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●ホームレス「死んでもいい」 殺人未遂容疑の少年ら
公園で寝ていて高校生らに火をつけられた被害者の男性は、家庭の事情で昨夏から
インターネットカフェなどで寝泊まりをしていたという。被害に遭った夜は、清掃作業の
仕事が休みだったため一人で酒を飲みベンチで寝ており、少年らはホームレスと
思ったと話しているという。
男性を襲う際、少年の1人が「ごみを掃除するぞ」と仲間に声をかけていた。現場の公園で
寝泊まりし、事件を目撃した男性(45)は「叫び声でベンチの方を見ると、火柱が上がっており、
男性のひざの上から頭まで火に包まれていた。男性は『助けて』と言いながら噴水に
飛び込んだ」と話した。
逮捕された5人組のリーダー格はタイル工の少年(17)で、ほかの4人は北区の
中学校の同級生。5人は共通の知人を通じ知り合ったという。
少年らは、公園などで暮らす人たちのことをホームレスとは言わず「乞食(こじき)」や
「浮浪者」と呼び、警視庁の調べでもそう表現しているという。
タイル工の少年は「乞食は最低で、世の中の役に立っていないから、犬猫と一緒。
汚くて街に迷惑をかけており、死ぬのを待っているだけ。死んでも仕方がない」と話している。
ほかの少年4人は「火をつけて乞食をいじめたかった」「怒って追いかけてくるのが
おもしろかった」と話しているという。
現場の公園では5月11日未明、ホームレスの女性(59)がたばこの火を顔に押しつけられ、
やけどを負う事件があった。この女性は翌12日未明にも寝袋に火をつけられた。
少年らはこの女性襲撃2件への関与を認めているとされる。
また、5月12日と13日未明に、同区東十条5丁目の歩道の階段踊り場でホームレスの
男性(52)に一升瓶を投げつけたり、寝床にしていた段ボールにライター用オイルをかけ
火をつけたりしたとも話している。
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