10/01/11 14:44:34
愛知県豊田市の野見神社へ初詣にいってきた。
野見山山頂にあり、埴輪造りや相撲の祖とされる野見宿禰(のみのすくね)を祀った古社で、境内中央には大きな土俵が設けてある。
お目当ての巨石は手水舎の隣にあった。高さ3メートル程の、上部にしめ縄を巻いた米粒形の花崗岩である。「神石」と掘られた石碑が置いてある。
石に関する謂れは特に無いようで、「小山の山頂の露出した岩」という、言っちゃ悪いが「よくある」巨石と言える。
小山と言えば、この当たりはかつて大小の城がひしめき合っていた土地であり、ここも築城するにはうってつけの山に思えるのだが、
調べてみてもここに城があったという記述は見当たらなかった。神社本殿の基礎の石垣などは、まさにお城のそれを思わせるのだが・・・