□□□ 脳科学総合スレ □□□at PHILO
□□□ 脳科学総合スレ □□□ - 暇つぶし2ch279:sai
07/01/17 12:58:08
>>276>>278こちらの記事かも。

Q6.記憶を長期記憶として覚えてしまえば、二度と忘れることはないのですか?
A6.そんなことはありません。本文中でも紹介しましたが、PP1という酵素には、記憶を忘れさせる働きがあり
ます。
 さらに近年、非常に興味深い発見がありました。記憶は一度固定されてしまえば、そのまま安定すると考え
がちです。ところが実は、思い出すたびに一時的に不安定な状態になっているというのです。
 ラットに警告音を聞かせて電気ショックを流すと、ラットはそのことを記憶し、次回以降は警告音を聞かせた
だけですくみあがります。さて、警告音と電気ショックの関係を記憶させたラットの脳にある物質をあたえます。
このラットに警告音を聞かせると、そのときは正常なラットと同様に、すくみあがります。しかしその後
ある程度の時間が経つと、警告音を聞かせてもすくみあがることはありません。つまり警告音と電気ショックの
関係を忘れたのです。
 一方、この物質を与えたものの、物質の効果がつづいている間に警告音を聞かせなかった(電気ショックの
ことを思いだせなかった)ラットは、その後も警告音を聞くとすくみあがりました。つまりある物質をあたえた
だけでは記憶を忘れることはないが、物質をあたえたうえで記憶を思い出させると、その記憶を忘れてしまうの
です。
 ある物質とは「アニソマイシン」とよばれる抗生物質の一種で、たんぱく質の合成を阻害するはたらきがあり
ます。これらのことから推測できるのは、記憶を思い出したあとにそれをもう一度固定するには、たんぱく質の
合成が必要不可欠だということです。この仮定は「再固定」とよばれており、多くの研究者が注目している現象
です。

Q7.記憶を消すことはできますか?
A7.たとえば先ほど説明した記憶の再固定の話は、PTSD(心的外傷後ストレス障害)の治療に応用できると期待
されています。PTSDとは、衝撃的な出来事で心に傷を負い、のちにさまざまなストレス障害を引きおこす病気です。
記憶が固定される際に一度不安定になることを利用し、PTSDの原因となっている記憶を消したり、弱めたりできる
かもしれません。

URLリンク(www.newtonpress.co.jp)

280:考える名無しさん
07/01/21 16:43:02
>>270
> 脳の回路システムは、個体にとっての価値(もちろん、一番重要なのは生き延びること)
> 記憶を参照しながら結合を絶えず変化させ、知覚に対応して有利な反応を導くパターンを作り出すように働く。
> その際、回路の冗長性が多様性を生み、柔軟な解釈・判断を可能にするのだ。脳内でそうした活動を行っている
> 総体を、著者はダイナミック・コアと名づけた。動的に変化するコアのプロセスに対応して、それと表裏一体の
> 転換である「意識」が必然的に表れると考える。それが、原意識だ。

ここで意識をダイナミックコアの属性だと哲学用語で片付けてるのが、ちと残念だよね。

>  さらに著者は、これらを基礎に、人間の特徴である自己の意識と過去・未来という時間意識とを伴う
> 「高次の意識」への発展を展望してゆく。たいへん刺激的である。

まぁこの辺はどうでも良いというか、どうせまだまだ分からないというのが本当だろうと。

>  脳が将来コンピュータで模倣できるという見解を、著者は支持しない。脳の持つ莫大な冗長性を踏まえての
> しめくくりは、「『私という現象』はこれからも変わることなく、自然からの最高の授かり物であるにちがい
> ない」。

これは賛成。

>  現代的価値の高い、最後まで聴くべき講義である。(冬樹純子・訳)
おもろいし、刺激的な本であることは確かだな。
文系の議論を聞いてるとうんざりするけど。


281:考える名無しさん
07/01/21 23:53:19
そう?結局エーデルマンを魂は存在するんだってことを言葉を変えて言ってるだけに思えたけど

282:考える名無しさん
07/01/21 23:56:43
× エーデルマンを
○ エーデルマンは

283:sai
07/01/22 19:02:07
このあたりと関連がある話と思いますが、私にはよく理解できなかった。

 この主張はただちに、二つ目の問いにつながる。コア・プロセスの現象変換、すなわち意識は、 それ自体
何らかの結果を引きおこすことができるか? この問いはきわめて重要だ。意識的行動のしくみを考えるのに
重要なだけではない。意識という現象は、進化の過程で、はたして実効性、適応性をもつものとして生まれて
きたのか、という問いに答える上でも重要といえる。この問題をストレートに考察するために、意識プロセス
(現象変換およびそのプロセス)をCと呼び、それに対応するダイナミック・コアの神経プロセスをC'と呼ぶ
ことにしよう。CもC'も、(C1、C1')、(C2、C2')、(C3、C3')、・・・・・・のように表示され、時間の中で
順々に起きる状態であることを理解されたい。ただし、ここでは時間の問題は考えないものとする。
 すでに指摘したように、Cはプロセスであって実体ではない。Cは、高次元の識別を反映し、ゆえにその高次元
の識別をもたらすC'の存在なくしてCが生じることはない。Cは対応関係を反映するものであって、直接的にも
場の属性を通しても、物理的に何かを引きおこすことはできない。しかしC'は違う。C'の活動は次のC'の活動を
因果的に引きおこす。そのC'に必然的に伴う、伴立するのがCというわけだ。
 言い換えれば、意識Cはコア・プロセスC'に必ず伴うものの、ニューロンの活動や身体動作を因果的に引き
おこすことができるのはC'のほうだ。物理世界は因果関係において閉じている。幽霊も霊魂も存在しない。この
世界で起きる出来事は、C'を構成する神経活動のほうだけに反応できるのである。

284:sai
07/01/22 19:02:43
 意識Cはコア・プロセスC'の特性であり、多次元のクオリア空間で精緻な識別が可能になったことの表れである。
この現象変換、すなわちクオリア空間で起きているさまざまな現象は、因果的効力をもつC'で起きていることを
忠実に表示しているといえる。このように論を進めていくと、コア・プロセスC'は行動プランを立てるのに有効
だから進化によって選択されたという結論が出てくる。だが同時に、このようなC'の活動を必然的に伴ったのが
意識Cであった。実際、個々の動物がコア・プロセスC'の効果を体験するのにこれ以外どんあ形があるだろう。
現象変換は統合された矛盾のないシーンをその動物に与えるが、そのシーンは、C'の活動によって可能となった
識別を映し出したものである。それはとりもなおさず、意識の背後にあるC'の状態を忠実に語る指標をあたえて
いるということだ。
 コア・プロセスC'に必ず伴う意識Cを体験することで動物は、他の動物個体とうまくコミュニケーションする
方法を与えられた。ただし、あくまでも実効性をもったC'を介してではある。CとC'のこの伴立関係は、よく話題
にされる「哲学的ゾンビ」論が論理的に成立しないことを意味する。 ---P100より---

285:えすひろ
07/01/22 20:16:30
これ、ものすごく重要

286:考える名無しさん
07/01/22 20:36:42
>>283-284
ただの随伴説じゃないの?

>コア・プロセスC'に必ず伴う意識Cを体験することで動物は、他の動物個体とうまくコミュニケーションする方法を与えられた。
ってのを意識Cの生じた理由としているようだけど、
「コア・プロセスC'に必ず伴う意識Cを体験すること」ことが
「他の動物個体とうまくコミュニケーションする」ことにとって
本当に必要不可欠なのかどうかってことが議論されてない。
そういう体験なしでもコミュニケーション等の機能は発現しうるってのが
「哲学的ゾンビ」の主張なんだから、その議論なしじゃ哲学的ゾンビは論駁できないよ。

287:考える名無しさん
07/01/22 23:45:42
URLリンク(66.249.89.104)

1948年、ノーバート・ウィーナーは一冊の書籍、「サイバネティクス」を出版し、

このテクノロジーは人々の脳を埋め込み式のマイクロチップを通して地上の基地にあるスーパーコンピューターによって制御される人工衛星にリンクさせる。

それらを見つけるか、さもなければ取り除くことは現在、ほとんど不可能である。

インプラントを埋め込まれた人間はどこに行っても後を追跡することができる。


NSAの電子監視システムは同時に数百万もの人々を追跡し、操ることができる。



288:考える名無しさん
07/01/23 12:49:51
意識が物理現象に随伴するんだったら石にも意識はあるのん?

289:sai
07/01/23 12:52:53
>>286
>ただの随伴説じゃないの?
以下のように主張しています。

 われわれの立場は、「Cは随伴現象である」という主張とも、「Cが随伴現象ならパラドックスを生じてしまう」
という主張とも異なる。最近の主流とわれわれの立場との違いを際立たせている点は、因果性に関する
われわれの次の見解にこそある。つまり「Cはたとえ因果的な役割を直接に果たさなくても、驚くほど精緻な
識別をもたらすC'の能力を忠実に反映している」という見解であり、そこにパラドックスはない。Cあるいは
クオリアは、C'の状態に必ず伴う識別であり、これは、ダイナミック・コアの再入力による相互作用から
生まれる意識という活動を特徴づける基本だといえる。---P108より---

290:考える名無しさん
07/01/23 12:56:42
>>288
ある。石には石の意思がある。

291:考える名無しさん
07/01/23 14:17:49
>>228
石にも魂はある、それは本来が持つ特徴というやつの別名。
科学的にありえないような、物が因果し結果を出す、これは
自然淘汰で発生する因果でなりえる原因がある。
それが見れないだけであって、調べれば科学的原因は必ず存在する。
しかし愚か者の調べ程度で観測できないものは多数ある。
観測できるものだけを見ているから理解できないのであって。
観測できれば原因の種のようなものはあるわけだ。それが特徴であり
意志、魂のようなもの、これは暗喩とかの類だろう。
確率的に存在する特徴を引き出し、それを変化させるきっかけを作れば
ありえないことも起こりえる、
さわった石が割れる、魔法のように見えるかもしれないが。
ヒビが入った石を選べる能力があるものには割れる石を触って割るのは
簡単なこと、割れるのは力で割るのではなく必然として割れるからである。
石割の職人がハンマーで石を叩くと簡単に割れる。
これが石と対話できる魔法の類。
職人が達人の域になると目に見えないミクロの部分さえ感で判断できる
ようになるのは工業系の職人では事実として高く評価されている。
単に合理的な面しか見てないからこそ、特別に起こるような要素を
見る眼が消えて存在するのに拒否するようになるんだろうな。

292:考える名無しさん
07/01/23 20:38:00
科学的原因の定義は?

293:飛べないカラス
07/01/26 15:44:02
意識は脳機能だよな。脳そのものと脳が生み出す機能の違いじゃないかな。

294:考える名無しさん
07/01/27 03:47:55
>>292
自然淘汰だろ?仕組みとして絶大じゃないか?w

295:sai
07/02/25 12:48:18
認識や愛情行動促す物質を特定、治療へ応用も 金沢大
2007年02月08日

 相手とのコミュニケーションを取ったり、母親が子どもを守ったりする生き物の「社会行動」に関係する
たんぱく質を、東田陽博(はるひろ)・金沢大医学系研究科教授(神経化学)らのグループがマウスの実験で
特定した。発達障害の治療に応用できる可能性があるという。7日付で英科学誌ネイチャー電子版に発表する。

 東田教授らは、脳などに多い「CD38」と呼ばれるたんぱく質を作れないマウスが、異常な行動をすること
に注目。約30匹で実験を繰り返した結果、記憶能力などは正常にもかかわらず(1)雄が雌を認識する
(2)母親マウスが巣から引き離された子どもを巣に戻す―といった行動にかかわる能力が、約9割のマウス
で欠けていた。

 さらに、このマウスでは「オキシトシン」と呼ばれるホルモンの脳内濃度が低くなっていた。注射で補充する
と行動が正常に戻ったことから、東田教授は「CD38が脳内のオキシトシンの分泌を促し、母親の愛情行動
などを支えていることがわかった」としている。

 オキシトシンは、子宮収縮や母乳の分泌などに関係するホルモンとして知られる。最近になって、
このホルモンが脳で働くと、「相手への愛情や信頼感が生まれる」可能性が指摘されている。他人との
コミュニケーションがうまく取れない発達障害との関係も研究されている。

URLリンク(www.asahi.com)

296:sai
07/02/25 12:49:09
パーキンソン病、ブレーキ役たんぱく質解明 京大チーム
2007年02月16日

 手足のふるえなど体の動きが不自由になる難病、パーキンソン病の原因物質が脳内にたまるのを抑える
たんぱく質を、京都大先端領域融合医学研究機構の木下専(まこと)助教授、猪原匡史(いはら・まさふみ)
特別研究員らのグループが明らかにした。15日付の米専門誌「ニューロン」電子版に発表する。根本的な
治療薬開発につながる成果と注目される。

 パーキンソン病は全国に10万人以上の患者がいるとされる難病。中脳の黒質と呼ばれる部分にある神経細胞
に悪玉たんぱく質がたまり、その毒性が細胞を殺し、神経伝達物質ドーパミンの分泌が減って起こる。

 木下助教授らはこれまでに神経細胞内では悪玉たんぱく質とともにSept4というたんぱく質も凝集する
ことを確認、このたんぱく質の役割を調べていた。

 その結果、米国でつくられたパーキンソン病症状を起こすネズミで、Sept4をつくれないように遺伝子
操作すると、症状は3カ月ほど速く悪化することが判明。Sept4が、悪玉たんぱく質の蓄積のブレーキ役に
なっていることがわかった。Sept4は、ドーパミンをつくるシステムを安定化させる役割もあり、善玉
たんぱく質ともいえる。

 木下さんは「パーキンソン病では、Sept4が欠乏している例も見られ、悪化に拍車をかけているらしい。
研究を進めて治療に結びつけたい」と話している。

URLリンク(www.asahi.com)

297:sai
07/02/25 12:49:49
統合失調症に関係する遺伝子発見 理研など
2007年02月24日

 ざっと100人に1人が患う統合失調症の発症に、中枢神経系に多い酵素「カルシニューリン」の遺伝子が関
係するとみられることを、理化学研究所(理研)と米マサチューセッツ工科大(MIT)の共同研究グループが
明らかにした。新たな治療薬の開発につながる可能性がある。米科学アカデミー紀要電子版に成果が掲載された。

 カルシニューリンは、神経伝達物質であるドーパミンとグルタミン酸の働きを調整する機能がある。
カルシニューリンをつくったり、働きを調節したりする遺伝子に異常のあるマウスは、統合失調症に似た行動
異常を示すことが知られている。グループは関連する14個の遺伝子について、日本人の統合失調症患者への
影響度合いを遺伝解析の手法を使って調べた。

 その結果、14個のうち特定の4個の遺伝子に異常があると発症確率が高まることが分かった。一つは、白人
系米国人やアフリカ系米国人で統合失調症との関係が示されていたが、残る三つが発症に関与することが明らか
になったのは初めてという。

 幻覚や妄想などを主な症状とする統合失調症の治療薬は、ドーパミンの働きを妨げるものがほとんどだが、
効きにくい患者もいる。理研脳科学総合研究センターの吉川武男チームリーダーは「カルシニューリンを標的に
した治療薬ができれば、より多くの患者に効果が期待できる」と話す。

URLリンク(www.asahi.com)

298:2001
07/03/03 04:16:22
脳科学なんてどうでもいい。問題は再起的自己再生産の必須要素は何かということ。

299:考える名無しさん
07/03/03 09:26:01
良スレ

300:2001
07/03/03 11:37:45
板違いスレ

301:考える名無しさん
07/03/03 18:14:16
学問に属す性質のものである限り
哲学板に板違いはない

302:考える名無しさん
07/03/04 22:01:58
クオリアMLのアルシオーネは国家の品格。
また茂木への逆恨み学者登場w

303:考える名無しさん
07/03/14 21:20:54
体の一部を機械化(人工物としてのプロダクトという定義で)したばあい、
その機械と脳がシステムとなり、脳には、仮にその機械で代用した部分が手なら「機械の手のログ」が残っていくんだけど、

例えば、右手を機械化した夫婦がいたとする。
その2人は28くらいで子供を作り、幼少期の1-10歳あたりで機械化したという状況であるなら、
その2人から生まれた子供は生物的な本来の手を有した形で生まれてくるんであろうか?
生まれてきたとしても、その手は本来の人類の大半が有する手の機能をもっているんであろうか?

という漠然とした子供に対する問題が浮かびました・・・・
遺伝子自体に大きな影響を与えなければ問題は少ないかもしれないけど、
何か影響でそうだよね・・・・

304:考える名無しさん
07/03/15 05:55:57
脳と生殖器以外を機械にした人間が3世代とか5世代とか続くと、生まれてくる子供ってなんかもう脳と生殖器だけしかつかえない状態で生まれてくるかもしれない。

305:考える名無しさん
07/03/15 05:57:00
擬似的に、
本来の生物器官の情報を生成すれば問題ないのか・・・

306:考える名無しさん
07/03/15 05:57:55
無意識ってこわいわあ。。。

307:sai
07/03/21 13:04:18
大脳皮質の発達過程における「臨界期」開始メカニズムに新たな知見
-神経回路網再構築には適量適所の抑制性情報伝達が必要-

 ほ乳類の新生児における学習、記憶、発達の基礎過程である臨界期において、神経回路網が再構築される現象
は、約50年前に発見されました。臨界期をつかさどる分子メカニズムの解明は、脳の機能発現を理解する上で
の重要な研究テーマであり、昨今の分子生物学のめざましい発展により、大きな成果をあげています。大脳皮質
の視覚野では、両眼からの視覚入力を受け取る神経細胞の情報伝達を適度に抑制することは、臨界期の開始に重
要な働きをすることが明らかになってきました。
 神経細胞の抑制は、神経細胞膜に存在する受容体に「γ-アミノ酪酸(GABA)※2」が結合することで起こりま
す。研究チームでは、この受容体に焦点を当て、臨界期開始の分子メカニズムの解明に挑みました。まず始めに、
神経細胞の特定部位における受容体の活動を測定したところ、臨界期には神経細胞の細胞体表面に存在する受容
体の数が減少していることがわかりました。次に、生まれた直後から暗闇飼育して、視覚入力を遮断し、臨界期
開始に異常が見られるマウスと、正常なマウスを比較したところ、異常をきたしたマウスでは受容体の数がさら
に減少していました。一方、GABAの量が少なく、視覚野の臨界期を迎えないマウスでは、正常なマウスに比べ受
容体の数が多くなっています。つまり、受容体の数が多すぎても、少なすぎても、臨界期は始まらないのです。
そこで、このGABAの量が少ないマウスを暗闇飼育することにより、受容体の数にどのような変化がもたらされる
かを調べたところ、受容体の数は多くも少なくもない“中間値”を示し、臨界期が正常に開始することを確認し
ました。
 今回、明らかになった成果は、神経回路網の再構築という観点に新しい概念を投じ、神経疾患の症状を正常に
戻すための重要な知見として貢献することが期待されます。

URLリンク(www.jst.go.jp)

308:sai
07/03/22 13:59:33
働きの異なる脳細胞の活動を色分けして観察することに成功
(大脳皮質の神経回路の情報処理メカニズムの解明に期待)

 大脳皮質視覚野では、与えられた視覚刺激の中で特定の方位(傾き)の刺激にのみ反応するという方位選択性
を持つ神経細胞が存在することが知られており、脳は特徴選択的に情報処理を行うという概念が成立しています。
しかし、どのようなメカニズムによって特徴選択性ができるのか、といった疑問は脳科学における大きな謎の一
つとして残っていました。
 本研究チームは、生きたままの動物の大脳皮質視覚野で興奮性神経細胞と抑制性神経細胞の光刺激に対する反
応を同時に観察することを目指しました。そこで、抑制性神経細胞が緑色蛍光を発するように遺伝子を改変した
マウスに、機能的二光子励起イメージング法を適用したところ、大脳皮質視覚野の興奮性神経細胞は非常に強い
方位選択性を持つのに対して、抑制性神経細胞は方位選択性を持たないことを発見しました。この発見は、抑制
性神経細胞が、興奮性神経細胞の反応性を全体的に抑えることによって、興奮性神経細胞の方位選択性を発現さ
せていることを示唆しています。
 遺伝子改変動物の脳に機能的二光子励起イメージング法を適用できることを示した本研究成果によって、働き
の異なる神経細胞の活動を色分けして観察できることが明らかとなり、異なるタイプの神経細胞からなる大脳皮
質の神経回路における情報処理の原理を解明することが期待されます。

URLリンク(www.jst.go.jp)

309:sai
07/04/03 15:13:42
前頭葉は脳の社長さん? - 意思決定とホムンクルス問題 著者:坂井克之

URLリンク(shop.kodansha.jp)

外側前頭前野(企画担当重役)- 情報の保持と次の行動を導き出す
底部前頭前野(営業担当重役)- 報酬に基づいて本能的に行動を制御する
内側前頭前野(総務担当重役)- 葛藤を解決し、他者に配慮して行動する

さまざまな研究者の研究結果をわかり易く紹介しながら、前頭前野の機能について解説しています。
社長というよりも「前頭前野は情報交換をする役員室」という結論でした。

310:考える名無しさん
07/04/03 22:52:28
前頭葉が意思決定しているなんてありえない。

311:考える名無しさん
07/04/04 11:58:30
じゃあどこなんだ

312:考える名無しさん
07/04/04 11:59:19
>>311
なぜ部位を決定する必要がある?

313:sai
07/04/04 12:31:29
最終ページより

 大事なことは、前頭前野が自らの意思で情報の流れを制御しているわけではないことです。この流れを決めて
いるのは、前頭前野へ送り込まれてくる外の世界からの情報であり、空腹状態のような自分の体の内部の情報で
あり、また感情のように脳の内部で作り上げられた情報なのです。
 そして前頭前野に新たに情報が入力されるたびにこれが引き金となって、折り返し前頭前野のほかの領域や前
頭前野以外の領域へと向かって制御信号が出力されます。このトップダウン信号のおかげで、次に外界、あるい
は内部の情報が再び前頭前野へと入力される際に、どの経路を使って情報が流れるかが制御されるのです。
 また脳の中ではいったん情報が送られたらそれっきりということではなく、送り返されてきて再処理をして、
また送るといったことが延々と繰り返されているのです。ですから意思決定に限らず、脳の働きすべては、ひと
つひとつの脳領域で段階的に処理されていくというようなものではなく、脳領域間の連続的な相互作用の結果と
して自然に生まれてくるようなものだと考えたほうが自然です。前頭前野はその相互作用のパターンを、行動の
目的に沿った最適な形に設定するための回路に過ぎないのです。その中には賢い小人=ホムンクルスは住んでい
ません。なぜならその回路の設定は、過去の記憶情報、現在の感覚情報、あるいは感情によって自然に決定され
ているからです。
 大量の情報が刻々と変化しつつ、休みなく入ってくる。このような状況の中である瞬間にたったひとつの「解
」を導き出す、すなわちひとつの意思、ひとつの行動、そしてひとつの意識を成立させているのが私たちの脳で
す。前頭前野はいわば「脳の解」を導き出すための方程式のようなものかもしれません。

314:考える名無しさん
07/04/05 04:14:44
で、感情は前頭前野なの?

315:考える名無しさん
07/04/05 14:21:40
>>314
延髄で感情は生まれます(マジ

316:考える名無しさん
07/04/05 15:57:17
脳埋め込みチップ
URLリンク(news.ameba.jp)

317:考える名無しさん
07/04/05 18:30:09
精神波量子脳理論
URLリンク(8012.teacup.com)

318:194 ◆JMEUe1jdXc
07/04/05 23:09:40
こんなスレもあるんですね

「クオリア」「観念」「物質」の世界がある
クオリアは「感覚世界」観念は「シンボル世界」
物質は「物質世界」でそれぞれそのものである
それぞれが作用しあう関係にある
それぞれその世界のみでとらえると独我論観念論唯物論になる
これが「世界」である
かくして世界の真理はここに解明された 

これを論破してみてくれ これが答えなんじゃなかろうか?

319:考える名無しさん
07/04/06 02:35:48
妄想言わなくても曖昧な答え・真理なら既にある。

320:sai
07/04/06 13:01:12
脳の掃除屋:不要物食べる細胞を解明 九大教授ら

 「脳内の掃除屋」と呼ばれるミクログリア細胞が働く仕組みを、井上和秀・九州大教授(神経薬理学)と小泉
修一・山梨大教授らのグループが動物実験で解明し、5日発行の英科学誌「ネイチャー」に発表した。アルツハ
イマー病などの治療薬開発につながると期待される。
 ミクログリアは、脳細胞の大半を占める「グリア細胞」の一種で、脳内の免疫をつかさどっている。例えば、
アルツハイマー病の原因とされるたんぱく質「アミロイドベータ」の脳への蓄積をミクログリアが除去すること
は分かっているが、具体的な仕組みは判明していなかった。
 研究チームは、生きたラットに神経障害を起こす薬を注射し、記憶にかかわる脳の「海馬」という部分を調べ
た。薬物刺激によって脳神経細胞が死にかけると、細胞内からDNAの材料として使われている「UDP」とい
う物質が流れ出し、ミクログリアが活性化した。ミクログリアが死んだ細胞に近寄って食べる様子も観察できた。
このように脳内の不要物を片付けることによって、新しい神経回路網を作りやすくしているとみられる。
 井上教授は「ミクログリアが脳の健康を維持している仕組みが分かった。これを利用してミクログリアの働き
を制御する薬ができれば、アルツハイマー病などの治療に貢献できるかもしれない」と話している。

URLリンク(www.mainichi-msn.co.jp)

今朝のNHKのニュースでも取り上げていました。

321:考える名無しさん
07/04/06 16:35:39
ウコンとか効きそうだね

322:考える名無しさん
07/04/10 20:03:49
茂木って、脳科学者の肩書きであちこち出まくってるけど、
研究のサイトや論文一覧はどこで見れる?

323:考える名無しさん
07/04/10 21:14:10
脳科学の世界で茂木さんを脳科学者と思ってる人は居ないと思われ

324:考える名無しさん
07/04/10 21:45:06
弟子の弟子の弟子だからな

325:考える名無しさん
07/04/10 21:51:59
つまり、茂木は詐欺師という事でおk?

326:考える名無しさん
07/04/10 22:40:08
本職は物理屋さん?
それとも批評家かな。

327:魁 ◆Falcond3ho
07/04/10 23:23:31
参考までに
スレリンク(philo板:103番)

328:考える名無しさん
07/04/10 23:42:16
参考にも何もならんwww

329:考える名無しさん
07/04/11 13:40:56
勇気を出して質問
脳科学の研究ってどの大学が一番レベル高いのか


330:考える名無しさん
07/04/11 18:19:58
レベルが高い人員が入らないから、レベルが上がらないんだろうね。

331:考える名無しさん
07/04/11 22:46:48
タフツ大学

332:考える名無しさん
07/04/19 00:15:36
>>329
お前がどんなことをやりたいかによるだろ
レベルなんてそんなの関係なく論文必死に読み漁ってりゃそれなりのことは分かるようになる
後は学会発表に参加して他大の教授やドクターと仲良くしたりとか
共同研究って手もあるし

要するにお前のやる気しだい

333:sai
07/04/24 13:42:29
脳:物の質感とらえる仕組み、NTT研などが解明

 人間が物の質感をとらえる仕組みを、NTTコミュニケーション科学基礎研究所(神奈川県厚木市)と米マサ
チューセッツ工科大の共同研究チームが明らかにした。脳や網膜は、画像の中で明るい部分と暗い部分がどう分
布しているかによって、表面の光沢や明るさ、透明感といった質感を感じているという。この発見を応用すれば、
簡単な画像処理で、質感をリアルに表現したり、自在に操ることができるという。18日付の英科学誌ネイチャー
で発表した。
 同研究所の本吉勇・研究主任らは、物の表面に凹凸があり、明るさや光沢が異なるさまざまな画像で明暗の分
布を調べた。すると、光沢が強く全体に暗い画像では、明暗の分布を示すグラフが明るい側に広がっていること
が分かった。逆に分布の広がりが小さい場合には、光沢を感じにくくなる。網膜や脳内の視覚神経組織には、そ
れぞれ明るい点や暗い点に反応する2種類の神経細胞(ニューロン)がある。研究チームは、これらの反応の強
さのバランスによって、質感を知覚できるとみている。
 本吉さんは「物の質感は複雑な光学現象から生じるが、人間が質感を感じ取る仕組みは、意外に簡単だと分かっ
た。この仕組みを応用すれば、低コストかつ高速で画像や映像の質感を変えられるようになる」と話している。

URLリンク(www.mainichi-msn.co.jp)

334:考える名無しさん
07/04/28 17:13:45
スレリンク(space板:262-272番)
スレリンク(news2板:137-151番)
URLリンク(www.megabbs.com)

脳・コンピューター・インターフェース(BCI)技術の開発に関連した基礎研究は
実は20年以上前から我が国でも進んでおり。当時の大阪大学基礎工学部
の塚原仲晃教授(東大医学部卒)がその第一人者だった。

20年前ならトップシークレット中のトップシークレットであっただろう。
このBCIに関する厚生省会議からの帰宅途中でJAL123便は墜落している。
JAL123便が尾翼で見せた物理的破壊状況とボイスレコーダー
更には雲の谷間から一筋の光が降りてきたという目撃証言、更には
日本上空で望遠鏡確認できたSPS様物体の目視確認の事実は、
当該「事故」がSPS(宇宙太陽光発電衛星)によるマイクロ波照射
によるものでない限り、説明がつかないものになっている。
当時は日本ではSPSの存在は知られていなかったが、
米国ではNASAがそれより更に前の段階でSPS構想を公開している。

以上の状況を踏まえれば、仮説演繹法で考える限り、
JAL123はSPSによるマイクロ波照射を受けて撃墜された
と考えるのが最も論理的で、圧力隔壁の金属疲労という従来の政府発表では
①-40℃の上空温度での隔壁破壊では遺体が凍りつくはず、
②圧力差が大きいため乗客が気圧落差被害を受け遺書を機体内で残せる余裕はない
といった矛盾が大きすぎて説明がつかない。

335:sai
07/05/01 12:34:46
脳内メカニズム解明 写真見て「痛い」 群馬大院教授ら

 肉体的な痛みを連想させる写真を見ると、実際には痛くなくても脳は「痛い」と感じる―。群馬大学大学院
医学系研究科の斎藤繁教授らが、人が痛みを感じるときに特徴的な脳の活動を発見し、米国の脳科学専門誌に発
表した。味覚など他の感覚と比べて、痛みには感情の動きが大きく関与しているためらしい。
 男子学生10人に、注射針が刺さった腕の写真を5秒間見せ、「痛み」を想像してもらった。この時、機能的
MRI(fMRI)と呼ばれる装置で脳の活動を調べると、10人全員で、本当に痛みがあったときに興奮する
側頭葉の一部などが興奮していた。この部分は情動をつかさどっているとされる。
 一方、花畑や湖の「平和的」な風景写真を見せた場合は、視覚野しか反応がなかった。
 傷が治った後でも痛みを訴え続けたり、心理的に強いショックを受けて「心が痛い」と訴えたりする患者がい
る。しかし検査で異常が見つからず、痛み止めの薬なども効かないため、治療が難しい場合が少なくない。
 共同研究者の一人、自然科学研究機構・生理学研究所(愛知県)の柿木隆介教授らは痛みには感情の動きが深
く関与している可能性を考えており、「今回の結果は、『心の痛み』に対する治療に役立つのではないか」とし
ている。

URLリンク(www.asahi.com)

336:sai
07/05/07 20:55:42
「やったー」細胞と「しまった」細胞 脳に別々で存在か

 脳には自分の行動が正しかったときに働く細胞と、間違ったときに働く細胞が、それぞれ別々に存在している
らしいことを、理化学研究所のグループがサルの実験で見つけた。将来、効果的な学習法の開発につながるかも
しれないという。米科学誌ネイチャー・ニューロサイエンスで報告した。
 テレビ画面でサルに正解の図形を覚えさせたあと、左右どちらのレバーが正解か当てさせてみた。最初の1回
は当てずっぽうでも、そこで表示された図形を見て選択が正しかったか誤っていたかを知って、2回目以降は正
しいレバーを押すようになった。
 この間、おでこの内側にあって、行動の柔軟性と関係が深いとされる大脳の前頭前野内側部での神経細胞の活
動を記録した。調べた約350個の神経細胞のうち、16個は正解が表示できたとき活発に活動し、別の32個
は不正解だったときに活動していた。
 正解だけに反応する神経細胞は、左右どちらが正解かわかった後にはあまり反応しなくなった。正解がわから
ない課題を与えることが、脳細胞を活発に働かせるポイントらしい。
 理研脳科学総合研究センターの松元健二研究員は「学習効果を高めるには正解をほめるだけでなく、間違いを
指摘することも大切かも知れない」といっている。

URLリンク(www.asahi.com)

337:sai
07/05/07 23:51:04
チンパンジーの意思伝達 言葉よりもジェスチャー

 ヒトに最も近い類人猿のチンパンジーとボノボは、態度やしぐさで多様な意思を伝え合っている
ことが、米ヤーキズ国立霊長類センターの調査でわかった。声や表情で伝える内容より幅広く、そ
れぞれが独自にジェスチャーによる「言語」を進化させていた。米科学アカデミー紀要(電子版)
にこのほど、論文が掲載された。
 研究チームは04年2月から1年4カ月間、飼育下のチンパンジー34匹、ボノボ13匹を観
察。意思伝達の手法を「声と表情」「ジェスチャー」に分けて実態を調べた。
 チンパンジーとボノボで、それぞれ380の意思伝達を特定。ジェスチャーの占める割合は、チ
ンパンジーで56%、ボノボでは78%に上った。
 声と表情の内容は、叫び声が恐怖や苦痛を表すように、チンパンジーとボノボの手法は似ていた。
一方、ジェスチャーの内容は幅広く、チンパンジーとボノボは手法がかなり違っていた。
 研究チームは「ヒトの言語も、伝える内容の多様さからみて、ジェスチャーを起源に進化したの
ではないか」とみている。

URLリンク(www.asahi.com)

338:sai
07/05/07 23:53:15
寝た方が覚える 米ハーバード大、単語テストで実験

 記憶は睡眠によって補強されることを米ハーバード大のチームが実験で確かめ、米神経学会の年
次総会で発表する。徹夜でテストに臨むより、勉強した後に眠った方がテストの成績はよくなるか
も―。
 18~30歳の健康な男女48人に、20ペアの単語を記憶してもらい、12時間後にペアをど
れだけ覚えていられたか調べた。
 朝9時に記憶後ずっと起きたままでいて夜9時にテストする「覚醒(かくせい)組」と、夜9時
に記憶後眠って朝9時にテストをする「睡眠組」に分けた。さらにそれぞれの組の半数の人には記
憶後に、片方だけがテスト対象とは違う20ペアの単語を見せて、記憶を妨害した。
 妨害のない場合で、睡眠組の成績は覚醒組より12%ほどよかった。妨害した場合では、睡眠組
の成績は覚醒組を44%も上回っていたという。
 同大のジェフリー・エレンボーゲン博士は「睡眠障害があると、認知症の記憶障害などを悪化さ
せる恐れがある」と指摘している。

URLリンク(www.asahi.com)

339:考える名無しさん
07/05/10 16:20:12 0
saiさんQualia MLに投稿してますね。

340:sai
07/05/10 23:55:04 0
>>339
レベルを下げたようなので、しばらく控えます。

341:考える名無しさん
07/05/12 02:01:01 0
茂木の脳"科学者"としての研究能力は3流以下。
なにしろ自分自身で出している原著的成果が超ショボい。有名な研究をしょぼく変更しただけ。
オリジナル性は皆無の上、発展性もほとんどない。
正直、うちの大学の修士課程の院生の方がよっぽどまともな"研究"をする。

でも他者の研究の解釈・論評はなかなか良いものだし、それを物語る筆力は評価に値すると思う。
いわば「脳科学評論家」そういう立場なら一流といっても差し支えない。

彼は、自分の頭の良さを自負する一方で、自分の根本的な創造性の欠如も悟っているように思える。
彼がもし純然たる脳科学者、あるいは認知科学者として実験や
原著論文執筆に従事しても凡庸以下のものにしかなりえなかった。
彼は、彼の持ち合わせた能力を最も活かせるやり方をこなしているのだと思う。

342:考える名無しさん
07/05/12 16:10:23 0
一般人のみならず、アホとオカルトにもクオリアという概念を広めてしまったのは誤りだったと思う。

343:考える名無しさん
07/05/13 02:29:36 0
脳科学者で一流って誰?

344:sai
07/05/14 18:31:53 0
「賢いカラス」脳地図で証明 慶応大グループ

 カラスの脳は、知能をつかさどる領域がほかの鳥類に比べ広範囲にわたっていることが、慶応大のグループの
研究で分かった。同大の伊澤栄一准教授(比較認知脳科学)は「カラスの知性を裏付ける結果。知能はチンパン
ジーなど大型の類人猿にも匹敵するのでは」と話している。
 カラスは体重に占める脳の重さの割合が、ハトの約2.5倍あるとされている。道具をつくったり仲間を欺い
てえさを隠したりするため、知能が高いといわれてきた。
 伊澤准教授らはハシブトガラス6羽を使い、脳の断面を1ミリずつ約50枚採取。さまざまな役割を持つ領域
が脳内でどのように位置しているかを示す「脳地図」を描いた。
 ほかの鳥類は視聴覚などをつかさどる中脳が比較的発達しているのに対し、カラスは思考力や学習能力、感情
などをつかさどる大脳が、中脳を覆う形で発達していた。大脳には、「巣外套(そうがいとう)」「高外套(こ
うがいとう)」と呼ばれ、高度な情報処理ができる人間の「連合野」にあたる領域があるが、この領域がハトな
どに比べ、多くを占めていた。
 伊澤准教授は「脳内の領域分布や大脳の大きさは鳥類としては異例。脳の機能を調べれば、人間とのかかわり
合いなどカラスの生態を解明できるかもしれない」と話している。

URLリンク(www.asahi.com)

345:sai
07/05/14 18:32:39 0
シナプス小胞:神経伝達物質放出する仕組み解明 京大

 京都大大学院の森泰生教授(生物化学)らの研究チームは、記憶情報などの神経伝達物質を取り込んで神経細
胞間に伝える「シナプス小胞」が、伝達物質を放出する仕組みを解明したと発表した。神経細胞内にある小胞を、
細胞膜付近にとどめるための“綱”や、綱を巻きつけて細胞膜から離れないようにする“杭(くい)”の役割を
果たす2種類のたんぱく質が働いていることが分かった。
 森教授は「神経伝達物質の放出量が減少して起きる、アルツハイマー病の症状を改善させる薬剤開発につなが
る」と話している。成果は13日、英科学誌「ネイチャー・ニューロサイエンス」電子版に掲載された。
 運動調節や記憶、感情などの情報は神経伝達物質に組み込まれてシナプス小胞に詰められ、神経網を伝わる。
小胞は細胞の端に達すると、表面が細胞の膜と融合して開き伝達物質を放出。細胞間の連結部分・シナプスで次
の細胞に中継される。
 チームは、神経伝達物質の放出にかかわることが既に知られているたんぱく質「RIM1」を人為的に10倍
以上増やしたラットの培養神経細胞では通常より多く融合が起き、神経伝達物質の放出量が2.5倍になったこ
とを確認。また、“杭”役のたんぱく質とRIM1の結合を人為的に妨げると、小胞と細胞膜の融合は約6割に
減少したことから、RIM1が“杭”役のたんぱく質と結合することで、小胞を細胞膜近くにつなぎ留め、融合
を導いていることを確かめた。
 RIM1の働きを強める薬剤ができれば、神経伝達物質の放出を安定化させ、アルツハイマー病の症状を改善
する効果が期待できるという。【中野彩子】

URLリンク(www.mainichi-msn.co.jp)

346:sai
07/05/15 18:20:32 0
脳プロジェクト:川島隆太教授がスタート 約4億円資金に

 東北大加齢医学研究所は14日、毎日新聞「脳を鍛えたい」で指南役を務める川島隆太教授が産学連携で得た
収入を投じ、脳の動きの解明を目指す新プロジェクトをスタートさせたと発表した。まずは06年度に得た約4
億4000万円を研究資金に計上している。
 川島教授は任天堂のゲームソフト「脳を鍛える大人のDSトレーニング」などに研究成果を提供。昨年度得た
監修料のうち、大学などの収入を除き、約4割を投入する。世界で3台しかない「2光子顕微鏡」を購入し、6
月初旬にも本格的な研究を始める。プロジェクトの資金のほとんどを産学連携による収入で賄うケースはまれと
いい、川島教授は「(商品を購入した)世の中の人たちとのかかわりによって研究を発展させることができるの
は大変な喜び」と話した。
 2光子顕微鏡は、従来の顕微鏡では不可能だった大脳皮質の深い部分の神経活動を観測できるといい、最終的
にはヒトの心と脳の動きの関係の解明を目指すという。【青木純】

URLリンク(www.mainichi-msn.co.jp)

347:sai
07/05/18 09:34:40 0
ハエに「自発的意志」 米独研究チームが計測実験

 昆虫の行動は外部からの刺激だけによって決定されているわけではなく、例えばハエには特殊な「自発的で自
由な意志」があると推論されるとの実験結果を米独の研究チームが16日、発表した。
 実験は、ベルリン自由大学のビヨルン・ブレムプス氏らがショウジョウバエを使って行ったもので、ハエが外
部の刺激に反応して行動するだけの「入力・出力装置」とみなす仮説が妥当かどうかを検証した。
 オンライン科学・医学誌プロス・ワンに掲載された論文によれば、実験では、体の動きをコンピューターでデー
タ化する装置にショウジョウバエを入れて頭を固定。装置の内部はむらのない白色にし、ハエが視覚刺激を受け
ない環境をつくった。その結果、ハエは視覚刺激を受けていないにもかかわらず、羽や脚を激しく動かした。
 その運動をコンピューターで解析したところ、極めて複雑ながら一定のパターンを持っており、研究チームは
「ハエも自発的意志のための脳内メカニズムを持っていると考えられる」とした。(時事)

URLリンク(www.asahi.com)

348:考える名無しさん
07/05/19 20:34:40 0
視覚以外の情報も遮断しないと意味なくね?
そんで生まれる前から全感覚を遮断しておかないと。
それでも一定の規則をもって動いてたら、自発的で自由な意思があるとみなせると思うが。

349:考える名無しさん
07/05/19 21:35:03 0
いや、そもそも自発的意志って何?外部刺激を遮断しても行動するから自発的意志って言うなら只のオートマトンでも自発的意志があることになってしまう。

350:考える名無しさん
07/05/19 23:11:20 0
>>349
オートマトンに自発的意志があるで正しい。


351:考える名無しさん
07/05/21 23:38:07 0
結局「意志」の定義次第ってことか・・。

352:sai
07/05/23 12:35:57 0
「キレる」の脳活動も解明!? 日立が小型脳計測機器

 日立製作所は22日、脳の働きを調べる携帯用計測装置を開発したと発表した。脳と行動の変化の関係を調べ
るため、データの収集・分析が目的。従来の装置と比べ重さ約1キロと比較的軽く取り扱いも簡単で、子供にも
装着できる。日常生活での計測が可能となり、「キレる」行動と脳の状態の関係解明にも活用が期待できるとい
う。
 脳は活発に働いている部分ほど血流が多い。この性質に着目、体を通り抜けやすい近赤外光を照射、光が血液
に吸収された量を測り脳の変化を調べる仕組み。意思決定などをつかさどる「前頭前野」だけを計測対象として、
従来の計測装置と比べて大幅に小型化した。
 頭に装着した機器で測定し、データは無線でパソコンなどに送り分析する。大型装置を備えた研究室以外の場
所でも計測できるため、普段の生活を送る子どもの調査も可能という。

URLリンク(www.sankei.co.jp)

353:考える名無しさん
07/05/25 19:50:30 0
戸田山の『知識の哲学』を読んでいるが、進化論に対してタカを括った態度がムカつく。
クワインが、生物の認識システムは概ね真な信念を形成する、ということを自然選択で説明するんだが、
それに対して「自然界には偽なる信念が真なる信念より有利になる状況がいくらでもある」って、
何でそんなのが反論になるわけ?
信念形成システムでも何でも標準的な生活環境でコストパフォーマンス的に最適化されてるんだから
標準的でない事例をいくら持ち出しても反例になるわけない。
それに信念形成システムの全ての特性が適応の産物なんて誰も言ってないし。
相手が進化論なら、鼻で笑うようなおざなりな批判でも通用すると思ってんのかな。
認識システムが現にあるなら、生み出す信念が基本的に真なのは当然でしょ。
心臓が基本的に血液循環をちゃんと遂行するのと同じことだよ。

354:考える名無しさん
07/06/12 07:52:11 O
思考盗聴システムって本当にあるのか?

僕、実は思考盗聴されているんですけど!その3
スレリンク(jinsei板)

355:考える名無しさん
07/06/12 08:30:59 O
それが本当にあるんだよ。
人の脳を読む能力を悪用する奴を潰せ。
スレリンク(sci板)

356:考える名無しさん
07/06/12 08:33:11 O
201:名無しピーポ君 :2007/05/06(日) 13:48:16
物理的に、技術的にかなり確かな思考盗聴技術のまとめ

1、思考情報や、視覚情報、聴覚情報、
  夢やイメージ映像などは全て電気信号であること

2、思考盗聴とは、脳内で活発に活動している思考情報などの
  電気信号を測定し、解読している測定技術であること

3、脳内の電気信号を測定する技術は、
  直接その電気信号を測定するには、かなりの近距離で
  ないと不可能なため、加害者が用いているのは
  キャリアを使用して遠隔から測定している技術であること

4、脳内の電気信号を測定するのに利用しているキャリアは、
  音波では、電気信号によって変調されないので不可能
  磁気光学効果によって変調されて
  頭蓋骨を貫通する近赤外線か
  波の干渉現象によって変調されて
  頭蓋骨を貫通する低周波の電磁波
  の2つによって思考盗聴が可能である
  高い透過性などから推測して、低周波の電磁波であると推測する
  のが極めて妥当な結論

357:考える名無しさん
07/06/12 09:55:09 0
>>201は統合失調症であろうと推定するのが妥当。

358:考える名無しさん
07/06/14 05:56:26 O
心を読む機械とタイムマシーン
スレリンク(future板)

359:sai
07/06/18 13:16:00 0
脳内物質が睡眠と覚醒を制御。マウス実験で確認

まっ昼間に突然睡魔に襲われてぐっすりと眠り込む。そんな睡眠障害を「ナルコレプシー」と言います。米国テ
キサス大学の柳沢正史教授らは、その原因が脳内のタンパク質「オレキシン」の欠乏であることを突き止め、オ
レキシンを欠損させたり補充したりすると睡眠と覚醒を制御でき、ナルコレプシーをオレキシンで改善できるこ
とを動物実験で確かめました。この成果は、ナルコレプシーの治療だけではなく、時差ぼけの改善や不眠症など
の治療にも役立つと期待されています。

URLリンク(www.jst.go.jp)

360:sai
07/06/26 20:26:58 0
【試行私考 日本人解剖】「脳」おとなしい民族性も解明

 日本人は虫の音を左脳で聞くために、どんな虫が鳴いているかを聞き分けることができるが、右脳で聞く他の
民族には雑音のようにしか聞こえない-。80年代、こんな脳生理学の研究が、自然をいとおしむ日本文化の科
学的分析として一世を風靡(ふうび)し、戦後見失われがちだった民族アイデンティティーの再認識にもつなが
った。しかし現在、この研究を支持する脳科学者はほとんどいない。最新の脳科学は、日本人の何をみているの
だろう。(小島新一)

■虫の「声」
 言語を扱い、論理的思考を得意とする左脳に対し、空間把握に優れ「イメージ脳」とも言われる右脳。冒頭の
「虫の音」研究は、日本人が虫の音などさまざまな自然界の音を左脳で認知し、人の話し声と同じように意味を
もって聞くことができると分析していた。
 90年代になると、機能的磁気共鳴画像装置(fMRI)や陽電子放射断層撮影装置(PET)によって、生
きた人間の脳の活動を外部から調べることが可能なった。心のさまざまな活動を、脳のどの場所が担っているか
をほぼリアルタイムの画像で確認できるようになったわけだ。
 「日本人だけが左脳で虫の音を聞いていることを証明した画像実験はありません」。取材に応じてくれた複数
の脳科学者たちはそう断言する。

361:sai
07/06/26 20:27:43 0
■脳の普遍性
 酒井邦嘉・東大大学院准教授(言語脳科学)はfMRIなどを使った実験で、左脳の前頭前野のなかの「ブロ
ーカ野」と呼ばれる場所(右利き被験者)が、文法テストでのみ活動が強まることを突き止めた。第2言語とし
て英語を習い始めた中学生の「ブローカ野」も文法判断テストで強く反応。酒井准教授は、「ブローカ野」が、
どの言語であっても文法を理解する役割を果たす「文法中枢」と名付けている。
 英語以外の言語でも同様の報告が相次いでいて、民族や地域で異なる文化や環境に左右されない普遍的な機能
が脳に存在することが確認されつつある。
 ただ、酒井教授もすべての言語活動が、誰の脳でも同じように処理されていると考えているわけではない。例
えばイギリス人とイタリア人では、英語かイタリア語の単語を音読するときに活動が強まる部位が異なるという
PET実験の結果が報告されている。イタリア語は英語に比べて文字と音素の対応が容易で、日本人が日本語を
読む際にも同様の結果が予想されるという。「無限のような脳の活動を画像で解析する研究はまだ始まったばか
り。不明な点は多く、日本人とほかの民族の聴覚に違いがないとは言い切れません」

362:sai
07/06/26 20:29:02 0
■気質と遺伝子
 脳の機能が「人類共通」ではない可能性は、遺伝子レベルの研究でも指摘されている。
 脳内神経伝達物質の一種のセロトニンには、興奮や不安、抑鬱(よくうつ)感を軽減して精神を安定させる作
用があり、鬱病(うつびょう)患者では量が不足している。
 その脳内量を左右するのが、神経細胞(ニューロン)の間の結合部(シナプス)から放出されたセロトニンを
再吸収する入り口「セロトニントランスポーター」(5-HTT)の働きだ。放射能医学研究所の須原哲也・分
子イメージング研究グループリーダーらもPETにより、視床と呼ばれる部位で、鬱病患者らの5-HTT活性
が高まっていることを確認している。この5-HTTの遺伝子には複数のタイプがあり、日本人を含むアジア人
の約8割を占めるタイプはストレスに弱くて鬱病になりやすく、不安を覚えやすい性格で神経質とされる。この
タイプは白人では約4割しかおらず、人種差が大きい。
 ドーパミンという神経伝達物質に関連するタンパク質(ドーパミン受容体D4)の遺伝子型は、新奇探究性(
好奇心にまかせて行動する傾向)の強弱との関係が指摘されている。日本人には新奇探究性が最も強い遺伝子型
が見つからず、「おとなしい」という民族イメージにも合致している。

363:sai
07/06/26 20:29:43 0
■文化の影響?
 海外では、これらの神経伝達物質関連の遺伝子と性格の相関を示す研究報告が相次ぎ、ほぼ確実視されている。
ところが、神庭重信・九州大医学研究院教授(精神医学)の研究では、ドーパミン受容体D4と新奇探究性は
日本人でも相関したが、5-HTTでは否定された。
 「日本人の多くが持つ遺伝子の作用が独特の文化や社会環境をつくっており、その環境がまた遺伝子の作用に
影響しているのかもしれない」と神庭教授。石浦章一・東大大学院教授(分子認知科学)も、「海外の研究でも
遺伝子型と性格の相関はごく弱いもの。たった1個の遺伝子で性格が決まることはなく、別の遺伝子など他の要
因が影響しているようだ」と話す。
 石浦教授によれば、アメリカでは、体質や気質と遺伝子型との関連性を調べる研究は人種などによる差別につ
ながるとしてタブー視され、薬剤の効果に人種差があることが判明した今世紀に入って進展し始めたばかり。今
後、思わぬ「日本人らしさ」が遺伝子研究で発見されるかもしれない。

URLリンク(www.sankei.co.jp)

364:考える名無しさん
07/07/03 07:35:29 0
ミクロ的なことがマクロに及ぼすことを理屈で証明しろという考えは
ありえねーだろw。

365:考える名無しさん
07/07/06 19:25:37 0
今テレビを見ていたら
シナプス・スパインとかアクチンとかの話が出てきて
興味を持ちました
最新脳科学の入門書として、なにがいいのか詳しい方教えてください。

366:考える名無しさん
07/07/06 23:37:06 0
>>365
つ 放送大学の教科書でもどうぞ。


367:sai
07/07/07 16:35:38 0
>>365
私も放送大学の「脳科学の進歩('06) 分子から心まで」がお薦めです。

368:考える名無しさん
07/07/07 23:54:56 0
>>367
脳神経とか2chで語るマヌケ君とかは、放送大学で放送されたような
最先端のことを語ると拒否反応するから注意したほうがいいね。
変な教科書主義なDQNとか自分で教わった古い情報が真実だと勘違いしている

369:考える名無しさん
07/07/08 13:35:56 0
>>366>>367
情報ありがとうございます。
少し高いですが、読んでみようと思います。

370:これだ
07/07/09 14:12:08 0
URLリンク(www011.upp.so-net.ne.jp)

371:考える名無しさん
07/07/09 14:42:50 0
>>16
ざんねんだがアフォーダンスって言葉をつかいたがるのは高校生とメンヘルだけだよ

372:佃煮マニア
07/07/09 20:06:32 0
アフォーダンスを最大限に利用しようとした結果がメンヘル

373:考える名無しさん
07/07/09 20:14:15 0
エーデルマンは哲学者に気を使いすぎ。

374:考える名無しさん
07/07/11 00:47:28 0
>>370
あきらかに、マヌケが作った

375:sai
07/07/17 19:29:38 0
前頭葉の謎を解く 著者:船橋 新太郎

前頭連合野外側部のワーキングメモリについて、非常に解りやすく説明されています。
また実行制御という観点から、説得力のある解釈も披露されています。

URLリンク(www.kyoto-up.or.jp)

376:考える名無しさん
07/07/17 22:52:09 0
その本読んだことあるけど「前頭葉の謎を解く」って名前のわりに謎は解けてないんだわ

377:考える名無しさん
07/07/18 07:34:55 0
結局は仕組みで考えた脳のモデルでは概要は分かっても詳細は分からない
なぜなら平均的な統計に対する結果的な仕組みだからだ。
ミクロ的なものが積み重なり、その組み合わせが無限に展開し偶然が積み重なり
必然のみのが残った場合に得られた結果を仕組みと説明するのは明らかに
無理があるだろ。それは時々岩肌や木目に見えた顔の模様に類似する。
空を見上げたときに見える動物のような雲とか環境との因果で作られた形に
しかすぎない。受け取る側でいろいろ解釈が変わるのもミクロ的なものが
積みあがってマクロ的な模様ができたときの答えになる。
遺伝子の仕組みを解析しても支点となる部分は見つかっても機能がわからない
部分が大多数である。
脳の大多数には仕組みが存在しない、その存在しないという仕組みこそが
脳では重要な位置&意味だと何故気がつかないのか?
環境に対する仕組みであり環境なしで仕組みが機能するとでも思うのか?
脳の一部分がその他の無駄と思われる部分(環境)に依存するからこそ
機能するとは思わないのか?

378:考える名無しさん
07/07/18 23:23:58 0
全く本質を捉えてないやり直し!

379:考える名無しさん
07/07/19 06:48:04 0
>>377
激しく同意

380:考える名無しさん
07/07/19 22:42:16 0
>>377
仕組みはあるにきまっているだろう
お前が難しく解釈しすぎているだけで人間の反応など単純なものだ

でなければ 女をくどく名人など存在しうるわけがない

381:考える名無しさん
07/07/20 06:41:42 0
>>380
仕組みがあるなら提示してみろ、できねークセにあるなし言うのは
科学的ではないし、オマエの妄想の域だ

382:考える名無しさん
07/07/20 06:59:20 0
右利きだけど左手で文章かいてたら何か飛躍的に認識力があがったんだけど何で?

383:佃煮マニア
07/07/21 04:44:50 0
>>382
利き手じゃない方で書くと上手く書けないから集中して書くだろ
慣れ切って自動化された手の動きは記憶に留まらないけど、
されてないと記憶に留まりやすいから、それを活用するといいかもな

>>381
ある程度は仕組みはあるだろ?
頭の一番後ろのV1、V2は網膜の刺激と対応して視覚情報をマッピングするとか
頭頂部のMT+は運動知覚を担当しているとか。
ただ、動的システムについては、たとえば「本を読む」という単調な行為でも
脳の各部位が不規則にダイナミックな神経活動をしていて、つかみ所がない。
それでも計測器が進化すれば仕組みが具体的に見えてくるだろうと思うよ

384:考える名無しさん
07/07/21 06:42:46 0
>>383
>ある程度は仕組みはあるだろ?
>頭の一番後ろのV1、V2は網膜の刺激と対応して視覚情報をマッピングするとか
>頭頂部のMT+は運動知覚を担当しているとか。
平均的な動きを仕組みだと言っているんだろうけど、例外については
一切無視なんですよね?
詳細な部分になるほど個人差が多く平均的な仕組みを観察できなくなって
いるからこそ脳の仕組み解析は難しいぐらい知らないのですか?

>それでも計測器が進化すれば仕組みが具体的に見えてくるだろうと思うよ
希望的観測という奴でしょ。
見えてくるだろう ←希望的
見えてこない ←現実
そう思いたいのではないでしょうか?

平均的な物を極限まで観察していればある程度な仕組みは見えてくるのは
事実ですが。極限になるほど多様性の壁にぶつかるのも事実でしょう。
細かくなるほど難解になり解析不能な域になるのは目に見えています。
人間の脳の働きですら、後天的要素で仕組みそのものが変更されます。
仕組みで働く部位すら変わってしまうのです。
環境と共に存在する脳を甘く見ないほうがいいですよw

385:考える名無しさん
07/07/21 11:06:15 0
人間の脳も元素表みたいに 100タイプぐらいに分かれるだけで
一見 ごちゃごちゃにみえるけど多様性などというものはない そう考えないのかな

386:佃煮マニア
07/07/21 16:31:32 0
>>384
そりゃ個体差あるよ。あるけど、個体差については、光トポグラフィで場所の特定をするんでしょ?
あなたが多分言いたいのは、
高次の意識がどう紡ぎ出されるかというハードプロブレムのことだね?
内在的特徴の後天的要素は経験によって決まる。
だから、脳の一見複雑怪奇な志向は、整理すると
個々の物理的経験が内在化して、その後差し替えられ、入れ子構造になって機能しているだけだ と
考える事もできないか?


387:考える名無しさん
07/07/21 17:18:55 0
384は科学をやらない人間の思考だな。
他人の脳科学の研究を邪魔しに来なければいいレベル。


388:考える名無しさん
07/07/21 21:28:48 0
>>387
科学という言葉自体を理解しているか?


389:考える名無しさん
07/07/21 21:38:33 0
だがね ”多様性”という言葉を使うとかっこいいが他人に中身を説明できないだろ
説明するには中身を細かくわけるしかないわけ。還元論を批判する奴は科学が理解できてない馬鹿なの

他人に説明できないことは検証もできないわけで つまり科学ではなくなってしまうんだよ

390:考える名無しさん
07/07/21 21:43:12 0
勉強してるときや本を読んでるときに機能してる脳部分がわかる人いない?
一回病気でぶっ倒れたんだけどそれ以来 熱くなったり 張ったり してるような感覚に襲われるんだけど
それともこれは結構普通の事なのか?

391:考える名無しさん
07/07/22 06:31:02 0
>>390
例えば脳が事故で右脳が失われた人がリハビリで元の状態まで復帰した
例がある。これは環境に脳が適応できる、つまり脳の部分がが主体ではなく
環境に適合するように脳の部位も変化するという意味になるわけだ。


392:考える名無しさん
07/07/22 11:40:37 0
       ________   
     /:.'`::::   :::::\   
    /::            \   
   /::.  ⌒''ヽ,,,)ii(,,,r'''''' ::: ヽ
   |:: ン -==-∴-==- < |
蛙邊鍼憎魔璽夷羅子佐々屠嗣簾邊嗣
   |:: ン -==-∴-==- < |
   |:: ン -==-∴-==- < |
  ,;';;;;;_-=・=-;;;;; -=・=-彡;;;;;ヽ、
      .. -=ニ=-     

これが基本中の基本です。これを押さえておかなければ、全くお話になりません。

まだだ、まだおわらんよ!!!


393:考える名無しさん
07/07/22 11:46:00 O
>>389

他人様上位主義か?
孤独に耐えられんか?
みんないっしょが最高!か?
道徳的平等科学主義か?

394:考える名無しさん
07/07/22 11:54:26 O
>>393

追加。

どれもコレも腰抜けの言い訳か。
時代は後追いだな。


395:考える名無しさん
07/07/22 12:34:50 0
論理的かどうかで判断

396:考える名無しさん
07/07/22 13:23:53 O
↑キミの判断は必要ないってことね。
つまり、゛論理的かどうかで判断゛というキミの判断は必要ないか。

397:考える名無しさん
07/07/22 14:02:32 0
>>389は池沼でFA?

398:考える名無しさん
07/07/22 14:10:29 0
だとおもう。

399:考える名無しさん
07/07/22 14:12:00 0
おれも同感

400:考える名無しさん
07/07/22 14:13:58 0
激しく他人の知識だけに依存している教科書厨が
自分が何も理解できないのにストレスを抱えているようすが臭って来る。

まずは自分の知識を否定してみろよw

401:考える名無しさん
07/07/22 20:09:56 0
氏か育ちか ホルモンによってコントロールされる脳     御子柴克彦
 
 子供は長期の不安や緊張などの情動不安に対してストレスホルモンの分泌が亢進される。
 それは当然の構造や機能にも影響を与える。
 虐待を受けた子供は、大脳辺縁系が普通の子供余栄も未発達で、シナプス数も少ない。
 海馬と言う記憶に関わる場所も小さくなっており、脳の認知、言語理解の部位にも異常な脳波が出た。
 しかしこれらの障害も、早期の入院により医療スタッフのあたたかい看護により回復したことも知られている。
 このように、教育を含めた外界からの環境が脳の働きを大きくコントロールしている事は確かである。
 大わくは遺伝子支配で決まっていっても、「育ち」で脳はいくらでも変わりうる。

脳病じゃない人は、薬とかでホルモンのコントロールって意図的に変えられないのかな?

                                        

402:考える名無しさん
07/07/23 00:59:09 0
洗脳に弱く無い人間がどういう結論に達するかは想像できる。

403:考える名無しさん
07/07/23 01:04:23 0
匿名掲示板なので2chはレベルが低いようだ。

404:考える名無しさん
07/07/23 09:01:08 0
>>401
>佃煮マニア
には100万年かかっても理解できない事実を張ればDQNに変化して
キモイ反論が連発するからやめておけ。

405:考える名無しさん
07/07/23 09:46:12 0
      /∵∴∵∴∵\
     /∴,zェェ.ュ'.:''::´zェェ.ュ:i 
     ∧ ヽ.   ヽニニソ   l  プキ?がャーッハッハーピキプキ ?
   /∵\ヽ        / 
 /∵∴∵\ `ー--一'ノ/ヽ    ノ7_,,, 、
/∴ (⌒、"⌒ソ⌒ヽ_( 〒 )ノ- 、`、 ( ィ⌒ -'"",う
∵∴ ~''(_)(_)(_)(_)ソ  __   ヽノー-,イ^
∴∵ ヽ/`、_, ィ/ ┌|| 壱 ._|__ヽ∴/
∵∴/ ∴∵∴/  || || 万// 壱 / )/
∴∵∴∵∴∵/  || || // 万 /  i
\∴∵∴∵ ノ ヽ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄/  /
  \__ /   \___ ノ  / 


406:考える名無しさん
07/07/24 00:31:46 0
佃煮マニア=405
こんどはコテハン入力わすれた?

407:考える名無しさん
07/07/24 13:53:38 O
思考盗聴システムは確実に存在する!

僕、実は思考盗聴されているんですけど!その3
スレリンク(jinsei板)

408:考える名無しさん
07/07/24 15:32:51 0
システムっていうか
1レス読んだだけで その人間の顔や性格、過去の生い立ちまでありありと連想できてしまうんだが
やばいのかなw

409:考える名無しさん
07/07/24 15:46:57 0
それは実は自己が様々に形を変えて、投影されているだけだ。

410:考える名無しさん
07/07/24 16:39:49 0
脳科学に興味をもってる理系の女子高生が、
茂木健一郎スレを参考にして進路を決めようとしている。
スレリンク(rikei板)

おまいら、何か助言してやってください。

411:考える名無しさん
07/07/24 17:09:39 0
>>410
どうせ 人を見る目のない奴は 今助言されても夫選びで失敗する
夫選びに運良く失敗しなくても 友達選びにはとっくに失敗してるからどうということはない。
類は友を呼ぶのだから 茂木にひかれるなら その程度ということ。
その程度が高いか低いかは 後世が評価する 残れればねww

412:考える名無しさん
07/07/24 17:46:06 0
 1位 藤原紀香    497票
 2位 ベッキー     481票
 3位 長澤まさみ   411票
 4位 山田優      334票
 5位 上戸彩      303票
 6位 ほしのあき   288票
 7位 蛯原友里    282票
 8位 倖田來未    224票
 9位 菊川怜      180票
10位 若槻千夏    165票
11位 小倉優子    147票
12位 仲間由紀恵   134票
13位 リア・ディゾン  116票
14位 優香       114票
15位 杉本彩      110票
15位 松嶋菜々子   110票
17位 叶姉妹      109票
18位 浜崎あゆみ   100票
19位 米倉涼子     99票
20位 押切もえ      97票


413:考える名無しさん
07/07/26 23:29:59 0
細胞内シグナル伝達経路の入力直後の部分だけが違って、その下流は細胞間で共通
URLリンク(blog.livedoor.jp)

414:考える名無しさん
07/07/27 05:11:02 O
人の心を読み取る装置は実在する!!

思考盗聴ってマジ話しなの?-2
スレリンク(police板)

僕、実は思考盗聴されているんですけど!その3
スレリンク(jinsei板)

415:考える名無しさん
07/07/27 15:31:59 0
saiのネタ投下まだっすか

416:sai
07/07/27 23:59:28 0
すみません。ネタがれです。
でも>>413のブログが難しいけど面白い。

417:名無しさん@そうだ選挙に行こう
07/07/29 02:13:18 0
Neuro2007
URLリンク(www2.convention.jp)

小鳥の脳神経核 HVC における歌要素系列の集団符号化
Population coding of song element sequence in the songbird brain nucleus HVC
西川淳,岡田真人,岡ノ谷一夫

単一神経細胞の樹状突起の有する潜在的計算能力は、高次機能にどのように関わり得るか:短期記憶のネットワークモデルを例とした理論的検討
Impact of dendritic branches on the function of an entire neuronal network
森田賢治,岡田真人,合原一幸

脳腫瘍患者における選択的統語処理障害
Selective impairment of syntactic processing in patients with brain tumor
金野竜太,村垣善浩,堀智勝,丸山隆志,河村満,酒井邦嘉

英語正字法と音韻間のフォニクス規則学習時における成績向上の前頭葉脳活動による予測
Prefrontal activations predict future performance improvement in learning phonics rules of English orthography and phonology
武藤牧子,酒井 邦嘉

418:考える名無しさん
07/08/01 11:39:10 0
脳の意味のある部分だけしか見てないやつは理屈に合致していない
事実を受け入れることはできない。

つまりだ、理論と事実が矛盾する場合には事実を無視し理論に凝り固まる
どうみてもマヌケ君だろう。

何故そうなるか?それは理屈つまり先駆者が発見した考えやすい方法だから
考える必要がないからだ。
世界や事象は常に一定ではない、理屈そのものが変わるのを認められないのは
猿以下の池沼だろう。
人工知能でいえば「弱いAI」、動的な理屈に対応できるものこそ
「強いAI」だろう、おまいらは自分で理解しやすい仕組みだけしかみていない。
それは容易い考えだからだw

哲学板なら考えろ、考える動物が人間だろう、知識やソースでしか物事を
見れないのなら歴史哲学をやればいい単なる教養で知識にしかすぎない。


419:考える名無しさん
07/08/02 20:55:45 0
>>418
もうすこし優しく説明してくれませんか?

420:考える名無しさん
07/08/03 12:40:44 0
見て分かる通り突っ込みどころしかない文章では
質問する価値もないと思われる。


421:考える名無しさん
07/08/04 05:41:55 0
>>418

郡司さんが草むら頭を突っ込んで..  までは読んだ

422:考える名無しさん
07/08/05 01:58:51 0
420が418に反感を持ったという事実がここに存在します。(ry

423:sai
07/08/07 10:19:56 0
幼児のボキャブラリー急増メカニズムに新説―米研究

研究では、ボキャブラリーの急増は幼児の言語獲得能力に変化が起こるからではなく、単語の習得に必要なだけ
の繰り返しを行った結果ではないかとみている。

 幼児が生後18カ月前後に急激にボキャブラリーを増やすメカニズムは、意外とシンプルに説明できるかも知れ
ない―そんな研究報告が8月2日、米科学誌Scienceに発表された。アイオワ大学のボブ・マクマレイ助教授に
よると、子供に「ボキャブラリーの急増」が起こるのは、難易度が異なる単語を同時に繰り返し学ぶという単語
習得の方法によるものだという。

 「発達心理学や言語発達の分野ではこれまで、ボキャブラリーの急増を説明するのに、ある時点で子供に何ら
かの変化が起こるからだと仮定してきた」とマクマレイ助教授。子供が「ものには名前があることを発見」した
り、「より効率的なメカニズムを使い始め」たり、「習得した単語を使って、新しい単語を発見し始め」たりす
ることが理由だとされてきたという。

 一方、同助教授は、コンピュータシミュレーションと数学的分析を行った結果、単語はある一定数の繰り返し
を行えば習得できると考える。習得が簡単な単語を小さな瓶、難しい単語を大きな瓶に例えると、その単語に接
するたびに瓶の中身が増えていき、中身がいっぱいになったところでその単語を習得できるというメカニズムだ。
簡単な単語(小さな瓶)よりも難しい単語(大きな瓶)の方が多いため、一定の時間が経ってから習得できる単
語(いっぱいになる瓶)が急激に増えるのだという。

 このメカニズムを踏まえてマクマレイ助教授は、「一度に複数の単語を学ぶこと、簡単な単語よりも、難しい
単語をより多く学ぶこと」が単語習得に大きく影響するとしている。

URLリンク(www.itmedia.co.jp)

424:考える名無しさん
07/08/09 22:37:41 0
>>423
単純演算を繰り返した方が学習効果が高いという話と逆行しているぞ。
複雑なことを沢山やっても脳活動は活発にならないという奴だよな。

425:考える名無しさん
07/08/24 15:43:38 0
脳=心。そもそも理屈で構築された情報処理装置ではないのは明らか。
そこに論理的な仕組みを求めるのは、脳が作られた機械であると
望んでいるかのようだ。

426:考える名無しさん
07/08/28 11:41:15 0
>スレリンク(philo板)l50
>◇人間はプログラムである◇

脳が仕組みで出来ているのなら、これスレで活躍するのが妥当だよな


427:sai
07/08/30 14:22:39 0
体外離脱体験の研究

仮想現実体験ゴーグルを用いて脳への知覚シグナルを混乱さることで、健常人の体外離脱体験を誘導することに
成功した。これにより、これまでただの想像の産物であると考えられていた現象を科学的に説明できる可能性が
でてきた。
Henrik EhrssonのBreviumおよびBina Lenggenhagerらの報告書によると、志願者にゴーグルを装着させ自分の身
体が別の場所にある映像を見せながら、その映像に合わせて実際に志願者の身体に触れると、志願者はまるで自
分の身体から抜け出したような感覚を体験することができたという。このような知覚情報を処理する脳の回路間
の遮断が、ある種の体外離脱体験を引き起こす原因となっているのではないかと研究者は述べている。

恐怖の対象との距離で異なる対応の仕方

新たに行われた研究から、ヒトがプレデター(捕食者)から脅威を感じるとき、プレデターとの距離によってそ
の状況への対処を処理する脳領域が異なるということがわかった。脳のどの領域が恐怖に関与しているのかが特
定できれば、不安障害に苦しむ人の助けになる可能性がある。
Dean Mobbsと英国の研究者らが実施した今回の研究は、同じような結果が得られたラットを用いた過去の実験を
踏まえて実施されたものである。この試験では、志願者にコンピュータゲームを使わせ、プレデターに見立てた
赤いスポットがキーボードに衝撃を与えて、志願者に痛みが伝わるようなシステムになっていた。機能的磁気共
鳴画像で脳内の血流を観測したところ、プレデターとの距離が離れている場合は高次の前頭前野が活性化してい
ることがわかった。この領域は評価に基づいた複雑な意思決定を行う部位であり、これにより被験者はよく計画
された退避ルートを導き出すことができる。しかしプレデターとの距離が近い場合、血流は中脳にシフトした。
ここは、闘うか、逃走するか、その場で凍り付いたまま動かないでいるかという決定に関与する迅速な反射を司
る部位である。Stephen MarenはPerspectiveの関連記事のなかで今回の研究を詳しく説明している。

URLリンク(www.sciencemag.jp)

428:考える名無しさん
07/09/01 00:11:41 0
記憶を読み出すとき、その記憶を学習したときに発火したものと同じ神経細胞が活性化される
URLリンク(www.sciencemag.jp)

429:考える名無しさん
07/09/02 01:00:01 0
負の制御機構による神経配線: 神経細胞にNoというシグナルを発見
URLリンク(www.k.u-tokyo.ac.jp)
local repulsive cue that determines synaptic target specificity

430:考える名無しさん
07/09/03 00:22:45 0
saiていつまでニュースネタの羅列を繰り返すの?
哲学板なら哲学で勝負じゃね?
脳科学総合スレというタイトルだから仕方がねーのかもしれんが。
それでは哲学じゃないと思うが。


431:sai
07/09/03 23:20:35 0
私は哲学音痴です。

432:sai
07/09/05 23:19:04 0
食べ物のにおい認識、カギ握る細胞を解明 東大教授ら

 脳の中には、いくつかの特徴的なにおいの組み合わせを認識する神経細胞があることを、森憲作・東京大教授
らのグループが解明し、米専門誌に発表した。においを識別する仕組みの解明につながりそうだ。
 一つの食べ物からは100種以上のにおい分子が出ており、それらは鼻の奥でばらばらに受け止められる。だ
が、その情報が脳で統合され、においとして感じる仕組みは解明されていない。
 食品業界などは、食べ物のにおいを分子構造と主観的な特徴から14のカテゴリーに分け、個々の食べ物のに
おいは、その組み合わせで表現できるとしてきた。例えば、リンゴは「青葉のようなカテゴリー」と「フルーテ
ィーなカテゴリー」の組み合わせだ。
 グループの大学院生、吉田郁恵さんらは、嗅覚(きゅうかく)と関係する脳の嗅皮質にある神経細胞とこのカ
テゴリーの関係を、ラットで調べた。その結果、さまざまなにおいをかがせた時、個々の細胞は、一つあるいは
複数のカテゴリーの組み合わせに対して、特異的に活動することがわかった。
 食べ物のにおいは、情報がさらに脳の別の場所に送られて識別されるが、第1段階の情報はこのようなカテゴ
リーの組み合わせとして統合されているらしい。

URLリンク(www.asahi.com)

433:sai
07/09/09 22:43:17 0
【 2007年9月7日 脳内の情報伝達コントロールするタンパク発見 】

情報を伝える担い手である神経伝達物質の流れをコントロールしているタンパクを、三菱化学生命科学研究所と
自然科学研究機構・生理学研究所の研究者たちが見つけた。脳神経精神疾患の新たな治療薬開発にもつながる成
果と期待されている。

瀬藤光利・生理学研究所助教授(三菱化学生命科学研究所グループリーダー兼務)、矢尾育子・三菱化学生命研究
所研究員らは、ユビキチン・プロテアソーム系と呼ばれるタンパク分解の仕組みが、神経細胞と神経細胞の間で
情報の受け渡しを担っている神経伝達物質の放出にかかわっているのでは、と狙いをつけた。ヒトゲノムのデー
タベースに基づいて探索した結果、“壊し屋タンパク質(SCRAPPER)“と名付けた分解酵素を発見、実際にこの酵
素が、生体内において神経細胞の先端から神経伝達物質が異常に放出するのを抑えて、適度に放出されるよう調
節していることを突き止めた。

脳内の情報のやりとりは、シナプスと呼ばれる神経細胞同士のつなぎ目を介して行われることが早くから知られ
ている。脳梗塞、アルツハイマー病、統合失調症、うつ病などの精神疾患で、神経伝達物質の異常放出が起きて
いることも推測されている。しかし、このシナプス中にあるシナプス小胞に入った神経伝達物質が、次の神経細
胞に放出される仕組みは分かっていなかった。

この研究成果は、7日発行の米国の医学生物学誌「CELL」に掲載されたが、“壊し屋タンパク質”をイメージした
漫画家、荒木飛呂彦氏によるイラストが、同誌の表紙を飾っている。

URLリンク(scienceportal.jp)

434:sai
07/09/17 16:55:38 0
鳥のさえずり、学習制御 脳内の特有物質を発見

 親鳥の鳴き声をまねて多彩なさえずりを身につける鳥は、脳に特有の物質が存在していることを、理化学研究
所脳科学総合研究センターの生物言語研究チームが突き止めた。さえずりの学習能力を遺伝子レベルで解明する
成果で、日本神経科学学会(今月10~12日)で発表した。
 鳥類には、生まれながらに持っている鳴き声しか出せない種類と、親から学び、成長するにつれて、さまざま
な歌声を出せるようになる種類がある。両グループの脳機能の違いは、詳しく分かっていなかった。
 岡ノ谷一夫チームリーダーと松永英治研究員は、歌声の学習能力があるジュウシマツとセキセイインコの大脳
を分析。学習領域の遺伝子の働きを調べた結果、アンドロジェンという性ホルモンの受容体と、細胞接着分子の
カドヘリンが作られていることが分かった。学習能力がないウズラやハトでは、これらの物質は検出されなかっ
た。
 鳥のさえずりは、雌を引き寄せる性行動の一種。性ホルモンが関係しているのはそのためとみられ、カドヘリ
ンは脳の神経回路をつなぐ役割を果たしているらしい。
 岡ノ谷リーダーは「鳥が歌声を学ぶ脳の仕組みは、人間が言葉を学ぶ仕組みとよく似ている。人間がどのよう
に言語を獲得したのかを解明する糸口になる」と話している。(長内洋介)

URLリンク(www.sankei.co.jp)

435:sai
07/09/18 23:33:28 0
問題解決法のまね、2歳児が猿に圧勝 独・研究所が調査

 人と類人猿の知能の差はどこにあるのか―。独マックスプランク研究所などがこれまでになく大規模で多様
な知能テストを実施して、幼児と類人猿を比べた。ほとんど差がない分野も多かったが、人のまねをして問題を
解決するといった社会的な学習能力では、幼児が類人猿を圧倒した。米科学誌サイエンスに論文が掲載された。
 2歳半の幼児105人、3~21歳のチンパンジー106頭とオランウータン32頭を対象に、多数の課題で
知能テストをした。
 その結果、三つのコップのうち二つに食べ物を入れてコップを選ばせるなどして調べた空間記憶や、数量や因
果関係に関する認知能力では、幼児とチンパンジーの成績はほぼ同じだった。オランウータンも空間記憶と因果
関係の認知能力では劣ったが、数量に関する認知能力では幼児と差がなかった。
 ところが、プラスチックチューブの中身を出すところを見せると、幼児は上手にまねするが、類人猿はチュー
ブをかんで壊そうとした。問題解決法のまね、他者の意図の理解など、社会的な学習能力は幼児の方が圧倒的に
高かった。
 少数を比べて「チンパンジーは幼児並みの知能」などとする研究はこれまでもあったが、これだけ大規模な比
較は初めて。人の脳は能力全般が高くなったのではなく、社会的な学習能力が突出して進化し、文化的適応が可
能になったとする説を支持する結果だ。

URLリンク(www.asahi.com)

436:sai
07/09/19 13:55:01 0
イノベーションの実現に必要な脳の働きとは--茂木健一郎氏が講演

 茂木氏はまず脳の仕組みについて、「脳はそもそも物事を正確に記憶するのが苦手だ」と語る。茂木氏によれ
ば、そもそも人の脳は過去の事象を正確に記憶するようにできていないのだという。「生物が生きていくために
正確さ自体にはあまり意味がない。というのも、過去に起きてしまったことは取り返しが付かないからだ。それ
よりも大切なのは、未来を生きるために必要な情報を蓄積することにある」と述べ、コンピュータとの差異を認
めた上で、脳の働きを理解することの大切さを語った。
 人は物事を記憶するときに、情報を編集、取捨選択し、あるときはニセの記憶やない記憶まで造り出すことも
あるが、それこそが実は人間の「創造性」なのだという。これに対して、コンピュータが得意とするのは、すべ
てを正確に記憶することだ。しかしその一方で「イノベーションの起こるプロセスは、コンピュータのアーキテ
クチャでは扱えない」と、脳の働きとの違いを説明する。
 さらに茂木氏は「我々は生き物だ。コンピュータになっては意味がない」と続ける。イノベーションにとって
大切なのは脳の持つ“多様性”や“総合性”であると強調し、「イノベーションはコンビネーション。異なるも
のの間の結びつきを見た人がイノベーションを起こす。ひとつの専門にしか通じていない人にイノベーションは
できない。大学の教養課程を減らそうなんてとんでもない」とした。また、イノベーションを生み出すもうひと
つの重要なキーワードとして、“サスペナビリティー(持続可能性)”を挙げ、創造性をの基礎となる多様性を
育む上で必須の要素だと語った。
・・・
 茂木氏は最後に「人間の脳は活動している限り、新しいものを生み出す能力がある。多様な世界を味わい、自
分の脳の多様性を使い倒すことが大切」だと、イノベーションの基本は、個人の中にある多様性の組み合わせや、
多様な文化との接触により生み出されることを改めて強調し、講演を締めくくった。

URLリンク(japan.cnet.com)

437:考える名無しさん
07/09/21 00:30:13 0
身体図式の保持における後部頭頂葉の役割
URLリンク(www.nips.ac.jp)

438:ななしぴいぽくん
07/09/22 12:24:50 O
【心を読み取る装置は本当に存在している!!!】

201:名無しピーポ君 :2007/05/06(日) 13:48:16
物理的に、技術的にかなり確かな思考盗聴技術のまとめ

1、思考情報や、視覚情報、聴覚情報、
  夢やイメージ映像などは全て電気信号であること

2、思考盗聴とは、脳内で活発に活動している思考情報などの
  電気信号を測定し、解読している測定技術であること

3、脳内の電気信号を測定する技術は、
  直接その電気信号を測定するには、かなりの近距離で
  ないと不可能なため、加害者が用いているのは
  キャリアを使用して遠隔から測定している技術であること

4、脳内の電気信号を測定するのに利用しているキャリアは、
  音波では、電気信号によって変調されないので不可能
  磁気光学効果によって変調されて
  頭蓋骨を貫通する近赤外線か
  波の干渉現象によって変調されて
  頭蓋骨を貫通する低周波の電磁波
  の2つによって思考盗聴が可能である
  高い透過性などから推測して、低周波の電磁波であると推測する
  のが極めて妥当な結論

【僕、実は思考盗聴されているんですけど!その3】
スレリンク(jinsei板)

439:考える名無しさん
07/09/22 23:36:46 0
>>436
どうみても、その系統な人なら誰でもいえそうなことを繰り返しているとしか

440:考える名無しさん
07/09/22 23:39:17 0
>>435

>2歳半の幼児105人、3~21歳のチンパンジー106頭とオランウータン32頭
>を対象に、多数の課題で知能テストをした。

人間の2歳と同等な年齢に当たる動物で行わなければ意味がないだろう。
それも人間と同等に育てられた猿でなければ比較対象として科学的ではない。
猿に育てられた人間の幼児が知能が低くなるという可能性を切り捨てている。

441:考える名無しさん
07/10/03 12:51:43 0
茂木さんは徳川慶喜みたいなもんじゃね

442:考える名無しさん
07/10/03 13:35:57 0
   ↑  旧体制の跡取り息子

443:考える名無しさん
07/10/05 14:52:07 0
今は新撰組が活躍している時期なんでしょうか…

444:考える名無しさん
07/10/06 14:07:03 O
◆思考盗聴について詳しい人意見お願いします!!。

オカルト板
【思考盗聴システムは実在している!!!☆】
スレリンク(occult板)

ラウンジ・クラシック板
【☆思考盗聴システムは実在している!!!☆】
スレリンク(entrance2板)

445:考える名無しさん
07/10/07 13:28:46 0
クオリア茂木の先代はユング河合と思われ

446:sai
07/10/12 12:44:13 0
頭の中で考えるだけでSecond Life内を散歩--慶應義塾大の新技術

 慶應義塾大学は10月11日、同大学理工学部生命情報学科の牛場潤一専任講師が、頭の中
で考えただけでSecond Life内を散歩できるブレインコンピュータインターフェース技術
の開発に成功したと発表した。
 同技術は、被験者の頭皮3箇所に直径1cmの電極を貼り、手や足の運動を制御している大
脳皮質運動野の脳活動をとらえ、その脳活動をリアルタイム分析することで被験者の運動
意図を読み取るもので、慶應義塾大学医学部リハビリテーション医学教室および慶應義塾
大学月が瀬リハビリテーションセンターとの医工連携プロジェクトによる研究の成果とし
て開発された。
 被験者が運動をイメージすると、コンピュータがその脳波変化を自動的に分析し、運動
イメージにあわせてSecond Life内のアバターを操作する信号を送出する。これにより、
被験者は実際に手足を動かすことなく、頭の中で手や足の運動をイメージするだけで、仮
想世界の中を散歩することができるという。
 同プロジェクトでは今後、Second Life内において、より複雑な動作やジェスチャーが
可能となるような技術の開発を進めていくとしている。また、医学分野との連携により、
運動機能に障害のある人を被験者とした実証実験も行っていく予定。
 将来的には、同技術を通じて脳を積極的に使うことが脳や神経等に与える影響・効果を
測定し、リハビリテーション分野への応用の可能性を検討するほか、重度な運動障害のあ
る人の自立に向けてのコミュニケーションツールやビジネスツールとして発展させていく
ことを計画しているという。
 なお、12月5日に東京国際フォーラムで開催される「KEIO TECHNO-MALL 2007(第8回慶
應科学技術展)」において、同技術のデモンストレーションを行う。また、生命情報学科
のホームページでは、同技術の実証実験の動画を視聴することができる。

URLリンク(japan.cnet.com)

447:考える名無しさん
07/10/15 17:19:17 0
【感覚】~脳内幻覚~【遮断】
スレリンク(occult板)

448:考える名無しさん
07/10/16 00:09:07 0
『目の動き』を見たときの後頭側頭部の活動に対する顔輪郭とパーツ情報の影響
URLリンク(www.nips.ac.jp)
「速い」/「遅い」変化を処理する機能構造をヒト第一次視覚野で発見
- 動きのある画像を知覚するために重要な皮質機能構造をfMRIで解明 -
URLリンク(www.riken.go.jp)

449:考える名無しさん
07/10/17 10:34:19 0
さすぺな?

サスティナ?

450:TENTYO ◆TXIyLo7XUU
07/10/17 11:08:47 0
URLリンク(eatcosmo.exblog.jp)

451:佃煮マニア
07/10/28 23:11:20 0
体外離脱体験とかsecondlife内ってもちろん部外者は体験不可なんだ?

452:考える名無しさん
07/11/03 04:36:55 0
Joel S.,C.Theodoris,and E.H.Davidson
A Gene Regulatory Network Subcircuit Drives a Dynamic Pattern of Gene Expression

453:sai
07/11/09 12:46:10 0
脳研究の最前線

理化学研究所脳科学総合研究センター 創立10周年記念出版
12人の研究者が脳とこころの謎に挑む

内容紹介

こころに向かう脳科学

「脳科学総合研究センターが創立10周年を迎えるにあたって、『脳とこころ』の問題につ
いての現在もっとも進んだ理解を示そうと企画されたのが本書である。現代の脳科学には
脳とこころの問題に切り込むためのいくつかの重要な手掛かりがある。……12名の研究者
がそれぞれに描く『こころに向かう脳科学』の流れと将来の大きな展望を読者に読み取っ
ていただければ幸いである」―(伊藤正男)

URLリンク(shop.kodansha.jp)

454:sai
07/11/09 12:47:28 0
嗅覚回路断ったマウス、ネコ君怖くないよ 東大など研究

 においに関する特定の神経回路を断つと、マウスもネコを怖がらなくなる―そんなこ
とが東京大学理学部の小早川高特任助教らの研究でわかった。7日付の英科学誌ネイチャ
ー(電子版)に掲載された。においをかいだ時にどのような反応をするのかは、これまで
後天的に決まるものと考えられてきた。だが実際には、とっさの反応を決める先天的な神
経回路が脳内にあり、これが断たれるとにおいを検知しても正常な忌避行動をとれなくな
るのだという。
 小早川特任助教らは、マウスの遺伝子を組み換えることで、特定の神経回路を断つ方法
を開発。鼻の穴の、嗅(きゅう)細胞というにおいを感知するセンサーから脳に信号が伝
わる仕組みを制御し、反応や行動を調べた。
 においの信号を受け取る脳の領域(嗅球)は、上下二つに分かれる。下の領域の働きを
止めて上の回路だけにした場合、生まれてから一度も天敵を見たことがなくても、そのに
おいをかいだだけで逃げたり、すくんだりという忌避行動を示した。逆に下の回路だけに
したマウスでも天敵のにおいを認識はできるが、痛み刺激を加えて学習させない限り忌避
行動は起こらず、ストレスもあがらなかった。
 上側は先天的に逃避などの反応を決めており、下側は学習の中で反応や行動を決めると
考えられるという。

URLリンク(www.asahi.com)

455:考える名無しさん
07/11/10 15:54:47 0
全国一斉の脳検定受験者募集中 あなたは日本何位?
URLリンク(news.ameba.jp)

456:考える名無しさん
07/11/17 00:42:26 0
大切な音は左脳が聞き分け(11月15日)
脊髄損傷の回復へ脳がんばる(11月16日)

457:考える名無しさん
07/11/19 00:33:10 0
A synaptic memory trace for cortical receptive field plasticity.
Froemke RC, Merzenich MM, Schreiner CE

458:sai
07/11/24 21:38:51 0
赤ちゃんにも人を見る目? 米大学、生後6カ月で実験

 敵になる人か味方になる人か……。生まれて6カ月の赤ちゃんが他人を助ける人の方を好む傾向があることを、
米エール大グループが実験で突き止め、22日付英科学誌ネイチャーで発表した。人は小さいころから「モラル」
を持っているのではとの見方を示している。
 人を見分ける力は、社会生活を営んでいく上で重要だ。実験では、顔に見せかけたおもちゃが山に登ろうとして
いるときに、それを助けて押し上げるキャラクターと、妨害する別のキャラクターがそれぞれ登場する場面を見せた。
その後、二つのキャラクターを見せると、ほとんどの赤ちゃんが助けるキャラクターを選んだ。
 これまで、1歳半で人を助けようという行動をとるという報告があるが、社会的判断は、かなり大きくなってから
できるようになると考えられていた。

URLリンク(www.asahi.com)


459:sai
07/12/04 20:07:31 0
瞬間的な記憶力:チンパンジーの子、大学生より賢い

 4歳のチンパンジー3頭とそれぞれの母親の計6頭を対象に04年4月、研究を開始。タッチパネル式コンピ
ューターの画面に毎回位置を変えて1~9の数字を表示し、小さい順に触れることができれば干しブドウなど餌
を与えた。
 その結果、この課題を毎日25分程度繰り返すと、母子共に半年で数字の順序を記憶。「2、4、7」など非
連続の表示や、「1」に触った直後に他の数字が白い四角形に変わっても順番通りタッチできた。
 次に記憶容量を調べるため、画面に5個の数字がごく短時間表示された後、白い四角形に変わるよう設定。小
さい順にタッチするテストを実施したところ、0.65秒▽0.43秒▽0.21秒と短くしていっても、5歳
半になったチンパンジーのうち最も優秀な子供の正解率は約8割で安定していた。表示された直後10秒間、大
きな物音で気を取られても正解率は変わらなかった。
 一方、大学生9人に同じテストを受けさせると、表示時間0.65秒では平均正解率約8割だったが、0.2
1秒では4割以下。また、チンパンジーの大人は、人間の大人とあまり変わらない成績だった。【鶴谷真】
 三宅なほみ・中京大教授(認知科学)の話 直観像は例が少なく、よく分かっていないが「見たものをそのま
まの形でしか覚えられない」能力とも言える。人間は言語で抽象的に記憶する点でチンパンジーとは異なる。今
回の成果は人間だけを調べていては分からない知力に光を当てることにつながるだろう。

URLリンク(mainichi.jp)

460:考える名無しさん
07/12/05 02:31:28 O
◆思考盗聴システムは本当にあるんだよ。

【思考盗聴システムは実在している!!!☆】
スレリンク(occult板)

【☆思考盗聴システムについて語りましょう!!!☆】
スレリンク(sci板)

【心を読み取る装置の防犯(パート26)】
スレリンク(bouhan板)

461:考える名無しさん
07/12/06 00:17:37 0
Left hemispheric dominance during auditory processing in noisy environment (2007/12/05)

462:名無しさん@お腹いっぱい。
07/12/06 17:11:58 0
おまいら、脳科学研究に最も貢献している薬物って何だ?

463:考える名無しさん
07/12/16 18:31:56 0
>>462
プリザSとかじゃないか。座り仕事の世界には痔の人多そうだから。

464:sai
07/12/24 13:08:42 0
米のリス、ヘビに「擬装」 脱皮の皮でにおいつけ護身

 米カリフォルニア州にすむリスが、脱皮後に残されたヘビの皮を細かくかみ砕いては自分の体につけて体臭を
天敵のヘビに「擬装」し、襲撃を受けにくくして身を守っていることがわかった。体の見かけを他の生き物など
に似せる「擬態」はよく知られているが、「擬臭」の例は珍しい。
 カリフォルニア大デービス校の大学院生バーバラ・クラカスさんらが見つけ、動物行動学の専門誌に発表した。
 クラカスさんによると、ジリスと呼ばれるリスの仲間などが、ガラガラヘビの皮をかんでから自分の毛皮をな
め、においをつけていることが観察された。
 自分のにおいを消し、「他のヘビがいる」とヘビに誤解させるための行動らしい。より狙われやすいメスの大
人や子どもは、オスの大人に比べ、この行動が頻繁に見られるという。

URLリンク(www.asahi.com)

465:sai
07/12/24 13:09:16 0
研究結果:サルと大学生、足し算の能力はほぼ同じ

サルたちは、単に数を数えたり、数字の順序を覚えたりできるだけではない。頭の中で足し算をすることだって
できる。しかも、単に足し算ができるだけではなく、大学生とほとんど変わらないほど優秀だ。
17日(米国時間)に『Public Library of Science Biology』で発表された研究では、デューク大学の研究者チー
ムが、マカク属のサルたちに、点の集まりが表示されたコンピューター画面を見せた。
画面が変わり、別の点の集まりが表示される。3つ目の画面には点の集まりが2組表示される。1つは前の2画面に
表示された点を合計した数の点、もう1つは違う数の点だ。サルたちは76%の確率で正しい数の点の集まりを選
んだ。同じテストを大学生に行なったところ、正答率は94%だった。
サルが数量を概念化できることは、研究者にはすでに知られている。今回の発見は、サルが頭の中で足し算がで
きることを示すもので、基本的な計算の認知システムが、霊長類の進化過程の早い時期に生まれたことを示唆し
ている。
自分がそれほど計算を苦手としていないのなら別の感じ方をしたかもしれないが、単純な足し算でサルが自分よ
りもそれほど劣らないとわかるのは、何となく惨めな感じだ。研究者たちには、引き算、割り算、掛け算などを
するサルの能力までテストしないでほしいものだ。かなり落ち込むことになるかもしれないから。

URLリンク(wiredvision.jp)

466:考える名無しさん
07/12/27 22:14:34 0
w

467:考える名無しさん
07/12/31 12:27:12 0
【愛は脳を】松本元【活性化する】
スレリンク(rikei板)l50


468:sai
08/01/05 17:17:47 0
「顔の認識」能力、生まれつき備わる サルで確認

 人やサルが「社会」をつくる際、顔や表情の微妙な違いを見分ける能力が重要な役割を果たしていると考えら
れているが、脳には生まれつき「顔識別回路」が備わっており、実際に「顔」を見ることによって急速に発達す
るらしい―。産業技術総合研究所(茨城県つくば市)のチームがサルを使ったユニークな実験で確かめた。米
科学アカデミー紀要電子版に発表した。
 チームは生まれたばかりのサル10頭をそれぞれ隔離し、世話をする人も顔を隠して乳幼児期の6カ月~2年
間育てた。
 こうして「顔」を知らずに育ったサルだが、人やサルの顔写真を見せると、物の写真より長く見た。また顔写
真を見せた後に別の顔写真を見せると新しい顔を長く見ることから、顔を識別していることがわかり、「顔識別
回路」が生来のものと確かめられた。目と口の間の距離を変えた写真などを使って、細かい差を識別しているこ
とも確認した。
 この実験の後、実物の人の顔を見せるグループと、実物のサルの顔を見せるグループに分け、1カ月後に再び
顔写真を見せると、人の顔を見て育ったサルは人の顔写真は見るがサルの顔写真に対する興味を失った。逆にサ
ルの顔を見て育ったサルは、人の顔写真への興味を失った。
 「身近な顔をみて、顔の特徴を識別する能力を急速に発達させていることがわかった」と杉田陽一・脳神経情
報研究部門認知行動科学研究グループ長はいっている。

URLリンク(www.asahi.com)


469:sai
08/01/06 00:30:43 0
脳を支配する前頭葉ー人間らしさをもたらす脳の中枢
著者: エルコノン・ゴールドバーグ、翻訳者: 沼尻由起子

内容紹介
12ヵ国語に翻訳されている脳のベストセラー

様々な症例から探る前頭葉の正体
前頭葉は人を人たらしめている脳の中枢である。目標を定めて計画を立て、優先順位を決めたり、計画を実行に
移し、結果を評価したり、私たちに個性があるのも前頭葉が機能しているからだ。様々な症例を通して人間らし
さと前頭葉との関係を見ていく。

「前頭葉の複雑な機能を明快に説明してくれる一般の人のための科学書であり、知的自叙伝」
―オリバー・サックス

URLリンク(shop.kodansha.jp)


470:考える名無しさん
08/01/06 04:05:42 0
The Edge Annual Question - 2008
URLリンク(www.edge.org)

471:考える名無しさん
08/01/09 07:54:21 0
Thomas Schlegel and Stefan Schuster
Small Circuits for Large Tasks: High-Speed Decision-Making in Archerfish (Science 4 January 2008)

472:考える名無しさん
08/01/11 23:14:06 0
>>471
魚が餌を捕らえるための瞬間的思考
『ドイツ人科学者は、テッポウウオの一瞬にして昆虫を捕らえる正確で臨機応変な判断を可能にしている驚くほどに緻密な神経の電気回路網をモデル化した。
高等脊椎動物の複雑な意思決定過程を解明する前に、科学者らは認識活動に関与する神経回路のまずは小さなものから理解しようと尽力している。
このような研究は、認識の回路がどのように進化してきたかをも明らかにする。
Thomas Schlegel およびStefan Schuster は、昆虫を捕食するための独特な発水法で知られ、どこに昆虫が落ちるかを即時に判断することができるテッポウウオを選んだ。
この魚は、4 次元空間で餌を特定し、微調整された2 次元の運動空間に正確な地図を描く。
別の実験では、テッポウウオの単純な回路が、2 つの標的のうちどちらが良いかを選択し、それがいつ成功するのかを判断したと研究者らは報告している。
「回路がすでに備わっている」というより、その魚がこれまでに何を学習したかということに基づき、回路が調節されていると考えられる』

大きな課題を小さな回路で処理する: テッポウウオの素早い意思決定
『機能的MRI技術の大きな発展によって、われわれの脳が複雑な認知的・社会的課題をどのように処理するのかを見ることが可能になった。
しかし、基礎となる細胞間ネットワークにおいて、実際はどのように情報処理が成されているのか、その把握は、関与する莫大な数の神経細胞によって阻まれている。
今回われわれは、脊椎動物の一神経系において、細胞レベルの単位で検討が可能な驚くほど小さな神経回路によって、複雑かつ柔軟な意思決定が極めて迅速に行われることを報告する』

473:sai
08/01/25 12:57:08 0
脳:情報伝達物質が伝わる仕組み確認 物忘れの改善に期待
 脳の神経細胞内で記憶や学習の情報伝達物質が伝わる仕組みを、東京大のローレント・ギョー研究員と広川信
隆教授(ともに分子細胞生物学)の研究チームがマウス実験で解明した。将来、物忘れの謎を明らかにすること
も期待できるという。
 情報伝達では、(1)伝達物質を受け取る「受容体」を運ぶ分子モーターに受容体を載せる渡し役(2)運転
手役の分子モーター(3)分子モーターから受容体を取り出す降ろし役--の三つのたんぱく質がかかわってい
る。研究チームはこれまでに、渡し役と運転手役がどのように役割を果たしているかを解明したが、残りの降ろ
し役の仕組みは謎だった。
 チームは蛍光たんぱく質を使い細胞内で起きている変化を可視化する方法などで、分子モーターのたんぱく質
「KIF17」の構造が受容体を降ろす段階で、どのように変化しているのかを調べた。
 その結果、KIF17を構成するアミノ酸の一つ「セリン」がリン酸化という化学反応を起こしていることを
発見。人工的にリン酸化させたところ、受容体を切り離すことを確認した。
 広川教授は「これで記憶や学習に分子モーターがかかわる全段階の仕組みを解明できた。アルツハイマー病や
高齢により記憶力が低下した場合に、三つのたんぱく質のどこが大きな影響を与えているのかを調べれば、物忘
れの改善などに役立つだろう」と話す。

URLリンク(mainichi.jp)

474:sai
08/01/25 12:57:40 0
国立遺伝学研究所:魚の神経回路を制御 生きた状態で初、認知症解明など期待
 魚の特定の神経回路を蛍光物質で光らせ、機能を止めると行動がどう変化するかを観察することに、国立遺伝
学研究所の浅川和秀・日本学術振興会特別研究員らの研究チームが成功した。脊椎(せきつい)動物の神経回路
を生きたまま可視化し、制御できたのは初めて。パーキンソン病や認知症などの神経の病気が起こる仕組みや、
記憶のメカニズムの解明に役立つ可能性があり、米国科学アカデミー紀要(電子版)に発表した。
 生物の行動や思考は脳や脊椎に張り巡らされた感覚神経、運動神経などの神経回路が制御するが、各神経回路
の働きはよく分かっていない。チームは、狙った細胞で目的の遺伝子を働かせる手法を開発。熱帯魚のゼブラフ
ィッシュを使い、狙った神経回路に蛍光たんぱく質を作る遺伝子と、神経の機能を阻害する毒素を作る遺伝子を
導入して実験した。
 その結果、狙った神経回路を光らせ、機能を止めることに成功。例えば、感覚神経と運動神経の働きのバラン
スを調整する「介在神経」の働きを抑えた魚は、針でつつかれても逃げずにその場で奇妙な動きをするなど、行
動の異常が表れた。
 同研究所初期発生研究部門の川上浩一准教授は「神経の異常によって起きる病気の解明だけでなく、記憶や学
習をつかさどる神経回路がどう形成されているかを解明することができるかもしれない」と話している。

URLリンク(mainichi.jp)



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