07/08/26 09:17:45 0
うーん、宮台さんが本気で保守に転向したというのは首肯できませんね。
彼の設計主義的な、あるいは社会工学的な視点というのは一貫していると思うのです。
例えばナショナリズムに関してこのように言っている。
一部の左翼の様に、ナショナリズムに対しアンチナショナリズムで対抗するのは馬鹿。
なぜなら有効でないから。ナショナリズムを組み込んだ上で、それが戦前的なものではなく
戦後的なものを指向している(繁栄と平和?)ことを示せばよい、と。
宮台さんの保守的な言葉は、単にそのほうが有効だから、手段として、しかも目的とは本質的に
関連性が無いものとして用いられているように思えます。「あえて」も「かのように」も保守は
保守である、とも言えようかとは思いますが。