05/04/12 04:42:38
>>334
>「主語となって述語とならないもの」
という条件が実体に課されたとするならば、
実体は述語にはなりえないものだということになる。
したがってその場合、実体が述語で《ある》ことはまずいが、
>述語でない
ことは特に問題がないと思われる。
334に関して個人的に期待したいことは、
アリストテレスのいう主語(と訳されている言葉)と述語を、
日本語文法的なそれらと比較することによって、
両者の同じとことと違うところを明確に把握できるような
レスが記されること。
漠然とした俺の知識から推測するに、件の定義は、
類-種関係のみに限定された定義なのではないかな、と思う。
例:「ソクラテスは人間である(白い)。」という文章に問題はないが、
「人間(白い)はソクラテスである。」はまずいだろう。
「ソクラテスは白い。」について考えてみる。
「白い《者》はソクラテスである。」もまずい。
なぜなら、あらゆる白い者がソクラテスであるわけではないから。
「《この》白い者はソクラテスである。」は自然である。