07/04/02 14:54:45
読んだ当時の感想は、イメージトレーニングか、これは?っ、てもの。
仏教用語で言うと観想っていうの?
仏やその世界、なりたい自分をイメージすることを何万回と繰り返す。
そのうち空想か知覚か区別がつかなくなる。
そうなると仏(及びその世界)をリアルに感じられる、というか、知覚できるようになる。
あと身体技法を伴う修行もあったけどね。千回単位で同じ動作を繰り返すと、体が覚えるというか、身体が変化する。体得するってこと。
一番印象に残っているのはポアの修行。のちにオームで有名になったけどね。
魂(チャクラ)が自分の丹田(これは道教的用語。チベット密教の用語あるのだろうけれど忘れた)に在ることをイメージする。
そのチャクラが脊髄を駆け上がり、頭の頂点から飛び出る様相をイメージトレーニングする。
要するに、自分の身体から自分の魂を抜くことを可能とするための修行ね。
このイメージトレーニングを繰り返すと、実際に頭頂部がふくらみ,棒を刺すと深く突き刺さるという。
魂の通り道ができたということらしい。かなり迫力のある叙述であった。
本はネットの古本屋で探せばあるんじゃないの。
文庫化もされていたような。