07/09/19 10:28:07 0
Q5についてだけど、西部さんが読んだ本となれば、ソシオエコノミクスの
参考文献が200程あったよね。それこそ経済ならスミスから始まって英米中心の文献と
宇沢さんも入れて青木さんも、、、、と、ちょっと気が遠くなる量ですね。
行政学で出てくるような人物もたくさんいた記憶がありますし、そういえば珍しくハーバーマスとか
も出てますもんね。それに文脈からロールズにローティも読んでるようだし、まぁ有閑職が
なせる業なのかしら。
とはいえコアなのは>>148さんの思想家だろうね、とりわけオルテガ。やっぱオルテガを思想形成の
中心においた感じですよね西部タソは。それは大衆論だけじゃなく、生き方そのものというかね。
結局のところ、コアが誰なのかが重要だと思うね。バランスのとれた情熱と論理、生き方と思想、
この辺に共感できる人物を一人思想形成のコアに置くのが大切なんでしょうね。
そう考えたとき、ヤスパースが一人の思想家から学ぶとき、全く真逆の思想家からも同時に摂取する
のが大切だ、と哲学入門でいってたが、果たしてそんなこと可能なのかなと、素朴な疑問としてある。@