08/08/01 15:05:11 0
>>49
>>46への反論に答えていない。
「領域の比喩形象は、後に続く全ての時空質化までは、まだ使わない方がいい」は、「領域の限界部分、
縁に沿って、倫理・政治を触れえないものにしつつ、その画定された線を歩いてみよう」と論理的に全く
区別する理由がない。「非哲学と哲学を分けることでいいじゃん。まずは初めの段階でね。」
「分けることで十分哲学にも非「哲学」にも触れていると思うけど」も同じ。説明しようとする区別を
最初に前提してしまうのはおかしい。きわめて初歩的なレベルの誤りだ。
「とにかく時空質を排した記述からはじめて、」とあるが、なぜそこからはじめられるのか不問にするなら
それは哲学的とはいえない(それには理由がない)。そのようにはじめられる理由は考えられない。
最初から「時空質」という高度に抽象的な概念を前提とする理由はないからだ。
何を問題にするにせよ、ある区別を絶対視するという誤りを避けるためには、何らかの区別が生じる
理由から入る必要がある。何らかの区別が生じる理由から入ろうとするなら、それが大掛かりな区別に
ならないことは、少し対象について考えれば、簡単に理解できるはずのことだ。