宮台真司を読む2~終わりなき日常を生きろ~at PHILO
宮台真司を読む2~終わりなき日常を生きろ~ - 暇つぶし2ch337:考える名無しさん
08/07/03 02:33:26 0
URLリンク(www.miyadai.com)
■近年「ニート」(NEET、not in education, employment and training、学生でないのに就業せず職業訓練も受けない成人)という英国政府が用い始めた言葉によって、
我が国でも若者が社会性を失う現象--非社会性--が名指され、社会問題になっている。国レベルでも自治体レベルでも、政治や行政が「ニート対策」に取り組み始めている。
■だが、我が国における問題化のされ方と他国のそれとはかなり異なる。我が国では「自立」できない若者への「自立支援」という問題の立て方が専らだが、
「ニート」という言葉を生み出した英国では、「個人の不全」personal imperfectionの問題より「社会の不全」social imperfectionの問題として議論され、各国の政策に大きな影響を与えてきた。
■ニート概念は、英国政府の社会的排除局の報告書『ギャップを埋める:教育・雇用・職業訓練に参加しない16-18歳の若者に対する新しい機会』の題名に由来する。
社会的排除局はブレア政権発足直後97年に設置されたが、自治体レベルでは以前から社会的排除対策が議論されてきたものだ(サウスグラモーガン州職業訓練企業会議の94年報告書なと)。
■社会的排除social exclusionの概念自体は、フランスのルネ・ルノアールの著書『排除』(1974年)で初登場するが、今日では社会的排除の解消は欧州各国政府の共通政策となっており、
97年のEU基本条約(アムステルダム条約)や2000年のニース条約に政策的重要性がすでに明記されている。後述する通り、日本ではこのことが殆ど理解されていない。
■社会的排除局の報告書によれば、働く気も訓練を受ける気も教育を受ける気もなくにブラブラする若者は、貧困の悪循環をもたらす社会的排除の結果だ。
これを解消せずして積極的是正措置などで動機づけ支援を打ち出しても、効果が乏しい。貧困の悪循環とは、動機づけが乏しいので貧しくなり、貧しい育ちなので動機づけが乏しくなることを言う。
■かくして報告書は、悪循環を解消するには社会的包摂social inclusionの回復こそが必要だと結論づける。一口でいえば、「個人に問題が生じているので政治や行政が個人を支援せよ」ではなく、
「個人に問題が生じているのは、社会的包摂が失われているのが原因だから、社会が包摂性を回復できるように政治や行政が支援せよ」という図式なのである。

338:考える名無しさん
08/07/26 00:18:36 0
とりあえず物書きとして食っていきたかったから、オヤジ世代
の知識人に楯突いて自分を世間に知らしめる事に成功したと。
ごく一部の女子高生の現象であるブルセラ&援交ネタをセンセ
ーショナルに取り上げる事によって、学者としてのつかみに成功と。
あと、この人の思想って、何も目新しくないよね。
変に横文字を使たがる単なる社会分析オタク。



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