08/06/15 11:42:37 0
>>157-158
物理的実体(PE)に比べて、人類主義(Mankindism)は不確かで信用ならない
と感じるのは理解できますよ。ある意味、自然な感覚だと思います。
ただ、現実に、不可避的に進んでいく調整、混血、多様化、商業的一体化・・・
全人類的な同調圧力に対し、全人類的に共感を獲得しながら恒常的に抗う
ことが可能な概念が存在しない以上、人類は人類主義(Mankindism)に、
段階的であれ、収斂されていかざるを得ないわけです。
いいか悪いかは別にして。
好む好まないは別にして。
いくらかすったもんだがあったとしても。
>恐らくは最後に当てにした「人類」(Mankind) という属性すらも、
>『共感(Sympathy) を促す抽象的概念』、或いは「観念」(Idea)、
>「物語」(Story)、「主観性」(Subjectivity)には及ばないと信じているのです。
両者は対立しません。
人類的共感、人類的観念、人類的物語、人類的共同主観性・・・
といった具合に、(仕方なく、嫌々ながらにも)「人類」(Mankind)の
属性にそれらが引き込まれる、飲み込まれる、修正・再設定される
(されていく)ことになります。
そもそもそうして生まれたのが「人権概念」です。