09/09/22 21:59:18
>>628
まあ、現代日本人の多くはそうやって戦後教育から逸脱することに戦々恐々だということは分かる。
631:天之御名無主
09/09/23 00:37:54
なんかレスが付いてきて、いいね。
>>629
対象の分析に多分野の手法を用いても、その学問の分野で結論を収束させていくわけだ。
そういう意味では中沢新一のやってることは学問とは言えないかもしれない。
632:天之御名無主
09/09/23 12:38:25
>>630
こういう戦前・戦後に色分けして戦後民主主義教育の云々って主張するの左翼は好きだね
(右翼が好きなのは戦後自虐史観だな)
だけど逸脱して何があるのかと訊かれても、世界のどこにもそんなものは存在しないから、
結局は新興宗教にハマりましたとか、そういうことになるわけだあね。
633:天之御名無主
09/09/23 21:23:42
>>632
右翼とか左翼とか、アホやね。政治とか社会なんか適当にどうにでもなれ~ってかんじだよ。
634:天之御名無主
09/09/24 23:02:41
>>631
>対象の分析に多分野の手法を用いても、その学問の分野で結論を収束させていくわけだ。
意味不明。
書いていることは大体想像はつくけど。
どいつもこいつも、そんなぬるいことやっていて首にならないのは、日本だからだよ。
同じことをやっていても論文を書き続ければ評価され、新しいことをやれば地位を
失いかねない馴れ合い学会ばかりの国。
635:天之御名無主
09/09/25 14:35:13
>>634
いきなり学会の馴れ合いについての話にされているが、アタマ大丈夫か?
自分の中で話をエスカレートさせるのはいいけど、その話題に到るまでの過程を少しは出せよ。
636:天之御名無主
09/09/25 17:34:32
>>634
>同じことをやっていても論文を書き続ければ評価され、新しいことをやれば地位を
>失いかねない馴れ合い学会ばかりの国。
だいたいどの国でも概ね同じだろ。
ちょっとだけ新しいものが盛り込まれているものが評価される。
637:天之御名無主
09/09/25 21:34:40
日本の場合、全然新しいこと言っていなくても、論文を発表したという行為自体が評価される。
638:天之御名無主
09/09/25 21:54:47
>>631
>その学問の分野で結論を収束させていくわけだ
どういう意味?
639:天之御名無主
09/09/25 22:31:23
>>637
へえ、それじゃあ具体的な実例を挙げてくれよ、日本以外ではどうなってるかも含めてさ。
640:天之御名無主
09/09/26 05:57:59
>>637
制度的なものから言えばそうだけど、学会内では流石に評価されないだろw
641:天之御名無主
09/09/26 19:05:12
なんで外国に比べて日本は駄目だ論みたいな流れになってんだ?w
642:天之御名無主
09/09/26 21:22:17
学会ないじゃなくて、大学内じゃないの?
質よりまずは数
643:天之御名無主
09/09/26 21:27:06
>>641
少なくとも人文系の学問はやばくね
コンスタントに世界的な学術誌に論文発表できている人ってどんだけいる?
644:天之御名無主
09/09/26 21:54:51
>>643
こういう発想が質より量になっちゃうんだろう
645:643
09/09/26 22:42:07
どういう発想だよ。
それ、単なる話のすり替えだろ。
646:天之御名無主
09/09/26 23:16:50
少しは中沢に関わる話題にしてくれよw
中沢新一って学術分野ではほとんど相手にされてないんじゃない?
宗教系ではオウムに関わったのがやっぱり致命的だったんだろうけど。個人的には
オウムの危険性についてほとんど自覚出来てなかったんじゃないかと思う。
まあ、それはそれとして・・・
師匠格の吉本隆明もそうだけど、彼らは宗教業界に大して認められたわけでもなく、社会思想でも
海外にも通用できる普遍的な思想を提示できてるわけでもないってのはあるんじゃないか。
647:天之御名無主
09/09/26 23:24:35
吉本隆明って師匠格なの?
単に付き合いあるだけかと思ってたけど。
師匠格なら、むしろ山口昌男とかじゃ?
648:天之御名無主
09/09/26 23:42:16
ボードリヤールは、中沢さんとちょっとスタンスというか、スタイル的には近いかな。
両者の違いは、
1. ボードリヤールは欧米全体に関係する事柄を扱っていたのに
対し中沢は日本人だけに向けて書いた著作が多かった(特定の外国を扱った
ものもちょこちょこあるけど)こと。
2. 発想のスケールはボードリヤールの方が大きい。
3. ボードリヤールの本は、複数のメジャーな外国語に翻訳されているが、中沢の
著作は基本的に日本語のみ。
ってところ。
絶対的な違いは無いし、日本人学者としてはかなり語学力もあるんで、その気があれば
海外進出もできたんだろうけど、今となってはね。
まあボードリヤールもある意味、中沢さんと同じで色眼鏡で見られていたりするけど、
結局二人ともこういうスタイルが好きなんでしょ。
649:天之御名無主
09/09/27 00:58:04
天皇制を暗に批判してたり、日本社会に対して否定的な言説が多い割には
日本限定の思想家なんだよな。
ただアースダイバーとか、最近はもっと地域的に広く物を考えた著作をするようになってるから、
今となっては駄目というより、ある意味で進歩してるんだと思う。
650:天之御名無主
09/09/27 01:09:44
>>647
師匠と弟子とは違うか、影響はし合ってるかもしれないけど
651:天之御名無主
09/09/27 05:19:32
最近はしんいちつながりで福岡伸一に仕事とられてますね
652:天之御名無主
09/09/27 07:07:31
>>645
要するに権威ある洋雑誌に多くの論文が載った学者が優秀ってことだろ。
査読があるとしても内容は問題にされてないだろ。
オレは一本でも有意味な論文の方が千本のつまんねえ論文より評価されるべきだと思うけど。
どの雑誌に載ったかはあまり問題ではないよ。
653:天之御名無主
09/09/27 07:12:00
>>652
補足すると本当に有意味な研究かどうかは百年二百年たたないと分からないよ。
金や名誉、仕事のために書いたものは直ぐ価値がなくなる。
654:天之御名無主
09/09/27 08:18:29
>>652
君の個人的な感想はどうでもいいけど、少なくとも評価が明確な自然科学系の学問は、
どの雑誌に載ったかで、評価は決定的だよ。
海外の研究機関に勤める場合、あるランク以上の雑誌に年間何本論文が掲載されたら
首が繋がり、それ以下だったらアウトというシビアな評価があったりする。
(もちろん、国によって、研究機関によってやっていることはピンキリだけど。)
634は多分そういうことを指しているんだと思う。
人文系は、国内・国外でもそんなにシビアじゃないのかもしれないけど、どの雑誌でも
評価は同じということは無い。
権威ある雑誌は駄目な論文は却下されし、駄目な雑誌は君の言うつまんねえ論文でも
掲載されるから、本来は、
> オレは一本でも有意味な論文の方が千本のつまんねえ論文より評価されるべきだと思うけど。
というようなナイーブな言い訳は出てくるはずがない。
655:天之御名無主
09/09/27 08:23:07
>>650
影響し合ってる程度の話なら、研究者の世界ではそれこそ無数にいるからねぇ。
吉本さんと中沢さんのつながりは、オウムの件もあって、単に一般人にもよく知られているってだけの話。
メディアに出ない、中沢さんと親しい研究者なんて、直接話したこと無い俺でも何人も知ってるし。
656:天之御名無主
09/09/27 21:30:14
>>654
まず、自然科学系の話ではない。
例えばウィトゲンシュタインや後期ソシュールが良い例だ。
彼らの書いたものは決定的に重要だか、論文の発表は少ない。
現代の実際の話は、オレの専門分野に限ったことしか分からないが、
優れた論文は少ないな。
657:天之御名無主
09/09/27 22:32:33
いくらなんでも寝ぼけすぎ
いつの時代の話をしてるんだよ
658:天之御名無主
09/09/27 23:41:49
>>657
時代は変わっても才能のある人の数はそれほど変わらない。
現代は研究環境は進歩したので誰でも論文形式を備えたものは量産できるが、
中身のあるものは少ないということ。
659:天之御名無主
09/09/28 00:12:08
日本とか、学会とか、一定の社会を前提にしたことを話してたるんじゃないの?
まったく違う社会環境で活動してきた人の話は、あんまり参考にはならないよ。
660:天之御名無主
09/09/28 00:38:57
>>659
一応、オレの対象分野では、世界的に見てるつもりだけど。
661:天之御名無主
09/09/28 02:00:49
>>656
でもその二つだって、論文に引用されたから有名になっていったわけで
ソシュールはストロースの再評価だし、ウィトは出自が恵まれたけど、まあウィーン楽団の後押しはでかい
少なくとも中沢新一は引用もされてないし
662:天之御名無主
09/09/28 17:16:43
>>661
ソシュールは、構造主義よりもなにより言語学に与えた影響が大きい。
それまでの実在論・本質主義的言語観を破壊したことがなによりでかい。
有名無名は関係ないよ。だから、いまだに埋もれてる論文・著書もたくさんあるだろう。
中沢新一なんか問題にしてないよw
663:天之御名無主
09/09/28 20:42:56
なんだ、ただの学会のアウトローぶりたいだけの人か
664:天之御名無主
09/09/29 02:39:15
谷川健一みたいな人は学会で相手にされているのか?
網野だって相手にされていないんだろ。すごい影響力だがw
665:天之御名無主
09/09/29 02:41:04
南方熊楠が、学会に相手にしてもらいたがったのかな?
すごい影響力だが。今となっては。
666:天之御名無主
09/09/29 02:44:08
権威にすがって生きている人間の哀れな姿だから、2chはwww
ネトウヨと同レベル。
667:天之御名無主
09/09/29 03:33:59
必死な人が1人いるな
別に君が学会にいれないのは、能力があるからではないよ
668:天之御名無主
09/09/29 06:50:28
>>665
まあ、そんな感じだ。
669:天之御名無主
09/09/29 12:35:47
熊楠はnatureに寄稿しまくってたじゃん
670:天之御名無主
09/09/29 13:51:54
それはお前らが固執する日本の学会なのw?
671:天之御名無主
09/09/29 14:10:22
日本の学会なんて区切ってないつもりだけど
672:天之御名無主
09/09/29 22:47:45
>>660
世界的にw
あなたソシュールクラスを相手に日々論文を書いているわけか
673:天之御名無主
09/09/29 22:49:54
コンプレックスが全面に滲み出た醜いスレになってしまったなぁ
674:天之御名無主
09/09/30 08:47:19
民俗学系の論文掲載してる雑誌ってどんなの
675:天之御名無主
09/09/30 14:28:25
中沢の弟子、安藤礼二も一般雑誌では評価されているが、学会ではどうなの?www
676:天之御名無主
09/10/02 03:47:36
中沢新一を論文の参考文献に書かなくても、影響は大きいだろうな。
網野もそう。
っていうか、肝心要の影響って、論文の参考文献にはならないんだろうな。
まさに真空。
677:天之御名無主
09/10/02 04:06:59
まあ学問は実績どうこうより(裏返しのコンプもねw)
やってて楽しいかどうかでそ
白川静なんかは本当に読んでて楽しそうじゃん。クマグスも
中沢は、自分の世界に浸って陶酔してる感じはよく出てる
そこに入ってけるかどうかは読者次第だけど
678:天之御名無主
09/10/07 04:09:08
場違いな質問なら申し訳ないです。
中沢新一って結婚してるんですか?
679:天之御名無主
09/10/10 21:05:14
中沢さん今、アートでは誰が好きなんでしょうか?
680:天之御名無主
09/10/23 21:17:30
アール・イマキュレ
681:天之御名無主
09/12/06 13:57:16
以前、大月隆寛が中沢新一の事をうっかりオウムに関与したばかりにあっぱれ天下の思想犯。立場的には226事件の北一輝と一緒って言ってた。
682:天之御名無主
09/12/07 04:50:01
北一輝は現実の日本国家及び政府とはきびしい敵対的関係を貫き通し、最後は捕殺された。
中沢新一はオウム後も愛知万博の取りまとめ役をするなど政府中枢の一部であり続け
大学教授という高く安定した社会的身分を保っているが。
683:天之御名無主
09/12/12 00:36:25
だが宗教学は、やっかいだかんな。宗教学者にとっていちばん大切な資質は
「逃げ足の速さ」だから。そのてん、中沢新一氏は合格。オウムばかりか
ヤマギシでも逃げ損なった某氏は失格。だが、個人的には某氏に親近感を
おぼえる。中沢新一氏のとくに初期の著作には、ずいぶん影響を受けたがね、
死刑が確定してしまったばかりの人に勧誘された経験ある自分としては。
684:天之御名無主
09/12/12 01:18:54
えらい人生送ってるのお。
1Q84なんてどう思うのよ?
685:天之御名無主
10/01/03 19:13:23
URLリンク(komoriy.iza.ne.jp)
日本を惑わすのは誰か
>中沢新一 恥知らずな悪徳を擁護する宗教学者
俎上に挙げられているのはほかに、姜尚中、森永卓郎、井上ひさし、高橋哲哉
半藤一利、保阪正康、井筒和幸、渡邉恒雄、上野千鶴子、宮台真司、立花隆。
宗教学徒として、その社会的影響力の大きさを、マスコミ露出が少ない現状で
ここまで高く評価されるというのは、素晴らしいことではなかろうかね?
686:天之御名無主
10/02/04 15:45:04
糸井重里と仲が良いって所でかなり救われてるね。
吉本隆明もそうだけど、学者としては終わった人でしょう。
687:天之御名無主
10/02/07 00:31:33
当時の思想家として、オウムに関わったのは中沢にとっては不幸なんだろうけど
後世からすればよかったと思う。
表現がどうしても抽象的になってしまうポストモダン的な思想が現実にどのような
作用を及ぼしたかが分かるからね。
結局はオウムだった。ということで目に見える成果がある。
688:天之御名無主
10/02/07 02:11:45
そりゃ少々早漏すぎる結論だな。だいいち、オウム=悪or価値が低いという
あからさまかな先入観念、そして良識的立場からは反対しにくい権威に
あたまが支配されきっている、とても不自由な意見だ。
689:天之御名無主
10/02/07 23:08:11
>>688
部分的には同意できるが、>>689でオウム=悪の先入観に支配されていて
不自由になっていると考えること自体、なんだか不自由な発想だ。
ポストモダンに傾倒してた人って何かそういうポーズにとらわれて現実が見えてない所あるよね。
中沢はオウムを助長して、結果信者が増えてオウムは犯罪行為に走った。という実現象の面から
中沢新一の考えを分析する方法はありっちゃありだよ。
>>688の頭の中は中沢新一は犯罪者集団のフィクサーだ、という短絡的思考に入る奴らと同じレベルに成ってると思う。
690:689
10/02/07 23:09:49
間違い
× >>689でオウム=悪の先入観に支配されていて
○ >>687でオウム=悪の先入観に支配されていて
691:天之御名無主
10/02/08 02:11:58
ま、たしかにそうやね。基本的に認める。ただ中沢オウム批判の先鋒たる
島○の論議など見ると、敏感に反応せざるを得ない。
○田は実直な宗教学者であるし、彼の経緯を考慮すれば同情するが
そもそも、なぜ中沢がそこまで巨大な影響力をふるいえたのか、という
もっとも重要な事項への論証が、できていない。良心ある学者ならば
なぜポストモダンが無制限な暴力を誘発することがあるのか
フランスでそんなことなかったのに、なぜ日本では?と問わねばならない。
また、いったいぜんたい超越的価値を提示するのがあたりまえである
宗教というものが社会倫理に適合している必要があるのか?
反社会的なことがあっておかしくないではないか?
という問いがあまりなされないのは、とても不審だ。
ここは民俗・神話学板なわけだが、現代の社会倫理に適合した神話って
そりゃ逆に危険すぎるでしょう。ナチズムみたいなもんだ。
宗教学やる上で最も大事なのは「逃げ足」、という人もいる。中沢はその点
逃げ足が速かった。島○は真面目すぎてもたつき、大やけどした。
同じことは数年後、ヤ○ギ○会をめぐる問題でもおき、○田はまた逃げ遅れた。
もちろん、人としての価値は、逃げ足とは関係ない。
逃げ足の速い学者らと行動を共にすると、奇麗な手のひら返しをされる。
友達にするなら島○のほうがずっと信頼できる人だろうが、これは関係ないか。
692:天之御名無主
10/02/12 01:22:33
中沢はオウムに大した影響は与えてないんじゃないの?
口先のままに麻原をヨイショして何も分からない学生達を
カルトに送り込む手助けはしただろうけど。
中沢は外側だけで実のない思想家だからこそ、中沢の言っている内容が
当時の日本社会の浅薄さみたいなのを象徴していると言えるかもしれない。
693:天之御名無主
10/02/12 22:21:09
>>691
オウムの暴力の根拠はポストモダンじゃなくてチベット密教。
日本のポストモダンはその危険性を見抜けなかった。それで吉本隆明すら醜態を晒した。
それに超越的価値って言っても、それこそ現行の社会通念を下敷きにした発想でしょ、
それでもって選民思想→暴力に持っていくのがナチズムなわけだ。
しかし中沢の逃げ方はすごい。島田みたいに単純に騙されたお人よしは叩かれて
オウムの教義に携わったとか言われてる中沢が今や人気者なのはお見事としか言いようがない。
やっぱりルックスの差だろうか?
694:天之御名無主
10/03/02 20:47:34
2ch復活記念カキコ。
ところで、これだけチベット仏教を煽った中沢新一自身は、研究者・扇動者であるだけでなく、信仰者でもあるのだろうか?
ほんとうに、修行者なんだろうか?もしそうなら、いわば内側から、オウム真理教批判または擁護ができると思うのだが。