08/05/05 20:54:26 O
今、改めてDVD『シフクノオト』視てたんだけど。観客が凄く善意なのね。アリーナだけじゃない、二階席の観客も全員立ち上がり、一斉手拍子、手拍子の打ち方もよく(?)揃ってる。全体的にこの観客の善意と総意が最後まで貫徹して、実に素晴らしいライブになっている。
因みに今のは皮肉である。ロックバンドのライブで予定調和的仕草が観客や演奏者に見えることほどつまらないものはない。Mr.ChildrenのDVD『シフクノオト』は、その手の予定調和で最初から最後まで埋められている。あれはロックコンサートといえるのか、
違うとしたら、一体何なのか。勿論、この疑問というのはMr.Childrenに限らない、日本のメジャーバンド全般のライブで言える話になる。Mr.Childrenはファンによれば“偉大”と名がつくほどのバンドである。(スレ主さん、そうでしょう?)
そのMr.Childrenにしてこのザマか、という情けなさを感じる。
この手のコンサートを取材するマスコミの責任も感じる。あのような、DVD『シフクノオト』に記録されてるような光景、予定調和、あれをみて、一言“つまらない”と書いたマスコミが一人でもいたのか。『JAPAN』でも『BRIDGE』でもいい、一人でもいたのか。
言わなきゃならんだろう。何のための音楽ジャーナリズムなのか。ひたすら褒めそやすだけしか能がないのか。誰でもいい。日本のメジャーバンドのライブにおける真摯なやり取りの欠如について、一人くらいは書くべきではないのか。実は書いているのかもしれない。
だったらまだ救いがある。