08/04/26 23:53:04 0
最後に思いやりの間違った例を挙げる。
再び私が一番よく知っているカルトから引用する。
最初のシュタイナー学校で開かれた教師間会議のとき、
シュタイナーは学習障害児である小さな女の子の例を分析し、
この少女に対して教師にできることがあまりないのは、
この子が本当は人間ではないからであると説明した。
人のなかには、こうした偽人間が多く含まれており身体の中には悪魔が詰まっている。
[29]このコメントに逆上した教師はいなかったようだ。
また、私がこのコメントを見つけた2巻セットの出版者もそうである。
このセットにはフランス人の犯した「ひどい残虐行為」という悪名高いコメントも載っている。
出版者はフランス・バッシングと人種差別についてはお詫びせざるを得ないと感じていながら、
実際は悪魔であるが仮に人間の姿をしているという記述にはお詫びも説明もない。
つまり、進化向上してゆく人間とその他全部の劣った種類(私たちが戦うことを運命付けられた有色人種、
人間ではない人間、悪魔)との差別が人智学の世界観の土台になっているからである。
シュタイナーはおそらく自分の言葉を何一つ間違っているとは思っていないだろう。
「年をとった人のなかに非常にたくさん人間ではない人間が含まれている。」
シュタイナーは教師たちにこのことを口外しないよう注意した。
「我々が人間ではない人間がいると言っていると人が聞いたら、
何と言われるか想像してみなさい・・・このことは世界に向かって叫びたくない。
そんなことは叫びたくない。」
[30]ルドルフ・シュタイナーにはほんの少しでも良心があったのだろうか。
他人の人間性を無視する悪漢や奴隷商人やナチと比べても、情状酌量の余地があるだろうか。
そして、シュタイナーは一生の中でおそらくたった一度、支持者に本当の知恵を授けた。
黙っていなさい。ここで私たちが話し考えたことを明かしてはならない。
人はおののくであろう。
だから、口を閉じよ。
そして、信奉者はその通りにしている。
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