08/02/11 20:29:05 0
そら、組み合わせを抽象レベルにまで引き上げて、パターンに注目すれば
つまり機能分析ないしフォルマリズム批評にまで引き上げれば
「出尽くしている」といえるわけだが……
そこから「やり尽くされている」というのはなあ……
ワレオタ批評や田中和生批評もそうなんだが、
昔あったじゃないか、もうやっていたじゃないか
というどうしようもない言説しか生まれない。
それが「○○は終わった」的なペシミズムなのか、
それでもまだ新しいものを期待してやまないロマンティシズムなのかはわからないが。
とまれ、抽象レベルでやり尽くされた地平で、そこからやっとはじまるんじゃないの?
セカイ系はまだはじまっていませんってエロゲ作家が言っていましたが(笑)、
社会学的抽象化のゲームじゃなくて、
具象レベル、細部に宿るのが文学なんではないのかなあ?