07/03/28 15:14:51
例えば、人類は以下のような境地の言葉を持っている。
修行僧たちよ、このような境地がある。
そこでは、地もなく、水もなく、火もなく、風もなく、
空無辺処もなく、識無辺処もなく、無所有処もなく、非想非非想処もなく、
この世もなく、あの世もなく、月も太陽もない。
修行僧たちよ、[そこに]来るとも、行くともいえず、[そこに]いるとも、死ぬとも、[再]生するともいえない。
それは何かに依っているのでも、何かから生じたのでも、何かに支えられているのでもない。
それこそが苦しみの終わりである。
( 『ウダーナ』8章1節)
ここにおいては、およそニーチェやハイデガーごときは無縁の衆生だ。