08/04/19 21:57:17 0
カルマというのはシュタイナーの本を読んでる人でももの凄い勘違いをしてる人が多い。
神様が天から自分の一生の一部始終を見ていて、悪いことをしていたら来世で
辛い運命を与えるとかいう類のことを、人智学をかじってる人ですら信じてたりするけど、
常識で考えて、そんな暇な神様が居るわけないじゃん。
カルマはそんな人為的・作為的なことではなくて、単なる自然現象・物理現象にすぎない。
自分と自分にまつわる人間や動物達の感情(アストラル体)が、エーテル体に刻まれる。
アストラル体は人体を超えてどこまでも広がるので、離れていても影響が及ぶ。
死後はエーテル体に記録された感情記憶と表象記憶のうち、表象記憶が捨てられる。
表象記憶(言葉や思考)は脳の働きがないと保持できない情報だから、脳が死ぬと消える。
そして死後に残った感情記憶を逆方向、つまり老人時代から若年時代に向けてリプレイする。
ここでいろんな人が自分に対して抱いていた感情を、見せつけられることになる。
死後の魂は、脳による自己防衛や正当化ができない無防備の状態だから、これは強烈な印象を伴う。
ここで激しく反省・悔恨したことで、来世の生き方の基本方針ができあがる。
悪いことをしたら自分を責めるような運命を選び取る人生になる。
エーテル体は人体の原型でもあるから、悪いことをしたら病気になったりブサイクになったりもする。
これは天罰ではなくて、単なる物理現象だ。
カルマを担うのがエーテル体だということは絶対に忘れてはいけない。
エーテル体にやばい感情を記録しないで済むような生き方をした方がいい。