10/02/07 00:31:33
当時の思想家として、オウムに関わったのは中沢にとっては不幸なんだろうけど
後世からすればよかったと思う。
表現がどうしても抽象的になってしまうポストモダン的な思想が現実にどのような
作用を及ぼしたかが分かるからね。
結局はオウムだった。ということで目に見える成果がある。
688:天之御名無主
10/02/07 02:11:45
そりゃ少々早漏すぎる結論だな。だいいち、オウム=悪or価値が低いという
あからさまかな先入観念、そして良識的立場からは反対しにくい権威に
あたまが支配されきっている、とても不自由な意見だ。
689:天之御名無主
10/02/07 23:08:11
>>688
部分的には同意できるが、>>689でオウム=悪の先入観に支配されていて
不自由になっていると考えること自体、なんだか不自由な発想だ。
ポストモダンに傾倒してた人って何かそういうポーズにとらわれて現実が見えてない所あるよね。
中沢はオウムを助長して、結果信者が増えてオウムは犯罪行為に走った。という実現象の面から
中沢新一の考えを分析する方法はありっちゃありだよ。
>>688の頭の中は中沢新一は犯罪者集団のフィクサーだ、という短絡的思考に入る奴らと同じレベルに成ってると思う。
690:689
10/02/07 23:09:49
間違い
× >>689でオウム=悪の先入観に支配されていて
○ >>687でオウム=悪の先入観に支配されていて
691:天之御名無主
10/02/08 02:11:58
ま、たしかにそうやね。基本的に認める。ただ中沢オウム批判の先鋒たる
島○の論議など見ると、敏感に反応せざるを得ない。
○田は実直な宗教学者であるし、彼の経緯を考慮すれば同情するが
そもそも、なぜ中沢がそこまで巨大な影響力をふるいえたのか、という
もっとも重要な事項への論証が、できていない。良心ある学者ならば
なぜポストモダンが無制限な暴力を誘発することがあるのか
フランスでそんなことなかったのに、なぜ日本では?と問わねばならない。
また、いったいぜんたい超越的価値を提示するのがあたりまえである
宗教というものが社会倫理に適合している必要があるのか?
反社会的なことがあっておかしくないではないか?
という問いがあまりなされないのは、とても不審だ。
ここは民俗・神話学板なわけだが、現代の社会倫理に適合した神話って
そりゃ逆に危険すぎるでしょう。ナチズムみたいなもんだ。
宗教学やる上で最も大事なのは「逃げ足」、という人もいる。中沢はその点
逃げ足が速かった。島○は真面目すぎてもたつき、大やけどした。
同じことは数年後、ヤ○ギ○会をめぐる問題でもおき、○田はまた逃げ遅れた。
もちろん、人としての価値は、逃げ足とは関係ない。
逃げ足の速い学者らと行動を共にすると、奇麗な手のひら返しをされる。
友達にするなら島○のほうがずっと信頼できる人だろうが、これは関係ないか。
692:天之御名無主
10/02/12 01:22:33
中沢はオウムに大した影響は与えてないんじゃないの?
口先のままに麻原をヨイショして何も分からない学生達を
カルトに送り込む手助けはしただろうけど。
中沢は外側だけで実のない思想家だからこそ、中沢の言っている内容が
当時の日本社会の浅薄さみたいなのを象徴していると言えるかもしれない。
693:天之御名無主
10/02/12 22:21:09
>>691
オウムの暴力の根拠はポストモダンじゃなくてチベット密教。
日本のポストモダンはその危険性を見抜けなかった。それで吉本隆明すら醜態を晒した。
それに超越的価値って言っても、それこそ現行の社会通念を下敷きにした発想でしょ、
それでもって選民思想→暴力に持っていくのがナチズムなわけだ。
しかし中沢の逃げ方はすごい。島田みたいに単純に騙されたお人よしは叩かれて
オウムの教義に携わったとか言われてる中沢が今や人気者なのはお見事としか言いようがない。
やっぱりルックスの差だろうか?
694:天之御名無主
10/03/02 20:47:34
2ch復活記念カキコ。
ところで、これだけチベット仏教を煽った中沢新一自身は、研究者・扇動者であるだけでなく、信仰者でもあるのだろうか?
ほんとうに、修行者なんだろうか?もしそうなら、いわば内側から、オウム真理教批判または擁護ができると思うのだが。