スピノザ Part2at PHILO
スピノザ Part2 - 暇つぶし2ch670:考える名無しさん
08/11/07 20:09:50 0
これはスピノザ哲学への筆問ですか?
こんなまとめーその人の価値混乱状況そのままの筆問では?
スピノザは醜も美も語ってない気がする。ぼくらがそれを読み込んでる。
ーーーー↓
①自然には醜・美、秩序・混乱はない。
②我々は自然の一部である。
③我々には醜・美、混乱・秩序がある。

671:考える名無しさん
08/11/08 10:38:42 0
浅野氏のスピノザ論とネグり「野生のアノマリー」との関係ですが、
私見では、正直、「野生の・・・」は、読む必要なしと思います。高いし。
ただ、「帝国」については、触れていますが、「野生の・・・」については
触れていないと思いますので、どうしてもという方は、どうぞ。
勝手な意見で失礼しました。もっと読み込んでみよおっと。

672:考える名無しさん
08/11/09 12:18:35 0
畠中訳エチカを読んだときは、アリストテレスの影響が強いのかと、
おもっていたが、そうでもなさそうだ。

673:考える名無しさん
08/11/10 01:16:49 0
近世スコラ経由でのアリストテレスの影響はあるだろうけど、
スピノザはたぶんアリストテレスを読んでないだろう

674:考える名無しさん
08/11/10 14:53:58 0
所蔵本のリストがあったよね

675:考える名無しさん
08/11/10 15:06:59 0
>>568,570 で紹介されたリストによると、『弁論術』だけは所蔵してたらしい。
持ってるからといって読んだとは限らないし、読んだからといって持ってるとは限らないので、
あのリストから確定的なことは何も言えないと思うけどね

676:考える名無しさん
08/11/10 19:15:36 0
野生のアノマリー読んだけど、スピノザ論って言うか、いつものネグリ本だったよ。

677:考える名無しさん
08/11/12 19:05:02 0
では、ネグり は なし ということで。

678:考える名無しさん
08/11/20 15:41:50 0
浅野氏の書、これから読みます。

679:考える名無しさん
08/11/20 20:03:01 0
むしろ彼は、『喜び』にしか関心はなかった
幸福も至福も徳も『喜び』の追求のプロセスで実現されるべきものであり
彼の体系、すべての主張は『喜び』をいかにして実現するかをめぐっての試みだった
   by浅野氏

680:考える名無しさん
08/11/24 21:35:57 0
誕生日

681:考える名無しさん
08/11/26 03:44:56 0
>>628

わかりやすく言えば、
スピノザの無限の理解が肝だということをネグリが意図的に無視しているのに対して、
柄谷のほうがわかりやすく説明しているということ。(探究2を読んで下さい)。

エチカの第2部定理8備考(円内の任意の線であるDとEの矩形は無限に存在し得る)の説明は、一つの実体に対し
無限の様相がありえることをうまく説明している。
様相の実体への依存、これがネグリには不満なのだ。
しかしこれは単純に考えて公理系を共有する意志の現れなのだから無視できないはずだ。

最新の研究を一応踏まえている本だから、ネグリの議論が無効だということにはならない。
()内の頁数は是非参照してみてほしい。




682:考える名無しさん
08/11/30 19:35:10 0
どなたか、スピノザ哲学とネグり「野生のアノマリー」との関係について詳しく教えていただけませんでしょうか。



683:考える名無しさん
08/11/30 19:45:28 0
>>624
ネグリにとって、実体がブルジョアで、様態がプロレタリアートなのだ(属性は実体に従属するので (p156)プチブルとでも言うべきか)。

スピノザにとって実体とは神ですよね。
実体がブルジョワということは、様態(プロレタリアート)の背後にある実体(原因)という意味で理解してよいのでしょうか。


684:考える名無しさん
08/12/03 13:00:13 0
浅野氏の書を読んだ。浅野氏はアノマリーを読んでいるが、アノマリー論は
書いていない。ただ、未来への哲学と読み取っているだけだ。

685:考える名無しさん
08/12/09 21:54:09 0
スピノザとカバラってどういう関係があるの?
ていうか、カバラって?

686:考える名無しさん
08/12/09 21:57:49 0
Wolfson 読め

687:考える名無しさん
08/12/11 21:50:01 0
アマゾンでスピノザ往復書簡頼んだらこんなメールが来た(・・)
読んだ人いる?
URLリンク(www.amazon.co.jp)

688:考える名無しさん
08/12/12 21:39:25 0
面白そうだけどそれなりのお値段だなあ>>687


689:考える名無しさん
08/12/16 14:43:17 0
上野先生の講義は面白いなぁ

690:考える名無しさん
08/12/16 18:37:42 0
>>689
阪大生?

691:考える名無しさん
08/12/16 20:06:46 0
うらやましすぎる

692:考える名無しさん
08/12/17 09:35:20 0
>>690
残念ながら、違います
たまたま講義にいらっしゃっただけですが、この機会にめいっぱいスピノザについて聞いてます

お酒も飲んだよ (・ω・)丿

693:考える名無しさん
08/12/17 09:42:42 0
そうか集中講義期間だったな。今年は上野さん九大だっけ?

694:考える名無しさん
08/12/21 14:53:30 0
スピノザとニーチェの関係は気になります。
スピノザは1182です。

695:考える名無しさん
08/12/22 11:47:22 0
スピノザの言ってることって不可能な理想論に思えるんだけど、どうなんでしょう?

696:考える名無しさん
08/12/22 12:30:38 0
>>695
具体的にどの部分が「不可能な理想論」だと思うの?

697:考える名無しさん
08/12/22 12:52:33 0
スピノザ的にいえば、間違いや、不平、および理想も、
ただ人の意識にだけ浮上する、十全ではない観念みたいなものじゃないのかなあ。
おれが思い浮かべるスピノザのイメージとは─
自然は自然で他の有り様など想像できないほどのんびりやっており、
自然の一部である人も同様で、ただ意識だけが特権的に間違い、
空回りやってるだけですから、まあマータリいきましょうや
と言ってるオヤジだな。だもんで、理想はあまり出番なかった。

698:考える名無しさん
08/12/22 13:04:31 0
○○○○の言ってることって不可能な理想論に思えるんだけど、どうなんでしょう?

これってどんな哲学者にもつかえるいちゃもんだよな。

699:考える名無しさん
08/12/22 14:36:13 0
スピノザに限らずだが、テキストの該当箇所を挙げずに「~な感じ?」と言われても。

700:考える名無しさん
08/12/22 14:53:35 0
おれは>>695じゃないから想像で書くけど。
エチカの第五部「知性の能力あるいは人間の自由について」で、
「理想」っていうか、到達されるべき?境地みたいのが語られいるのは、
間違いないでしょう?スピノザはそれを「徳」と述べているけど。
いま岩波文庫を開きエチカの最後のところを書き写すと、
「さてこれに到達するものとして私の示した道は峻険ではあるように
見えるけれども、なお発見することはできる。……(中略)……
たしかに、すべての高貴なものは稀であるとともに困難である」
とあるのだった。どうよ。ぼくは高貴な徳を身につけられるだろうか、
と自らの胸に問うたとき、いや、それ理想じゃん、といいたくなる
誘惑にもかられるかな。

701:695
08/12/22 16:01:14 0
具体的なこと何も書かないでスミマセン

人間って結局外部から影響されないのは不可能なわけだし、
それって能動はありえないってことじゃないでしょうか。
第三種の認識ってのは能動に繋がるわけですから、
第五部で言うところの神への知的愛も人間の自由も至福も徳も
全部手の届かない理想に思えちゃうんです。

文がわかりにくくてゴメンナサイ

702:考える名無しさん
08/12/22 17:26:31 0
発見したことがすごいのだ。

703:考える名無しさん
08/12/22 18:26:35 0
以上ピンスザのお言葉でした

704:考える名無しさん
08/12/23 00:09:58 0
>>701
能動はあり得ないんじゃなくて、外部から影響されないのは不可能であるにもかかわらず、
能動があり得る、ってところがスピノザの思想のポイントじゃないのかな?

様態レベルの受動・能動じゃなく(確かに、そうした関係性からは逃れられないよね)、
様態という次元と異なる見方に移行することによって、一切が神の変様だと心底理解する、っていうのかな。

イメージで言うと、一切の現象は自分の思考や意識も含め、エネルギーの凝集・拡散とその反映に過ぎない
というような包括的な理解に入っていって(認識じゃないよ、「包括的な理解」だよ)、
そうしてはじめて、一切の存在をあるがままの形で純粋肯定するようになれる、みたいな。

手の届かない理想というより、スピノザは、「自分は真の哲学を発見したと確信している」とかって言っているんだから、
ある種の経路をたどれば、当たり前のことだし、誰でも到達できるって考えていたんでは?

705:考える名無しさん
08/12/23 01:50:30 0
>>704
そう考えると、スピノザってやっぱり唯物論だよね。
「観念の秩序と事物の秩序の並行」ってのがあるから、厳密には唯物論じゃないんだろうけど、結局は機械論者なんだよね。
宗教的な機械論者って感じ

706:考える名無しさん
08/12/23 18:09:32 0
個人的には、能動は
外部の観念を伴う結果(受動)を自己の中で了解することではないかと
最近考えてる

707:考える名無しさん
08/12/23 19:16:47 0
スピノザのいう「自由」や「徳」や「第三種の認識???」といったものを、
到達すべき目標みたいに考えるのには少し違和感をおぼえる。
スピノザがいっているのは「自由」なら「自由」を考えた場合、
最高値の「自由」や最低値の「自由」といった、「自由」それ自体についての
上限や下限を見渡すことが出来るってことじゃないのかな。
上野修の「スピノザの世界」のP139あたりを、ちょうど今日、
読んでいたんだけどね。www こんな図が出てたよ。

自由
↑     ↑
│  (能動>受動)



│  (受動>能動)
↓     ↓
従属

708:考える名無しさん
08/12/23 23:02:38 O
スピノザは仏教哲学に近似と思う

709:考える名無しさん
08/12/23 23:08:19 0
仏教よりむしろ老荘かなあと

710:考える名無しさん
08/12/23 23:22:05 O
自分を無にしてみると割合スピノザを理解できる

711:考える名無しさん
08/12/23 23:25:47 0
>>707
しかし、受動の原因の第一種の認識と
弟二種・第三種の認識って絶対的な断絶があるよね。

結局第一種の認識で認識する以上、受動で従属に思える
というか能動ってどういう場合なのか・・・



712:考える名無しさん
08/12/29 20:33:53 0
みんな1年間ありがとう。
来年もよろしくです。

713:考える名無しさん
08/12/29 20:47:12 0
こちらこそ。

714:F ◆Falconwvy.
09/01/02 19:21:53 0 BE:1200623257-2BP(1000)
>>670
》人の価値混乱状況
》秩序・混乱

どこに、進んでいけばいいかわからないから、そうなるということらしい。

将来の目標とか、どうしたいかとか。

それって何?と聞かれても答えられないが、答えられる引き出しがある人間かどうか。

715:F ◆Falconwvy.
09/01/02 19:26:15 0 BE:514553235-2BP(1000)
そうじゃない人間は羨ましがられようとしているのか?。
自分が、そうしたいという方向に進んだことが、羨ましく思われることかどうかはわからない。

何事にもリスクがあるが、コミカルな子供に戻りたいのか?。

そういう風でもなく、何となく繁殖することは精神の劣化ではなかろうか。

人間は動物に劣る部分を意味している。

716:試作
09/01/03 01:30:06 0
             2b様態
               /\
              /  \
             /    \
 悲しみ________/_2a属性__\________喜び
    \所産的自然 /   /\無限 \ 能産的自然/
     \   悪/___1実体\___\善   /  
      \  /\ 知/_/\_\愛,福/\  /    
       \/  \/ \神=自然 \/  \/
       /\  /\/_\/_\/\  /\  
      /  \/__\__徳_/__\/  \
     /  延長\   5自由/   /思惟  \  
  物体/身体____\___\/___/____精神\観念
            \  4道徳 /      
             \    /
              \  /
               \/
              3感情(欲望) 
1神について
2精神の本性および起源について
3感情の起源および本性について
4人間の隷属あるいは感情の力について
5知性の能力あるいは人間の自由について

717:考える名無しさん
09/01/03 01:41:15 0
>>708

>スピノザは仏教哲学に近似と思う
>>709
>仏教よりむしろ老荘かなあと


『東洋の合理思想』(講談社現代新書)では、発生論のあるなしにおいて、スピノザは(東洋的だが)仏教とは
違うと書かれていたはずです。

また、インド哲学におけるヒンズー教と仏教の論争は歴史的にも面白く、西欧哲学における実在論と観念論の
対立に対応すると思います。
スピノザは実在論ですから、無理矢理あてはめればヒンズー教側につくことになると思います。

718:考える名無しさん
09/01/05 02:29:03 0
ああ卒論が終わらない・・・

719:考える名無しさん
09/01/06 20:38:35 0
スピノザやってる男の子で吹石一恵の猛烈なファンがいたなあ。
ここにいる人たちは誰が好みのタイプ?
スピノザ解釈においては、こういうな下世話な話を交えながらすすめたほうが実感わいていいなと思う。

720:考える名無しさん
09/01/06 21:06:10 0
何の実感だよw

721:考える名無しさん
09/01/07 15:28:53 0
一見なんてことない身近な例を出すことによって深い認識に達するわけです。
スピノザはどの季節が似合うかとか場所的にはどんなイメージだとか。
夜中にクリームパン食べながら読むのがいいのだとか。

722:考える名無しさん
09/01/07 16:08:06 0
大好きなあの娘も、台所でひっくり返って死んでるゴキブリも
同じ神の変状だと実感しようぜ!

723:考える名無しさん
09/01/07 16:57:56 0
ニーチェとクロソウスキーはよく読んだ。
般若心経は幼い頃強制的に暗記させられた。
いまでもわんこそばをみると思い出します。

クロソウスキーはニーチェのゲイ・サイエンスを訳したり、ニーチェ論を書いたりしてる。
一方でヴィトゲンシュタインの論考の仏訳もしている。

神秘家のクロソウスキーがスピノザについてなんか言ってたことって見たことがない。
マッド神父だからなのか、ローマ的多神教のほうへ行っちゃうからなのか。
「肉はおとり、言葉は風にすぎない」



724:考える名無しさん
09/01/07 18:24:04 0
クロソウスキーならサド論でスピノザに言及してたけど

そんなの常識

725:考える名無しさん
09/01/07 20:16:07 0
内容はドゥルーズと大差ないの?

726:考える名無しさん
09/01/07 20:38:59 0
>>723は類まれな無知を示すレスである。

727:考える名無しさん
09/01/08 13:07:47 0
スピノザって過激な一方で不器用な感じがする。でも暖かみを感じる。


728:考える名無しさん
09/01/08 19:18:05 0
慎重なくせに過激よな

729:考える名無しさん
09/01/09 13:58:40 0
モンスターエンジンの鉄工所ラップみたいな感じでスピノザ哲学のアクチュアリティをうたって普及できるくらいの芸がほしい。
アカデミックな論文とそういうのが平行してあればいいんだけどな。


730:考える名無しさん
09/01/10 18:39:53 0
神即自然と生成の無垢って関係あるの?

731:考える名無しさん
09/01/10 18:45:23 0
>>730
関係もなにも、日本神道そのものじゃんかよ。

732:考える名無しさん
09/01/10 19:06:07 0
>>731
アニミズムと汎神論を混同すんなよ

733:考える名無しさん
09/01/10 20:44:23 0
むしろアニミズム=汎神論じゃないの?
でもってどっちもスピノザとは違うんじゃ?

734:考える名無しさん
09/01/10 20:55:19 0
あらゆる事物にそれぞれ別個の複数の霊的存在が宿っていると考えるのがアニミズム。
あらゆる事物をすべて単一の同じ神の顕現と考えるのが汎神論。

735:考える名無しさん
09/01/10 23:37:34 0
「事物」が一個だけならどっちも変わらんね

736:考える名無しさん
09/01/10 23:50:03 0
そりゃそうだ。そのせいで世界霊(アニマ・ムンディ)に関する教説とスピノザの汎神論が
ときおり混同されるわけだな。

737:F ◆Falconwvy.
09/01/12 01:49:04 P
>>714-715

738:考える名無しさん
09/01/12 21:25:10 0
アニミズムって八百万の「カミkami」であって「神God」ではないんでしょ。


739:考える名無しさん
09/01/12 21:45:38 0
だれにでもかみさんぐらいはいるってか? 俺にはいねえよ。w

740:考える名無しさん
09/01/12 23:07:34 0
ホルスト・ガイヤーって面白いよね。

741:考える名無しさん
09/01/13 01:13:38 0
>>740
内容は面白そうだけど、訳がひどかったから読むのやめた

742:考える名無しさん
09/01/13 21:06:50 0
スピノザ思想に近い少年コミックはないものか。
よくある友情・戦い・勝利の定式よりも情操教育にいいと思う。

743:考える名無しさん
09/01/21 10:11:57 0
ニーチェだったらジョジョ6部が。

744:考える名無しさん
09/01/21 14:59:38 0
エヴァは、

自我の牢獄という病(いわゆる第一種認識 w)

       ↓

アンチATフィールドの展開によるLCLへの生命体の解消(最も一般的な第二種認識 w)

       ↓

かけがえのない個体性の再確認(第三種認識 w)


と読めなくもない、ってか。。。。。。。w

745:考える名無しさん
09/01/22 15:13:49 0
頭のいいひと、企画書をつくってみて。
タイトルとディティールに凝ってほしいな。
アニメ化なら音楽にも凝る。五感でベタに感じるスピノザ。
流行語大賞をねらいたいところです。
ボードリヤール下敷きのマトリックスよりはいいものを。

746:考える名無しさん
09/01/22 15:15:54 0
エーコが記号論でバラの名前を書いたくらいの才がほしいです。


747:考える名無しさん
09/01/23 15:23:37 0
>>745
vipでやればそこそこのクオリティで動画が作れるかも

748:考える名無しさん
09/01/24 06:11:02 0
仏教の縁起との類似・差異の話は既出だけど、、
たとえばスピノザ哲学を数学的な比喩をつかって何かに例えられたりする?

749:考える名無しさん
09/01/24 06:40:02 0
周縁がどこにもなくて、中心がどこにでもある円?

750:考える名無しさん
09/01/25 05:28:49 0
スピノザ研究会
今日は、スピノザ研究会におじゃまして勉強させていただく。
中野さんの第1部定義7を巡るご発表と、須藤先生のスピノザとショーペンハウワー、ニーチェとの関係についてのご発表。
現象学からおそらく最も遠いところにいる哲学者だけに魅力的である。



751:考える名無しさん
09/02/02 23:42:13 0
ドゥルーズから興味持って、エチカを読んでみようと思っているんですが、
おすすめの翻訳ありますか?
いろんなところから出ていて、迷っています。

752:考える名無しさん
09/02/03 01:09:22 0
>>751
表現は硬いが岩波文庫が堅実。誤訳や脱落はほんの数箇所しかないはず。
他の訳は一見読みやすそうに見えて、意味の通らない訳し方をしてるところが多いため
あまり参考にならない

753:考える名無しさん
09/02/03 01:12:09 0
>>752
ありがとう。これだけの古典であっても、脱落があったりするんですね。
とりあえず岩波文庫で買ってみます。

754:考える名無しさん
09/02/03 01:46:48 0
あと、佐藤一郎訳(みすず書房、抄訳)も悪い訳ではないんだけど、
訳語が特殊すぎ。

755:考える名無しさん
09/02/05 20:47:33 0
柴田寿子さん死去(東京大大学院教授・社会思想)
URLリンク(www.jiji.com)
 
柴田 寿子さん(しばた・としこ=東京大大学院教授・社会思想)4日午後0時25分、肉腫のため東京都江東区の病院で死去、53歳。
長野県東御市出身。
葬儀は6日午前10時30分から東京都目黒区碑文谷4の21の10の碑文谷会館で。
喪主は夫紀彦(のりひこ)さん。
哲学者スピノザの研究で知られ、主著に「スピノザの政治思想」など。
(了)
(2009/02/05-15:11)


756:考える名無しさん
09/02/05 22:58:12 0
>>755
また駒場の先生が早世か…
本当に駒場は教師にとって過酷なところだな。

757:考える名無しさん
09/02/13 04:35:57 0
>>755
ええええええええええええええええええええええええええ
まじかスピノザの政治思想ちょー参考にしたのに
ご冥福をお祈りします

758:考える名無しさん
09/02/13 15:25:07 0
岩波文庫全般に言えることだけど、あの印刷は独特の読みづらさがあるのが残念。
河出文庫あたりで新訳望む。


759:考える名無しさん
09/02/13 19:42:31 0
新訳は上野先生でお願いします

760:考える名無しさん
09/02/25 00:19:42 0
749はパスカリアン?

>759 北村想が、ウエノ先生は日本語下手っていってたけれど(ブログ参照)、
人のこと言えるのかねえ。

>754 エチカの終わりの文の彼の訳、直訳にすぎない?



761:考える名無しさん
09/03/10 02:28:28 0
え、中公クラシックのは駄目なの?
あれで再読しようかと考えてたんだけどなー

762:考える名無しさん
09/03/13 22:17:00 0
駄目ってことはないけどね。
何箇所かの訳文に(文語体的な判り難さを避けようとしたぶん) "筆が走った" 感の
意訳が見られるようで(※このスレの上のほうにも指摘がある)、だからと言って
全体的に酷いとは思わない。再読するには読みやすい文体だろうから、これはこれで
お奨めできるよ>>761

763:考える名無しさん
09/03/14 17:26:18 0
『精神の眼は論証そのもの』って面白そうだなあ。

>>762
ありがとうございます。

764:考える名無しさん
09/03/20 10:54:35 0
心身平行論の帰結として、もうひとつ興味深い観点が得られます。
それは、心身平行論が、ひとり人間にのみ適用される理由は全く無いと
いうことです。身体すなち物質と、精神すなわち観念は平行しているの
ですから、人間以外のあらゆる他の生物ならびに事物は、それに対応した
精神を持ちます。しかし、これは動植物や自然の事物さらには人工物を擬人化
するもの(アニミズム)ではありません。なぜならそれらの持つ精神は、
それらの身体の構成と働きが人間身体と異なっているのと全く同じ程度に
異なっていると考えられるからです。この考え方は、現代における宗教的問題
からバイオテクノロジー、さらには人工知能の研究などの問題について考える
場合に、非常に示唆に富んだものだと思います。

「人間そっくり」のロボット(鉄腕アトムみたいな)を作っても、その「精神」は
人間身体とそのロボットの身体が異なっているのと全く同じ程度に異なっている、
という訳か。

765:考える名無しさん
09/03/20 13:23:09 0
「エロチカ」でググッてもエロサイトしか出てこん

766:考える名無しさん
09/04/16 00:09:45 O
社会を変えるのに使えそうだと思うんだがなスピノザは
漫画家とかアートディレクターとかにスピノザ心棒者はいないのか

767:考える名無しさん
09/04/16 11:24:15 0
「手塚」さん、「さいとうたかお」さん
漫画家で頭のいい人って多いのだけどね。

今日、本屋に寄ったら新東大生に勧める本でこんなのがありました。
小酒井敏晶 『責任という虚構』
URLリンク(www.arsvi.com)



768:あめのみやつ
09/04/16 11:59:06 0
人間はみんな一緒か?

769:考える名無しさん
09/04/16 23:21:04 0
>>766
うーん、気持ちは分かるけど、スピノザ自身は自説で社会を変えよう
とは考えていなかったし、変わるとも考えていなかったと思う。
「国家論」では、妬みと復習に傾きやすい人間の性は変わらないから、
それでも社会が抑圧的なものにならない為にはどうすれば良いか、という
観点での考察をしているし。

スピノザは自身の哲学の正しさには確信を持っていたけれど、民衆には懐疑的で、
いかに巧みな(悪いことができないような)社会制度設計をするか、に心を砕いたという
印象がある。

「エチカ」でも第三種の認識に達する人は極めて少なく、またつねにその状態に
あり続けることは不可能だと言っている。

「真珠の首飾りの少女」の絵で、優れた伝記映画があったらいいな、とは思うけど。


770:考える名無しさん
09/04/17 04:21:48 0
このスレを見て興味を持ち、
上野修「スピノザの世界」を読んでいるんだが、オモシロイね。
今までボンヤリ考えていたこと、感じていたことに輪郭が与えられて、
なんだか頭がスッキリしたように思う。

フッサールやハイデガーなど現象学辺りを適当に読んできたが、スピノザもいいっ。

次はドゥルーズ「スピノザ」を読む。
>>46のようにオレも感動するんだろうか。
スピノザって、とってもいいヤツだったような気がする。

ところで、ライプニッツがどんなことを言ったのか全く知らんが、
スピノザとライプニッツって、なぜかイメージがダブる。
名前もなんかカッコいいしw


771:考える名無しさん
09/04/17 07:29:45 0
>>769 「耳飾り」だ

772:考える名無しさん
09/04/17 07:55:57 0
>>771
指摘サンクス。「真珠の耳飾りの少女」の間違いでした。
あと「復習」は「復讐」ね(苦笑)

773:考える名無しさん
09/04/17 21:38:40 0
>>766
> 社会を変えるのに使えそうだと思うんだがなスピノザは

その思いは分からんでもないが
下手するとその仮定で「スピノザ教」が出現しちまいそうな気もする

774:769
09/04/17 22:15:40 0
でも、>>766さんが、どのような意味合いで、又はどういう風に、
あるいはスピノザ哲学のどういった点が「社会を変える可能性がある」
と考えているのか、その含意を説明してくれないと、いまいちピンと
来ないのも確かなんだよね。

775:考える名無しさん
09/04/17 22:18:57 0
>>768>>764への問いかけだと仮定したら、
ヒントは「共通概念」

776:考える名無しさん
09/04/21 02:26:34 0
文学作品でスピノザっぽいのってあるのでしょうかね。

777:考える名無しさん
09/05/06 17:25:29 0
「アミ 小さな宇宙人」

778:考える名無しさん
09/06/02 14:47:09 0
>>773
二十歳の頃にスピノザに魅せられてから10年後もスピノチストですが何か?

779:考える名無しさん
09/06/02 16:21:18 O
元格闘

780:考える名無しさん
09/06/03 15:46:03 0
スピノザ好きの文学者といえば?

781:考える名無しさん
09/06/03 19:29:00 0
>>780 ゲーテ マラマッド 中島敦
あとカフカも好きだったらしい

782:考える名無しさん
09/06/03 20:12:54 0
Gエリオット

783:考える名無しさん
09/06/03 21:21:59 0
ロマン・ロラン、ボルヘス、コルベンハイヤー

784:考える名無しさん
09/06/03 21:23:55 0
モームも "Of Human Boundage" とか書いてるくらいだから挙げていいだろう

785:考える名無しさん
09/06/03 22:47:39 0
 
金色の靄、西日が窓を
明るませている。勤勉な草稿が
すでに無限をはらんで待っている。
何者かが薄暮の中で神を造る。
一人の男が神を産む。悲しげな眼と
黄ばんだ肌のユダヤ人である。
河が傾いた流れに乗せて
木の葉を運ぶように、時が彼を運んでいく。
気にすることはない。妖術師は怠らずに、精妙な
幾何学的な手法で神を彫り上げていく。
己れの病魔から、己れの虚無から、
言葉で神を造り続けていく。
最も豊かな愛が彼に授けられた。
愛されることを期待しない愛が。

『ボルヘス詩集』鼓直.訳より「バルフ・スピノザ」

786:考える名無しさん
09/06/03 23:37:44 0
ロマン派への影響も大きい
ノヴァーリスとかコールリッジとか

787:780
09/06/03 23:38:24 0
おお、やっぱりけっこういるんだ。ありがとう。ちょっとずつ読んでいってみる。

788:考える名無しさん
09/06/03 23:54:14 0
文学者じゃないが偉大なるアインシュタインを忘れてはいけない

789:考える名無しさん
09/06/04 01:25:12 0
ロマン派というと、ハイネもだね

790:考える名無しさん
09/06/04 07:42:28 0
情況とかいう雑誌でスピノザの特集でたらしいんだが、みたひといる?

791:考える名無しさん
09/06/04 21:13:15 0
ボルヘスはなんかドゥルーズっぽいなとは思ってたけど
スピノザの影も差してるのね

792:考える名無しさん
09/06/05 08:24:17 0
ボルヘスはドゥルーズより四半世紀前の人間だぞ。
影響云々なら、ドゥルーズにボルヘスの影が差してると考えるのが自然だろ

793:791
09/06/05 11:14:22 0
>>792
すいません、なんか書き方が変だったですね

794:考える名無しさん
09/06/09 20:25:33 0
>>790
なんか予告はでてた、6月号の裏に。5月下旬発行とかって。
ホントに出たんか。

795:考える名無しさん
09/06/18 12:07:23 0
他と比べると、中公クラシックスの訳が一番よい。

796:考える名無しさん
09/06/26 08:07:10 0
>>790

ほれ URLリンク(situation.main.jp)

7/2発売だと

797:考える名無しさん
09/06/26 23:58:19 0
>>796
がっかりした。
スピノザ特集じゃなくて、実質ネグリ特集じゃん。

798:考える名無しさん
09/06/26 23:59:45 0
スピノザの政治哲学なんてやるくらいなら、マキャベリの特集でもしたほうがマシだと思う俺は異端か?

799:考える名無しさん
09/06/27 00:55:06 0
そもそも近世哲学者の専門家が少ない日本で、
スピノザ特集なんて早々できないっしょ。

800:考える名無しさん
09/06/27 16:58:12 0
出島 - Wikipedia
URLリンク(ja.wikipedia.org)

1670年頃 スピノザは「神学・政治論」に、出島のヨーロッパ人には幸福があると書いている。

>>494
> >>493
>    ……キリスト教が禁止されている国に住んでいる者はそうした祭式を差控えねばならぬ
>    のであるが、それにも拘わらずその人間は幸福に生活し得るであろう。こうした例は日本
>    において見られる。日本国ではキリスト教が禁止せられており、同国に住むオランダ人た
>    ちは、東インド会社の命令によって、あらゆる外的礼拝を差控えなければならぬことなっ
>    ている。……

もうちょっと長く前後の文章をお願いします。

キリスト教という倫理道徳が無くても、日本では立派にそれに相当する倫理道徳がある。
という意味か?
倫理道徳は、「そうした祭式」が伴わなければ成り立たないはずだが・・・
(キリスト教があるから、秩序・平和が保たれると、キリスト教教会が主張している?)
という意味か?

イスラムや仏教などの宗教は無視ですかw なぜ日本がいきなり出てくる。
マキャベリ「君主論」やルソー「社会契約論」の前提とおなじ匂いと考えてよいのか?

「こんな国あったらいいけど、あるわけないよねー・・・・日本があるじゃん!!ガーン」

801:考える名無しさん
09/06/27 22:33:32 0
そういえば神学・政治論積んであるんだった、読まなきゃ

802:考える名無しさん
09/06/27 22:36:30 0
>>801に期待


803:考える名無しさん
09/06/28 17:16:22 0
>>800
出島の「ヨーロッパ人」って書いてあるだろうが。
その箇所ではスピノザは日本人の倫理の話なんてしてないんだよ。

804:考える名無しさん
09/06/29 01:31:39 0
>>803 それは答えになっていない。
「日本人の倫理の」支配下にある出島に居住している「ヨーロッパ人」の話をしているのだから。
これが、「出島」だけにおいては、キリスト教の祭礼が例外的に日本国内で認められている、
程度の話なら、とりたてていうまでもない問題だから。

引用文章が短いから、よくわからんが、

「出島」ではキリスト教の祭礼を行えない。
祭礼を行わないかぎり、キリスト教の恩恵は得られない。
恩恵が得られなければ、キリスト教の倫理は行えず、
キリスト教の倫理が行えなければ当然、出島の「ヨーロッパ人」は不幸になるはずだ。
にも拘らず、「その人間は幸福に生活し得るであろう。」 それは何故か?!

の流れになるはずだ。
ということは、「ヨーロッパ人」は出島では、無倫理でいくか、日本の倫理で行動するしかないはずだ。
キリスト教の祭礼を行わなくてもキリスト教の倫理は行える、
という日本人的融通が利くのでは、この文章が無意味となる。
キリスト教徒的に、倫理がなければ動物と同じで、それはキリスト教的に耐えられることではない。
したがって、「キリスト教という倫理道徳が無くても、日本では日本の倫理道徳に従えば大丈夫。」
という結論にならざるをえない。

805:考える名無しさん
09/06/29 01:46:38 0
付け加えるなら、キリスト教徒の地では、キリスト教徒には不幸な人と幸福な人が存在するが、
日本では、キリスト教徒でも、故郷よりも幸福になれる。幸福な部分がある。

という言い過ぎな捉え方もできる。
これは、実際に日本がより上だとか、スピノザがそこまで日本を評価していたのかどうか、という意味ではなくて、
(スピノザの日本知識がどの程度かは興味深い問題ではあるが)

マズゴミがすぐに「北欧では~」「欧米では~」などと言って日本をけなすように、
日本がよく知られていないことをいいことに勝手に理想郷化していう、
現代イタリアの「日本でならこの程度の地震くらい~」のような、

知識人の褒められないジャポニズムであろう。

806:考える名無しさん
09/06/29 09:32:01 0
>>804-805
何を勘違いしているか知らないが、スピノザはキリスト教徒ではないんだぜ。
だから、スピノザは「キリスト教の祭礼を行わなくてもキリスト教の倫理は行える」
と主張して何らはばかるところはない

実際、引用箇所の前後の主旨は、「祭礼」は人間の幸福のためには何の役にも立たず、
ただ国家に従順な人間を作り出すためだけに存在する、ってことなんだ

思い込みだけで論理の破綻した長文を書く暇があったら、図書館に行って
現物を読むことをお薦めするよ

807:考える名無しさん
09/06/29 11:41:32 0
出島云々の件は神学で有名な「神への崇拝は外形的行為で表現する
必要があるか?」って論点でしょ。
必要なら、外形的儀式が禁止されてる地域の住人はどうすんの?
ってことになるが、スピノザは単に必要ないと言っている。

808:考える名無しさん
09/06/29 20:45:37 0

そう、日本の倫理だの道徳なんか少しも関係ない。スピノザのたとえ話の場所が、日本である必要すらない。

少なくとも確かなことは、こんな厨房でも読めばわかる程度のことを、図書館に自分の足で行く労も惜しんで、
何日も掲示板で教えてちゃんしているような香具師が、
自分と瓜二つの鏡像である“欧米知識人の癖”なんぞを言挙げする資格など、ないってことだろよ。

809:考える名無しさん
09/06/29 22:41:04 0
まあ要は、>>804-805は
畠山訳の岩波文庫版を自分の目で読む程度の気概もないってことだな。

810:考える名無しさん
09/06/29 23:17:22 0
>>806-808 やっと出てきた納得できるレスありがとう。
仕事が忙しくて図書館に行く暇がないから申し訳なかった。
なにしろいくらググっても、wikiの一文以上出てこなかったからww

>>806 >スピノザはキリスト教徒ではない
それはwikiでわかってた。ユダヤ人だよね。
でも、キリスト教徒に向って神学上の問題として語ってるだろうから、
こういう推測を立ててみたんだ。 >>807
それくらいウィキの引用の仕方はまずい。
>>808 >スピノザのたとえ話の場所が、日本である必要すらない。
 >>805 日本である必要すらない。のに、日本を出すのは、立派なジャポニズムだろう?
それに、wikiに引用したやつが、そう考えていたと思うか?
無知だの無学だのといくら謗ろうと、こう受け止めるやつはいくらでも出てくるよ。
哲学に興味のないやつを愚弄して心を済ませるよりは、
wikiの引用を訂正してくださいな。あらぬ誤解が広まらないためにもね。


まあ論理が破綻していようと、折れ的には予測してた前提が外れてただけだから、
こっちも腹立つけど、ブチキレレスが返ってきただけ長文書いた甲斐があったかな、と。

最後に、もう一度分かりやすいレスありがとう。
誤解の生まれぬよう、もう少し前後の文章追加していただけると有難い。
あと今度、図書館に行けたときに、スピノザ「神学・政治論」は探してみる。

811:考える名無しさん
09/06/29 23:20:33 0
>>809
>>810

812:考える名無しさん
09/06/29 23:39:08 0
wikiの「出島」の項目は IP=61.193.140.5 が勝手に書き足したみたいだな。
本人は良かれと思って編集したんだろうが、たしかにミスリーディングな書き方だな。

そもそも「出島」の項目にとって、スピノザが著作で言及したというファクトは全然重要じゃない
んだから、文句があるなら>>810が勝手に削除すればいいんじゃないかな

813:考える名無しさん
09/06/30 06:24:46 0
> 日本である必要すらない。のに、日本を出すのは、立派なジャポニズムだろう?

必ずしもそうではないことは自分でお読みになればわかるでしょうね。

普通のジャポニズムの言説と違って、日本について何の理想化もしていないんですから。

814:考える名無しさん
09/07/07 00:08:28 0
>>812
とりあえず、wikiは加筆訂正しといた。て、言えるものじゃないです。すいません。
そもそも自分が卒論に選んだのはマキャベリで、スピノザは門外漢なのですよ。
適当な文章を考えるには、また時間がかかるし、とても無理です。

以前、アインシュタインが「日本があってよかった」みたいな発言があって、
一時もてはやされてたけど、実は全くそんな発言は無かった。
誰か右翼な人の記述だったらしい、と落ちがついたことがあったので、
その二の舞は嫌だなぁと思って、ちょっと頑張ってみたわけです。

これの言いだしっぺも、誰なのか分かる日が来ますかねえ。

815:考える名無しさん
09/07/07 01:54:18 0
>>814
氏んどけ

816:考える名無しさん
09/07/07 22:40:41 0
>>801です 上巻読んでます
日本についての話は「祭礼・儀式は国家・社会を円滑に運営するための
手段、信仰を表現する記号のようなものであって、信仰そのものによって
得られる幸福とはまったく関わりがない。例えば日本国ではキリスト教が
禁止されており表だって祭礼を行うことは出来ないが…」という感じでしょうか。
…一七世紀にここまで言い切っちゃう人が現れたというのにわしら人類ときたら…

817:考える名無しさん
09/07/09 14:28:05 0
スピノザと空海の比較研究とかないでしょうか?

818:考える名無しさん
09/07/09 23:08:08 0
井筒俊彦あたりがやってそうなテーマではあるけど、実際にはやってないな

819:考える名無しさん
09/07/10 12:09:01 0
空海はドゥルージアンやベルクソニアンも好む
前田英樹「言葉と在るものの声」篠原資明「ベルクソン」
のでもちろんスピノザの流れにはマッチする

820:考える名無しさん
09/07/10 12:39:13 0
空海とは何だ密教とは何だそしてそもそも仏教とは何だという根本的なところなんだけど
最近復刊された津田真一「反密教学」を読むことを勧めたい
これは仏教学を超えて日本人が書きえた哲学書として一級品だ
著者のスタンスは井筒の世界宗教学的なそれに近い

821:考える名無しさん
09/07/12 21:36:06 0
ちょっと調べてみたが面白そうだね。読んでみるよ。

822:考える名無しさん
09/07/12 21:38:19 0
でも、誤解していたらごめんだけど、仏教を哲学に劣るものとか、哲学の一分野のように考えるのは間違っていると思うけど。


823:考える名無しさん
09/07/12 22:46:11 0
キリスト教もそうでスピノザはもちろん現代までキリスト教と哲学の関係をどう捉えるかという問いは継続してるね
仏教(あるいは神道)も同じことが言える
キリスト教インド哲学西洋哲学等のそれぞれで考え抜かれた思考がほとんど同じ到達点に至ることはおおいにあり得る
井筒もそのような考え方でいたと思う

824:考える名無しさん
09/07/12 23:21:56 0
津田本はまず論文初出が「理想」とかあの「エピステーメー」というところで仏教学者としてはすでに型破り
とは言っても第一人者である中村元の弟子筋でもあるんだけど
引用されるニーチェ・ショーペンハウアー・(ニーチェ的)ハイデガーからも哲学的には「意思」の哲学の立場だと言っていいでしょう
復刊に際して加筆された部分ではフッサールの「幾何学の起源」の問題にまでその思考が導かれてることが分かる
仏教書としては面食らうかも知れないけれど逆に仏教を通してこういた哲学者に新しい光を当てているような気がします

825:考える名無しさん
09/07/17 19:13:36 0
wikiの出島の加筆が削除されてるね。
批判は封殺のようで。

826:考える名無しさん
09/07/17 20:31:06 0
>>825
文句があるならノートに書けば?

827:考える名無しさん
09/07/17 20:33:41 0
ってか、独自研究は禁止。

828:考える名無しさん
09/07/18 02:53:56 0
削除された加筆ってこれのことか?

>というのは、全くの引用間違いで、スピノザはそのようなことは言っていないと、2chのスピノザスレで確認してきた。
>引用者には、釈明と陳謝を求めたい。
>スピノザ Part2
>academy6.2ch.net/test/read.cgi/philo/1126260045/

Wikipediaの記事ページは掲示板じゃないぞ
意見や批判(?)はノートに書こうな
2chには2chのWikipediaにはWikipediaのルールがある

829:考える名無しさん
09/07/20 19:22:01 0
コメントアウトされてるだけで削除はされてないよ。
URLリンク(ja.wikipedia.org)

ウィキペディアは方針に従えば誰もが編集できる百科辞典。
修正の必要があると思った人が要出典テンプレを貼るなり、反証の出典を示して訂正すればいい話。
議論が必要ならノートページでやればいいんだし、わざわざ本文に釈明だのと陳謝だのと
文句だけ書き逃げする厨行為はただの荒らしだよ。

830:考える名無しさん
09/07/20 19:49:06 0
だから独自研究は禁止だってば。
Wikipediaは参加者が議論して内容を深めるという場ではなく、
既存の研究文献のまとめ。

831:考える名無しさん
09/07/22 07:47:01 0
黙って削除するか要出典や独自研究のタグ貼ってれば良かったんじゃね?
どうしても一言文句を言いたくて我慢が出来ないならノートを使えば済む

ノートは問題解決の議論を行う場であって不毛な応酬をする場じゃないから
自分本位で汚すのは感心しないが

832:考える名無しさん
09/07/25 01:22:24 0
>>816
当時の日本人のように、仏式で葬儀を行わなければならないとか、
踏絵をさせられるわけじゃないからね


833:考える名無しさん
09/07/25 22:56:41 0
岩波もネグリ特集かよ

834:考える名無しさん
09/07/26 08:25:16 0
ikiの間違ってるのは明らかなのに全く訂正されていなのね…
そのくせ批判はちゃっかり消してるし

835:考える名無しさん
09/07/26 08:30:31 0
失礼、打ってる途中で書き込んでしまった


批判の封殺と誤記事の蔓延がwikipediaの実態だとしたら末期だな

836:考える名無しさん
09/07/26 08:35:34 0
wikipediaはもともとそういう場所だろ。

837:考える名無しさん
09/07/26 11:44:59 0
不満があるなら自分で書き直せばいいだろうに
何をしたいんだか

838:考える名無しさん
09/07/26 12:27:51 0
Wikipediaで現状の学説に対して自説を展開するのは禁止。
要するにWikipediaは誤記事に対しては最初から許容している。
禁止されているのは自分で研究してそれを批判すること。

839:考える名無しさん
09/07/26 14:21:26 0
Wikipediaは、一般人に対して、
真理らしきものを提供する場であって、
真理の探究は、各自でやってくれということだろう

自分の専攻や詳しい分野になると反論したくなる気はわかるが、
よく考えてみてくれ
他の分野で、たとえばWikipediaで少数説が通説と同様あるいは、
通説を圧して書かれている状況を


840:考える名無しさん
09/07/26 14:46:05 0
Wikipediaスレでやれ

841:考える名無しさん
09/07/26 16:27:55 0
>>837
“正しい記事”にしたいんじゃなくて、気に入らない相手をねじ伏せたいんでしょ
もしくは、自分の得意な分野で見下せる相手が見つかって嬉しいとか

842:考える名無しさん
09/07/26 18:56:45 0
往復書簡集読んでみた
晩年の「あとどのくらい生きてられるか分かりませんが云々」で泣けた

843:考える名無しさん
09/07/27 04:42:08 0
Wikipediaは百科事典の看板を掲げてはいるが、所詮は半匿名の住人が思い思いに書き捨ててる
便所の落書きみたいな物だからな。
情報の密度が偏ってたり、内容が間違ってるのは日常茶飯事。
どっかの権威あるお偉いさんが責任背負って作ってる、市販の百科事典とは違うさ。

844:考える名無しさん
09/08/03 12:07:12 0
公開された場で事実と異なる誤記事を書いたならば、自ら訂正して謝罪を公表する
それが一般社会の共通ルールだと思うけどね
Wikipediaのローカルルールを声高に唱えて保身に精を出す前に、まずは社会に対する
己の責任を果たすべき
郷に入っては郷に従えという言葉を隠れ蓑にして、一方に局所的なルールを押し付けて
非難を封殺し隠滅するつもりなら失笑しか出ない

845:考える名無しさん
09/08/08 06:15:33 O
知人から、スピノザの本を貰いました。岩波文庫9冊です。
せっかくだから読んでみたいのですが、どの順番で読むのが理解しやすいですかね?
ちなみに、今まで哲学はほとんど読んだことないです。
思想史みたいのとプラトン少しと他1、2冊くらい。
有名なエチカは難しそうな気がしたので、それは後回しでお願いします。


846:考える名無しさん
09/08/08 16:52:28 0
知性改善論あたりからかね?
往復書簡集(あれば)はとりあえず最後でいいと思う

847:考える名無しさん
09/08/08 17:26:34 0
エチカ以外読む必要ないよ

848:考える名無しさん
09/08/08 17:42:14 0
『神学政治論』は現代語訳を出して欲しい。
上野の入門書がないと絶対読んでなかったぞ……

849:考える名無しさん
09/08/08 19:47:00 0
>>845
迂遠だけど、スピノザ入門書から読んでみては?
上野修「スピノザの世界」やドゥルーズ「スピノザ 実践の哲学」が評判が良いようです。
まったくの哲学初心者と考えてよいなら、前者のほうがいいでしょうね。
スピノザ特有の哲学的用語に躓かないためにも、
入門書である程度のイメージを固めておくのは悪くないと思います。

それから「エチカ」へ。

850:考える名無しさん
09/08/08 22:50:03 0
上野修さん「スピノザの世界」がいいと思います。


851:考える名無しさん
09/08/09 00:33:14 0
>>845
岩波の9冊ってことは全集セットのやつか
10年ほどむかし、たまたま神田で函付きで見つけてすぐ金おろして1万で買ったな
若かりしときのもっとも幸福を感じた買物だった
今は「神学政治論」も「往復書簡集」も復刻されたからあまり価値がなくなったけどね

とりあえず「知性改善論」と「エチカ」で
他は興味をもったらでいいんじゃない

852:考える名無しさん
09/08/09 00:50:14 0
『知性改善論』は未完だから、読んでも充足感は得られないと思う

853:845
09/08/09 02:32:15 0
おお!こんなにたくさんレス頂けるとは!!
みなさん、ありがとうございます。

>>846
往復書簡集、あります。
>>847
そんなこと言わんといて
>>849
生意気いうようですが、解説モノは後に回したいのです。
大抵、1度読んだ本は何回も読み返す人間なので、再読の際に>>849さんおススメの2冊を読んでみます。
まぁ理解できなくなるのは百も承知ですが、分からないままで通読するのも好きなのでw
ご親切にどうもですm(__)m
>>851
イイ話ダー(´;ω;`)
そういう思い入れ、物凄く羨ましいです。
ちなみに、僕が貰ったのは全集セットでも函付きでもなく、ただ9冊の寄せ集めですw
発刊年度もバラバラなので、モノによっては旧漢字とかも混じってます。
>>852
未完の小説は妄想する楽しみが出来るので、それもまた良しです。
小説と違うのはわかってま

とりあえず、>>846さんと>>851さんの仰るとおり、知性改善論から逝ってみます。
みなさん。ホントにありがとうございました!

854:考える名無しさん
09/08/09 03:00:20 0
こんなの見つけた

波多野精一 『スピノザ研究』 警醒社,明43.4
URLリンク(kindai.ndl.go.jp)

スピノ-ザ著,斎木仙酔評釈 『神』 明39.3
URLリンク(kindai.ndl.go.jp)

855:考える名無しさん
09/08/09 05:28:50 0
とりあえず顔文字やめなさい

856:考える名無しさん
09/08/09 16:31:36 0
ヲタク以外にとっては哲学なんて著者の主著以外読む価値殆どないよね
あでもプラトンとヘーゲルは別かもしれんな

857:考える名無しさん
09/08/09 17:31:59 0

日本では、学問(サイエンス)というのは、欧米世界で評判を取った一流学者たちの仕事を、国内に紹介するというか、
泥棒というか、勝手に代理店を開くというか、華々しく輸入するというか、そういうことに過ぎない。これは今でもそうだ。
(中略)
アメリカでは「この本を私は、翻訳して出版しました」というのは、絶対に学問業績にならないのだそうだ。履歴書の作品
欄に、書いてはないらない。「絶対に書くな」と何人かのアメリカ人の友人に、私は忠告された。「いや、そう言っても、
この本を訳すのは大変だったのだ。日本では、翻訳するだけでも大変な業績になる。翻訳書が1冊あるだけで、学者だ。と
威張ってるのがたくさんいる」と私が、反論しても、絶対に聞き入れてくれない「恥ずかしいことだから、
止めろ」としつこく言われた。翻訳は研究業績にはならないのだ。「それはインフォマート(現地人の情報提供者)の仕事で
あって、学者の仕事とは、認められないのだ」と、強く言われた。
副島隆彦「属国日本論を超えて」P36~40

日本では「政治思想」なるものはいつも断片的にバラバラに、前後の脈略なしに、適当に外側(欧米世界)から
翻訳文として押し寄せ、流れ込む。しかも、世界の知識人たちが理解している全体構図とは関係なしに自分勝手な
理解を国内に広める。そしてやがて棄て去り、次の新しいものにまた飛びつく。
「世界覇権国アメリカを動かす政治家と知識人たち」(副島隆彦 著 講談社)

858:考える名無しさん
09/08/09 17:32:50 0
人は人生の年月の中で、五年、十年単位で、自分の考えが変わってゆく。その変わってゆく自分を、しっかりと
記録しつづけることだ。あのときは、ああ考えて、ああ信じていたが、今では、このように変わって、こう
考えている、と書くこと。なるべく正直に書くことだ。自分に向かってきちんと文字で書いて確認してゆく
作業をすることである。それが、知識、思想、学問なのだ。人間は年を重ねるにつれて考えが変わってゆく
生き物だから、それでいい。それが成長するということなのだ。だから知識、思想、学問というのは、何か
新しい知識を西欧やアメリカから持ち込んで、自分勝手に改造、変造して日本語で適当に売りさばくこと、
なのではない。
今の私は、このように考えている。だから私は、吉本の、「転向とは、人間が成長してゆくことだ」と
書いた転向論としての吉本の思想観を、今でも受け継いでいることになる。
昔の吉本はやっぱり偉かった。
副島隆彦「日本の秘密」P122

私は、長い間考えた末に、日本のようなアジアのはずれの国に、世界に先駆ける何か新しい優れた大思想など
生まれることは、ありえないのだ、という結論に到達した。三十歳ぐらいの時である。イギリス、フランス、
アメリカでまだ実現していないものが、日本ごときで実現するはずがないのだ。私は、人間社会のあり方に
於いて、こういう進化論者(時間進歩主義者)である。日本の知識人がやること、考えること、書くことなんか、
全て、一切合切、輸入学問であり、欧米知識人の猿真似である。そうでしかありえない。
奈良。平安時代も室町時代も江戸時代も、ずっとそうであった。ずっと歴代中華帝国で栄えた思想・宗教の
輸入学問であった。私にとって、これは、もう確信だ。
日本の伝統―それは、文化の劣性遺伝子だ、と吉本隆明が書いていた。あの頃の吉本だったら、
私は今でも信じている。
副島隆彦「日本の秘密


859:考える名無しさん
09/08/10 01:15:15 0
阪神論

860:ヴォートラン
09/08/16 14:42:46 0
>>857、858
輸入なしに思想はありえない。例えばフランスのデカルトなしにオランダのスピノザの思想は築かれ
なかった。プルタルコスなしにモンテーニュの思想は築かれない。ヒュームなしにカントの思想があ
りえるだろうか。輸入すること自体は間違いではないと思う。道元禅師は宋国で天童如浄から印可を
もらい嫡嗣となっている。仏教について少し知っている人ならわかるが、このことは並大抵のことで
はない。当時、韓国その他の国から多くの人が留学していた。西田幾多郎でさえ雪門老師から印可を
うけていないのである。日本に帰国後、永平寺には中国からの優れた留学生もいた。したがって優れ
た思想もあったし、優れた人もいたというべきだと思う。しかし地理的に問題があったし、ことばの
問題もあったため世界に知られにくいのであると思う。思想とはちょっと違うかもしれないが、映画
でいえば、小津安二郎、溝口健二、黒沢明の作品は世界でも最も高い評価を獲得しているし、現在世
界で活躍している優れた映画作家で、彼らの影響を受けずに作品をつくっている人を探す方がむづか
しい。映画はことばと地理の壁をのりこえやすいというべきか。
そもそも「人は人生の年月の中で、五年、十年単位で、自分の考えが変わってゆく」といっておきな
がら「転向とは、人間が成長してゆくことだ」と書いた転向論としての吉本の思想観を今でも受け継
いでいる」と書いたり、「日本の伝統ーそれは、文化の劣勢遺伝子だ、と吉本隆明が書いていた。あ
の頃の吉本だったら、私は今でも信じている」と書いたりしている。字義のとおり解釈するならば、
福島隆彦は「あの頃」から全然変わっていない、といわざるをえない。





861:考える名無しさん
09/08/25 20:40:49 0
呑気なところで言わせてもらうけど、さっきまで、ザ哲学者の銅像や、
そこでなくなったという建物の姿なんぞを、画像検索で
あれこれと見ていました。わざわざザ・ハーグだリンズバーグだという
ところにゆかなくても、けっこう感動しますた…。

862:考える名無しさん
09/08/25 20:50:12 0
建物はこれ以上ないくらい丁寧に保存しないと
お前が考えてるより限界をはるかに超えて超えて優しく

863:考える名無しさん
09/08/25 20:52:41 0
間違って床抜けたりしたら親父から一生恨まれるぞ

864:考える名無しさん
09/08/25 21:10:03 0
親父はすでにこの世の人ではありませぬ

865:考える名無しさん
09/08/26 16:26:37 0
スピノザの思想ってオブジェクト志向みたいな図
にしたほうが分かりやすい気がするんだけど、
そういうサイトってない?

866:考える名無しさん
09/08/28 12:56:34 O
スピノザの世界―神あるいは自然
URLリンク(www.amazon.co.jp)

867:ヴォートラン
09/08/28 23:51:51 0
スピノザを知ったのは、カフカの日記か研究書の中に若いころ愛読していたと書いてあったことがき
っかけであった。カフカが崇拝していたゲーテも往復書簡集を愛読したことをあとで知った。哲学書
など読んだこともなかったが、優れた作家には(夏目漱石のいう)文芸の哲学的基礎がしっかりある
ものだと感じた。断言するが、カフカの作品はスピノザ哲学の理解なしにはありえない。ライフスタ
イルから文章の構造まで影響をうけている。


868:考える名無しさん
09/09/16 14:20:00 0
イタリアを追われたネグリは、ガタリのもとに身を寄せつつ1977年にドゥルーズの肉声による講義をヴァンセンヌで聴いた。

「ジル・ドゥルーズの話を聞くことは、私の頭の中に根を下ろしていたものを一掃するようなものだった…
…私はこの講義をきっかけにスピノザ主義者になった」

ドッス『ドゥルーズとガタリ 交差的自伝』 309頁

869:考える名無しさん
09/09/22 23:23:04 0
>>868
それじゃあ苦難に陥って、新興宗教に嵌った人みたいじゃん

870:考える名無しさん
09/09/23 21:45:02 0
上手く言えないが思い込みの激しそうな印象ではある

871:考える名無しさん
09/09/26 15:41:23 0
ドゥルーズの『スピノザ 実践の哲学』30頁に、
「スピノザは、希望も勇気さえも信じなかった。彼は喜びしか、洞察する視力しか信じなかった。」とあるけど、これをちょっと意外に感じました。

「希望」についてはその通りなんだろうけど、「勇気」に関しては、エチカ第三部定理59備考において、能動的な感情として評価されているように思っていたからです。

これはどういうこと?
単に、喜びが基本的感情で、勇気はそこから派生するものでしかないということでしょうか?

872:考える名無しさん
09/09/26 21:29:25 0
退くべき時に退くということを知らない、いわゆる蛮勇のことかとオモタ

873:考える名無しさん
09/09/27 23:21:55 0
>>865
ラカンの伝記に若いときエチカのタブローを壁に貼っていたという記述があって、
そのタブローを探しているのですが見つけられません。
どなたかご存じないですか?

(工藤喜作氏などの図解と違って、)
もしかしたらラカンが後年の欲動を図解したものに似ていたのではないかと考えています。

874:考える名無しさん
09/09/27 23:25:57 0
>>873
工藤喜作の図式って、なにで見れます?

875:考える名無しさん
09/09/28 15:21:57 0
>>874
中公クラシックス『エチカ』および世界の名著の断片的な図解群のことを言いました。
清水書院『スピノザ』にも「エチカの『基本構成』」なる、およそ以下のような図解?
(原図は縦書き)がありました。

       __________________
能産的自然=|神=自己原因=実体=無限に多くの属性|……思惟の属性……延長の属性
      |__________________|
       _______________
      |        |直接無限様態|         |運動と静止
      |様 |無限様態<       |……無限知性……< 
所産的自然=|態 |     |関接無限様態|         |全宇宙の形貌
      |の<             | 
      |世 |            |             |最単純物体      
      |界 |有限様態        |……有限観念……有限物体<
      |_______________|   ∥          |複合物体=個体
                         認識< 想像知    |  :  
                            |理 性    |無限に大きな個体
                            |直観知        ∥
                                      全自然


876:考える名無しさん
09/09/28 16:23:33 0
サンクス!

いつも思うんだけど、スピノザの哲学をテーマにしたデジタルアートみたいなのがあれば、おもしろいのになぁ。

877:考える名無しさん
09/09/29 01:17:00 0
>>876
>スピノザの哲学をテーマにしたデジタルアート

同感です。
フラクタルなどはある程度成功していると思いますが、、、、
以下(一例)のようなイメージを使った哲学もあり得ると思ます。。。
URLリンク(www.youtube.com)

878:考える名無しさん
09/09/29 20:16:55 0

 <現存するスピノザ著作集の中に、彼がセファルディー(スペイン系ユダヤ人) の母語である
ラディン語で書いた唯一の文が収録されている。それ は、『ヘブライ語文法綱要』[Compendium
grammatices linguae hebraeae]の一節である。ここでこの哲学者は、能動的再帰動詞の意味を、
ひとつの内在因の表現、つまり、作用者と受動者が唯一にして同一の人称で あるようなひとつの
行為の表現として説明している。
(略)
 第一二章で、スピノザは不定名詞(不定法は、ヘブライ語ではひとつの名詞として語形変化する)
がとる対応形の意味についても同じ問題に着手する。スピノザはこう記している。

「作 用者と受動者とが唯一にして同一の人称であるということは往々にしてあるので、ユダヤ人に
は第七の新しい不定法をつくることが必要だったのである。この不 定法によって、ユダヤ人は、作
用者と受動者に同時にかかわるような行為を言い表すことができた。つまり、能動形と受動形を同
時にもつわけである。…だから こそ、内在困としての作用困にかかわる行為を表現するような、も
うひとつ別の種類の不定法を発明する必要があった。…すでに述べたように、これによって 「自分
自身を訪れるものとして自己を構成する」[visitare se stesso]、あるいは「構成すること」、要
するに「訪れるものとして自己を提示する」(constituere se visitantem,vel denique praebere se
visitantem)が意味されるのである」。

 つま り、内在困が問題として呼び出してくるひとつの意味論的な星座こそ、哲学者=文法家スピ
ノザが数多くの例(contituir se visitante,mostrar se visitante, pasearseパセアルセ)によって懸命に
把握しようとしたものなのであり、内在性の問題を理解する上でそれがもっている重要性は、けっし
て軽視される べきではない。>
(アガンベン「絶対的内在」『現代思想2002.8』所収より)

879:考える名無しさん
09/09/30 00:10:16 0
スピノザって秩序破壊の哲学だよね

880:考える名無しさん
09/09/30 12:37:39 0
破壊してこなごなになった破片各々がまた自己原因
全体も部分も秩序は問題なしっ

881:考える名無しさん
09/10/06 16:44:36 0
日本語で読めるお勧めのスピノザ研究本って、どういうものがあります?

882:考える名無しさん
09/10/06 17:43:24 0
ちょっと古いし、研究本と言える水準のものじゃないかもだけど桂寿一の『スピノザの哲学』は好著だよ

883:考える名無しさん
09/10/06 20:29:05 0
ヨベルの『スピノザ 異端の系譜』を読んでいるところだけど、
社会的・文化的文脈からのスピノザ哲学の生成が描かれていて、なかなかおもしろい。

884:考える名無しさん
09/10/06 23:14:55 0
でもちょっと冗長じゃない?
縦軸・横軸は面白かった

885:考える名無しさん
09/10/07 15:45:33 0
ヨベルのはたしかに冗長すぎるくらいだけど、当時のユダヤ人社会・文化についての記述は、
スピノザ絡みじゃなきゃ知ることもなかっただろうから、勉強になった。

あと、第3部定理46が、ユダヤ人としての己の境遇にたいするスピノザの感情が滲み出ているという指摘にも、思わずうなった。

これはよくある解釈なのかな?
自分はまだまだスピノザ初心者なので感心してしまったが。

因果の縦軸・横軸も、たしかに勉強になったね。



886:考える名無しさん
09/10/11 10:49:57 0
岩波文庫のエチカは上下分かれてると持ち運びにめんどくさい
1冊にまとめてほしい

887:考える名無しさん
09/10/11 12:25:32 0
持ち運びというより参照するとき面倒

888:考える名無しさん
09/10/11 12:55:31 0
ハードブックからすると贅沢だろ
寝て読んでてウトウトすると顔に落下して事故だw
それでも洋書のハードブックに比べると小さいが・・・

889:考える名無しさん
09/10/11 20:31:51 0
「差異と反復」は文庫で上下分冊されたけど脚注の頁ナンバーとかが単行本のままだとかなんとか

890:考える名無しさん
09/10/11 21:02:28 0
ハードカバー版の表紙からして誤字があるからな、差異と反復は。
何版重ねても、あれ直らんし。

891:考える名無しさん
09/10/14 19:03:34 0
「スピノザ エチカの研究」福居純
この本、読んだ人いる?
幾何学的形式を文章形式で表現しなおし、論証構造を具体的に明らかにした、
とあるんだが、9,450円を出す値打ちあるのかな?

892:考える名無しさん
09/10/15 16:44:27 0
その値段だと図書館にリクエストするのが先だな

893:スピノザ紋章CAUTE&エチカ略図試作
09/10/15 22:25:48 0
URLリンク(pds.exblog.jp)
URLリンク(nam-students.blogspot.com)

894:考える名無しさん
09/10/16 09:30:45 0
日本語版もあったんだね、ハイパーリンク・エチカ。
これ、自分で訳しているのかな?誰?

895:考える名無しさん
09/10/16 09:34:43 0
「精神的自動機械」というような表現をときどき見かけるけど、
これはスピノザが実際に書いた言葉?どこに書いてある?

それともドゥルーズの用語?上野修も使っていたけど。

896:考える名無しさん
09/10/16 10:05:50 0
>>894
畠中訳をそのまま使っている。
訴えられてもおかしくないレベル

897:考える名無しさん
09/10/16 20:46:38 0
もう著作権が切れているとかはないの?



898:考える名無しさん
09/10/16 21:06:59 0
>>895 短論文。つまり当人の言葉。@岩波文庫。

899:考える名無しさん
09/10/16 21:08:10 0
>>898
ありがとう。

900:考える名無しさん
09/10/16 21:32:46 O



901:考える名無しさん
09/10/17 07:43:01 O
みんなで見ないふり~
URLリンク(www.youtube.com)

902:考える名無しさん
09/10/18 10:52:46 0
上野さんの本を読んで神即自然は納得いきましたが、スピノザ哲学では
天使の問題はどのようになっているのでしょうか

903:考える名無しさん
09/10/18 11:57:20 0
つーか、あの壮大なリンクの集積自体が天使的多様体の空間ですよね
世界観そのものが天使的といえる ような

904:CAUTE
09/10/19 13:48:00 0
URLリンク(nam21.sakura.ne.jp)

905:考える名無しさん
09/10/20 10:06:26 0
ドゥルーズの『スピノザと表現の問題』はよいね。
1ページ読むのにすごい時間かかるけど、これぞスピノザ研究という感じ。
上野とかはスピノザの雰囲気を伝えるのがすごくうまいけど、
やはりエチカを読むうえでは、証明機械の細部にも入り込んでいかなきゃと思う。

906:考える名無しさん
09/10/21 13:33:22 0
スピノザを読むってある意味賭けだよ
ひょっとしたら大外れかもしれないんだから
大はずれか、大当たりか、その中間はないってかんじ

907:考える名無しさん
09/10/21 20:23:17 0
エチカの場合 "宗教書" として読むならそうなるだろうね。

908:考える名無しさん
09/10/22 19:53:12 0
神秘的直観の系譜なのはたしかだろう

909:考える名無しさん
09/10/25 04:00:31 0
テレビ見てたら、茂木健一郎が「すごいエチカ」ですよ、と言っている番宣を見て、イラッときた。



910:CAUTE
09/10/26 03:42:28 0
スピノザ『神学・政治論』
   宗教の目的:服従13
         /\
     ___/__\___自然6
    | 預言者ーー表象力2|
    | /法4ーー契約12、17
    |/ ______ \|    
    / |奇蹟6   | \
 マイモニデス7     | |\
 (超自然的力)_____| | \
 /__|__________|__\
    |____理性15__|
   国家の目的:自由20

スピノザ『国家論』
      目的:平和安全1:6、5:2
悪\ \ \ \    / / / /善4:1
恐怖\ \ \ \民主制11 / /希望3:3
   \ \ \ \/ / / /
 4:3\ \ \貴族制8~10(8:27くじ引き)  
 4:4 \ \ \/ / /
 越権行為 \ \君主制6~7  2:19、  3:6
  最高権力4:1\/ 権利(法)3:5 、理性3:7
________\__/_______________
自然状態、自然権 \/ 
3:2      本性,本能1:7、6:1


911:考える名無しさん
09/11/01 01:57:05 O
過去、ここまでやり込む人が居たか?
それは彼のプレイを見ればわかる。

912:考える名無しさん
09/11/08 23:25:18 O
DLにとってSPがたとえばその汎神論によって魅力的な
のではなかったことを考えてみたらどう?

913:考える名無しさん
09/11/09 09:03:05 O
スノピザ

914:考える名無しさん
09/11/10 23:05:29 0
URLリンク(www.yomiuri.co.jp)

柴田さん、亡くなってたのか。知らんかった。

915:考える名無しさん
09/11/18 19:31:22 0
上野修「精神の目は論証そのもの」をザーっと読んでみた。
わかんない所も多々あったけど面白かったよ。次は精読してみる。

916:考える名無しさん
09/11/19 23:27:36 0
あの スピノザ哲学でホロコーストとか貧困問題を切るとしたらどうなんの?

917:考える名無しさん
09/11/19 23:49:15 0
ホロコースト=感情の模倣は止められない。妬み、恐怖、憎しみの連鎖は双方を滅ぼす。
それでも死にたい奴は死ねばいい。弱い立場の方は全知全能を尽くして逃げろ。

貧困問題=市民社会は可能な限り個々人が潜在的に持つ能力を伸ばせるように制度設計を
するのが、ひいては当の社会の安全・持続に繋がる。貧困にあえぐ人は、創意工夫を凝らして、
欲望を抑制し、自己の能力を伸ばす方途を探り、そこに金を使え。周囲に流されるな。

918:考える名無しさん
09/11/20 12:14:01 0
あの スピノザ哲学でセクハラ問題を切るとしたらどうなんの?

919:考える名無しさん
09/11/20 13:48:50 0
弱い立場の方は全知全能を尽くして逃げろ


920:考える名無しさん
09/11/20 16:16:06 0
あの ドゥルーズのシネマをベルクソンベースじゃなくてスピノザベースで書きかえたら
どうなるんでしょう

921:考える名無しさん
09/11/20 19:41:18 0
質問は3つ目から有料になります

922:考える名無しさん
09/11/20 20:06:53 0
お礼はあとでたんまりと だからよろしく

923:考える名無しさん
09/11/20 20:18:35 0
「代金はお答えを聞いた後に必ずお払いします 聞いた後は尽くすわ(佳苗)」

924:考える名無しさん
09/11/20 20:53:17 0
認識においては、善悪も美醜も有益有害も事物の本性を表現しないのであり、
全ての事物は単に完全である。実践においては、コナトゥスの命じるところに
より、有害なものから徹底的に距離をおくこと。但し、他者をいたずらに軽蔑し、
怒らせてはいけない。無知な人々であっても、人間であり、時に助けになるからである。

つまり、ヤバい奴、うざい奴には紳士的に接しつつ、距離を取る、というのが
スピノザ的処世術。荒らしには反論せず基本スルーで、レスする際には丁重に。
(実際、書簡集を読むと、スピノザは相手が人間的に弱いほど、丁寧に相手をしている)

925:考える名無しさん
09/11/20 21:28:55 0
今東光の人生相談での応対はスピノザ的には どうなんでしょう

926:考える名無しさん
09/11/20 23:04:45 0
3つ目の回答に対するご入金が遅れています。ご入金状況をご確認ください。

927:考える名無しさん
09/11/21 07:49:16 0
有害なものから徹底的に距離をおくこと

928:考える名無しさん
09/11/21 07:56:19 0
弱い立場の方は全知全能を尽くして逃げろ

929:考える名無しさん
09/11/21 08:54:25 0
佳苗さんは警察に捕まりました

930:考える名無しさん
09/11/22 13:06:23 0
スピノザの世界観ではサドの法と侵犯は成り立たないですよね
むしろフーリエとのほうが相性がいいように思われるのですが


931:考える名無しさん
09/12/04 05:05:23 0
URLリンク(s03.megalodon.jp)

932:考える名無しさん
09/12/09 16:46:23 0
the dying person’s organized energy might bubble into a new universe created in that person’s image


933:考える名無しさん
09/12/19 06:30:15 0
スピノザで卒論書いてるけど第三種の認識のところは本当難しいね…
具体例や実体験を用いて説明することができないし…自分の理解の浅さを痛感させられる

934:考える名無しさん
09/12/28 21:00:35 0
タイトルに惹かれてConversation with Spinoza っていう小説を読んだんだけど
スピノザが人生に失敗した禁欲主義者みたいになってたorz

935:考える名無しさん
09/12/29 21:03:16 0
労働の苦しみから解放されたい・・・

スピノザ的に勇気の出る言葉をください。

936:考える名無しさん
09/12/30 01:47:28 0
精神が悲しみを感ずる限り、精神の認識能力すなわちその活動能力は減少されあるいは阻害される。
したがって働く限りにおける精神にはいかなる悲しみの感情も帰せられえない。
帰せられうるのはただ、働く限りにおける精神にも関係する喜びおよび欲望の感情のみである。

937:考える名無しさん
09/12/31 16:13:09 0
人間は暇だとろくなことしないから、働いた方がいい
みたいな文章がエチカにあった気がするw

938:考える名無しさん
10/01/01 15:38:27 0
936
今年は、スピノザを深く研究してみます。
ありがとう。

939:考える名無しさん
10/01/04 13:57:42 0
スピノザって結局すべてをうけいれよ的便利な世俗宗教でしょ?

940:考える名無しさん
10/01/04 22:26:44 0
神は尊し されど恃まず

941:考える名無しさん
10/01/10 00:11:24 0
スピノザにちかい仏教って中論でおk?

942:考える名無しさん
10/01/10 00:16:57 0
密教

943:考える名無しさん
10/01/14 20:43:28 0
スピノザって男女の性差とその諸問題についてどう考えてるの

944:考える名無しさん
10/01/14 20:53:27 0
近くて深い川がある

945:考える名無しさん
10/01/14 22:27:03 0
ものとひとすらそう区別しないから、男女差もあんま区別してないんじゃね?

だとしたら大問題

946:考える名無しさん
10/01/16 15:11:35 0
質問者
近年1歳児に売春させてた親がいました
この1歳児はどうすればよかったのでしょうか

スピノザ「全知全能を賭けて逃げろ」

947:エチカ他ラテン語サイト
10/01/24 02:25:24 0
URLリンク(users.telenet.be)

BENEDICTI DE SPINOZA

E T H I C A

ORDINE GEOMETRICO DEMONSTRATA

ET

IN QUINQUE PARTES DISTINCTA

IN QUIBUS AGITUR

I. DE DEO.
II. DE NATURA ET ORIGINE MENTIS.
III. DE ORIGINE ET NATURA AFFECTUUM.
IV. DE SERVITUTE HUMANA SEU DE AFFECTUUM VIRIBUS.
V. DE POTENTIA INTELLECTUS SEU DE LIBERTATE HUMANA.

URLリンク(users.telenet.be)

URLリンク(users.telenet.be)
URLリンク(users.telenet.be)
URLリンク(users.telenet.be)
URLリンク(users.telenet.be)
URLリンク(users.telenet.be)

URLリンク(users.telenet.be)


948:エチカ、ラテン語/日本語
10/01/24 02:54:43 0
E T H I C AURLリンク(users.telenet.be)
エ チ カURLリンク(nam21.sakura.ne.jp)

I. DE DEO.URLリンク(users.telenet.be)
1神についてURLリンク(nam21.sakura.ne.jp)

II. DE NATURA ET ORIGINE MENTIS.URLリンク(users.telenet.be)
2精神の本性および起源についてURLリンク(nam21.sakura.ne.jp)

III. DE ORIGINE ET NATURA AFFECTUUM.URLリンク(users.telenet.be)
3感情の起源および本性についてURLリンク(nam21.sakura.ne.jp)

IV. DE SERVITUTE HUMANA SEU DE AFFECTUUM VIRIBUS.URLリンク(users.telenet.be)
4人間の隷属あるいは感情の力についてURLリンク(nam21.sakura.ne.jp)

V. DE POTENTIA INTELLECTUS SEU DE LIBERTATE HUMANA.URLリンク(users.telenet.be)
5知性の能力あるいは人間の自由についてURLリンク(nam21.sakura.ne.jp)


949:考える名無しさん
10/01/25 22:01:57 0
あの本の薄さには好感をもつが、なんか肝心なところで論理的につきつめずに開き直られてそうで
そこが嫌といえば嫌

950:考える名無しさん
10/01/27 07:13:26 0
とにかく、だれか新たなスレを立ててくださいな。

951:考える名無しさん
10/01/29 01:24:22 0
まだ50レス分もあるじゃん

952:考える名無しさん
10/01/30 21:23:22 0
スピノザって女をいったいどう定義してんの?

953:考える名無しさん
10/01/30 23:45:35 0
本読めばいいだろ

954:考える名無しさん
10/01/30 23:50:15 0
知る限り定義してない。

955:考える名無しさん
10/02/01 16:11:21 0
やってないよね?性差の問題はどうなんのって思う

956:考える名無しさん
10/02/01 19:11:26 0
スピノザのイメージ論ってどうなの
非十全な表象は対象と一致しないとかそんなん?


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