文庫化してほしい哲学書を挙げるスレat PHILO
文庫化してほしい哲学書を挙げるスレ - 暇つぶし2ch770:考える名無しさん
08/02/29 08:07:44 0
>>769
いくらなんでもそれは平凡社が可哀想だ。
むしろあの値段にもかかわらず絶版にしない社を尊敬しようぜ。
リーゼンフーバーの平凡社ライブラリー版が無くなってるのが悲しいけど。

平凡社と創文社は中世哲学研究の著者もかぶるようだから、
創文社の研究書が平凡社ライブラリー入りしてくれれば望外の喜びではある。
渋谷克美の『オッカム「大論理学」注解』』シリーズとか、八木雄二『スコトゥスの存在理解』とか、
稲垣良典『抽象と直観 中世後期認識理論の研究』とか、シロクス『エリウゲナの思想と中世の新プラトン主義』とか、
ライネルス『中世初期の普遍問題』とか、仲山善樹『エックハルト研究序説』とか、
クザーヌス『隠れたる神』とか、園田坦『<無限>の思惟 クザーヌス研究』とか、いっぱいある。

771:考える名無しさん
08/03/09 10:51:47 0
カルージュ『独身者の機械』

772:考える名無しさん
08/03/09 10:55:17 O
フーコー ハゲと狂気

773:考える名無しさん
08/03/09 11:59:32 0
確かに、ドゥルーズの主著が文庫化した今、次はフーコーの番だよな。

774:考える名無しさん
08/03/09 15:04:10 0
慎重文庫か?
あり得ねえ。

775:考える名無しさん
08/03/10 10:34:21 0
文庫版のアンチ・オイディプスは宇野邦一の訳なんだね。
単行本の市倉訳は持っているんだけど訳がこなれてなくて読みにくい。
宇野訳はどうなんだろう。

776:考える名無しさん
08/03/10 12:11:02 0
こなれている。こなれ過ぎて意味が?なところが多々ある。

777:考える名無しさん
08/03/10 21:02:42 0
アレント『全体主義の起源』
デリダ『グラマトロジーについて』
ダグラス・R・ホフスタッター『ゲーデル、エッシャー、バッハ』
浅田彰『構造と力』

778:考える名無しさん
08/03/10 21:12:58 O
確かにフーコーは高すぎる。ハゲ隠しもいい加減にしたほうがよかろう。


779:考える名無しさん
08/03/10 21:16:48 0
>>776
ありがと。
宇野訳で読んで市倉訳を時々参照でやってみるよ。


780:考える名無しさん
08/03/10 21:44:21 0
フレデリック・ジェイムソン「政治的無意識」
あとシュレーゲル出してくれ

781:絵里
08/03/10 23:41:18 0
ロザリンド・クラウス「オリジナリティと反復」

782:考える名無しさん
08/03/11 15:29:56 O
>>780
シュレーゲルどっち?
弟は冨山房百科全書に論文集あるよ

783:考える名無しさん
08/03/15 04:11:01 0
フーコー。新潮社さんお願い。

784:考える名無しさん
08/03/21 16:18:08 0
新潮も学術系で独立した文庫シリーズ作ればいいのに

785:考える名無しさん
08/03/21 19:49:39 O
2分冊とかでフーコーが文庫化されたら嬉しいです。

786:考える名無しさん
08/03/21 20:57:57 0
新潮は海外文学・学術・思想に対して、二番煎じとか便乗企画ぐらいしかやらないし、
文庫枠にいたってはからっきしだからなぁ・・

787:考える名無しさん
08/03/22 00:07:31 0
新潮って実は三流出版社だよね

788:考える名無しさん
08/03/24 19:08:21 0
プライドは超一流

789:考える名無しさん
08/03/24 20:41:26 0
>>787
んなことはねえだろ。文庫の小説は充実しているからなあ。

790:考える名無しさん
08/03/24 22:22:53 0
>>789
外国文学の古典・現代が蔑ろにされてるのがちょっと。

791:考える名無しさん
08/03/26 00:46:32 0
マルクス「デモクリトスとエピクロスの自然哲学の差異」

792:考える名無しさん
08/03/26 01:49:43 O
新潮さん、ロリータを買う勇気がないので、
出来れば表紙の題名だけでもロータリーに変更して頂けないでしょうか?


793:考える名無しさん
08/03/26 02:01:33 0
>>790
新潮文庫は外国文学の現代ものは相対的にマシなほうだろう。
他に新潮より充実しているレーベルがあるか?

古典は他社に比べると普通だと思うが。

794:考える名無しさん
08/03/26 04:10:47 0
「…人間が類的存在とみなされる国家のなかでは、
人間は想像上の主権の空想上の構成員であり、
その現実的な個人生活を奪いとられ、
非現実的な普遍性によってみたされている。」
(マルクス「ユダヤ人問題によせて」岩波文庫25ペ)
この若いマルクスにしてからがなんと深いだろう!
支配階級の暴力機関だの、それゆえ国家はいずれ死滅するだの、
一面の真実にすぎないエンゲルス-レーニン的駄ボラを
<マルクス主義>だと思っていた自分をいまさらながら恥じる。
よって791に一票。

795:考える名無しさん
08/03/26 04:25:31 0
「エンゲルス-レーニン的駄ボラ」は言い過ぎだったかも知れない。
正確には平板化だな。
エンゲルスとマルクスを分別するためにも
「マル-エン選集」でなく「マルクス選集」文庫版が欲しい。
エンゲルスの言説・表現との差異を注解してくれるような編集だと
より勉強になる。

796:考える名無しさん
08/03/28 04:16:32 0
昔、筑摩の世界思想集成(?)とか言った箱物のシリーズにあった
「アヴェスター」をちくま学芸文庫で出してほしいなぁ。図書館で読めるけど、
書き込みとかして汚しながら読むのが好きなんだよ。

797:考える名無しさん
08/03/31 10:00:50 O
『「知」の欺瞞』文庫化希望。 

高いし、あまり置いてないし。。

798:考える名無しさん
08/03/31 13:43:37 0
>>797
クソ本だろ。

799:考える名無しさん
08/04/02 22:19:57 0
まだ怒っている人がいるのか

800:考える名無しさん
08/04/04 15:35:30 0
中世思想原典集成 

801:考える名無しさん
08/04/21 15:40:23 0
URLリンク(gbrfeah.ath.cx)
チョー美味しい♪

802:考える名無しさん
08/04/21 21:50:14 0
『責任という原理』
だって絶版だから…。ついでに新訳で。

803:考える名無しさん
08/04/22 12:35:46 O
レヴィナス全般お願いします。

804:考える名無しさん
08/04/23 05:17:56 0
オルテガ「大衆の反逆」
前に角川文庫から出ていたのは訳文読みやすくよかった。
(十数年前か一度復刻で出た)
大崎平八郎訳レーニン「国家と革命」など
岩波文庫に比べ角川文庫は良訳が多かったと思う。


805:考える名無しさん
08/04/23 08:43:17 0
ロールズの正義論

新訳で文庫でキボン

806:考える名無しさん
08/04/23 09:52:33 0
>>804
ニーチェの偶像の黄昏とかロレンスとか出してた、あの金色カバーのやつかな。
私もたまに古書で見かけて買ったりするよ。

807:考える名無しさん
08/04/23 09:59:45 0
>>804
神吉敬三訳の『大衆の反逆』は
ちくま学芸文庫に入ってる


808:考える名無しさん
08/04/25 01:28:14 0
>>807
ちくま学芸文庫版のこと知らないで失礼しました。
うん、神吉敬三訳だったね、角川文庫のも。


809:考える名無しさん
08/04/26 04:47:43 0
プルードン『経済的諸矛盾の体系』


810:考える名無しさん
08/04/26 04:48:31 0
または貧困の哲学

811:考える名無しさん
08/05/03 08:03:05 0
な~るヘソ。

812:考える名無しさん
08/05/03 19:31:28 0
哲学の貧困ですね。わかります。

813:考える名無しさん
08/05/23 21:05:04 0
ヤコブ・ベーメ「アウロラ」

814:考える名無しさん
08/05/23 22:43:53 0
森口美都男 『「世界」の意味を索めて』

ペーター・プラース 『カントの自然科学論』

815:考える名無しさん
08/06/13 20:01:49 0
高坂正顕 『カント学派』

816:考える名無しさん
08/06/14 11:16:07 0
>>624
本人ブログより。

◎ 拙著『相対主義の極北』が、
「ちくま学芸文庫」として文庫化される
ことになりました。2009年1月頃刊行予定
です(まだ決定ではないですが)。
【2008年6月4日記】

817:考える名無しさん
08/06/15 19:39:14 0
家事と城砦

818:考える名無しさん
08/06/16 21:05:56 0
ぜひ、「千のプラトー」(ドゥルーズ)。
あと「シネマ1・2」も。

819:考える名無しさん
08/06/16 23:02:38 0
アーサーO.ラヴジョイ 『存在の大いなる連鎖』

820:考える名無しさん
08/06/17 13:40:23 0
>>819に一票

821:考える名無しさん
08/06/17 14:09:43 0
>>819
文庫化には賛成だけど、できれば新訳で文庫化してほしい。
英文学畑の人が思想系の本を訳すと、どうも変な表現が目について困る

822:考える名無しさん
08/06/20 14:37:22 0
>>816
おめ

823:考える名無しさん
08/06/22 01:09:22 0
ジルソン 中世哲学の精神

824:考える名無しさん
08/08/07 21:19:59 0
カルージュ『独身者の機械』

825:考える名無しさん
08/08/12 20:54:40 0
関広野『プラトンと資本主義』

826:考える名無しさん
08/09/03 22:59:40 0
笠井叡の『天使論』を文庫化していただきたい。
どんな本だか全くわからないのだが
絶版でネットでも高額なので興味がある。

827:考える名無しさん
08/09/26 11:46:22 0
昔昭和堂から出てた

レオ・シュトラウス『政治哲学とは何か』

品切れで入手不可能になっている。
今文庫で出せば売れるだろう。


828:考える名無しさん
08/09/26 12:40:24 0
資本論が新書になってた。

的場昭弘訳?「超訳『資本論』」(祥伝社新書)

829:考える名無しさん
08/09/26 15:24:59 O
みすずと藤原の本全部
幻冬舎文庫で一冊300円

830:考える名無しさん
08/09/26 17:27:00 O
マルエン全集全巻

新訳で

831:考える名無しさん
08/09/27 09:47:34 0
>>828
宣伝はスレ違い


832:考える名無しさん
08/09/27 17:30:32 O
フーコーって監獄の誕生とか差押えて、論文集みたいのしか文庫化されてないね。
こんなことではフランス語勉強した方が早いんじゃないか?
哲学徒なら凡人でも英独仏は三十路までに読めるようになるべきだしな。
できないというやつは怠けてきたといわれても仕方ない。

833:考える名無しさん
08/09/28 11:14:51 0
>>832
文庫じゃなくても邦訳で読めばいいじゃん
そんぐらい買えよ

834:考える名無しさん
08/09/28 11:23:28 0
>>832
( ´,_ゝ`)プッ


835:考える名無しさん
08/09/28 13:49:36 O
日本のハードカバーはぼったくり。
誰が買うんだあんな高いの。
金も足りないが第一に企業努力が足りない。


836:考える名無しさん
08/09/28 13:57:16 0
>>835
図書館で借りるか古本屋で探せ。
本当に読みたいやつならそれぐらいはする。
読者としての努力が足りない。


837:考える名無しさん
08/09/28 14:52:01 0
大学行けばいいじゃん。図書館で読めるし。
企業努力とか言う前に自分が努力すればいんじゃね。
もしくは独学で語学を身につけるとか。

838:考える名無しさん
08/09/28 16:38:05 O
おまえざまあねえなあ。レイプでもされたか?

839:考える名無しさん
08/09/28 16:40:53 0
欧米のハードカバーはぼったくり
でもソフトカバーが同時に出る

840:考える名無しさん
08/09/28 16:41:52 0
欧米のソフトカバーは
日本のハードカバーと値段は同じぐらい。


841:考える名無しさん
08/09/28 16:58:19 0
>>840
嘘をつくな

実例(『監獄の誕生―監視と処罰』の場合)

邦訳:5,565円
URLリンク(www.amazon.co.jp)
仏語原書:12.5ユーロ(約2,000円)
URLリンク(www.amazon.fr)
英訳:14.95ドル(約1,600円)
URLリンク(www.amazon.com)
独訳:11.5ユーロ(約1,800円)
URLリンク(www.amazon.de)

842:考える名無しさん
08/09/28 17:01:53 O
(-o-;)

843:考える名無しさん
08/09/28 17:02:44 O
てかドルヤバい。


844:考える名無しさん
08/09/28 17:50:18 O
最近の日本の文庫もぼったくりになるばかりだね。
上下合わせて3000円とか。半額でいいよ。
これでは上だけしか買えない。
俺が上で挫折するのは企業のぼったくりのせいなんだよ。
例えば「差異と反復」がそう。
そこでまず語学力を上げて原書に挑戦しようと思ってるんだ。
どうせ挫折するなら原書で挫折するべきだなって思ってる。


845:考える名無しさん
08/09/28 17:56:04 0
仏語の原書は定価が安くても送料がべらぼうに高い罠

846:考える名無しさん
08/09/28 18:07:20 0
ぼったくりっていうよりも、価格はほぼ自動的に部数から決定されるからだろう。
出版物は、流通数と在庫確保コスト(倉庫費)と絡んで価格決定されざるをえないシステムになってるから
小部数=高価 は不可避なんだよ。

赤字で廉価でやれというよりは、別経路で低価格でデータで売れとかいうのなら理解できるが。

847:考える名無しさん
08/09/28 18:09:42 O
それでも挫折するなら原書で挫折するべきだ。
どうせ落ちるなら東大や京大、オックスフォードなどを受験して落ちたほうが箔がつくでしょうが。


848:考える名無しさん
08/09/28 18:10:38 0
欧米の本だと、流通による規定のあり方が違っていて、その結果安く抑えられるってのもあると思う。
日本みたいにトーハンなどの取次が雑誌・書籍をどっちも扱うわけじゃないからね。
書籍は書店が基本的に買い取る。その分、日本と違って書籍の返本率がガクンと落ちる。
そのリスクヘッジの差が、書籍価格に反映される。

そういう価格決定プロセスの違いの差でしかないって面もある。
フランスだって学術書なら4000-5000円の書籍とかたまにあるよ。

849:考える名無しさん
08/09/28 18:13:09 0
>>841
外国語の「監獄の誕生」は、みんな文庫化されてるから
安いんだよ。
ハードとソフトカバーが同時にでる類いの学術洋書とは違う。
なので、>>840は間違いではない。


850:考える名無しさん
08/09/28 18:18:19 0
なんでもかんでもハードカバーで出される傾向にある日本のヤバさというのも言っておいた方がいい。

あと、仏のフーコーの文庫はたしかに異様に安いし、
組版も変更されていたから「文庫」と評するのは的確としても、
英語のは組版を変えずに、ハード/ペーパーと二経路出版を、しかも同時にやったりするわけで、
そのペーパーを「文庫」と評するのはまずいと思う。組版変えてないからコストないんだよねあれは。

851:考える名無しさん
08/09/28 18:24:18 O
>>846

でも少部数=高価って初期設定でしょう?
売り上げに応じて値段が変動しない。
読まなくても問題なさそうな哲学系の新書とかは文庫らしい値段だけど、
これが高部数=低価格ってことなら、
何かがおかしい。


852:考える名無しさん
08/09/28 18:28:19 0
たしかに新潮のフーコー本は何十年たっても
文庫化する気配はないし、ハードカバーのまま
だが、有名な古典だから相当部数を捌いていると思う。

そういう意味で、出版社としての良心は全く感じられ
ないし、明らかにぼってるよ。

筑摩や岩波あたりはどんどん文庫化してて偉いと思う。


853:考える名無しさん
08/09/28 18:39:04 0
>>851
それは、価格変更が利かないように制度的に決まってるから。
再販価格維持制という。これを変えるようにはたらきかけると、大手と取次が邪魔をするかたちになる。
いまの流通システムは大手が大量にばらまいて売るのに適した形態だからね。

価格変化をおこして、たとえば増刷分の売れ残りを早期に売り切ってリスク減らして、
在庫切れじゃなくて、ただしく「絶版」=版権放棄 をしてくれれば、
入手不可の権利だけは版元に独占されていて合法共有もできない本とかも救えるんだけどね。
日本の現状は、在庫切れを絶版といい、版権も放棄せずに踏み潰しているような事態。
欧米では、在庫切れの本は、版元が自社刊行目録からはずし、版権を放棄する慣習が強い。
データで売るのが欧米では早かったのは、そういう風習も絡んでると思う。
すげえアンモラルな風習が根付いちゃってるんだよ、日本は。

詳細な記事じゃないけど、興味あったら、こういうコラム読んでみるといいよ。
URLリンク(www.yorozubp.com)

>これが高部数=低価格ってことなら、
>何かがおかしい。
まったく同感で、ゆえに新書をマーケットとしてあざとく売り込んだり、
あと、新刊出すと即、版元にペイが来るシステムになってるから、自転車操業的に
日本の大手版元は出版数だけ欧米平均より異様に高い。といってもおっしゃるように新書とかそんなんばっか。
しかし、そうする大手だけが勝てるシステムになってる。
また、取次へのマージンも老舗版元ならやたら小さく、新規参入がすごく難しいゲートが出来てる。
そんなわけで、たとえば月曜社とか絶対理不尽な苦労払ってると思うよ。

こういう産業構造を改めなければならないんだけど、人文系の人であっても、そういう関心が乏しい人がすごく多い。
ちなみに、復刊ドットコムなんてのは、上記システムを一切変えないで、
増刷予定数を予測して出すためだけのものなので、むしろあんなものは何にも変えないための工夫みたいなもの。

854:考える名無しさん
08/09/28 18:40:08 0
>>849
洋書にソフトカバーと文庫の明確な区別なんてあるのかという疑問はおいといて、
確かに学術洋書は高いが、その日本語訳はもっと高い。
いやむしろ、高価格の学術書というのは邦訳が出版されることすらないほど高水準なもの
がほとんどだ。そういったものについてはそもそも比較自体が成立しないんじゃないか?

855:考える名無しさん
08/09/28 18:45:57 0
>>852
そうだね、新潮は文庫枠持ってる大手なのに、そういう工夫しないよね。
そして、新潮はちくまに権利売ったりしないようにしてるみたいだから、高価格枠のみの独占みたいなものだな。
新潮がえげつないのは俺も同意だけど、文庫ってのは結構難しいもので、
・自社製品の文庫化 これは組版変えるだけでいけるから損はしない。
 しかし文庫は増刷率が単行本より低く、「書籍の墓場」とも評される。ちくま学芸ですら貴重なのがぼこぼこ死んでる。

・他社製品の、たとえばちくま学芸への文庫化
 これは、邦訳の最初のものを出したところからすると、たとえばちくまは漁夫の利を得るだけの便乗に見える。
 未来社の社長なんかはそういう意味でちくまを軽蔑してて、自社のは売らない、って言ってるね。
 だって、初期設定の利益を赤字にしたままで他社に売れって言ってるようなものだからね。
 個人的にはそれでもちくまなどに売り払ってほしいものだけど、こういう言い分も理解できる。

・そもそも文庫枠をもてるのは大手しかいない。その意味でも、文庫ならぬ廉価枠が必要。

こういう微妙な問題がある。

856:考える名無しさん
08/09/28 18:58:37 0
>>854
>確かに学術洋書は高いが、その日本語訳はもっと高い。
高級路線でいってるから版元が勘違いしてるとか、ぼったくってるってのとも違い、
やっぱりそこは価格決定プロセスによるところが大きい。
洋書だって、3000-4000円級は割とあるしね。
ただ、2500以下の学術系本も多くて、その率は日本のそれよりはるかに高い。

まあでも、欧米もいまや在庫切れ化の速度が異様に早くなってるらしいんだけどね・・・
訳もある『理想なき出版』の著者アンドレ・シフレン(英語圏の人文系版元の社主)だったか、
その悲惨さをどこかで書いていたように思う。

857:考える名無しさん
08/09/28 19:22:57 O
日本のハードカバーって欧米のそれに比べてカッコイいし確かに高級感があるし、実際、物体として品質が高く、高価なりに金かかってるという印象はある。
ハードカバーがハードカバーの箱に包まれてるのも稀でない。
欧米の本だと全集を一括購入する場合に限り、
全集を構成する各本が一つの箱にまとめて入れられてたりしますが、
一冊一冊箱でカバーするという習慣はないみたいです。

中古で50年ぐらい前のハードカバーの箱に入れられたハードカバーの日本の本をオークションで買ったことがあるんですが、
これが判子が押してあるくらいで使用された形跡がなく、紙もほとんど黄ばんでないし、
その辺の本屋ではめったにみかけないような立派な品物でした。
素晴らしいなと思いました。

しかし日本ではこうゆういい物を作ろうという誇りみたいのが価格上昇につながり、
多少啓蒙の障害になってるところがあるみたいですね。
愛蔵版と安物どちらも用意してくれればいいのに。

858:考える名無しさん
08/09/28 19:32:56 O
>>853
詳しいですね。勉強になります。
リンク先覗いてみますね。
そういえば復刊ドットコム経由で、
関口存男の冠詞が復刻されたのですが、
やたら高くて手が引きつりましたっけ。

859:考える名無しさん
08/09/28 19:36:41 0
>>857
ケルムスコット・プレスみたいな例外はあるものの、基本的に書物の装丁は出版社ではなく
製本屋の仕事だという固定観念みたいなのが欧米にはあるのかもね。
昔は読者のほうも、仮とじの本を贔屓の製本屋に持ってって、皮の種類やら何やらを指定して
自分のお気に入りの本をつくる楽しみを知っていたってことなんだろう。

その点、日本には個人向けの製本職人がほとんど存在しないから、自然と出版社のほうで
凝った装丁の本を作るようになったんじゃないだろうか

860:考える名無しさん
08/09/28 19:38:00 0
>>858
>関口存男
今年いっぱいで著作権が切れるというこのタイミングで復刻というのがまたなんともね

861:考える名無しさん
08/09/28 21:12:50 O
>>860
>>858
> >関口存男
> 今年いっぱいで著作権が切れるというこのタイミングで復刻というのがまたなんともね

買う人は寄付するんですね。

今、>>853のリンク先見てきましたが、
ややこしかったです。
日本では昨今新書ブームとかいわれてましたが、逆にとうとう追い詰められてきたというのが実情なのかもしれません。
出版点数を上げるための本の雑誌化の主翼が新書でしょうから。

ところでどうでもいい話になるようですけど「差異と反復」の河出文庫版を引っ張り出してきて調べてみてるんですが、
まず初版だったのに気付きました。
本屋をうろつきつつ、あの「差異と反復」だ!と意気込んで早速買ってしまったようです。
今ちょっと読んでみますと結構わかる気がするので嬉しい気持ちがします。
多分、買ったときもそんな気持ちで買ったのだと思います。

第二に、岩波文庫だと800円くらいの504ページですが、
こちらは1300円です。
身近にあるどの本よりも、紙質がいいような気がするのに気が付きました。

そこで同様に値のはる文庫みたいな平凡社ライブラリーを引っ張り出し、紙質を調べてみますと同様の品質の高さを感じました。
次に新潮文庫や岩波文庫を引っ張り出して同じく調べましたら、
品質が上記の二つに比べ低いじゃないか!とおもいました。

つまりこれは文庫の値段が上がってきてるのは、
物価の上昇だけでなく、高級化という要因もあるという、そういうことなのですよ!

格差反対!!
もういいよ語学力で対抗してやる。


862:考える名無しさん
08/09/28 21:42:12 0
まあ、だから>>857の末尾で言われてるように、
愛憎版と廉価版という二経路の確保ができればいいのにね、というのが、
一定の妥当性、支持を得るだろう落としどころだと思うよ。

863:考える名無しさん
08/09/28 21:44:07 0
愛蔵版かw 変な誤字をやってしまった。
でも、愛蔵版のみの一経路化によって、愛憎を込めて
その、望んでもいない紙質のいい本を「出来がいいのはわかるけどさ・・」と考えざるを得ない意味では、
まさしく愛憎版という感じだな。

864:考える名無しさん
08/09/28 21:46:55 O
新書ブームすなわち書籍の雑誌化が進む一方で、
他方では高級化が進めてられているとしたら?
前者は読まなくてもいいんじゃないかというような重要性と有効性の低い現れては消えていく夢の如きもので、
尚且つ後者に、著者よりも人間よりも寿命が長く、長生きし、喧騒にもまれながらも強かにかつ平然とした大樹として、
この浮き世にしっかと立ち続ける、そんな良書、名著が集中するのであれば、これはどういうことなのか?

まあいいです。格差上等です。
語学力をつければネットもありますから。
著作権…の期限延長?
次から次へと…。
こうゆういたちごっこの前線で戦える力があればかなり面白い気がします人生って。


865:考える名無しさん
08/09/28 21:47:05 0
新書ブームっていうのは、収益構造上、目に見えた展開だったので、
ぶっちゃけ、新しくも野心的でも何でもない現象でね。
新書のマーケット予測とそのコントロールのノウハウが
ちょうど蓄積されたタイミングが今になっただけのことではないかと。
あと、新書って雑誌の特集記事の拡大版・丁寧版みたいな作りでもあるし、企画ノウハウが似てるんだろうと思う。

866:考える名無しさん
08/09/28 21:52:19 0
>>864
こうした上記のようなパースペクティブから見ると、曇りもなく駄本でしかない佐野眞一の『誰が本を殺すのか』
が、いい例だと思うよ。佐野は「俺は愛書家で、ヘビーユーザーだぜ~」みたいな
自意識におぼれるばかりで、全く問題が把握できてない。佐野はまさしく、その
>他方では高級化が進めてられている
という状況に対して、「愛書家」という自負でもって、状況を隠蔽するかのごとく振舞うから。
世間で言う愛書家って、高級化路線の弊害を是認する傾向にある。
廉価版は悪貨であり、良書を駆逐する、みたいなね
(造本、流通、価格形態の問題なので、良書悪書の話ではちょっと誤解招きそうだが)。
高価格帯に固定され、隔離されることで在庫切れを頻発させ、
誰にも知られなくなることの方が実質「駆逐」になるんだけど、そういう発想をする人は少ないのが現状。

867:考える名無しさん
08/09/28 22:05:13 O
>>862

競争の激しいアメリカでハードカバーとペーパーバックという形で、
愛蔵版と廉価版という二つの形態で流通してることが多いんですよね。
アメリカには確かに安いが確かに質の悪い本があります。
でもそれでやっていける。
格差はあるがアメリカにおいては下の人も無視されることなく何か存在感がありますね。
日本は格差が広がりつつある段階だからかもしれませんが、
下に受け皿がなく奈落の底まで、つまり誰もが行き着くところまで落ちてしまいがちな現状だと思います。
文庫の高級化というのもその一症状でしょう。

868:考える名無しさん
08/09/28 22:13:52 0
>>867
アメリカのハードカバーのやつを誰が買ってるのかは正直疑問なんだけどねw
アメリカの大学図書館が買ってるのかねえ。
日本の大学の教官でも、自分で買ってるのは、基本的にペーパーだよ。
(フランスの本は、ガリマール、スイユ、PUFといい、基本がペーパー)。

そんなに外語本買わない俺の経験で言っても、
ハードで持ってるのなんて、ハードしか売ってない稀なものしか無い。
といっても、ハードと言っても、クロス装で割と簡易な製本で、
紙ペラカバーつきで、2000円以下だったりして、別に高級版でもなかったりする。

あと、ハードとペーパーの差で言っても、ペーパーで800ページ以上軽々あるような、
紙質も造本もタウンページの電話帳みたいな粗いもので、代表的論文がアンソロで入っていたりする、といったのもあれば、
300ページぐらいのペーパーで、紙質もさほどあるし、装丁も表紙デザインもハード版と同じ、ってのもある。

どうでもいい例を言うと、フーコーの思考集成原著Dits et Ecritsは、原本4巻本で、
廉価版が極太かつ電話帳的造本の2巻本であったりする。
後者は、あわせてたしか日本円で一万いかなかったはずだ。

869:考える名無しさん
08/09/28 22:14:57 0
さほどあるし→貧相という印象はまったくなく

870:考える名無しさん
08/09/28 22:26:47 O
>>866

私も内容的にも物としても質のいい本の保管は好きだったりしますが、
だからこそ物としての質が上がるほどに知的な面における効能は下がる傾向にあると思いますね。
ですがコレクターのおかげで本は戦火を生き延びる可能性が高まるともいえます。


871:考える名無しさん
08/09/28 22:29:11 0
>>859
>製本屋の仕事だという固定観念みたいなのが欧米にはあるのかもね。
個人で行うルリユール(紐で綴じる製本だったと思う)を趣味でやってるやつの、職人外注版だよね。
mixiなんかでも製本・造本・ブッキングのコミュなんかあるけど、ルリユールなんかは結構人気ある。
ただし、あんなのはガーデニングや小物いじり、日曜大工的な趣味みたいなものであって、
簡易な個人製本機なんかがほしいね。

そうするとデータ販売で、各自プリントすれば、格安で製本できるようになるはずだから。
ページをつくって版を組んでpdfにしてデータ販売して、個人がいかに両面印刷機能を持ったプリンターでプリントしようと、
製本ができないから扱いがめんどくさく、データ販売は普及しない、というのが
現在、利用環境でのハードルになってると思う。

まあ、技術環境、利用風習があっても、ビジネス側が動くかどうかは怪しいけど、
利用風習が先行して動き、定着するとかなり違うだろうとは思うね。
p2pなどによる海賊的利用風習を合法レベルで引き上げ、軌道に乗せたi-Podの大成功みたいな意味で。

872:考える名無しさん
08/09/28 22:36:02 0
データ販売はそれを読むための電子ペーパーのようなインターフェースが商用化しないかぎりは、
普及しないんじゃないかね

873:考える名無しさん
08/09/28 22:39:55 0
>>870
>コレクターのおかげで本は戦火を生き延びる可能性が高まるとも
現代においてたとえ先進諸国内で戦争が起ころうと(産業構造上、起きないと思うが)、
戦火で消えるってのはさすがに起こりにくいと思うよ。19世紀ぐらいならありえたけど。
版元もデータである程度管理しているはずだし、リスク管理はあると思う。

たとえば俺は最近、マーティン・ジェイ『マルクス主義と全体性』(邦訳、国文社)、
ドミニック・オフレ『評伝アレクサンドル・コジェーヴ』(邦訳、パピルス)を買ったけど、
前者は約10000円、後者は約9000円。
一体何のために、誰のためにこんな価格になってるのかと思うね。世のため人のためになってないし、
版元のためになってるわけでもなく、版元はこうせざるをえなくなってるんだろう
(製本の価格への跳ね返りではなく、人文書の高価格は 部数→価格決定によるところが強い)。

俺は質の良さのためにとはいえ、こんな価格は納得できないな。
第一、オフレの本なんて、出て10年経ってないけど、あっさり在庫切れだしね。たぶん増刷もないだろうと思う。
一体誰のために本が出ているんだろうと思うよ。大学の教官みたいな人間のためですらない。
ただただ、そう進んでるだけなんだよね。
で、人文書はあっという間に在庫切れ、入手至難化するし。

874:考える名無しさん
08/09/28 22:44:18 O
>>868

>>867
> アメリカのハードカバーのやつを誰が買ってるのかは正直疑問なんだけどねw

ああ実は私が買ったりしてたんですよ。
以前親のスネをかじりながら働いていたときに買ってました。
今は間違いなくペーパーバックを選びますが。
大学の教官にもいそうですけどね。
本のコレクターって。

875:考える名無しさん
08/09/28 22:55:54 0
俺は図書館用だと思ってた

876:考える名無しさん
08/09/28 23:10:08 0
>>872
だから、個人印刷&製本を、簡単にできればかなり解決ってことね。
インターフェイスは、書き込み可能・傍線可能・持ち運び簡易 って意味では
総合的には書籍は機能的にかなり強いから、高価なハードより個人製本環境の方がいいと思う。
あるいは、個人DVD所有/レンタル/映画館におけるレンタル産業のような、中間的外注産業ができればもっとうまくいくだろうけど。

>>874
うーん、アメリカといってもペーパーが必ず同時に出るわけじゃないので、
ペーパーが出るまでのタイムラグがあって、そこで消化されてるのかなと思ってたんですが、
あなたみたいな人もいるんですね。
いや、でも、マイナーなタイプだと思うよ、それはw
>>875
タイムラグ+謄本的側面 によって図書館向けの可能性あるね。

877:考える名無しさん
08/09/28 23:12:47 0
訂正
高価なハードより

有機EL、電子ペーパ、専門電子端末のような高価なハードウェアより

ところで、グーグルキンドルは英米圏ではなかなか猛威を振るってて、
日本の電子端末どころじゃない定着があるらしいね。pdfの論文も読めるらしいし。日本語対応してないけど。
まあ、俺は電子端末よりは個人/外注造本の整備の方が可能性あると思ってるんだけど・・

878:考える名無しさん
08/09/29 08:44:46 0
盛り上がったとはいえ、一応スレ違いな論点ではあるんで、
上までの流れは無視しちゃって、普通に文庫本希望書き込みで進行してしまっていいよー


言うならば、「文庫本希望」の背景にある問題はこういった危うい事態だ、ということではないかと

879:考える名無しさん
08/09/29 10:23:13 0
>>877
>グーグルキンドル

ってなんですか?


880:考える名無しさん
08/09/29 10:46:18 0
正確には、「Kindle」あるいは「Amazon Kindle」だね。
URLリンク(note.openvista.jp)
これまでにもあった、事業として失敗感のあった電子端末の延長線上で語られやすい。
でも、アメリカで住んでて数学哲学から現代思想まで勉強してる
この人の記事なんか見てると、結構違うレベルで定着するんじゃないかなと思う。

URLリンク(hblo.blog.shinobi.jp)
URLリンク(hblo.blog.shinobi.jp)
URLリンク(hblo.blog.shinobi.jp)
このブログの人は、持ち運びできるPDF出力装置として使ってる+まあ本も買う ぐらいだね。
ただ、英語圏で住んでて、人文・学術付近を読んでる人の報告だから、
日本国内でのキンドル評判よりリアリティがある。

881:考える名無しさん
08/09/29 22:56:54 0
ジルソン「存在と本質」

882:考える名無しさん
08/09/29 22:57:47 0
ジルソンの在庫切れor絶版の本はマジで救出してほしい。

883:考える名無しさん
08/09/30 02:44:39 O
ジルソンの「中世哲学史」は基本書

884:考える名無しさん
08/09/30 02:53:10 0
ジルソンくらいフランス語で読めばいいじゃん
勉強にもなるよ

885:考える名無しさん
08/09/30 10:01:30 0
そんなことをこのスレに書く意味ないだろ

886:考える名無しさん
08/09/30 10:04:24 0

スピノザの『エチカ』を文庫で読みたい。
岩波文庫のは流石に古すぎる。新訳で読みたい。


887:考える名無しさん
08/10/01 00:30:33 0
ジルソンとくれば、真理タン

888:考える名無しさん
08/10/01 02:13:31 O
今更ジルソンでもなかろう

889:考える名無しさん
08/10/03 22:27:49 0
>>823
たいした量でもなし
注も入れろよな

890:考える名無しさん
08/10/04 05:35:24 0
ちくま書房や創文社のは持ってるが、(古いので)
西谷啓治『正法眼蔵講話1~4』(弁道話、現成公案)

891:考える名無しさん
08/10/04 15:08:10 O
>890
俺も欲しい

892:考える名無しさん
08/10/04 22:55:09 0
三木清の「構想力の論理」

893:考える名無しさん
08/10/15 22:51:36 0
アンドレ・ルロワ=グーラン『身ぶりと言葉』

文庫が駄目なら再刊して欲しい。。。

894:考える名無しさん
08/10/26 23:59:11 0
カント「純粋理性批判」高峯訳

895:考える名無しさん
08/10/27 09:48:24 0
確かに、カント『純粋理性批判』の高峯一愚訳
(旧河出書房世界の大思想)を文庫で再刊してほしい。
あれ、『純粋理性批判』の一番読みやすい訳なんだけどな。


896:考える名無しさん
08/10/27 10:32:15 0
transzendental を先験的と訳すのさえ改めれば今でも十分通用するな

897:考える名無しさん
08/10/28 20:12:50 0
>>894->>896
俺も同感だったんだが、最近精読してみたら、文体そのものも古いし、解釈の点でやや疑問も残るな。
それにしても高峯先生はほんといい人だったけど。

898:考える名無しさん
08/10/28 22:29:37 0
豊川訳のカント「実践理性批判」も、角川文庫だから無理ですね。

899:考える名無しさん
08/10/28 23:10:17 0
論創社から出ていた高峯さんの『純粋理性批判入門』ってあったような
気がするんだが、あれは全然違うものか。

900:考える名無しさん
08/10/29 00:41:11 0
ラカン『エクリ』
セミネールも

901:考える名無しさん
08/10/29 06:24:17 0
純理といえば岩波文庫版を新全集版の有福訳に変えないのかな。

902:考える名無しさん
08/10/29 06:27:00 0
ほとんどプロレゴメナな(下)以外は品切れになってるし。

903:考える名無しさん
08/10/29 19:12:52 0
>>896
>>899の『純粋理性批判入門』高峯一愚(論創社)に先天的と先験的という項目(目次にも)が
あってa priori=先天的Transzendental=先験的、それぞれ区別して解説してあった。
立ち読みなので中身は読めなかったが。

それと河出書房新社版の『純粋理性批判』(高峯)にも先天的と先験的の解説はある、
と質問サイトにもあったが本文は確認していない。
そのサイトにあったものから部分的に挙げれば、
先天的認識についての認識=先験的認識
だったが、その他の解説はあまりに複雑でよくわからん。

スレちがいだったらスマン。

904:考える名無しさん
08/10/29 21:39:59 0
千のプラトー。
千のプラトー。
千のプラトー。

905:考える名無しさん
08/10/29 21:57:16 0
美徳なき時代

906:考える名無しさん
08/10/31 09:52:52 0
アガンベン

907:考える名無しさん
08/11/01 01:11:29 0
>>903
天と験はでんでん違う

908:考える名無しさん
08/11/01 09:28:51 0
>>906
アガンベンのどの本?
スタンツェはもう文庫化されてるよね。

909:考える名無しさん
08/11/10 13:20:22 0
フロイト『トーテムとタブー』

910:考える名無しさん
08/11/10 17:19:41 0
アリストテレス『政治学』
復刊しろよ。

911:考える名無しさん
08/11/11 20:51:32 0
ハミルトン『フェデラリスト』
抜粋のみ岩波文庫にあるが。

912:考える名無しさん
08/12/10 00:13:12 0
バウムガルテン 『美学』

913:考える名無しさん
09/01/10 12:03:53 0
>>613
2月予定ちくま学芸文庫でキタ

マルセル・モース『贈与論』 
吉田禎吾ほか訳 



914:考える名無しさん
09/01/22 17:58:14 0
クリスティアン・ヴォルフ 『哲学一般についての予備的叙説』 山本道雄、松家二朗訳
Chr. A. クルージウス 『決定根拠律の、あるいは通俗的には充足根拠律の、用法ならびに限界に関する哲学論考』 山本訳
イマヌエル・カント 『形而上学的認識の第一原理』 山本訳
イマヌエル・カント 『可感界と可想界の形式と原理』 山本訳

にランベルトのなんかを加えて一冊にまとめて、
題して『啓蒙の哲学精読』とか。

915:考える名無しさん
09/01/23 23:29:11 0
全く売れなさそうw

916:考える名無しさん
09/02/13 19:59:30 0
ティマイオス

917:考える名無しさん
09/02/13 20:21:50 O
それ既出

918:考える名無しさん
09/02/13 20:49:09 0
>>914
一時期、新潟大学がそれげな冊子を出してたな

919:考える名無しさん
09/02/14 03:39:19 0
ティマイオス

920:考える名無しさん
09/02/16 01:27:08 0
ティマイオス

921:考える名無しさん
09/02/16 01:56:01 0
ハイデガー全集全部出して。

922:考える名無しさん
09/02/16 02:10:22 0
あほか。

923:考える名無しさん
09/02/17 07:07:51 O
ユークリッド「ユークリッド原論」。プルタルコス「モラリア」。ニュートン「数学論文集」。マッハ「認識と誤謬」。ウェーバー「経済と社会(特に支配の社会学)」。レヴィ=ストロース「親族の基本構造」。フーコー「講義録(特に生政治の誕生)」。

924:考える名無しさん
09/02/18 22:26:25 0
ティマイオス

925:考える名無しさん
09/02/18 22:26:58 0
ティマイオス

926:考える名無しさん
09/02/18 22:27:31 0
ティマイオス

927:考える名無しさん
09/02/18 22:28:04 0
ティマイオス

928:考える名無しさん
09/02/18 22:33:40 0
ソフィステス

929:考える名無しさん
09/02/18 23:11:25 0
ティマイオス

930:考える名無しさん
09/02/18 23:12:14 0
ティマイオス

931:考える名無しさん
09/02/19 01:09:57 0
ティマイオス

932:考える名無しさん
09/02/19 02:06:33 0
連投規制に引っかかってる馬鹿な荒らしw

933:考える名無しさん
09/02/20 00:42:35 O
スレの主旨に反するが、文庫化しなくてもいいので、京都大学学術出版会はこれからも古典の翻訳と出版を頑張れ!!

934:考える名無しさん
09/02/20 14:39:49 0
ティマイオスとクリティアス

935:考える名無しさん
09/02/20 14:48:09 0
ティマイオスかな

936:考える名無しさん
09/02/21 01:04:42 0
ティマイオスだー

937:考える名無しさん
09/02/21 19:51:41 0
ハーマイオニー

938:考える名無しさん
09/02/25 17:04:43 0
ティマイオスだな

939:考える名無しさん
09/02/25 17:05:09 0
ティマイオスだな

940:考える名無しさん
09/02/25 17:14:27 0
ティマイオスがいいなぁ

941:考える名無しさん
09/02/25 17:47:53 0
スレの主旨に反するが、文庫化しなくてもいいので、エクリの完全新訳と出版を!!

942:考える名無しさん
09/02/25 19:27:30 0
>>941
同感です

943:考える名無しさん
09/02/26 15:36:50 0
鷲田清一『人称と行為』昭和堂

文庫化希望します。
長らく入手できなくなっています。


944:考える名無しさん
09/02/27 16:26:36 O
イデーン全巻 6分冊
早くやれよ

945:kamimoto
09/02/27 22:17:00 0
カントなんか読んでもくそのやくにも立ちゃせ~へんでよぉ。
やめとけ。


946:考える名無しさん
09/03/01 11:37:30 0
>>941
フロイト全集とセミネールが終わってからだろうな。

947:考える名無しさん
09/03/10 12:16:20 0
ヒルシュベルガー『西洋哲学史』理想社
古典的な哲学史なのにもう入手できなくなっている。
文庫化きぼん


948:考える名無しさん
09/03/10 17:08:50 0
デリダの「エクリチュールと差異」、「グラマドロジーについて」の二冊を…

949:考える名無しさん
09/03/21 11:43:07 0
リチャード・H.ポプキン 『懐疑 近世哲学の源流』

950:考える名無しさん
09/03/23 17:32:17 0
ちくま学芸のニーチェ全集、なんで品切れなの。
ああいうものはずっと出し続けてこそ意味がある。
やっぱり売れないのか…。

951:考える名無しさん
09/03/24 02:19:15 0
もうなくなってきたの!?
マジか・・・数冊しか持ってなくてまだそろえてないのに。
ああいうのはつねにあり続けるものとばかり思ってたのに。

952:考える名無しさん
09/05/02 10:00:17 0
ちくま学芸は、岩波文庫みたいになりつつあるな。
しょっちゅう品切れして、たまに重版。

953:考える名無しさん
09/05/03 22:15:41 0
エルンスト・カッシーラー 『英国のプラトン・ルネサンス ケンブリッジ学派の思想潮流』

954:考える名無しさん
09/05/05 02:19:01 0
>>943
URLリンク(ir.library.osaka-u.ac.jp)

955:考える名無しさん
09/05/05 10:00:43 0
>>954
うはっ! これ、pdfが無料で公開されてたんか。
情報サンクス!

956:考える名無しさん
09/05/09 02:56:23 0
ティマイオス

957:考える名無しさん
09/05/09 12:53:43 0
ティマイオス

958:考える名無しさん
09/05/09 12:58:41 0
これ文庫化頼むよ。定番の概説書らしい。

知の最前線
現代フランスの哲学 (1984年)
ヴァンサン・デコンブ (著), 高橋 允昭 (翻訳)
URLリンク(www.amazon.co.jp)

959:考える名無しさん
09/05/09 14:49:39 O
>958
全然良くないぞ

960:考える名無しさん
09/05/09 14:53:52 0
>>958
どのへんが?

961:958
09/05/09 14:54:45 0
アンカミスった
×958 → ○>>959


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