07/06/06 11:38:54
>>817
あのさあ。原典厨っていうけどね。こういうのの証明って2chのスレッド1つまるまる費やしてようやく完璧な説明ができるくらい
面倒な手続きを踏んでいることが多いわけよ。そういう手間を省くのに「この本を読んでください」ということの何が悪いの?
それに、明らかに間違った理解、中途半端な知識しか持っていない人に「間違っていますよ」と教えるのは間違っているの?
著作や文献に頼って頭で考えてないなんて、著作や文献を読まずにどうやって判断しているの?
あなたへのレスには、私の個人的な解釈や考えも含まれている。たとえばデュメジルはマルスがエトルリア語源であることに疑いを持っているが、
私はそうは思わない。語形や音韻法則のどれを適用するかによって判断が異なってくるから。
「原典を薦める人がが嫌いだから原典を読まない」という歪んだ考えを持つのはどうかと思う。
以前『ローマの誕生』を薦めたことがあって、「㌧。後は調べてみるわ。 」というレスをもらった気がするのは気のせいだったかな?
>>818
>すると神としてのアレスとマルスの起源はエトルリアになるよな?するとこの二人の神は紀元前800年とそう古くないね。
>原印欧はあくまで属性を付与しただけで、アレスやマルスの起源じゃない、って事かな?
……なぜいきなりアレスが出てくる? アレスとマルスが名称的に関連付けられたのはローマ時代になってからの話。
ふたつとも起源は同一ではないかって? それは第2機能に位置する、という意味であって、名称や神格の起源の同一性を意味しているわけではない。
さらにいうなら、エトルリアに対しては歴史時代の年代を上限に設定しているのに、印欧語族に対しては先史時代の年代を
上限に設定しているのは不公平かと。ローマの歴史時代を上限に設定すれば大して差はない。
>>819 名称の起源と機能の起源をまた混同してる・・・w
だいたい、印欧語族に限らず、ある民族が征服した土地の土着宗教の名前を使うということは珍しくもなんともない。
ギリシャ、バビロニア、エジプト、ローマ、イラン、インド、キリスト教、マニ教、仏教などなど。