05/04/11 03:12:52
地元の人間としては、出雲系も、天孫系も後からきた者。
あの神奈備山は縄文期からの古代祭祀の遺跡が残っている。
奥津盤座~中津~辺津盤座の3群の巨石遺跡があり、冬至・春分の観測
をしていた事が伺える。これは全山ご神域で考古学者が手に出せない為、
明らかにされていないが、発掘調査されれば日本史を書き換える事になる
だろう。邪馬台国の所在論争も意味がなくなるかもしれない。
奈良盆地には畝傍・耳成・天香具山の3つの山、大和三山があるが、耳成
山を頂点に二等辺三角形の形に並んでいる。耳成山と他の2山の直線の
中点を辿ると、この三輪山の中腹の祭祀遺跡にたどり着く。航空写真で
みれば丁度、矢印形が描けるのだ。
籠を逆さにしたようにみえる神奈備山は、よくとぐろを巻いた竜蛇に見立
てられた物だ。三輪山の神使は白蛇。近くの葛城山では竜に乗った人も記紀の
文献にある。ご参考まで。