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「功利、快苦、欲求について」
欲求の満足による感覚を快と呼び、不満足による感覚を苦と呼び、快と苦をあわせて快苦と呼ぶ。
個々の快苦(満腹感や痛感など)を総合したものを功利と呼ぶ。
(この点、曖昧に用いてきたことを反省)
従って複数の功利を総合したものも功利である。
快苦は、個体から欲求を持つもの全体まで、様々な単位において総合し功利とすることができる。
快苦には強さと長さがある。
快苦の強さと長さの積を快苦の量と呼ぶ。
従って功利には量がある。
快の量が勝る功利を正の功利、苦の量が勝る功利を負の功利と呼ぶ。
客観的総合(幸福計算)が不可能であることへの留意(>>645⑶ⅲ)
他者の功利を増加させたいという欲求(良心、社会的欲求、精神的欲求)を利他的な欲求とよぶ。
従って、利他的な欲求を満たすことによって得られる快は、他者の功利を増加させることが多い性質を持つことに留意する。
全ての生来的欲求(本能)の存在理由は進化論的に説明できる(>>650)。
後天的欲求は教育等生きてきた環境で決まる。
>>653
本能に従い他人に害を与えるのも善であると?
厳格主義と正反対の珍説になるよ。(>>650)
>>651
⑶ⅰ功利の列挙に追加
食料自給率の向上に資する(>>183)