04/06/07 23:14
遠く離れた支配地域をコントロールするための司令塔的な役割という
面に関しての白山神社についてはどうでしょうか。
弾左衛門 VS 車善七
弾左衛門 VS 岩船検校
弾左衛門 VS 金剛太夫(金剛流宗家氏正)
弾左衛門 VS 上州下仁田長吏頭馬左衛門
弾左衛門 VS 小田原の長吏太郎左衛門
史実に残っているだけでも、これくらいは簡単に出てくるのです
から、ほかにも弾左衛門支配を快く思っていない被差別者の
中の有力者たち(小頭など)はいたのではないでしょうか。
もし、弾左衛門に対して、素直に従順な態度を取れない地方
の小頭がいたとすれば、彼らは素直に「弾左衛門様が白山神社
はご利益があるといっているからうちにも白山建立すべし」と
従ったのでしょうか。
白山建立は半ば強制的だったのではないでしょうか。
弾左衛門側に何らかの実利的な役目が白山にあったから、
という方が、わかりやすいのですが、いかがでしょうか。
※白山以外にも被差別地区の信仰があるという話もあるよう
ですが、上記は白山建立の話を前提にした場合の話ですが。