06/07/02 17:32:13
そもそも日本は世界で最も成功した社会主義国家であり、
一億総中流とも言われたように貧富の差が少ない国である反面、そのために
飛びぬけた才能ある人たちを冷遇してきたことや終身雇用制などがあるために
経済の活力が損なわれ、その結果日本経済が停滞したのだという解釈が支配的に
なったことから、改革が必要だということになっただろ?
日本国民自身が
「これまでの日本のような悪平等ではいけない、多少は格差が出ても活力ある経済社会」
を自ら望み、その結果改革路線を掲げる小泉首相に熱狂的支持が
集まってきたということは確認しておく必要がある。
つまり日本人は「格差社会を望んでいた」わけで、それなのに「その結果が出た」
今頃になって「格差が拡がって困るんですけど?」ではあまりにも勝手なのではないか。
おそらく国民の多くは何か勘違いしていたのだろう。
真面目に努力する自分は改革によって恩恵を受ける側、誰か知らない他の奴らは
残念ながら淘汰される側、ざまあみろプゲラ、ぐらいに思っていたんだろう。
ところが蓋を開けてみると一向に自分にお鉢が回ってこないわけで・・・(藁。
自分だけは大丈夫とか自分だけは事故に遭わないとか考えるのと同じ
バイアスがかかってたに過ぎないんじゃないだろうか?