10/02/08 02:11:58
ま、たしかにそうやね。基本的に認める。ただ中沢オウム批判の先鋒たる
島○の論議など見ると、敏感に反応せざるを得ない。
○田は実直な宗教学者であるし、彼の経緯を考慮すれば同情するが
そもそも、なぜ中沢がそこまで巨大な影響力をふるいえたのか、という
もっとも重要な事項への論証が、できていない。良心ある学者ならば
なぜポストモダンが無制限な暴力を誘発することがあるのか
フランスでそんなことなかったのに、なぜ日本では?と問わねばならない。
また、いったいぜんたい超越的価値を提示するのがあたりまえである
宗教というものが社会倫理に適合している必要があるのか?
反社会的なことがあっておかしくないではないか?
という問いがあまりなされないのは、とても不審だ。
ここは民俗・神話学板なわけだが、現代の社会倫理に適合した神話って
そりゃ逆に危険すぎるでしょう。ナチズムみたいなもんだ。
宗教学やる上で最も大事なのは「逃げ足」、という人もいる。中沢はその点
逃げ足が速かった。島○は真面目すぎてもたつき、大やけどした。
同じことは数年後、ヤ○ギ○会をめぐる問題でもおき、○田はまた逃げ遅れた。
もちろん、人としての価値は、逃げ足とは関係ない。
逃げ足の速い学者らと行動を共にすると、奇麗な手のひら返しをされる。
友達にするなら島○のほうがずっと信頼できる人だろうが、これは関係ないか。