
鏡の中には昨日見た美少女そっくりの女?男?が立っていた。
でも昨日の子よりも少しやつれた感はあった。
部屋に戻っていつものように音楽をかけた。
なんかイライラする。部屋を見渡すと自分の趣味とはかけ離れたものばかり。
取り敢えず外に出た。無意識に家から3分の公園へ向かってた。
公園の出入り口で瞬きした瞬間、また例の肉屋の前に立ってた。
美少女「お願いします。」
コツコツコツ右の方から足音が聞こえる。
杖をついた一人の老婆がやってくる。
美少女「そういえば良いことって何だったの?」
ダンディ「他人の不幸は蜜の味だろ(笑)」
美少女「そっちの良いことかよ。」
ダンディ:バンバン!ガタガタ!ドンドン!(大爆笑!!!)
128:今帰ってきたの?(1/2) ◆dw9CTxB5Ik
09/09/10 03:06:30 0
冬。
夜遅く帰ると
「あれ 今帰ってきたの?」
と 母が言った。
そうだと答えると
「ふうん。」
と 首をひねってから私に背を向けた。
何か合点がいかないようだった。
多少気になったものの飯を食べ終わる頃には、
そんな事 忘れてしまった。
何日か後。
夜遅く帰ると
「あれ 今帰ってきたの?」
と 母が言った。
そうだと答えると
「ふうん。」
と 首をひねってから私に背を向けた。
何か合点がいかないようだった。
129:今帰ってきたの?(2/2) ◆dw9CTxB5Ik
09/09/10 03:07:39 0
そしてある秋。
夜 居間でくつろいでいた私は 頭上から聞こえる微かな音に気付き
天井に目を向けた。
台所に居た母が炊事の手を止めた。
「音と気配」が二階の部屋を ややゆっくりと歩き回っていた。
きちんと 人間の体重が乗った音。
「・・・これかい?」
と 私は尋ね
「・・・そう これ。」
と 母は答えた。
130:弱酸性 ◆dw9CTxB5Ik
09/09/10 03:09:23 0
多分次の更新は早くて土曜
山葵用意しておさしみ
131:お湯が沸いてます! ◆dw9CTxB5Ik
09/09/12 03:09:42 0
孫:祖父お粥食べていい?
祖父:孫沸騰させて10秒以内にね。
孫:祖父ゼリー食べていい?
祖父:孫噛まずに5個一遍にね。
孫:祖父餅食べていい?
祖父:孫喉に詰まったらもう一個追加なさい。
孫:祖父トンネルに落書きしていい?
祖父:孫通勤ラッシュにしなさい。
孫:祖父おもちゃ盗んでいい?
祖父:孫目立つようにな。
孫:祖父公園の蟻殺していい?
祖父:孫一匹残らず片付けなさい。
孫:祖父庭の蜂殺していい?
祖父:孫必ず素手で叩きなさい。
孫:祖父祖父殺していい?
祖父:孫駄目だ。
孫:祖父なぜ?
祖父:孫おじいちゃんが死んでしまうからだ。
孫:祖父おじいちゃんが死んでしまうんだね?
132:ゴミ箱 ◆dw9CTxB5Ik
09/09/12 03:11:55 0
ある男が家に帰る途中のどが乾いたのでジュースを買った
すぐに飲んでしまって缶を捨てようと思ったらゴミ箱がない
しかたなく道に置いてこうと思ったとき、少し先に公園が見えた
どこの公園にもあるようにそこにもゴミ箱があった
だが捨てようとした缶が入らない、どうやらゴミがいっぱいらしい
男は一つくらい入るだろうと缶を押し付けながらかがんでみると
ゴミ箱の入り口に女の顔が挟まっていた
女は自分の顔に押し付けられている缶をにらみつけ
半分ほど食いちぎると一生懸命もぐもぐ噛み始めた
しばらくして男と目を合わせると顔を痙攣させながら笑った
口から缶の破片と一緒に黒っぽいものがどろどろとこぼれた
133:自慰竜-オナニードラゴン
09/09/13 00:16:39 O
こういうスレは容量オーバーするね
134:弱酸性 ◆dw9CTxB5Ik
09/09/13 02:36:08 0
>>133
オーバーすると何か起こるのか?
落ちやすいとか??
135:チンモクヤブリーナ♪ ◆dw9CTxB5Ik
09/09/14 00:33:57 0
――し~ん――
じゃねぇ!!!
136:ジャック2世 ◆dw9CTxB5Ik
09/09/14 00:36:16 0
ふと思ったんだけど十字架とか聖水とか
神に関係するものが嫌いなのに
神が創ったとされる人間の生血が好物なんて
なんか変な感じ これは矛盾しないのか
137:20時間(1/3) ◆dw9CTxB5Ik
09/09/14 00:37:54 0
夜10時位に寝て真夜中蚊の声で目が覚めた。
でもどうせ電気つけたらどっかに逃げて見つからないんだろうと思ったので
しばらく横になってたんだけどうるさいし蒸し暑いしで眠れなかった。
もう既に3時半だし朝7時に出なきゃいけないから今寝ても目覚まし聞こえないだろう
と思って起きることにした。まだ少し眠かったから外の冷たい風に当たって
眠気を覚まそうと思って歩いて20分の海へ行った。
138:20時間(2/3) ◆dw9CTxB5Ik
09/09/14 00:39:18 0
最初は頭が禿げてて髭がもじゃもじゃのじいさんだと思ったんだよね。
でも家族らしい人や看護婦さんとかと話してるの見てたらどうも違うらしい。
だっておでこが声のする度開いてたからさ、つまり顔が逆だったんだよね。
でも頭と首はしっかり繋がってんの。当たり前か。離れてたら息出来ないもんな。
喋ってる声も全然分からなかったんだよね。いやイントネーションは普通だったんだけど
なんか呪文にしか聞こえないし外国人かなとか思ったんだけどドクターとかは日本語で
喋ってたからやっぱ日本人なんだなとか思って。違う日に僕が薬待ってる時隣にこの前の
じいさんが座って来たんだよ。それでなんか僕に向かって喋りかけて来るわけ。
でも近くで聞いてもやっぱ聞き取れないんだよ。もう帰ります。席立って数メートル歩いたら
知らない先生が「逆再生してみなさい」とか言ってすぐ居なくなっちゃったからもうその日は
寝た。テープレコーダー持って待ってたら逆じいさんが来たんだろ。もごもご言い出したから
鼠色のボタンと赤いボタン押してみたの。家で逆再生したら「明日また来てよ」とか入ってたし。
別に用なかったけど暇だし行ってみたんだよね。そしたらいつもより青白い顔して
僕の手握って来たんだよ。「よだれくおてうも」とか言って。そしてその日に死んだみたい。
139:20時間(3/3) ◆dw9CTxB5Ik
09/09/14 00:40:45 0
30代位の女の人が一人なのに笑顔でハキハキ言ってて怖かった。セリフの練習か何かかなとも
思ったんだけど別に台本とかも持ってなかったし棒読みだったから多分違うだろう。
あと顔をずっと右に傾けて喋ってて動きも不自然だし兎に角不気味だった。
翌日仕事から帰っていつもの日課をさっさと済ませて早目に寝た。
真夜中また目が覚めた。時刻は4時ちょっと過ぎ。今日はそんなに暑くはなかったけど
窓開けてたからか蚊がまた耳元でうるさい。
昨日の変な人を思い出して気になったので良い機会だと思い海へと出掛けた。
海には誰も居なかったんだけど浜にテープレコーダーが落ちてた。
昨日の人のかなと思って再生してみた「ねたしまいましていき」。
何だ?と思ったんだけど昨日の「逆再生してみなさい」って言う言葉が残ってたので
逆再生ボタンを押した。それ聞いた途端夢中で逃げるようにその場を後にした。
。時一前午今てしそ。上のドッベ。る居にずけつ寝々中らがなえ考とこの日数ここ
140:ぼくのにっき ◆dw9CTxB5Ik
09/09/14 00:42:55 0
きょうまぁーくんといっしょにあそんだ
だけどまーくんとけんかした、だからきらいなった
まーくんわぼくにぱんちした、でもいたくなかった
ぼくわはまーくんをおかあさんにいった、そしたらおかあさんはやさしい
ぼくわはおこった、おかあさんもあっちいけ
だけどこんどは、おにいちゃんとおとうさんがぼくがわるいった
ぼくわたくさんないた、ねこのももこにけった
そのときおとうさんが、おこってぼくをものおきにいれた
くらくてなにもみえなっかった、またないた
ぜんぼまーくんのせいだ、まーくんゆるさないよ
でもおあなかがすいたから、おとうさんにあけてーあけてーってなんかいもいった
おかあさんにもいった、でもおにいちゃんにはいわない
それからずっとあかないからおなかがすいたから
よくみえないけど、ものおきのなかをいろいろしらべた
おにいちゃんが、ここにひみつのちかがあるっていてた
どこかわかんないけどいっしょうけんめいさがした
そしたらおくのゆかに、とびらみたいのがあってあけた
かいだんがあるみたいでもくらいけどこわいけど
おりっていたら、きのどあがあったからあけた
まっくらだ、でもかべをいろいろさわってたらぼたんがあったからつけた
そしたらべっとがあった、ぼくわここでねようとおもった
でもなんかぶきみ、ろうそくがたくさんあった
へんなこけしみたいのがあった
あとなわとかむちみたいのもあったよ
ぼくわこわくなって、ものおきにもどろうとした
そしたらそこにおとうさんがたってて、いった『みたな』
きい~っておとがした
141:ぼくのにっき ◆dw9CTxB5Ik
09/09/14 00:44:48 0
こういうひらがな系のやつは見た目だけで怖いけど落ちが弱い
途中で落ちが読める「はじめてのかていか」よりは増しだけど
142:弱酸性 ◆dw9CTxB5Ik
09/09/14 00:45:58 0
あ、上は俺です
143:自慰竜-オナニードラゴン ◆vbccqlWes6
09/09/14 10:05:49 O
吸血鬼 は 書かないのか?
ジャック君
144:弱酸性 ◆dw9CTxB5Ik
09/09/15 01:17:58 0
10月辺りから吸血鬼ものオンリーに
なるとかならないとか
洒落怖読んでると結局レンフィールドみたいな
精神病の人が登場するのが一番怖いと気づいたので
吸血鬼+精神患者的なのを創っていくとかいかないとか
精神患者の研究などもしてみたいと思います
あれ?それってドラキュラみたいになっちゃうねw
まぁ最初はドラキュラのオマージュみたいな感じで
物語をどんどん書いてくうちにまるで新しい吸血鬼ものが
出来たら良いかなと今は考えてます
あと今吸血鬼についていろいろ調べてるので
たまにそうゆう情報も載せていきたいと思います
ちなみに物語を書いてるのはジャック2世ではなく
俺ですw
145:自慰竜 ◆vbccqlWes6
09/09/15 13:07:41 O
ジャック二世とジャック酸性は 区別すべき存在なのだね。
わきまえるよ
146:弱酸性 ◆dw9CTxB5Ik
09/09/16 01:20:48 0
>47-51の元ネタ
↓
147:分からない方がいい(1/2) ◆dw9CTxB5Ik
09/09/16 01:22:30 0
わたしの弟から聞いた本当の話です。
弟の友達のA君の実体験だそうです。
A君が、子供の頃A君のお兄さんとお母さんの田舎へ遊びに
行きました。
外は、晴れていて田んぼが緑に生い茂っている頃でした。
せっかくの良い天気なのに、なぜか2人は外で遊ぶ気がしなくて、
家の中で遊んでいました。
ふと、お兄さんが立ち上がり窓のところへ行きました。
A君も続いて、窓へ進みました。
お兄さんの視線の方向を追いかけてみると、人が見えました。
148:分からない方がいい(2/2) ◆dw9CTxB5Ik
09/09/16 01:23:47 0
真っ白な服を着た人、
(男なのか女なのか、その窓からの距離ではよく分からなかった
そうです)
が1人立っています。
(あんな所で何をしているのかな)と思い、続けて見るとその
白い服の人は、くねくねと動き始めました。
(踊りかな?)そう思ったのもつかの間、その白い人は不自然な
方向に体を曲げるのです。
とても、人間とは思えない間接の曲げ方をするそうです。
くねくねくねくねと。
A君は、気味が悪くなり、お兄さんに話しかけました。
「ねえ。あれ、何だろ?お兄ちゃん、見える?」
すると、お兄さんも「分からない。」と答えたそうです。
ですが、答えた直後、お兄さんはあの白い人が何なのか、
分かったようです。
「お兄ちゃん、分かったの?教えて?」とA君が、聞いたのですが、
お兄さんは「分かった。でも、分からない方がいい。」と、
答えてくれませんでした。
あれは、一体なんだったのでしょうか?
今でも、A君は、分からないそうです。
「お兄さんに、もう一度聞けばいいじゃない?」と、
私は弟に言ってみました。
これだけでは、私も何だか消化不良ですから。
すると、弟がこう言ったのです。
「A君のお兄さん、今、知的障害になっちゃってるんだよ。」
149:弱酸性 ◆dw9CTxB5Ik
09/09/16 01:25:39 0
最後の一行がじわじわ来ます
アンカー付いてなかった
>>47-51
150:考える名無しさん
09/09/17 00:57:13 0
URLリンク(www.youtube.com)
吸血鬼の歌
151:弱酸性 ◆dw9CTxB5Ik
09/09/20 03:15:34 0
>>150
おぉでかした
と思って訳詞見てみたけど
どの辺が吸血鬼なんだ?
メロはそれらしいけどな
152:てるてる坊主 ◆dw9CTxB5Ik
09/09/20 03:18:07 0
仕事を3つ掛け持ちしていたてるは毎日死にながら生きていました。
そんな或る雨の夜のことです。
てるは3つ目の仕事が終わってどひどひしていました。
何やら揺れる気配を感じたてるは傘をずらして上を見てみました。
するとマンションの4階のベランダでてるてる坊主が揺れていました。
好奇心旺盛なてるはそのベランダへ攀じ登りました。
『何だ自殺か。』そう思ったてるは次々に疑問をぶつけてみました。
「何してんの?」
てるてる坊主は答えます。
「去ってる。」
「何か失くしたの?」
「待ってる。」
「明日の降水確率分かってんの?」
「知ってる。」
そこでてるは重大なことに気づきました。
「もしかして君本当はってるってる坊主なんじゃないの?」
てるてる坊主は眠そうに欠伸をして何も言いません。
「君は生きてんの?」
「・・・・・。」
とうとう目を瞑ってしまいました。
どうやら0時を回ったようです。
153:全く意味がわかりません5 ◆dw9CTxB5Ik
09/09/20 03:21:32 0
オークションでPS2買ったら電源さす所に鼻くそみたいなのが憑いていた。
汚いからテイッシュでふき取って出品者に文句言おうと思ったけど怖いからやめた。
FF11がやりたいので祖母に金くれと言ったら「金なんかあらへんわ!」と言われた。
しかし弟に聞いた通りこたつの下をどけてみたら二万円があった。
金を盗って2階にあがろうとした時仏壇の所にノブみたいなのが見えた。
朝起きたら庭に猫の死体があった。
FF11は売り切れていて怖いから部屋に鍵をかけた。
鍵を掛けたのに ノブが入ってきた。
恐ろしかった。
154:弱酸性 ◆dw9CTxB5Ik
09/09/20 03:23:25 0
>恐ろしかった。
うんお前がなw
155:レストラン
09/09/22 03:13:39 O
いいのだよ
156:考える名無しさん
09/09/22 03:29:20 0
ヴァンパイアハンターズ
157:考える名無しさん
09/09/22 03:30:00 0
武蔵国某所に
158:考える名無しさん
09/09/22 21:20:11 O
真祖
159:カフェイン ◆dw9CTxB5Ik
09/09/23 01:42:01 0
女「あの、すいません。」
男「はい何でしょう?」
女「おちんちん痒いんですけど。」
男「はい?」
女「さっき自転車乗ってたら眠くなって来ちゃって。」
男「はぁ・・・それで何か?」
女「揉んでくれませんか?」
男「女性ですよね?」
女「女です。」
男「名前が女とかではなくて?」
女「名前は達男といいます。」
男「あぁ元男で手術とかはしてないんですね?」
女「生まれてからずっと女です。」
男「ふーん・・・あ、僕急いでるのでもう行きますね。」
女「あ、ちょっと待って。その前に私を殺してから行って下さい。」
男「畏まりました。今のやりとりで大分ストレス溜まりましたので。
丁度マイナイフも持ってるし。じゃあ首切りますね。」
男はナイフを振り翳した。
男「えっ!」
それが後のアベコベーコンである。
160:母親 ◆dw9CTxB5Ik
09/09/23 01:43:44 0
大学時代一人暮らしをしていた俺は夕方のアニメの再放送を見ながらアパートにいた。
買い物帰りでバイクのメットをかぶった母親がやって来る。
玄関先で壁に頭を打ち付けたりしながら
「ヘルメットを取ると脳みそがはみだしちゃうのよー」
とか、そんな意味不明なことをつぶやいているので訝しく思っていると、父親から電話。
「母さんが交通事故にあって死んでしまった」と言われて
「なに言ってるの、母さんなら今うちに来てるよ」
と後ろを振り返ると母親の姿はなく、
ビニール袋に入った血まみれの長ネギだけが残っていた。
161:ゴメス
09/09/23 02:36:52 O
つまんねー
162:弱酸性 ◆dw9CTxB5Ik
09/09/26 00:51:20 0
(マント越しに)正にヴァンパイア ヶヶヶ☆
163:地下鉄 ◆dw9CTxB5Ik
09/09/26 00:53:23 0
A「ボウリングやらない?」
その他全員「いいよ。」
A「じゃあ俺が最初にやるから並んでて。」
その他全員「オーケー。」
ゴロゴロゴロゴロドーンパラパラン
通行人「ストライク!」
164:ネズミの正体 ◆dw9CTxB5Ik
09/09/26 00:55:10 0
前にみんなでディズニーランドに行った時の事
僕らはあらかたのアトラクションに乗り終えて休んでいたよ
そんな時ミッキーに会ったんだ
そのとき友達の一人が言ったのさ
ミッキーの中身ってなに?
そらーきっと夢とか希望とかがいっぱい詰まってるのさ
でもどうしても僕らは確かめたかったんだ
さあミッキー狩りの始まりです
ミッキー! ミッキー!
僕らは掛け声に合わせてミッキーの頭を押します
あごのあたりを下から掌底で
ミッキーの頭は今にもすっとれそうです
うたげもピークを迎え
僕らのテンションもピークを迎えたころ
ミッキー(中身)の怒りもピークを迎えたのでした
突然友達の体を、首をつかみ壁に押さえつけたミッキー!
友達が足をばたつかせようとも 彼の足は地面に着いていないのです
そのときようやく騒ぎを聞いて 小人やトランプたちがかけつけました
「○○さん!なにやってるんですか 落ち着いてください!」
その隙に僕らは命からがら逃げました
ディズニーランドに行くとそのことを思い出します
ヤツはただのねずみではないことを
165:ジャック2世 ◆dw9CTxB5Ik
09/09/26 00:56:50 0
ヴァンパイアランドみたいのが出来たら面白いのに
そしたらそこで働きたい 勿論裏方で
166:!ニューヴァンパイアの掟!(其の3) ◆dw9CTxB5Ik
09/09/26 00:58:55 0
3度の飯よりインテリア
167:ジャック2世 ◆dw9CTxB5Ik
09/09/26 01:00:39 0
ドラキュラといえば貴族
貴族の館には大概肖像画や絵画などが飾ってある
纏まった金が入ったら買って飾ってみよう
雰囲気出るかも
168:考える名無しさん
09/09/28 02:18:43 O
吸血鬼なら筋トレしてるよな?
169:考える名無しさん
09/09/28 04:24:23 P
うん もちろん
170:弱酸性 ◆dw9CTxB5Ik
09/09/29 01:48:24 0
ドラキュラも怪力だしある程度はした方がいいかもね
あんまり熱心にはなりたくないけど 健康の為に位なら
171:黄粉パーティー(1/3) ◆dw9CTxB5Ik
09/09/29 01:50:20 0
深夜ファミレスに行った。貴族が双眼鏡越しにこっち見てた。
そして僕に気づいて手招きして来た。
あぁ奢ってくれるのか。貴族の座ってる隅の席に行った。
なんでしょうか?案の定貴族「掛けなさい、ご馳走するよ。」
トマトジュースデラックスに決めた。
「それだけでいいのかね?」「余りお腹は空いてないので。」
ウェイトレスがアイスコーヒーを持ってきた。「トマトジュースデラックス。」と貴族。
172:黄粉パーティー(2/3) ◆dw9CTxB5Ik
09/09/29 01:51:49 0
受話器越しに「最近中野が物足りない。」と青山。
どう物足りないの?「刺激がまるでない。」
そのことを瑠璃に話す。「日曜に隣町で餅つき大会があるから伝えといて。」
日曜日。4人集まる。中年の男が叫ぶ。「餅になりたい人はいませんかー?」
静寂。「青山やってみたら。俺じゃ物足りないんだろう?」中野が言う。
「でも死んだりしないの?」「この大会は日本で100人以上参加して殆ど死んじゃったけど
成功すれば永遠の命が手に入るみたい。今の所日本人だけでも5人餅人間が存在するわ。」と瑠璃。
何でそんなに詳しいんだろう?と思ったが黙ってた。「へぇ、ずっと生きられるならやってみたいわね。
成功しそうな予感でいっぱいだし。」そして青山が挙手。どよめく会場。
中年女に促されてもち米と一緒に臼に入る青山。餅つき開始。
中年男が杵でつく。中年女が手水する。悲鳴だけが響き渡る。なぜか嬉しそう。
どうやら成功したらしい。産み親面の二人。臼から出てくる青山。みんな息を呑む。顔も身体も柔らかくなってる印象。
骨が無くなったようだ。でもちゃんと立ててる。少し気持ち悪い。俺達に近づいてきた。凄く気持ち悪い。
どうだった?「最初は痛かったけど段々気持ち良くなって来た。あたしこうゆうのを求めてたんだわ。」澄ました青山。
3人「・・・・・。」中野はその日に死んだ。青山は何も言わずどっかに消えた。
それ以来俺達は青山を見ていない。俺と瑠璃はその日を軸に呪いから解かれたような心が浮き立つような
とても清々しい日々を過ごしている。こうゆうのを求めていたのか・・・。
(あ、そういえばもう給料日か。今夜は黄粉シャワーにしようっと♪)
173:黄粉パーティー(3/3) ◆dw9CTxB5Ik
09/09/29 01:53:01 0
「お客様!どうされましたか!」店員が2人がかりで揺すってた。
僕は上を向いて水のコップとアイスコーヒーのグラスを目に当ててた。
貴族は居ない。トマトジュースもない。こめかみから垂れて来る。鉄の味がする。下唇が痛い。
174:友達よな? ◆dw9CTxB5Ik
09/09/29 01:55:06 0
仲の良い女の子3人組が和歌山市加太の森林公園へ遊びに行きました。
疲れたのでベンチで休んでいると、真ん中に座っている女の子が急に
「私らって友達よな?」と両脇の女の子に聞くと、両脇の友達二人は不思議そうに
「当たり前やん、私ら友達やで」と答えました。
すると、真ん中の子が「私の足下見て」と言い、両脇の子が足下を見ると、
地面から手が出ていて、真ん中の子の両足が掴まれていたのです。
それを見た二人は、慌ててその場を逃げ出したんやけど、しばらくしてから残してきた子が気に掛かり、
ベンチに戻ると気が狂っておかしくなってしまい、現在も市内の病院に入院中という話です。
175:弱酸性 ◆dw9CTxB5Ik
09/09/29 01:56:17 0
知的障害者の言動は他人から見れば異常だけど
当人にとっては当たり前の世界っていうのが何か凄いね
ちょっと怖いけどなぜかそそられます
適度なリアリティーが混じってる所為かも知れません
176:山田まだー? ◆dw9CTxB5Ik
09/09/30 01:13:13 0
「おう山田、俺自殺しようと思うんだけど、簡単な死に方知らない?」
「山田、もう逝くのか。俺今まで死のうなんて思ったことないから分かんないや。
山田なら知ってるかも。ちょっと今聞いてやるよ。」
トゥルルー・・・トゥルルー・・・パッ
「あぁ山田?俺だけど、何か山田が自殺の仕方教えて欲しいって。
・・・うん・・うん・・あぁそう分かった。じゃあ。」
ガチャッ
「山田知ってるって。今行くからそこで待っててだって。」
「え、だって場所言ってないよね?」
「言わなくても長年の勘で分かるってさ。自分で探し出したいって言ってたから。
きっとすぐ来るよ。じゃあ俺今から山田とデートだからもう行くわ。」
山田は2日間徹夜して待ち侘びてましたがとうとう溶けて流れてしまいました。
翌日の夕方漸く山田が到着しました。
「おはよう。」
「山田まだー?」
177:苺味 ◆dw9CTxB5Ik
09/09/30 01:14:51 0
60歳くらいの老人が5歳ほどの少女に声を掛けてます。
「お嬢ちゃんおとし玉はいらんかね?」
「頂戴!頂戴!」
「じゃあ12年後にまたここに来なさい。」
「うん!」
12年後・・・
「あぁじいさん!まだ生きてたのか!」
「おぉ覚えていたかね。では約束通りあげるとしよう。
その前に何か罵ってわしの鳩尾を思い切り蹴ってくれないかね?」
「いいよ。じゃあいくね。
きめぇんだよ!このロリコンじじぃが!!」
ボフッボトッボトッ
「キ、キャー!」
泡を吹いたじいさん。とても幸せそうです。
178:かわいい人形 ◆dw9CTxB5Ik
09/09/30 01:16:36 0
ある小学生の女の子がおばあちゃんの家に行きました。
そして女の子はおばあちゃんちの物置で、
古ぼけた、かわいい女の子の人形を見つけたのです。
その日は、お手伝いすることもなかったので、その人形で遊ぶことにしました。
人形は、なかなか面白い作りになっていて、
身を立てていると、まぶたが上がって目が開き、
仰向けに寝かせると、まぶたが下がって目が閉じるのでした。
女の子は、夢中になって遊びました。
目が開いて閉じて、開いて閉じて…
そこで少女はふと思いました。
うつぶせに寝かせたら、どうなるのだろうかと。
少女は、人形の洋服の背中の部分を手でつかんで、
空中でうつぶせになるようにして、
そして下から覗き込んだのです。
すると
人形が、
可愛らしかったはずの顔を歪め、
鬼のような眼光で、少女をにらんでいた。
179:考える名無しさん
09/09/30 01:20:13 P
永遠の命を手にした青山
その後が気になってしかたないけど
ああっ続きがききたい
180:眠りこくるコック(1/2) ◆dw9CTxB5Ik
09/09/30 23:56:55 0
パパが言います。
「今日は達男の誕生日だからな。
高級レストラン予約しといたぞ。
もう時間だ、行こう。」
達男が言います。
「わーい楽しみ。」
ママが言います。
「メインはたっちゃんの好きな
オムライスよ。」
「わーいママのはいつも不味くて食べれないからわーい。」
一同「ヒッヒッヒッヒッヒッヒ。」
お店に着いて達男の第一声。
「あれ?なんか暗くない?誰も居ないの?」
「貸切だからな。オーナーにも言ってあるからゆっくり食べな。」
ランプをつけるとテーブルには既にフルコースが用意されてました。
「オムライスに、サラダに、スープに・・・これだけ?少なくない?」
「パパとママは別のがあるから達男が全部食べていいんだよ。」
そう言うとパパは積み上げられた煙草の山から一つ取り出して
スパスパ吸い始めました。
181:眠りこくるコック(2/2) ◆dw9CTxB5Ik
09/09/30 23:58:17 0
「ママは?」
「ママはこれよ。」ママは大量に並べられたワインを瓶から直接ガブガブ飲み始めます。
「みんなちゃんとあるんだ。よかった。僕も食べよう。戴きまぁす。ケチャップは?」
達男はナイフとフォークを取ってオムライスに取り掛かりましたが中々切れません。
「これで切るんだよ。どれ切ってやろう。」パパは大きな包丁でオムライスの真ん中を
突き刺しました。すると鮮やかなケチャップが髑髏マークを描き出しました。
「わーすごーい海賊みたーい。」
「たっちゃんスプーンで掬って食べなさい。」
達男はモグモグ食べ始めました。
「このケチャップ変な味がする・・・。」
「高級なケチャップだからな。達男にはまだ早かったかな。」
「そんなことないわよね?もう5歳だものね?」
「・・・うん・・・よく噛み締めてみたらおいしかった・・・。」
そんなこんなでパパはスパスパ、ママはガブガブ、達男はモグモグ、
それぞれしばらく続けてましたがとうとう達男が全部食べ終えました。
「あら綺麗に食べたのね、偉いわ。」
「さてそろそろ白状するか。達男実はオムライスの中身はオーナーだったんだ。
包丁を入れる前までは生きてたんだがな、それに毒も入れといた。すまんな。」
「どんな毒?」「死ぬまで苦しみ続けるカプセルだ。しかも自殺する気も
起こらないように調節しといたぞ。どうだ面白いだろう。これは結婚前から
決めていたことなんだ。そして実験台がお前という訳だ。仕方がないことだ。」
「面白いね。」
二人「ヒッヒッヒッヒッヒッヒッ。」
そして最後にはパパはスパスパ、ママはガブガブ、達男は悶々、
それぞれ各々の楽しみに耽るのでした。
182:っていわれた。 ◆dw9CTxB5Ik
09/09/30 23:59:26 0
Oが大学に入ってからの話。
彼は真夜中に目が覚めた。
何かのうめき声で起こされたのである。
彼の下宿先はボロボロの、今にもくずれそうな木造住宅だ。
当然壁は薄い。
隣の部屋の会話や物音が聞こえるのは日常茶飯時だったので、気にせず寝入ろうとしたのだが…
声はぶつぶつぶつぶつ、、、止まりそうにない。
「…テイワレタ ……っていわれた。」
隣人(40歳前後 職業?)は何やら同じセリフ繰り返しているらしい…Oは壁に耳を当ててみた。
『あかんぼうっていわれた あかんぼうっていわれた あかんぼうっていわれた
あかんぼうっていわれた あかんぼうっていわれた あかんぼうっていわれた
あかんぼうっていわれた あかんぼうっていわれた あかんぼうっていわれた』
…幽霊に遭遇した時より怖かったそうですt
183:弱酸性 ◆dw9CTxB5Ik
09/10/01 00:00:15 0
次回から特筆しない限りコピペ以外は吸血鬼ものとなります
多分ペース遅いけど のんびりやっていきます
184:考える名無しさん
09/10/01 01:49:16 P
今日のも怖かった
こわかったそれなのに
なんだか怖さの加減がちょうどいいっ
185:考える名無しさん
09/10/02 03:19:44 O
186:考える名無しさん
09/10/03 12:01:56 O
8:俺より強い名無しに会いにいく 2009/10/03(土) 10:00:23 ID:lfI72RmYO[sage]
吸血鬼がどんなパンツを選んで穿くのかは興味ある
187:弱酸性 ◆OP/u0m0YWKCY
09/10/10 22:40:21 0
多分色は赤か黒
188:銀の泡(1/4) ◆OP/u0m0YWKCY
09/10/10 22:42:34 0
いつものように蜜時氏が素質のありそうな人材を探しています。
すると向こうの方から何とも相応しい容姿の持ち主が歩いて来るではありませんか。
蜜時氏は赤いカプセルを噛み砕きました。「あなた吸血鬼に興味ありませんか?」
男の人は反射的に答えます。「それどころか人生の最終目標が吸血鬼になることなのですよ。」
「それは当たり前のことです。吸血鬼になったら既に人間ではありませんしね。
私の言う通りにすればすぐにでもなれますよ。」こうして入江氏は蜜時氏に付いて行きます。
大都会の人込みの中で蜜時氏は言います。「ではまずその辺を歩いてる気に入った女性を
選んで下さい。」入江氏は躊躇いもなく美少女を選びます。「ではあの子を。」
蜜時氏は素早く飛び込んで美少女の顔をもぎ取りました。間を空けずにどこからともなく
蝙蝠の群れが集まり残った身体を天空へと運び去ります。
189:銀の泡(2/4) ◆OP/u0m0YWKCY
09/10/10 22:44:41 0
二人は蜜時氏の中庭に立っていました。
「さぁゴムを縫い付けて置きましたからこの子の顔をリフティングの要領で
9回弾ませて下さい。9回目で今度は剣玉のように自身の首に乗せるのです。
では顔外しますね。スポーツはお得意で?」
蜜時氏は入江氏の顔をもぎ取り台に乗せます。
「いや、からっきし・・・。」顔が答えます。
「でもまぁ大丈夫でしょう。失敗しても構わないので取り敢えず今は練習に専念して下さい。」
入江氏の身体は早速リフティングのレッスンを始めます。
ポン、ダム・・・。ポン、ダム・・・。2時間ほど経ったでしょうか。
ポン、ポン、ポン、ダム・・・。ポン、ポン、ポン、ポン、ダム・・・。
中々上手くなってます。ポン、ポン、ポン、ポン、ポン、ポン、ポン、ダム・・・。
7回出来るまでになると入江氏の顔はある異変に気づきます。
それまで目を瞑っていた美少女の顔が悪魔の形相に変わって入江氏の顔を睨み続けていたのです。
そんな具合ですので入江氏の顔には冷たい黒蜜が流れ身体はガクガク踊り出します。
しかしポンダムポンダム続けているとだんだんと恐怖は怒りに変わってまいりました。
入江氏は意を決してリフティングに集中します。思い切り膝を顔に当てて行きます。
すると今度は美少女の方が膝に噛み付きました。「眠いっ!」入江氏のズボンの膝の箇所が破れて
真っ赤な血が噴き出し美少女の顔に降り掛かりました。美少女の顔は力を失い地面に転げ落ちます。
入江氏はここぞとばかりにリフティングに戻ります。
ポン、ポン、ポン、ポン、ポン、ポン、ポン、ポン、ポン!キリッ!!ついに嵌ったようです。
その途端に入江氏の顔は粉々に砕かれて風に吹き飛ばされました。
190:銀の泡(3/4) ◆OP/u0m0YWKCY
09/10/10 22:46:03 0
蜜時氏が口を開きます。「やりましたね。万が一出来なかった場合は私が
直接乗せるという仕方もありましたが、どうやら出る幕はなかったようです。」
「そんな方法があるなら初めからそうしてくれればよかったではありませんか。
なぜ態々苦労させますかね?」
「あなた自身が遣り遂げないと吸血鬼になってからのあなたの弱点が一つ増えてしまうのです。
12時間やり続けても嵌らなかった時は已むを得ませんでしたが
やはり私が見込んだだけあります。」
蜜時氏は美少女の顔からゴムを抜き血の乾かないうちに化粧を薄く仕込みます。
「さぁ準備は整いました。吸血鬼になるまであと一歩です。
これから地下室に行って『悪夢のイメージ』を10時間見て貰います。」「なぜそんなことを?」
「吸血鬼になるには完全な悪魔にならなければなりません。
脳を麻痺させてあなたの中の良心を綺麗に追い払います。
人間特有の理性を壊すのです。それと映像を見ている間は絶対に瞬きしないで下さい。」
「10時間も瞬きしないなんて不可能ですよ。」
「途中で塩水が流れますが10時間以内に枯れ果てます。
既に第一段階はクリアしてるので心配しなくても平気です。」
191:銀の泡(4/4) ◆OP/u0m0YWKCY
09/10/10 22:47:26 0
二人は城の中に入ります。地下室に続く階段を下りて蜜時氏はドアの鍵を開けます。
地下室は真っ暗で何も見えません。
「私が鍵を掛けたらスクリーンに映像が流れるので今言ったことを守って下さい。」
蜜時氏はドアを閉めて鍵を掛けました。
長い映画が始まりました。入江氏の目に地獄絵図が延々と突き刺しましたが
元々良心が薄かったようで早くも慣れたらしく何やらリズムを執り出しました。
しかし残り一時間を切ると飽きたのか疲れたのか微動だにしなくなったのです。
チッチッチッチッ・・・。約束の時間が近づいてます。
入江氏の涙はとっくに枯れて瞳は真っ赤に染まってます。
そして約束の時間・・・チッチッチップチ。部屋から光が消え入江氏は座ってた椅子から離れて
ふわふわと浮かび上がり用意されてた棺桶に仰向けに収まりました。
バタン、ガチャリ。蓋も鍵も勝手に閉まります。
4匹の狼達が喋ります。「館へ運ぼう。」「目覚めを待とう。」「霧に溶けよう。」「熱を冷まそう。」
狼達はひんやりとした夕暮れの中を駆け出しました。ドーナッツドーナッツドーナッツドーナッツ・・・。
192:呼び辻 ◆OP/u0m0YWKCY
09/10/10 22:49:17 0
先輩から聞いた話。
日本のどこかに、呼び辻っていう十字路があるらしい。
目印は真っ赤なポスト。
んで、そこを通りかかると後ろから呼ぶ声がする。
誰だろうって振り返ると何もない。声をあげてみても返事がない。
よくみてみるとなんかおかしい事に気づく。
後ろを振り返ったはずなのに、自分のちょっと前に十字路がある。
慌てて、又振り向くと(向き直ると)同じように十字路がある。
どちらにも真っ赤なポスト。怖くなる。
自分がどっちから来たのかもわからなくなってしまう。
でも、ここでパニックや、やけを起こしてはいけない。
もしも間違った方の道を選んでしまったら、
そこで一生さまよいつづけなければならないから。
これが先輩の話の全部。
先輩も具体的な場所とかは全くわからないそうだ。
一応、気を付けて
193:考える名無しさん
09/10/12 00:52:41 P
去年だけど
あそこの山道の茶店の奥
七人連れの登山客がこちらを眺めてて
全員が蒼ざめた顔で魚みたいな目で不機嫌で無言で
まるで全員で
誰か殺して埋めてきたようだと
怖くなったわたしたちはメニューに無いものを
さがしにきたふりですぐ出たから
じっさいはなんだったのか知らずにすんだけど
ただ当り牌をつかんじゃった感じがあのときはしたんだ
194:弱酸性 ◆OP/u0m0YWKCY
09/10/17 19:56:15 0
挿絵のない小説は少しさみしいけど(ドラキュラもカーミラもない)
案外ない方が良い場合が多いです
美少女とか自分の理想に当て嵌めたり出来るし
美少女とか好きに想像出来るし美少女とか(ry
195:ビターチョコレート(ヴァンパイアランド) ◆OP/u0m0YWKCY
09/10/17 19:58:48 0
メニューにはヌーとミーとリーの絵。
魔霧は一番綺麗なミーを指名しました。
絞りたての血がグラスに注がれます。
本当は鳥なのです。唯羽が割れてしまったのです。
でも大丈夫。浮力の勘は鈍っていませんでしたから。
周りは確かに賑やかです。だけど一つおかしなことがあります。
噴水の音だけは、柔らかい音色だけはちゃんと拾えているのです。
その挙げ句素敵なメロディーを生み出した訳ですが
それは朝のブラッシングに過ぎず手さえ擦れば簡単に洗い流せるのです。
犬歯も妖しく光ります。冷たい血が流れるように。
冷たい旋律に溺れるように。
196:ヲタ ◆OP/u0m0YWKCY
09/10/17 20:00:27 0
今日、電車乗ってたら、前にキモオタが二人乗ってきた。
なんか一人がデカイ声で「貴様は~~~!!だから2ちゃんねるで馬鹿にされるというのだ~~~!!この~~~!」
ともう片方の首を絞めました。
絞められた方は「ぐええぇーー!悪霊退散悪霊退散!!」と十字を切っていた。割と絞められているらしく、
顔がドンドンピンクになっていった。
渋谷でもう一人、仲間らしい奴が乗り込んできてその二人に声をかけた。
「お!忍者キッドさんとレオンさん!奇遇ですね!」
俺はもう限界だと思った。
「おお!そういう君は****(聞き取れず。何かキュンポぽい名前)ではないか!敬礼!」
「敬礼!出た!敬礼出た!得意技!敬礼出た!敬礼!これ!敬礼出たよ~~!」
俺は限界だと思った。
197:考える名無しさん
09/10/18 22:00:09 P
>>194
やたらテンションさがってませんか
何かあったんだ
失恋とか失恋とか失恋とか?
198:考える名無しさん
09/10/24 02:33:02 O
(@〇@)
あーっと!
>>1
がいないぞー!
199:弱酸性(兼悪魔) ◆OP/u0m0YWKCY
09/10/24 23:49:40 0
悪魔は恋などしない ケケケ☆
ちなみにこのスレ機械タンのスレ並に続けるつもりですw
200:蕩けるスーツ ◆OP/u0m0YWKCY
09/10/24 23:51:56 0
吸血鬼マニアの魔都馬兎(魔トマト)。とうとう髪にも手を出すようです。
所がいつも行く美容院が潰れて替わりに「カリスマ500」という店になっていたのでした。
「ほんとに500円なの?」「気に入らなければ代金は要りません。」カリスマ美容師が返します。
「今日はどのようにしますか?」「ドラキュラっぽくお願いします。」
カリスマは少し驚いた様子です。「そんな注文は初めてですよ。さてどうなることやら・・・。
所で外は寒かったでしょう。用意が出来る間、これでも飲んで待っていて下さい。」
魔都馬兎は温かいレモネードを受け取りしばらく待機します。
丁度飲み終わった頃、カリスマが声を掛けます。「ではこちらへお掛け下さい。」
「レモネードとてもとても美味でした。」「そうですか。最近開発した自家製です。
そろそろ効いて来る頃だと思います。」カリスマがそう言い終わる前に魔都馬兎はすやすや眠りに就きます。
カリスマは念の為、魔都馬兎にアイマスクをします。チョキチョキチョキチョキチョキ・・・・・・・・・。
10分後、魔都馬兎は目覚めます。アイマスクを自ら外すと真っ赤な眼が不気味に覗きます。
そして真っ青な唇を剥がすとカリスマの首筋に張り付けたのです。
唇が生き血を吸ってる間、魔都馬兎は目を見開いたまま微動だにしません。
美容室ではどこからともなく黒い液体が沸いて来ました。鏡にはカリスマが半分程映っています。
窓や壁もどんどん黒く塗り潰されて行きます。部屋はだんだん沈んで行くようです。
真夜中、シルクハットの紳士が子供たちにキャンディーを配っています。
吸血鬼が繁殖する時もそう遠くはないかもしれません・・・。
201:あの時と・・ ◆OP/u0m0YWKCY
09/10/24 23:53:58 0
俺には4つ違いの弟がいます、って言うかいました。
俺が6歳の頃に弟は亡くなってしまいました。
でも、弟は俺の夢の中に度々登場します。
弟は必ず俺の夢に出てくると、俺がムカツクようなことばかりします。
俺が大学生になったある日、いつもの用に弟の夢をみました。
弟は俺が子供の頃大事にしてた置物をいじってました。
「さわるな!!!」と弟に叫びましたが、完全に無視されてました。
このやろうと思い、思いっきり弟の首を目掛けて蹴りを食らわせました。
弟は地面に倒れこみましたが、すぐ起き上がりまた俺の置物を触りだしました。
怒りが頂点に達した俺は弟を突き倒して、思いっきり首を締めました。
すると弟が苦しそうにこう言ったのです。
「あの時と同じだな」
202:考える名無しさん
09/10/25 12:10:15 O
サイエンスだ
203:考える名無しさん
09/10/26 20:48:18 P
さいきん自転車で転倒させられすぎ
どうみても乗り手にさからって
すれちがう自転車がじゃれついてくる
馬と飼主が別のいきもののように
自転車と乗り手も別のいきものなのかも
なんか自転車ひきよせちゃってる
誰かへんな呪いかけてない?
で疑わしくない順にきいてるんだけど あなたか?
204:考える名無しさん
09/10/26 23:11:05 O
682:Liz◆bitchzBk4s 10/26(月) 20:35 w6tt4UGw0 [sage]
みんな 何かしらの モノを このスレから得てもっていってね。
ストレス解消でもいいし 寂しさを紛らわすでもいいし 暇つぶしでもいいし
なんだかかんだニーズがあるから このスレも賑わってるんだろうしさ。
上前次1-新書写板覧設AA
205:考える名無しさん
09/10/26 23:12:52 O
690:Liz◆bitchzBk4s 10/26(月) 20:39 w6tt4UGw0 [sage]
明日は物故気確定っぽくね?w
でも あたしも 糞尿の嫉妬やイラだちや いろんな無意識の想念を利用して
自分のエネルギーにしている気がする。 ちょっとMAHAOの気の概念に似てるかもだけどwww
でもこれは本当テクニックがいることなので一般人にはお勧めできないし
諸刃の刃で自分が狂うことも多々ある。
あれ・・・オカルト?!w
上前次1-
695:Liz◆bitchzBk4s 10/26(月) 20:41 w6tt4UGw0 [sage]
やべーー 魔女の手法ペラってしまった・・・
696:10/26(月) 20:42 2mwxnZxs0[sage]
206:考える名無しさん
09/10/27 00:47:27 P
学問はいつも研究中で
ならう知識はぜんぶ中間発表って思ってるので
魔法があってもべつにかまわないけど
でも
使えるのかなって疑問がすこし
207:考える名無しさん
09/10/28 21:51:23 O
フィクションの中では使えるんだから
それ以上はぜいたくってもんよ
208:考える名無しさん
09/10/30 06:40:58 P
ああそっか
なんと
わかりやすい
209:考える名無しさん
09/10/31 15:01:03 P
ここ見てるかも○○さん
いい作品つくるために
わざと誤解してるんだと思うのですが
相手役つとまんなくてなんかごめんなさい
スレ主さんじゃましてごめんなさい
助言ありがとうございました
210:考える名無しさん
09/11/02 20:39:59 O
電波
211:考える名無しさん
09/11/04 23:58:54 0
ルーマニアに行って
ドラキュラ城を観光しました。
城の案内人に
「あの時と同じだな」と
言われました。
212:考える名無しさん
09/11/27 22:09:22 0
ツェペシュは何故恐れられねばならなかったのか?
213:かた
09/11/27 22:36:54 O
葉隠
214:考える名無しさん
09/11/27 23:49:18 O
ジャックはネタ切れか
215:考える名無しさん
09/11/28 00:44:55 0
overdrive
216:不要に、婆ちゃん、かあちゃんの血筋に拘る
09/11/28 09:28:51 0
,ノ___ ヶヶ 仝_|_ ┬ノ┬ 車殳 --、 七_ l__ゝ ー|ー l 丶丶
_|」_|_|_ 官 土 | ⊥ 乂 手 (ノ _) (乂 ) __) 9 ヽ_ノ
,. -─- 、
,. -─- 、 l ボ l
l ペ l ヽ、 l ノ
ヽ、.イ ノ / ナ ン\
____ / .ジ \ | ム |
/ \ | | ,、/> ̄ ̄ ̄´,. -─- 、
/ ス ヽ  ̄_| |_ ̄ / く l プ l
l l __\/___ 厶- ''´ ヽ、ラ ノ
l ト l | r‐──‐┐| ,、 / .ン \
. ヽ、 , ' | 血管針攻撃| /└─┐ | ト |
ヽ、 様 / |│ |│ \┌─┘  ̄ ̄ ̄
. / \ ∟ニニニニニニニ..」 ` ,. -─- 、
. /r──‐、ヽ/r r r r r r r r/ ____ l ジョ l
│l 波紋オタク | | r r r rュ r r / \ く ヽ、 l ノ
│| 容赦なし |│========" ヽヘ. \ / .ン \
└───‐┘ \ > |__ズ___|
217:考える名無しさん
09/12/03 00:52:30 0
ところでこのスレ何?
218:考える名無しさん
09/12/03 20:11:56 O
>>1
がポエムと運知を行っていた。
依頼すれば削除されるような内容物が詰まった宝石箱。
219:考える名無しさん
09/12/04 21:21:49 0
>>172
自称貴族とは笑わせてくれる
220:考える名無しさん
09/12/05 02:30:05 O
蚊を差す蚊がいて、それが血を吸ってるように見えるんだが、実際は血を注射してたんだ
小さな蚊のほうが血を注射したのにどうして、大きな蚊は笑っていたんだろう
もしかして、
221:弱酸性 ◆OP/u0m0YWKCY
09/12/05 22:33:37 0
>>218
>運知を行っていた
意味が分からないんですが・・・大丈夫か?wwおん?www
もう来なくていいけど
>>219
あなたの解釈の方が笑えます
222:弱酸性 ◆OP/u0m0YWKCY
09/12/05 22:35:06 0
飛び込んで来たパラダイス
ノンレム睡眠に浚われよう
消え入りそうなストーリー
サーカスの中へ包まれよう
223:しいえむ ◆OP/u0m0YWKCY
09/12/05 22:36:41 0
らるくあんしえるさんまいどうじなんおんせえる
(vampire/vampire/other)
224:ホテル第二関節(ヴァンパイアランド) ◆OP/u0m0YWKCY
09/12/05 22:38:56 0
ヨットに乗り込む魔朱紅(マシュク)。
ゆらゆらゆら風で揺れます。
骨が崩れても時々降る血のお陰でまた持ち直します。
バタバタバタ蝙蝠が飛び交います。
鞄は既にいっぱいでした。
砂の上を片足でなぞって星座を探す魔朱紅。
早過ぎたような遅過ぎたようなまるで掴めません。
慎重さも乱れ幾重もの紙が溢れました。その瞬間です。
緩いカーブを走り、低いテーブルを造り、赤ワインの泉が聳えます。
これぞ正にホールインワン!
「ワンワン♪」
225:オーガニックリボン ◆OP/u0m0YWKCY
09/12/05 22:41:05 0
魔河(マカワ)とスパイスの会話
「昨日嫌な夢見たよ。」
「私はドーナツです。」
「森で橙色の耳を拾った。」
「いえいえ5円玉ではありません。」
「少し尖ってたんだが、くにゃくにゃしてた。」
「私の腹を潜ったものはみんな冷たくなります。おまけに砂糖もつきます。」
「突風に吹かれてどっかに消えた。所で君の耳も中々の尖り様だね。」
「勿論眩暈が先でしょう。少しずつ消されて行くのです。甘い余韻に浸れますよ?」
「もしかして偽装したのか?一瞬で僕も?」
魔河とスパイスの会話を盗み聞きしてた地球儀とライオンの会話
「火をつけたら回り始めるのでお気に召すまま。」
「睡魔も酷いが空腹には勝てまい。」
本を閉じた魔李異(マリイ)の呪文
「成程成程確かに耳が熱い表紙も赤い窓辺も淡い・・・。」
226:古い朝、蒼い熊。 ◆OP/u0m0YWKCY
09/12/05 22:43:26 0
風「以下の理由によりドレシグ氏の言葉を人様にも解るように翻訳した次第です。
少々ノイズも入りますがその辺は御了承願います。」
「『98体の血まみれのピエロが頬杖をつき
足をばたつかせてこちらに迫って来るのですよ。
私は檻の中に居たので身動きが執れないのですねぇ。
そのうちに44番目のピエロが鏡に向かって石を投げつけるのですが
一向に当たる気配がしないのですよ。結構な至近距離なのにですよ?
埒が明かないのでビー玉を磨いてみたのですわぁ。
そしたらまもなく焦点が合い始めたのですよ。
そこで初めて気づいたのですが葡萄と蜜柑と林檎が
それぞれ丸い皿に乗ってくるくる回っていたのですねぇ。
終わりが見えた私は懸命に隙間を探したのですよ。
だって呼吸は出来てる訳ですから無ければ辻褄が合わないでしょう?
そうこう考えてるうちに重たいマラカスが両手に乗っていたのですねぇ。
特に良い案も浮かばないので取り敢えずマラカスを振ってみたのですよ。
所が愈々以て頭の中はこんがらがって来たものですから
疲れに身を任せて後ろの凸凹に凭れ掛ったのですわぁ。
暫くしたら微かに首ら辺が涼しくなって来たのですよ。
ですから急いで蜜柑の皮を剥くことに専念したのです。
全て剥き終えた頃には針も縮まって来たので自然と解れるまま
細い春風に溶かすことを決意したのですねぇ・・・ねぇ・・・?』
・・・パリンッ・・・」
227:壊れた人 ◆OP/u0m0YWKCY
09/12/05 22:45:25 0
鋭く、個性的な評論で有名な某氏が、雇っていた
ある青年の話が怖い。
やみくもに手を広げず、なるべく手ずから仕事を仕上げる
主義の氏の所は、その青年も含めて数名で自らの事務所を
運営していた。
地方出身の真面目な青年だったが、だんだん精神的に
不調をあらわしてきて、氏も他の従業員も困り始めていた。
そんなある日、仕事中に「○○さん!来てください」という声で
職場にあるシャワー室に駆けつけると、その青年が完全にいっちゃった
様子で、浴槽を磨いていたそうな。
にたりにたりしながら、問いかけにまともな返事をせず歌いながら
浴槽を磨いている青年の姿は正にホラー(と書かれていた)。
もう一人の従業員も精神的にあてられてしまって、しゃがみこんで
いるという修羅場だったとか。
氏は"郷里の超がつくほど素朴な両親の考えと、大都会で
創造的な仕事をしている現状とのギャップに壊れたか゛みたいな分析を
していたが、これを読んだときは「狐憑きみたいでコワイ」と思った。
てか、あんまり怖くないか、スマソ
228:弱酸性 ◆OP/u0m0YWKCY
09/12/05 22:46:21 0
コピペは保険または口直しですw
229:考える名無しさん
09/12/06 16:16:30 0
>>108
daresore
230:考える名無しさん
09/12/06 21:54:03 O
トマトジュ-スで我慢して語尾に「ザマス」と付ける事から始めてみよか?
231:田村
09/12/06 23:38:52 O
おれは、ここにいる
232:考える名無しさん
09/12/11 16:23:30 0
>>158
なんのこっちゃ
233:考える名無しさん
09/12/13 01:02:09 O
洞窟の奥にこもって、吸血コウモリだけを生でバリバリ食べ続けていれば、キミもそのうち…
ギャアアアアアアアアアアアアアイイアア
(((゜д゜;)))
234:考える名無しさん
09/12/16 12:19:04 0
>>232
さぁ
235:考える名無しさん
09/12/16 12:49:46 O
莫大な資産をもってて時々寄付をし社会良識などをメディアでのべるとよいぞ
236:考える名無しさん
09/12/17 00:53:08 0
>>176
どこの山田だよ
237:弱酸性 ◆OP/u0m0YWKCY
09/12/19 03:50:01 0
>>230
ザマスとか言ってるのはAだけだろw
俺の吸血鬼概念にはまるで当て嵌まらない
まぁキャラはいつか落ち着かせようと思うがね
>>235
悪魔が寄付とか良識とかw
フン!
>>236
そんなことよりホカホカペニスをキンキンデスクに載せてみなさい
全て解決します♪
238:夕闇のスープ(ヴァンパイアランド) ◆OP/u0m0YWKCY
09/12/19 03:53:07 0
魔瑠は狼に跨りましたが
既に足跡は沢山あったので理由も随分余ってます。
森は寒くて堪りませんが毛皮が懐かしいのでした。
木々に触れてマグニチュードを予測するのです。
青い湖を覗き込み、やはりそこには空と雲しか
見えないことに安心します。まるで果てのない景色です。
魔瑠は絶好のタイミングで風船を放しました。
どこかで誰かが弓矢を引きます。
カラフルなガムが空気を研ぎ澄ますように降って来ます。
口を大きく開けて待ち焦がれてます。
濃の深まるミネラルウォーター。
決して気の所為ではありません。
239:黒い手 ◆OP/u0m0YWKCY
09/12/19 03:55:10 0
どっかで聞いた話。絶対実話じゃないと思うけど。
ある男が黒い手に命を狙われていた。
空中に手だけが浮かんでいて、焦げたように真っ黒な手。
初めてその手に襲われたのは小学校の頃で、それから何度も黒い手は現れた。
いつも自分はなんとか回避することができるが、その度に近くにいた人が殺された。
男はひどい自己嫌悪に陥っていた。
「自分さえいなければあの人たちは死なずにすんだのに」と思い、悩んでいた。
自殺も考えたが、自分が死んでも犠牲になった人たちが生き返るわけではない。
そして、男はあることを思いついた。
時間をさかのぼって過去の自分を殺し、自分がいなかったことにすれば、
自分のせいで死んだ人達は生き返るのではないだろうか。
男は呪いの本を読んだりして、ついにその方法を知ることができた。
その呪いは、一度実行すれば、過去にさかのぼり
標的を殺すまでいつまでも追い続けるというものだった。
そしてその呪いのためには自分の片手を犠牲にしなければならなかった。
男は真っ黒に焦げた自分の手を見て初めて気付いた。
自分が使ったこの呪いこそが、あの「黒い手」だった。
240:怖い絵 ◆OP/u0m0YWKCY
09/12/19 03:57:07 0
前編
URLリンク(www.youtube.com)
後篇
URLリンク(www.youtube.com)
241:ワルツカプリスメヌエット(1~) ◆OP/u0m0YWKCY
09/12/19 19:14:01 0
「僕はそろそろ僕を殺します。
如何様せずに活かしてみせます。
僕の中の僕の哀を。
心の中の残りの思いを。」
魔城は線路の上を大の字に構えます。
牛宮生壱は緑の絨毯の上で難しいリズムを執ってます。
ビリビリと静電気に痺れているのです。
「炭素繊維の孕むかなりヘビーな実験だけど
僕は心臓が破れても死なない気がするんだ。
だから僕は魂を洗うのさ。
上手く行けば素敵な洗剤に塗されるだろう。
しめやかな花瓶の世界が。ぬかるんだ満月の虚像が。」
魔城は警報機の振動を確認します。
粥飯未実美はずるずるぴんぴんと笊蕎麦を啜ってます。
断じて噛まない為に神経を集中させるのです。
「この日の為に靴も帽子もスーツも手袋も
全部丈夫な作りに新調しといたんだ。
そう僕は壁に心臓を縫い付けるのさ。
勿論額縁用の文句も押さえてある。
淡い流れを守るんだ。今は列車を待つだけだ。」
車掌は魔城を発見しましたが佇み加減を不愉快に思い
轢くことにしました。アクセルに更なる力が加わります。
それから裏声巻き舌で静かに叫びます。
「トゥルルル・・・ヤッホイッ。」
242:ワルツカプリスメヌエット(~2~) ◆OP/u0m0YWKCY
09/12/19 19:16:30 0
窓は割れませんでした。魔城は車掌に獲り付く勢いです。
二人の身体がぶつかり双方の縦半分が合わさりましたが
二人の性質は水と油なので混ざりはしないのです。
但し一応くっついてはいる為か相乗効果は発揮するようです。
彼らの頭からの煙で乗客の理性は吸い取られます。
そんな怪しい霧が晴れた頃、魔城の気分も燦々模様。
車掌は急いでUターンするも、客の記憶は戻らぬまんま。
生壱はこのリズムを愛する余りエレキギターになったのでした。
未実美は溶け切れてなかった山葵にツンツンと痺れていました。
魔城は走ってる間中、上の空で囁くようにぼやいていました。
列車はレールから外れ魔城と他の乗客は未実美の立ち竦む公園に
放り出されました。未実美は生の蛙千匹の皮膚を剥がし
魔城に縫い付けました。それで以て己の髪の繊維の効力が落ちないうちに
よく冷ました蕎麦湯をたっぷりと掛け涼しい日陰へ放してやりました。
顔が真っ二つだと目立ってしまうからです。
243:ワルツカプリスメヌエット(~3~) ◆OP/u0m0YWKCY
09/12/19 19:18:31 0
未実美の仕事はまだあります。魔城達の残りの身体を
繋ぎ止める為に正気を失くした乗客に灯油と炎を浴びせます。
その特別な煙で双方の身体は一つになります。
未実美の美学は此処でも活きます。
魔城の身体を蛙模様に塗り、車両を一つ拝借して棺桶を作り
ドライフルーツと共に中へ寝かせます。
未実美は蛙の銅像の下に棺桶を埋めて、万年筆を手に取り
硬い紙に魔城のぼやきを認め、掲示板に貼り付けました。
未実美は生壱を持って魔城の最後の思いをなぞります。
244:ワルツカプリスメヌエット(~4) ◆OP/u0m0YWKCY
09/12/19 19:20:36 0
「段々凍える天使の腕よ
早々微笑む霙の果てよ
僕は光の味を知りません
真夜中の夢を彷徨います
それは近き青空の無関心
紅花に縋る過程の不穏感」
黒い雲が増えて豪雨が生壱を叩き付けました。
生壱は人間に戻りましたが核は破損した儘でした。
未実美は感電して死にました。
未実美のロック人生の始まりです。
沼はぴょんぴょん賑やかです。
ケロケロ・・・・ケロケロ・・・・シロシロ・・・・。
245:おんぶ ◆OP/u0m0YWKCY
09/12/19 19:23:17 0
あるところに、お父さん、お母さん、男の子、女の子の4人家族がいました。
最近、お父さんとお母さんの中は冷え切り、ケンカばかり。
そんな家族ですが、旅行に行きました。
しかし、子供達が寝てから、夫婦はまたケンカになりました。
カッとなったお父さんはお母さんを殺してしまいました。
次の朝、お父さんは子供達に何も言わずに3人で出発しました。
色々と見て回り、疲れたので休憩することにしました。
すると、お兄ちゃんが、
「お父さん、なんで朝からお母さんのことおんぶしてるの?」
246:洋館的一曲 ◆OP/u0m0YWKCY
09/12/19 19:24:43 0
URLリンク(www.youtube.com)
247:考える名無しさん
09/12/20 15:50:08 0
ツケが回ってきたんだよ
248:考える名無しさん
09/12/20 15:53:22 0
>>247
なんのこっちゃ
249:弱酸性 ◆OP/u0m0YWKCY
09/12/26 19:01:22 0
>>247-248
リアルレンフィールドかぇ?
故意か天然か知らんが
レス内容毎度バロスw
250:スパルタパスタ(ヴァンパイアランド) ◆OP/u0m0YWKCY
09/12/26 19:04:17 0
どうやら魔乃は
ケースを開け放した儘
無我夢中な様子。
十字架を磨いてます。
もっと艶を出す為に祈ってます。
大蒜を味わってます。
そっと包み込む時を計ってます。
マグカップに入ります。
目は回りませんが頭が離れて行きます。
コーヒーを沸かします。
根は萎れませんが蕾が捻じれ出します。
銀のヴァイオリンに塗りたくります。
ホイップクリームは白すぎるのです。
生まれ立てのナイフとフォーク。
しかし今宵は満月です。
またの機会を待つとしましょう。
どうにも魔乃は
目蓋を開け放したまま・・・。
251:点滴 ◆OP/u0m0YWKCY
09/12/26 19:06:50 0
私、喘息の発作が起きて救急病院で点滴された時、点滴間違えられたよ。
普段は点滴されると楽になるのに、その日に限ってえらい動悸がしてきて
死にそうに苦しくなったの。
あわててナースコールしたら、看護婦があわてて医者を呼びにいった。
半分意識を失っていたけど、その時の会話が怖かった。
「おまえなにしてんだよー。」
「だって、苗字が同じだったんですぅ」
っておい!
そして落ち着いてから、医者に何があったのか問いただそうとしたが
病院の職員すべてが妙に私に親切になり、上手くいえないけど聞いては
いけいことが起こった気がして何も聞けなかった。
そしてそのことを親に言ったら「医者が間違えるわけないでしょ!」と
一笑された。実は親の台詞が一番怖かったんだが・・・w
252:オカルト的一曲 ◆OP/u0m0YWKCY
09/12/26 19:08:38 0
URLリンク(www.youtube.com)
253:考える名無しさん
09/12/30 03:47:59 0
URLリンク(multilockon.hp.infoseek.co.jp)
254:考える名無しさん
09/12/30 04:08:48 0
霞 み
255:弱酸性 ◆OP/u0m0YWKCY
10/01/09 21:29:18 0
度度謎持参乙www
256:弱酸性 ◆OP/u0m0YWKCY
10/01/09 21:31:04 0
ちんちんかゆいあのこはかわゆい
あの子の膝枕で寝てる振りして血吸って不死者になって・・・
そして一緒に吸血鬼人生歩みてぇ~
終わらない旅路を・・・ケケケ☆
257:トリートメント山脈 ◆OP/u0m0YWKCY
10/01/09 21:34:13 0
吸血鬼けえき店で吸血鬼けえきを売る前の薔薇夢(ばらむ)と買う前の魔路翻(マロン)
「苛ッシャイませ~?」
「お勧め有りますか?」
「吸血鬼けえきになさい~?」
「どんな味ですか?」
「トマトケーキになさい~?」
「幾らですか?」
「英世出しなさい~?」
吸血鬼けえき店で吸血鬼けえきを買って家路に着いた魔路翻
「美味しいのかな?
美味しい?
もう無くなった?
直後倒れる僕?」
吸血鬼けえき店で吸血鬼けえきを売った後の薔薇夢
「さらさら~・・?
さらさら~・・?
御馳走様~?
世卯来蘇~?」
258:こたつの中(1/2) ◆OP/u0m0YWKCY
10/01/09 21:36:52 0
こたつでぽ~っとしてついつい寝てしまいました。
ふと目が醒めると電気は消え真っ暗になっていました。
こたつ布団に肩まで入った状態で寝ていたため出ようともがくと
すねに何か当りました。
足です。
そう言えば、くだらないテレビを妹と一緒に見ていたんだ。
一気に腹筋に力を入れて起きあがり、妹の肩をたたいて起こしました。
妹は眠そうに起きると、何も言わず二階に上っていきました。
風呂から上がって水を一杯飲みながら、テレビをつけるとスポーツニュース
がやっていました。風呂から出たばかりは暑いため、こたつには
入りませんでしたが、あとから入る時に冷たいのは嫌なので
スイッチを弱にあわせておきました。
サッカーのダイジェストニュースが終わり、次は見たかったプロ野球です。
そろそろ寒くなってきたなと思い、こたつに入るとこつんと足に当りました。
妹がいたずらして入っているのかと思った瞬間、はだしの足が氷に
包まれたように冷たくなりました。
足を引きぬこうともがこうとすると、足に鋭い痛みが何度も走りました。
息が止まるほどの恐怖を感じ、全力で足を引きぬこうとしますが、
まったく動きません。
足の痛みが尋常ではなく、冷や汗を掻いてきました。
足首から先の感覚はなく、痛みはだんだんすねのほうに上がってきていました。
たまらずこたつ布団を上げて中を覗き込みました。
しかし弱にあわせたこたつの光ではよく中が見えません。
私はこたつのコントローラーに手を伸ばし「強」につまみを合わせ
布団を上げようとすると・・・・・・・・・
259:こたつの中(2/2) ◆OP/u0m0YWKCY
10/01/09 21:38:01 0
目前に青ざめた初老の男の顔が浮いていました。
どう見ても、首が無いのです。
男は数秒、私と目を合わせると振りかえりました。
その時です一番恐怖を感じたのは。。。
おとこの後頭部からはブランと何かがぶら下がっているようでした。
目を凝らすと、それは腕でした。
男の顔は手首の代わりに腕から生えていたのです。
それを見て私は気を失いました。
朝、足を見てみるといくつもの歯型がついてました。
たぶんあの男のほっぺたあたりで私の足を押さえていたのでしょう。
私が足を引きぬこうとした時に噛みついてそれを防ごうとしたようです。
しかし、一体何人いたのでしょうか???
260:質量とエネルギーの等価性 ◆OP/u0m0YWKCY
10/01/09 21:41:21 0
URLリンク(www.youtube.com)
261:弱酸性(兼決定論者) ◆OP/u0m0YWKCY
10/01/09 21:43:37 0
桑タンかあいいよ桑タン
262:ジャック2世(兼決定論者) ◆OP/u0m0YWKCY
10/01/09 21:45:14 0
僕が吸血鬼になることも決まってるのさ
263:弱酸性 ◆OP/u0m0YWKCY
10/01/16 21:05:45 0
去年「吸血鬼ドラキュラ」の続編が出たみたいです
作者の子孫と研究家の共作みたいですが
500ページに及ぶとか何か派手に滑ってそうな悪感・・・
日本で翻訳されるのは来年くらいかな?
楽しみではありますが少し心配でもあります
まぁ取り敢えずだんご4兄弟、孫びいき、マツケンサンバ3等の
二の舞にならないように軽くお祈りしときますw
でも例え不評だとしてもブラム・ストーカーが滑った訳ではなく
「吸血鬼ドラキュラ」自体は不朽の名作に変わりないよね!そうだよね!うん!
264:細胞ソムリエ(ヴァンパイアランド) ◆OP/u0m0YWKCY
10/01/16 21:08:31 0
右手に緑の手袋を嵌めた魔史。
右手で緑のドアを開けます。
すると途端にグリーンミントの香りが漂って来るのです。
暖かい部屋に緑の帽子を被ったカロラインが待ち構えてます。
カロラインはパープルの餃子とグリーンアップルソーダを差し出します。
煌々とした餃子の心地いい食感、ソーダに浮かぶ真っ白い氷の眩しさ。
余りにも変わった刺激だったので、見た目も味も一瞬にして浚われました。
カロラインの胸ポケットに挿してある百合の花がそうさせたのでしょう。
左足に青の靴下を履いた魔史。
左足で青のギアを壊します。
やがて前方からブルーミントの香りが誘って来るのです。
涼しい箱には青の帽子を被ったキロテインが待ち構えてます。
キロテインはバーミリオンの大蒜とブルーハワイソーダを差し出します。
津々とした大蒜の慎ましい触感、ソーダに浮かぶ真っ赤な氷の明るさ。
極めて珍しい反射の仕様だからか、匂いも感触も一瞬にして奪われました。
キロテインの腰ポケットに挿してある薔薇の花がそうさせたのでしょう。
魔史は2つの壁を出る間際に見たのでした。
初春に2人の丸く柔らかい小さな耳を。
真夏の陽に綺麗に生え揃った白い歯を。
初秋の樹に弱々しく飾られた棘無き鼻を。
そして真冬には毒の抜けた黒々しい眼を。
それから嗚呼、2つのベロが各々器用に騒いでいます。
血の気のない、吸血鬼の頃の方が可愛く思えたのです。
265:消えた姉(1/2) ◆OP/u0m0YWKCY
10/01/16 21:11:46 0
友達から聞いた、ある姉妹の話。
その姉妹は実家住まいで、ふたりで一部屋に住んでて
夜はその部屋に布団を並べて敷いて寝ていたそうです。
ある夜の事。その姉妹はいつも通り寝ていたんだけど、
姉がふと起きて部屋を出て行って、しばらくしてからまた
戻って来て布団に入ったそうです。
隣で寝ていた妹はその気配でなんとなく目を覚ましたんだけど
「ああ、トイレに行っていたのか」と思ってまた寝たそうです。
それからしばらくして、また姉が部屋を出て行って、またすぐ
戻って布団に入る。妹はやっぱり目を覚ましてしまって、
「またトイレかー。普段こんな夜中に起きる事ってないのになー」
と思いながらも再びウトウトしました。
さらにしばらくして、また姉は起きて部屋を出て行ったそうです。
妹は「これで3度目じゃないの...」とちょっといら立ちながら目を覚まし、
「戻って来たら何してるのか聞いてやる」と思って
横になったまま、姉が戻って来るのを待っていたそうです。
しばらくすると、部屋の入り口の方から「あっ!」という姉の声がしました。
266:消えた姉(2/2) ◆OP/u0m0YWKCY
10/01/16 21:13:58 0
妹もびっくりして入り口の方を見ると、姉が立っています。
姉の顔をよく見ると、物凄くびっくりした表情で、自分の寝床を
見ています。
どうしたんだろう、と思って妹が姉の布団をふっと見ると、
入り口に立っているはずの姉が布団に入って寝ていました。
どうゆう事!? と思って入り口の姉をまた見た時、姉は
驚愕の表情のまま、足元からスーッと消えてしまったそうです。
そして、「もうひとりの姉」はスヤスヤと隣で眠っている...。
妹は、それからいつの間にか眠ってしまったらしく、気がついたら
朝だったそうです。
姉はいつも通りの姉で、妹もあの夜の事をなんとなく口に出来ないまま
今も普通に暮らしているそうです。
でも妹は、「あの時消えてしまったお姉ちゃんが本物で、
今のお姉ちゃんは、本当は違う人だと思う...」と言っているそうです。
267:弱酸性 ◆OP/u0m0YWKCY
10/01/16 21:16:03 0
創作が結構楽しくなって来たので
次回からもうちょっと練ってみようと思います
月つきムーン☆彡
268:弱酸性 ◆OP/u0m0YWKCY
10/01/23 21:08:22 0
URLリンク(www.youtube.com)
バス(笑)シルクハット(笑)
全体的に不気味な感じも
>>52-53とリンクします
269:弱酸性 ◆OP/u0m0YWKCY
10/01/23 21:11:05 0
【吸血鬼に近づく為の考察#1】
吸血鬼になるには死ぬ前に何か後悔することが条件だそうです
それなら誰でもなれそうな気がしますが大きさや量などが関係するのかしらん?
いろんなことに手をつけて中途半端なエピソードを増やし捲ってGoodnight!
270:スプーンの瞬き ◆OP/u0m0YWKCY
10/01/23 21:16:31 0
白い家にノックの音が聞こえます。
部屋にミルクを浸してた蘇宇主(ソース)は
ドアを思い切り開けました。
ミルクは全部流れてしまいました。
それはそうと目の前にはゼリーみたいな手首が浮いてます。
手には変な鞄を持ってます。
蘇宇主は商人を中へ入れ鍵を閉めます。
しかしそのブリリアントレッドのゼリーが余りに
鮮やかだったので思わず闇へと放り込んだのでした。
「この悪魔みたいな舌触り、毒々しい余韻、
求めていた理想に近い・・・。」
天井から青白い喋り声が響いて来ます。
「専用赤ワインを全身に塗って
電子レンジに入って下さい。
中に丸いダイヤルと三角のスイッチがありますので
扉を閉めてから49分に合わせてスタートです。
商品は二つとも鞄に入ってますので
優しく撫でて取り出して下さい。」
しばらく後、花瓶は割れ、レンジは潰れ、
商人の呼吸さえ消え果てました。
トマト果汁は部屋の外へ溢れ出します。
余計な破片は全部赤血球が追い出してくれます。
どうやら空っぽだったミルクの瓶が重くなったようです。
所であれから赤い家にはノックの音が途切れないとか。
271:ぬか漬け ◆OP/u0m0YWKCY
10/01/23 21:18:32 0
俺のばあちゃんの話。
俺のばあちゃん、かなり痴呆が進んでて、
まともにコミュニケーションがとれない状態だったんだけど、
ぬかづけだけはせっせと漬けてて、これがめちゃめちゃ美味くて、俺大好きだったのね。
けど俺以外(両親や親戚)は全く食べようとしなかった。
バクバク食う俺を見て、ばあちゃんはボケてるなりに嬉しそうなリアクションしてたから、
「みんなも少しは食ってばあちゃんを喜ばせろよ」と思ったもんだ。
で、そのばあちゃんも数年前に他界したんだけど、これはそのときに叔母に聞いた話。
ばあちゃんの旦那(俺のじいちゃんね)は終戦直後に亡くなったんだけど、
かなり厳しい人で、ばあちゃんに対してもキツイことばかり言ってたんだけど、
ぬかづけだけはよく褒めてて、ばあちゃんはそれが自慢だったとか。
でもじいちゃんが亡くなった際、ばあちゃんはちょっと気が触れたみたいになって、
「この人、私のぬけづけが大好きだったのよ」なんて言いながら、
じいちゃんの脳味噌を自慢のぬか床に混ぜちまったらしい。
まさかと思ったが、当時は終戦の混乱もあって遺体の扱いは結構アバウトだったとか。
それだけじゃなく、その後どこからか犬猫の死体を持ってきては脳味噌を漬けこもうとして
家族に止められたんだそうだ。
で、俺以外はみんなこの話を知っていたわけだが、
さすがに誰一人食わないんじゃばあちゃんが可哀想だから黙っていたとか。
俺はスケープゴートにされたってわけだ。
(ちなみに俺が登場する前は、叔父とか従兄弟がその役目を担ってたとか)
さすがにムカついて母さんを問い詰めたら、「そんなワケないでしょ」と笑われた。
でもぬかづけを食おうとしなかったことについては言葉を濁すんだよね。
確かめようにも(見てわかるのかわからんが)、
ぬか床は葬式の際処分しちゃったし。
272:弱酸性 ◆OP/u0m0YWKCY
10/01/23 21:20:03 0
さぁ盛り下がってまいりましたー
273:ジャック2世 ◆OP/u0m0YWKCY
10/01/30 19:15:26 0
【独毒手記(ドクドク)#1】
カーテン近づく。
風も暖か。雪は強か。
アロマは許されない。
そして居た。確かに見た。
素敵な黒で。無防備な型で。
冬でも途中。色まで自然。
よく考えれば分かることさ。
三日月でも、似ていても、
目と目が合った気がした。
蜂蜜被りたい西瓜削りたい。
嗚呼。
274:弱酸性 ◆OP/u0m0YWKCY
10/01/30 19:17:31 0
背筋で粗筋なぞる謎
ラスクを楽々砕くなら
闇で病み付き黄身を見よう
異様な酔いから醒めるには
鰐の輪の中乾かそう嘘
沸かそう御茶ちゃちゃっとね
275:午後中毒(ヴァンパイアランド) ◆OP/u0m0YWKCY
10/01/30 19:19:04 0
ブラッド図書館には勿論吸血鬼の本しか置いてありません。
フォークをくるくる回して刳り貫けばいいのです。
それなら陶器以外の皿を割り続ければいいのかもしれませんが
ややこしいことにガラスのコップを飲み込むようなので
そうも行かないみたいなのです。
それでも高速道路で歯磨き粉が包帯に沿って
くねるのを目の当たりにしました。
その高速道路にはある地点に小さな庭がありました。
風もないので狐は自力でブランコを漕がなければなりません。
その都度狐はぼやいていました。
「髭がもっと生えてくれれば芸術家になれるのに。」
ドライブ真っ最中の鬼はその言葉を聞き逃しませんでした。
パーキングエリアでソフトクリームを溶かしてた蘇実(ソミ)は言いました。
「やっぱり100%じゃないと話にならないね。」
276:お楽しみ ◆OP/u0m0YWKCY
10/01/30 19:20:53 0
とある町に小さな楽器屋があったんだ。
その楽器屋に、いつも笛を見に来る少年がいて、それを見た店主は
「その笛、そんなに欲しいのかい?」って聞いたんだ。そしたら少年は
「うん。今これを買うためにがんばってお金をためてるんだ」って元気よく答えた。
それを見た店主は、「この笛はこの少年以外には絶対売らない」と心に誓ったんだ。
そんなある日、金持ちの男が来店して、少年が欲しがっていた笛を見て、
「私はあの笛がどうしても欲しい。いくらつんでもいい。売ってくれ」って頼んだんだ。
しかし店主は少年のことを思い、
「いや これはどうしても売れないんだ」と、金持ちに笛を売らなかった。
またあくる日、ついに少年はお金をためて笛を買いにきたんだ。
「おじさん!お金たまったよ!笛を売ってくれよ!」
店主は目を輝かせてきた少年に笛を差し出し
その場で叩き折ったんだ。
「これが唯一の楽しみ」
ってね。
277:ヤモリ ◆OP/u0m0YWKCY
10/01/30 19:22:49 0
一旦冬眠しまーす
278:弱酸性 ◆OP/u0m0YWKCY
10/03/06 03:14:34 0
再開します
279:弱酸性 ◆OP/u0m0YWKCY
10/03/06 03:16:09 0
【吸血鬼に近づく為の考察#2】
はっきり分かるくらいの犬歯は中々難いし
ほったらかしてても口が壊れそう だから
いっそ光るくらい真っ白にしようかと検討中
逆に雰囲気でそうだし(オーラを消すように)
ホワイトニングも出てるようだし
いつか試してみようかと考え中
真っ白な歯・・・今、吸血鬼の歴史が変わろうとしています
280:!ニューヴァンパイアの法則!(其の4) ◆OP/u0m0YWKCY
10/03/06 03:19:05 0
ホワイトトゥース
281:免疫夜景 ◆OP/u0m0YWKCY
10/03/06 03:20:59 0
鶏と同じ温度の手を持つ男が
卵を温めた暫くして雛が産ま
れたがビー玉は吸い取られ元
に戻って見え過ぎる位に鮮明
に映った燃えるような赤い瞳
がそして悟った本当に生まれ
たのは俺の方だということを
282:精神科 ◆OP/u0m0YWKCY
10/03/06 03:22:37 0
友人(拙者と同じく“視え”“感じる”友人)がいるでござる。
彼は『もらいやすく』、少々キツいモノを『もらい』過ぎると
テンパッてしまって、ちょくちょく“心の病院”に入院するのでござる。
(拙者は防御値がある程度高いため、『もらって』も軽度の
損傷で済むのでござるが…)
ある時、『もらい入院』(w)した友人を拙者はさっそく見舞いに
行ったでござる。(その病院は知人の病院)(彼は“感じる”精神科医)
閉鎖病棟でござったが、その食堂にて面会。
色々話しこんでいると、「ピチャポチャ…」と水の滴る音が…
(『誰か水でもこぼしたか…?』)
あたりを見まわす拙者。
と、そんな拙者の視界に驚くべき光景が…!?
なんと、すぐそばに座っていた他の患者が、ムシャムシャと
指を食べていたでござる。『ぷっ!』と爪を吐き出す患者。
水の滴る音は、滴る血の音(大量出血)でござった。
(やってきた看護人は、『ふぅ~』とため息ひとつ、処理にあたっていた)
283:弱酸性 ◆OP/u0m0YWKCY
10/03/06 03:24:08 0
近日吸血鬼の研究本みたいの買ってみて
だんだんこのスレも華やかに
でもまぁ知識がない時にしか書けない云々
今はそれを満喫する云々
悔しい脳wwwwww悔しい脳wwwwww
284:弱酸性 ◆OP/u0m0YWKCY
10/03/06 03:25:00 0
構成纏まったらまた来ます
285:ジャック2世 ◆OP/u0m0YWKCY
10/03/21 03:15:20 0
【独毒手記#2】
まずは蔕を取ってから綺麗に洗って汲み取ろう。
干からびる前に冷凍しよう。
悪の光に晒すのさ。
自然解凍で生まれよう。
それは水平線を切り裂いた地平線の腕の様。
虹模様。春の紅葉。
嗚呼。
286:手毬をつく少女 ◆OP/u0m0YWKCY
10/03/21 03:17:49 0
リース&ミント
「メス。」
「ねこじゃらしだぁ。」
「ナス。」
「途中下車しまぁす。」
「キス。」
「ふわふわ温い。とことこ緩い。」
「ミス。」
「・・・。」
「最善を尽くしましたが元には戻りませんでした。
しかしこれはもしかしたら成功と言えるかも知れません。
今までの非常に退屈なレールに比べたら寧ろ心地いい程です。
外れた車輪は放って置くに限ります。」
「あなたが既に人間ではないとしても。」
287:弱酸性 ◆OP/u0m0YWKCY
10/03/21 03:19:43 0
吸血鬼
URLリンク(ja.wikipedia.org)
本も入手したのでウィキと本の情報を軸に考えていきます
288:弱酸性 ◆OP/u0m0YWKCY
10/03/21 03:21:42 0
ドラキュラのうた(なぜかカットVer)
URLリンク(www.youtube.com)
一応見つけたけど
なぜピザブスのヌード・・・
どうせなら美少女にしろゆw
子供の歌声もイラッと来るね
289:精神病院にて肝試し ◆OP/u0m0YWKCY
10/03/21 03:23:51 0
もう5年も前の話なんですけど。。。
怖いもの知らずだった10代の私は、酔っ払って気が大きくなっていた事もあり、
一緒に飲んでいた友人と京都の北山にある精神病院に肝試しに行きました。
SRV車に友人5人で乗り込み現地に着きました。
2人ずつ精神病院の門まで行くという、とても簡単なルールで始めた肝試し。
というか、相手は人間なので(精神病院の入院患者)下手に刺激しなければ大丈夫なはず、
と思いながら恐る恐る歩き出しました。
門まで着いた時友人がクラクションを鳴らし。。。
突然精神病院の鉄柵が「ガー-!」と揺れ始めました。
なんと患者の皆さんが起きてしまったようで。。。一心不乱に鉄柵を揺すってらっしゃる。。。
すごい勢いで揺れる鉄柵。走って逃げようとしましたが、
とうとう鉄柵が外れてしまった模様で、皆さん走って追いかけてきます。
もつれる足を何とか走らせ車に乗り込んだ私達。
もう、あんなことはしないようにしようと心に決めました。
教訓を胸に秘め1年後、別の友人と話していた所その話になりました。
「怖かったよー。」と私。
「え?あそこの精神病院とっくの前に閉鎖されてるでしょ?」
290:考える名無しさん
10/03/29 23:46:47 0
吸血鬼の事はこのブログ見れば、
一通りの事はわかるよ。
URLリンク(ameblo.jp)
291:弱酸性 ◆OP/u0m0YWKCY
10/04/10 01:58:46 0
最近規制多いのう
>>290
セブン
一つの記事が長くてスペースも多くて読み難いな
いれんな意味でコワスw
時間と気力がある時にでも目を通してみます
292:弱酸性 ◆OP/u0m0YWKCY
10/04/10 02:00:50 0
精神病
URLリンク(ja.wikipedia.org)
>>幻覚・妄想を中心症状とした、統合失調症に似た精神病。
レンフィールドは多分これに当たるのかな
ドラキュラに操られてる感もあるけど
最初読んだ時レンフィールド=ジョナサンだと思ったゆw
293:いし ◆OP/u0m0YWKCY
10/04/10 02:02:50 0
コンクリートに咲いてる一輪の花を見て少女は言う。
「変わらないものなんてあるのかな?」
道端で拾った石を口にした青年が医師に言った。
「今度こそ髪を刈って眉毛を剃ってきます。」
後日青年を見た医師は言った。
「なぜ眉を緑に染めたのかね?それにしても鮮やか過ぎる。
落ち着きがないなぁ。髪の毛もモップのようだ。」
青年は答える。
「最近ちょっと胃が荒れてて意思が
上手くコントロール出来ないのです。」
医師は護謨を手に取り青年の顔を擦り始めた。
すると青年の顔は愚か身体すらも見る見るうちに消えていった。
しかし可笑しなことに胃袋だけはどうしても消えなかったのである。
スクーターに轢かれて散る花びらを見て老婆は言う。
「変わらないものばかりだねぇ。」
294:ハンバーガー(1/3) ◆OP/u0m0YWKCY
10/04/10 02:04:58 0
今住んでるマンションから徒歩十数分のところにハンバーガー屋が
ある。フランチャイズ店ではなく、手作りの味を売りにしている店
だ。セット(バーガー+ポテト+ドリンク)で頼むと800円以上
はするし、すごく美味いってわけでもないせいか、いつ行っても
客がいない。店内はそのくせわりと広いので、ちょっと寂しささえ
感じるほどだ。
店は中年男性がレジと厨房、その奥さんらしき女性が
ウェイトレスや雑用を担当している。店の奥は彼らの住居に直接
繋がっている作りで、よく言えばアットホーム、悪くいえば生活感
があり飲食店としてはだらしない感じ。店も店の二人も70年代を
感じさせるスタイル。それもオシャレな感じじゃなく、ちょっと
陰気な、貧乏臭い感じのものだ。
フロアの中央には各種調味料が置いてある。おれの好きなサルサソース
も置いてあるので、他に食べたいものがない時に消去法でここに来る
ことがたまにあった。
調味料置き場には、「当店のハンバーガーには独自の味付けを
しております。調味料の類は一度召し上がってからお付け下さい」
というメッセージが書かれている。独自の味付けっていっても
ケチャップとフレンチドレッシングがかかっているだけだ(たぶん)。
おれは最初からサルサソースをドバドバかけて食っていた。
295:ハンバーガー(2/3) ◆OP/u0m0YWKCY
10/04/10 02:06:31 0
確か3度目にこの店を訪れた時だったと思う。レジでの注文時に
「うちのハンバーガーはそのまま食べてみて下さいね。あまり
調味料を使うと味がわからなくなりますからね」
と言われた。おせっかいだなぁと思いながらも、「ええ」と
だけ無難な返事をしておいた。
その日も結局いきなりサルサソースどばどばで食べた。
それからなんとはなしにその店に行かなかったのだが、
2,3ヶ月は経ってからふとまた食べたくなり、久しぶりに
店を訪れた。
「うちのハンバーガーはそのまま食べてみて下さいね。あまり
調味料を使うと味がわからなくなりますからね」
はっきりと覚えているわけではないのだが、前回と同じセリフを
そっくりそのまま言われた。で、今回はおっさんの顔がちょっと
引き攣っていて、口調も何か感情を押し殺した様に、変に棒読み
なんだ。口元なんかちょっとプルプル震えて、どもりをすれすれ
で免れた感じ。
ここに至って初めてちょっと不審に思った。この店はレジが
一階にあり、客が飲食するフロアは階段を上ったところにある。
ウェイトレスの奥さんも注文した品を席まで届けると、飲食
フロアの奥にある自宅へと引っ込んでしまうので、おれが
ハンバーガーを食べているところを彼らに直接見られた記憶が
ないのだ。でも、さっきの口調は通り一遍の説明ではなく、
はっきりとおれへの非難が感じられるもの。いつもおれが
サルサソースどばどばやってるのを見られていたのかな。
296:ハンバーガー(3/3) ◆OP/u0m0YWKCY
10/04/10 02:07:50 0
まあでも、客がどんな食い方をしようと勝手だ。奥さんが
注文したセットを置いてフロアの奥の方へ向かったのを確認して
おれはまた調味料コーナーへ向かい、バーガーのバンズを取り、
サルサをどばどばかけた。
なんかおっさんが押し付けがましいのがムカつくけど、
たまに食うとわりと美味いなーと思いながらむしゃむしゃ
やっていた。
半分くらい食べたところだったか、不意にガシャンという
ガラスの割れる大きな音がした。驚いて音のする方を反射的に
振り返ると、それはフロアの奥の店主達の住居の入り口。
そこから半身だけのぞかせ、店主と奥さんがこちらを凝視していた。
店主は何かを床に叩きつけた直後の様な姿勢で、顔だけこちらを
向いている。一瞬だけ視線が合ったが、すぐに目を逸らせて
小走りに店を出た。ただただ、怖かった。
彼の表情はおれに暴力的な危害を加えようというような、つまり
殺気を感じさせるようなものではなかった。自我の崩壊という
ものが表情に表れるとしたら、ああいう感じではなかろうか
と思わせるものだった。
さらに数ヵ月後、店の前を通りかかった。
店は売りに出されていた。貼り紙から察するに、最後に店を
訪れてからほどなくのことのようだった。
297:逆様ニュース ◆OP/u0m0YWKCY
10/04/24 02:17:15 0
夜空の窓、騒々しい星達。
パレットは、パレードを描きます。
キラキラの肘が、蜘蛛を呼び寄せるのです。
「星座じゃなかったのか!」
分かり切ったことが、冷たく溶け込みます。
「でもこんな暑い日にシチューも悪くない。」
まだまだ若いのに杖を選ぶというのです。
夕暮れには地面を軽く叩けばいいでしょう。
こつ、こつ、こつ。
なにやら豹のようなジェル。
包むや否や、秘密を、散らかし放題。
答えを、紛らし作戦。穿鑿。
それがあの額に飾ってある優雅とは程遠い?
「!!!」
298:ノイローゼ ◆OP/u0m0YWKCY
10/04/24 02:19:07 0
洒落にならない~ほどじゃないかもしれないけど・・・スマソ
わたしの友人は以前セミナー見たいのに行ってました
鬱みたいななんか精神的な葛藤と戦う集まりみたいなものだったそうです
そこで、同じセミナーの男性と交際していました
さわやかで、好青年でした
2人は結婚を意識して、家のこととか話すようになったんです
その彼がいいにくそうに母親の話をしてくれたそうです
(友人は母親に会ったことがあるのですが、さわやかでやさしそうなお母さん
だったそうです)
彼が高校生の頃、テスト勉強していてふと顔をあげると、
机の正面の窓から(外から)ジイイイッと青白い顔をして彼を見ていると言うのです
何度もです・・・
母親はノイローゼ気味で、その他にもいろいろ奇怪な行動(一人でブツブツ・・とか)
いろいろあったそうで、憶えてないんですが・・・
なんでわざわざ外(屋根の上)から息子をみていたのか・・・・??
心配だったんだろうけど・・・
結局2人はうまくいかず、別れてしまいました
彼は幼少からの母親のトラウマが強かった・・・と友人が言っていました
299:メロンライス ◆OP/u0m0YWKCY
10/05/15 01:22:23 0
おとこの子「牛、牛牛、牛牛、牛だぁ。」
おんなの子「虫、虫虫、虫虫、虫よぉ。」
おばあちゃんっ子「いや、サタンだ。サタンがナイフを入れたんだ。
じゃあ僕は瓶に戻るから。精々残りを楽しめよ。」
血の雨。夏の大地。夜の湖。
マスター、シャカシャカシャカ。
おとこの子、次々とピンクの瓶へ牛乳を注ぐ。ドバドバドバ!
おんなの子、続々とオレンジの箱へ虫を並べる。カサカサカサ!
おばあちゃんっ子、ペロリと密かに舌舐めずり。
マスター「どうぞ。」
日傘。雪達磨。紅筆。
300:壁一面に ◆OP/u0m0YWKCY
10/05/15 01:24:18 0
不動産屋で働く友人から聞いた話。
その友人が担当するマンションの空室に
一部屋だけ他と雰囲気の違う部屋があった。
その部屋に入ると、いつもなにか違和感を感じていたのだが、
ある日その部屋の廊下が、他の部屋より1m位短いことに気づいた。
他の部屋よりも短い廊下が、いつもこの部屋で感じる違和感の原因なのかと
友人は思ったそうだ。
しかし、なぜ短いのだろうかと思い、廊下の突き当たりの壁を叩いてみると
どうやら本来の壁と、今叩いている壁との間に空間があるようだった。
イヤな予感がした友人は支店長の許可をもらい管理人と一緒にその壁を壊してみた。
友人:「白骨死体でも出てきた方がスッキリしたんだけどさ。」
でも実際は、その空間の壁一面にびっしりと子供の絵でミッキーマウスらしいものが描かれていて、
それをグチャグチャに塗りつぶしたような跡があった…そうだ。
――終了――
結局子供がミッキーマウスの絵を描いたら
ディズニーの刺客が子供ごと消しにきたということらしい。
301:マシュマロ骨折 ◆OP/u0m0YWKCY
10/05/29 01:42:55 0
夏は曇り過ぎて冬の様だ。
しかし街は霧に蕩けそうだ。
ハニー「深読みしたら生気を吸われるぞ。
今は2回汲めば消えるようになってる。」
バニー「それなら片手で固定して両目で捩じればいい。
洗濯機に入れたら勝手に絡まるけどね。」
ハニー「それは自転車でも言えることだ。
この間なんて車輪にちょっと違和感持って
振り返ったら猫の死骸だったしね。
とっくに息絶えてたようだが!」
バニー「籠の取っ手は忙しそう!
そして僕の手にもフィット仕様!
鮮やかなフルーツでも盛って待つとしよう。」
ハニー「ではそろそろ俺も珈琲を沸かそう。
ランプが消えるまでには片付くだろう。」
バニー「香りが強すぎて飲み込まれないかが唯一の気掛かりだ!」
二人「これで迷彩は完璧だ!・・・・・・・・・ん?」
そう二人は自らスパイを引き出したのである。
「・・・フフフフ。」
パイン趣は欠伸をして最後のカウントダウンを始めた。
302:コオロギ ◆OP/u0m0YWKCY
10/05/29 01:45:11 0
小学校の時。
同級生が一軒家に引っ越したが、水まわりがイカレていたのか、
そういう土壌だったのか、コオロギが大量発生するのだ、と話してくれた。
お母さんが一日じゅうコオロギを退治するのだ、と言っていた。
それから半年ほど経って、その子の家に遊びにいった。
いわゆる建て売り住宅。玄関を開けると土間のところに一匹のコオロギ。
ああ、そう言えば大量発生で大変なんだっけ、と思い出しつつ中に入った。
台所でモーターの唸る音がする。それが止むと奥から友人の母親が出てきた。
友人と二人、台所に通され、菓子を御馳走になっていた。
と、キッチンに大きめのミキサーが置いてある。さっきの音はこれらしい。
だがチラリと見て、違和感を感じた。ガラスの容器の中身。胡麻?漢方薬?
そこに母親がどこからか戻ってきた。手の中には大量のコオロギ。
それをミキサーの中に投げ入れるとスイッチをひねり、それをじっと見つめている。
「ウチのお母さん、少しアタマおかしくなっちゃったの」
友人は少し困ったような顔をして、菓子をほおばっていた。