07/10/18 00:13:28 0
>>649
>だから下部構造(の集まり)が上部構造を規定してる(決定ではない)といってるのさ
「自然界」を下部構造と上部構造に分割する根拠は全くありません。
弁証法とは「(非科学的な)ヘーゲル観念論の形而上学的思いつき」にすぎません・・
ので、それをむりやり唯物論(真理)化させようとした試み「弁証法的唯物論」・・
「共産主義・社会主義」は結局全ての面(政治・経済・社会)で挫折しました。
いまだに「弁証法的唯物論」などを論じているのは「日本の一部の大学」だけであり、
中国等の「社会主義国家?」でさえ、弁証法的唯物論に基づく計画経済など「悪い冗談」だと
誰も相手にしなくなっております。
・・もっとも「プロレタリアート独裁」について「独裁」の部分を政府が手放せず、
相変わらず「表向き」は社会主義を名乗っておりますが、内実は「弱肉強食の資本主義」
であることは周知の事実です。
すなわち「唯物論」という真理(清水)に弁証法という誤謬(汚水)を混ぜた結果、
全体が誤謬(汚水)となってしまった・・ということです。
「資本主義の弊害の緩和」という意味ではむしろ、北欧型の高福祉社会の方が「社会主義色」
は強いと言うことが出来ます。
むろん、北欧が高福祉社会であることは高税率に支えられており、それが可能なのは
物的・人的資源に恵まれているからです。
北欧では資源の他・・ノキア、ボルボ、サーブ・・等優秀な世界企業も健在です。