09/03/29 16:54:43 0
・ ピーター・グリーナウェイ「FRAGMENTS フラグメンンツ」(聞き手・訳:浅田彰)、『WAVE』no.29、1991、「特集=グリーナウェイ+ナイマン」
・ 「?」(高橋源一郎との対談)、『リテレール』no.1、1992年夏号、メタローグ、「特集=書評の快楽」
・ 「さらに磨きがかかったポゴレリチの純な音」、『GQ JAPAN』no.3、1993年5月号
・ 「ジョン・ケスラー」、『ur』no.7、1993、「特集=ハイパーアート2」、pp.97-111.
・ 「追悼「青の遺言」デレク・ジャーマンを語る」(松浦寿輝との対談)、『GQ JAPAN』no.15、1994年5月号
・ 「?」(岩井克人との対談)、『広告批評』1994年5-6月号「特集=新資本主義入門」
・ "Diary for The Day After Tomorrow," exhibition catalogue The Day After Tomorrow, Centro Cultural de Belem, 1994.
・ 「ポスト・モダンの向こう側」(三浦雅士との対談)、『大航海』no.2、1995.1
・ 「ジェンダーを超えた声」(島田雅彦との対談)、『ur』no.10、1995.6「特集=カストラート/カウンターテナー」
・ 「[音楽] サイモン・ラトル・ブロードキャスター:20世紀音楽を振り返る」、『論座』1998年5月号
・ 「[音楽] 世紀初頭のポストモダニズム:R・シュトラウスのメタ・オペラ」、『論座』1998年6月号
・ 「[音楽] 西洋音楽の終極:ポリーニによるシュトックハウゼン」、『論座』1998年7月号
・ 「[音楽] リゲティは古典となったか:サロネンの実験」、『論座』1998年8月号
960:考える名無しさん
09/03/29 16:57:12 0
・ 「[音楽] ロスとアファナシエフ:ふたつの「平均律クラヴィーア曲集」」、『論座』1998年9月号
・ 「[音楽] ハイナーは死んだ、ハイナーは生きている:ハイナー・ゲッベルス『ブラック・オン・ホワイト』アンサンブル・モデルン」、『論座』1998年10月号
・ 「[音楽] 『プロメテオ』(へ)の巡礼:音と沈黙の狭間で」、『論座』1998年11月号
・ 「[音楽] テクノミニマリズムの完成:池田亮司の零度の世界、『論座』1998年12月号
2000s
・ 序文「グラフィック・デザインの廃墟からの絵画の誕生」、岡村知子・北出智恵子ほか編、サイトウマコト作品集『MAKOTO SAITO:SCENE[0]』ADP、2008.8
・ 「突き放す!:グラフィック・デザインの廃墟からの絵画の誕生」(サイトウマコトとの対談、2008.8.3.金沢21世紀美術館にて)
・ 日本語字幕監修&解説エッセイ寄稿、マーカス・ハイディングスフェルダー&ミン・テシュ共同監督『レム・コールハース:ア・カインド・オブ・アーキテクト』DVD、アップリンク、2009.1
・ 「アーキテクチャと思考の場所」(2009.1.28.世界文明センターでの浅田彰・磯崎新・宇野常寛・濱野智史・宮台真司・東浩紀(司会)とのシンポジウム)
いつかGSの目次などもまとめて項目作るかね…。
80年代後半~90年代前半の批評誌・文芸誌以外のものが、ネット以前なことも手伝って把握しづらいな。
961:考える名無しさん
09/03/29 18:51:13 0
>>957-960
龍の『存在の耐えがたきサルサ』所収の対談「映画とモダニズム」も
足しといていだだけます?
962:考える名無しさん
09/03/29 19:18:23 0
>>961
最初から書誌にある。ただ村上龍との対談、という注記を忘れていたので、そこは改訂のときに加筆しておいた。
963:考える名無しさん
09/03/29 20:53:41 0
>>952
これ知らない?京大に留学していた、スウェーデンの社会学者。一貫して追っているいるよ。
URLリンク(japanfocus.org)
964:考える名無しさん
09/03/29 20:54:54 0
鎌田よりフットワーク軽いんだろうな
965:考える名無しさん
09/03/29 21:08:16 0
>>957
ありがと。おもしろいね。
当時Magazine Littéraireに記事載っていたんだ・・・
>90年代初頭にマリクレールの体質変化
安原ケンジが多分退いたんだろうね
マリクレールはそれこそ港区の都立図書館いかないと保存されていないんだよね・・・
国会はメンドイ。
そもそもGS置いている大学図書館もないんだよね。京都造形大学にはなにげにあったのは
びびったwボロボロだったけど。
966:考える名無しさん
09/03/29 21:09:03 0
S.S.乙
967:考える名無しさん
09/03/29 22:30:01 0
『論座』での音楽評連載は、A5版にリニューアルする前、
B5時代の『RONZA』時代だね。
skmt(当時の表記)のBTTBライブを聴きに北欧に行ったら
ロックフェスのような野外会場だったので大変な目にあった、
なんてことを書いていた。
アルバム発表時期からして1998年前後だ。
彰の音楽評連載だと、90年代は『RONZA』と『中央公論』、『GQ JAPAN』が
代表的だと思う。
968:考える名無しさん
09/03/29 23:59:12 0
柄谷、浅田は、評論家である以前に、コテコテの関西人である。
柄谷がボケで、浅田がツッコミ。
969:考える名無しさん
09/03/30 00:03:06 0
騙されたと思って見てみろといわれて見たらホントに騙された浅田ファミリー
浅田 彰
浅田 ちち
浅田 真央
970:考える名無しさん
09/03/30 03:56:07 0
>>963
知らなかった。そういう人いるんだね。
>>952で挙げた本は、Geert Lovinkの本で、柄谷・浅田言及の章は
上野俊哉への返答メールがもともとの原文っぽい副題がついてるな。
ヘアート・ロフィンクって表記するんだったかな。
昔インターコミュニケーションでロフィンクによるジジェクインタヴューが
上野訳で載ってオンラインでも読める。たしか上野の友達だったか。
URLリンク(offtrap.client.jp)
URLリンク(www.ntticc.or.jp)
>>967
この手の媒体って追ってなかったからそのへんよく知らなくてな。
浅田が担当してる時期は映画欄は阿部、美術欄は岡崎、と浅田推薦メンバーだったのかな?と思わせられる。
>>965
ああ、ヤスケンってマリクレールやってたのか。そういえばそうだったね忘れてたよ。
90年代中期は彼がメタローグって会社を立てて書評誌『リテレール』を始めてた時期だったな。
Magazine Littéraireのは、まあ「AA現象」というタイトルからしていかにも当時文脈の話だけどね。
Gary Genoskoのガタリ解説書でなぜか触れられてて、「え、こんなのあったの」と俺も驚いた。
あと、93年ぐらいにFlash Artでインタヴュー受けてるはずなんだが、どうも探しても見つからないな。
それっぽいのは一応書誌に乗っけておいたが…(>>958-960では挙げてない)
971:考える名無しさん
09/03/30 03:58:53 0
>そもそもGS置いている大学図書館
大学図書館ではないが、ICCのライブラリールームに揃ってたのを6年ぐらい前に見た記憶がある。
あそこのライブラリーってパイクとかゲイリー・ヒルのビデオ資料なんかもあって貴重なものがたまにあったような。
ICCのリニューアルで変化したのかどうかは知らない。
972:考える名無しさん
09/03/30 04:22:48 0
あと、こんなのも足しておいた
・パイク追悼ライブ「farewell.njp」に参加(2006.11.2.ワタリウム美術館にて、「さよならナム・ジュン・パイク展」会期中)
farewell.njpは音声記録がyoutubeにあったので、もろもろの注記を含めて「映像欄」を大幅に加筆しておいた。
973:考える名無しさん
09/03/30 04:33:27 0
>>972
Traversesに関する注はなるほど、と思った。
そんな俺もポンビドゥーで、最近ゴダール展が行われたようだが、ふーん、としか反応しないようになってしまった・・・
974:考える名無しさん
09/03/30 04:46:15 0
ポンビドゥーは上海に分館作るらしいけど、
どういう方針なのか、とか、向うのキュレーターは今何考えてんだ?
とかもはやよくわからないんだよね。設立当初のデュシャン展とかパリーモスクワ
展のカタログとか感動していた身としては悲しい。GSのジュネスペシャルも
なぜか、パリーモスクワ展のカタログっぽいロシア・アヴァンギャルドっぽい表紙で、
いままでのジュネ受容からの切断
が走っているところに感動した覚えがあるなあ。
ポンビドゥーの元財務責任者の文化官僚は今日本にいるし、
つきあいあるやつもいるだろうから、つっこんでほしいが、多分要領を得ないだろうなあ。
975:考える名無しさん
09/03/30 04:48:20 0
現代美術に関してのいいスレってないの?
976:考える名無しさん
09/03/30 04:52:43 0
>>973
「電視進化論」ではtraverses所収のマルク・ギヨーム論文も訳されてるからね。
あの時期浅田が映像関係に力を入れてたのは、ファルジエやヴィリリオが目立ってるカイエデュシネマと、
トラヴェルスと、ZONE、Change Internationalだと思う。
ZONEはジョナサン・クレーリーが編集顧問やってて、戦争機械特集ではバラード論が、
電視進化論ではビデオ論が訳されている。
Change Internationalのアリエズ+フェエールの論文が「特集千のアジア」で訳され、
戦争機械特集ではガタリ+ヴィリリオ+ジョクス+ダギーリの討議が訳されている。
この3本は出典が把握できたので明記しておこうか。いずれ目次が完成したら項目作って掲載するよ。
・Jonathan Crary, «J. G. Ballard and the Promiscuity of Forms», Zone, no. 1-2, 1986, pp.159-165.
・Jonathan Crary, «Eclipse of the Spectacle», Brian Wallis, ed., Art After Modernism: Rethinking Representation, The New Museum of Contemporary Art, 1984, pp.283-294.
・Éric Allies et Michel Feher, «La ville sophistiquée», Chage international, no.3, 1985.
English version: Éric Alliez and Michael Feher, «Notes on the Sophisticated City», Zone, vol.1-no.2, 1986: The Contemporary City, New York; Urzone, pp.40-55.
・Férix Guattari, Paul Virilio, Alain Joxe et Giairo Daghini, «Table ronde: L’Etat nucléaire», Change International, no.2, mai 1984.
アリエズ+フェエールの邦訳付記にも浅田は書いていたが、ZONE、Change Internationalとの連携を目指していたんだろう。
977:考える名無しさん
09/03/30 04:52:51 0
>>963
知らなかった。そういう人いるんだね。
いる。ペーパーも書いているよ。
978:考える名無しさん
09/03/30 04:54:11 0
ちなみにArt After Modernismはこんな目次の本
URLリンク(bookweb.kinokuniya.co.jp)
979:考える名無しさん
09/03/30 05:04:51 0
>>973
背景や当時の英仏雑誌の動きも含めてまとめておいてあげないと、単に浅田スゲーになっちゃうからね。
Change Internationalも、今ではネットで書誌確認できない世界になってるが…。
ガタリネットワークを含めて(ゲノスコはそういう面も論じてる人らしい)、誰かこういうのを整理しなきゃ、
浅田の当時の動きがノスタルジーの対象にされてしまうように思う。
電視進化論特集、戦争機械特集でのドゥルーズ『シネマ』読解からして、
浅田はテクノロジーと政治と映像の問題にひきつけて読む気満々で、
当時ビデオ論がどういう意味で活況だったのかを把握しなおさないといけないと思うな。
>>975
ない。そういうスレ、板はないものとおもってやるしかないよ。
>>977
よく知らないけど、NAMに関わってた人みたいねそのスウェーデン人。
>>974
美術館建設ラッシュバブルが終わってコールハースなんかもひいひい言ってた気がするが、
上海とかなら今でもバリバリやってるのかな、俺はGS、トラヴェルスを含めてリアルタイム体験者ではないので、
そういう屈託を幸か不幸かあまり持てないでいる。
980:考える名無しさん
09/03/30 05:10:30 0
>>979
古谷スレってだめなのか
981:考える名無しさん
09/03/30 05:13:50 0
>>976>>978
ありがとう。面白い。
ちなみに、ポンビドゥー文化官僚さんは、京都の日仏会館の館長さん、いま
やっているよ。さらなる出世までの地方巡業だと思うけど。
・・・・誰かつっこんだインタビューしたら絶対買うけどなあ。
ストローブ=ユイレが好きというか、本格的にやってる方とか、
いろいろ、身近にいると思うんだけど・・・
982:考える名無しさん
09/03/30 05:14:50 0
>>980
古谷スレだと古谷語りにすぐ陥るからね。
地味に書誌、言説史を追うのが難しいし、そもそも英米や仏のそういった動向を把握してる住人が
1人いるかどうかってぐらいだろう。俺自身あそこにいるからよくわかる。
983:考える名無しさん
09/03/30 05:18:08 0
>>982
でもブックマークはそっち系じゃね?
984:考える名無しさん
09/03/30 05:18:31 0
>>979
背景や当時の英仏雑誌の動きも含めてまとめておいてあげないと、単に浅田スゲーになっちゃうからね。
まったくだ。「ニューアカ」、なんてのは単なるイメージの世界だもんね。
985:考える名無しさん
09/03/30 05:29:53 0
>背景や当時の英仏雑誌の動きも含めてまとめておいてあげないと、単に浅田スゲーになっちゃうからね。
AAが編集していた『日経イメージ気象観測』のAAサンプラーは文字通り当時の雑誌や文化への反応
をただ断片的に記しただけで、
結構何読んでいたかがリアルに分かった気がする。
「October」つまんねえ!とかさ。
これは大学図書館に楽勝にあると思う。
986:考える名無しさん
09/03/30 05:31:27 0
>>981
>ちなみに、ポンビドゥー文化官僚さんは、京都の日仏会館の館長さん、いま
>やっているよ。さらなる出世までの地方巡業だと思うけど。
へーーー。いや、本当にそういうのは知らないので助かるわ。勉強になるな。
フーコーの東大教授になるかもしれなかった経緯、
モーリス・パンゲの東大赴任なんかを連想してしまった俺は美術に疎いって感じだな。
>・・・・誰かつっこんだインタビューしたら絶対買うけどなあ。
絶対誰かやるべきなんだがな。あと、「雑誌運営者としての浅田」というかたちで、
そのノウハウ、当時の言説史を振り返らせた発言を誰かがきっちり引き出すべきだと思う。
同人誌規模の批評雑誌(SITE/ZEROなど)は現在活況だが、その割には、
雑誌刊行者浅田の総括をする、ノウハウや歴史性を論じたものがあまりに欠落している。
浅田だけがすごいとは決して言わないが、しっかりまとめてほしいよな。
ある意味でWAVE、GS、季刊都市、ur、InterCommunicationまでは線が一貫してる面がある。
批評空間の線とこの線の二つがあったと見た方が浅田の目線ははっきりすると思う。
987:考える名無しさん
09/03/30 06:10:23 0
>雑誌刊行者浅田の総括をする、ノウハウや歴史性を論じたものがあまりに欠落している
AAはあれでも卒業後の進路に悩んでw日本読書新聞の編集者になろうか、と思った
と、どこかマイナーなところでニューアカブームのころ、スガちんが書いていた(気がする)。
重力02のスガ書誌当たれば分かるかも。
『日本読書新聞』というとピンとこないだろうと思うけど、そこの編集者出身が70年代パイデイア
とかエピステーメー作ったんだよね。AAはそれをよく見てて、さらにそれを発展させたという
感じじゃないかしら。
988:考える名無しさん
09/03/30 06:13:12 0
まあ当時の人は分かっていて黙っていた舞台裏なんだろうけど、
ゴシップを超えて、意義づけやる時期なのかもね。
前を開く新たな発見が出てきて欲しいと言う意味で