09/07/18 22:22:14 P
>665
>1さん、はじめまして、こんにちは
こちらこそ、初めまして(?)です。
「原則」に興味を持って頂けて嬉しいです。
>>今の物理学では、この世界にある素粒子(それ以上に分解できない最小単位)の元になっているものの大きさがあり、 これよりも小さいものは存在しないという考え方になっています。
>これでは大きさと言う概念が堂々巡りしてしまうので、一旦「素粒子」というもので線引きしようといことじゃないんですか?
>つまり「極」を設けたということですよね。
いや、実際の規定のされ方は異なっているかなと。(^^;
まあ、これは専門的な内容になりますが、簡単な説明なら私でも可能ですので、適当に説明しておきます。
人類は、過去から現在に至るまで、その歴史の中でずっと素粒子的存在を探し求めてきました。
科学が発展した頃、「原子」の存在が見つかって、当時はこれが最小のものかと思ったので、それを「原子」と名付けたんですね。
しかし、さらに科学が発展すると、さらに「原子」はもっと細かいものに分解されることが分かりました。
そして、今ではクォークなどの存在が見つかり、それ以上に分割されるという事象が見つかっておりません。
そのため、今のところはクォークなどの存在を素粒子(これ以上に分割できない粒子)と考えているのです。
今後、それがさらに分割できるという事実が見つからない限り、それを素粒子として考えておく。
そしてその大きさを考えてみれば、小ささには限度があるということになっているというわけです。