05/04/12 10:18:49
>>337の指摘が正しいとすれば、>>334の条件は誤っていることになると思う。
逆に、334の条件が正しいならば337の指摘は不適切であろう。
なぜならば、「ソクラテスは白い者である。」という文は自然だからである。
どちらが正しいのだろうか。
結論をいえば、334の条件は、ある意味では正しいがある意味では間違っている。
それは、件の条件は、実体の条件ではあるが、
特に第一実体のみに適用される条件であるからである。
加えて、類-種関係の例として「ソクラテスは白い。」を用いる(>>335)のは
不適切なのだと思う。
ただし、335の最後の四行の思いつきは、類-種とは関係ないのかもしれない。
「白い者」を「人間」に書き換えておく。
「人間はソクラテスである。」も奇妙な文である。
「《この》人間はソクラテスである。」ならば自然な文であろう。
件の条件に照らせば、
ソクラテスは第一実体の事例ではないのだろうか。
《この》なにかがそれなのであろうか。