08/05/07 22:48:52 0
なるほど(コピペ?)。
過剰を蕩尽する祝祭空間の記号論てところでしょうか。
おっしゃるとおりロックの魅力は若気の至りであると思います。
若い表現者が、舞台上で死を演じる。
観客は若者の自殺行為を見て熱狂し喜ぶ。
残酷な劇といえます。
ブライアン・ジョーンズ、マーク・ボラン、尾崎豊、カート・コバーン等。
彼らは、フィクションであるロックという制度に支配された者と言えます。
ロックという制度の支配から卒業できなかった尾崎豊氏。
思春期を終える前後、若気の至りにふと気づます。
その時、「ロック=若気の至り」に対してどう接するか。
ロックという制度は、職業としての商行為に求められる社会性と、
なかなか折り合いがつかない関係です。
折り合う過程で失敗すると、面白くない表現へと変わります。
ですから、中年以降のロックミュージシャンは「危うさ」を
自己演出する方法を模索しなければなりません。
どのように「危うさ」を演じるか方向性を大別すると二つあると思います。
一つはイギー・ポップのように暴れる肉体派と、
二つめはトム・ヨークのように内向的鬱神経症派です。
どちらも中途半端に追求すると面白くないですが、
体力のない日本人ミュージシャンは圧倒的に後者が得意だと思います。