05/08/13 16:39:38
奈良の大和三山には山頂部に磐があり、天孫氏族以前の縄文信仰
の痕と思われるが、全山宗教上の理由で禁足地とされ、科学的調
査さえ行われていない。
二等辺三角形を成す、耳成・畝傍・香具山の三山と冬至線上に並
ぶ三輪・耳成・忌部山の中でも三輪山には、辺津磐、中津磐、上
津磐の三群のドルメン・メンヒル・方位石があり、古代以前から
天文に関わる祭祀・観測が行われていたものと思われるが、クロ
マンタのように学術調査の目が入る事を忌避されている為、全容
は不明である。
磐には祭祀場としての意義と測量上のポイントとしての緯度経度
的な意味があり、同一緯度上に神社・聖所を建築しているケース
が多く見られるが、これはタブーとされている事が多い。