04/08/30 22:18
最近、中沢さんに会って質問したいことがある.けど,中央大は
遠いよな~.
『精霊の王』は磯崎新の『建築における日本的なもの』と合わせて
読むと良いと思われる.及び,後者に関する松岡正剛の千夜千冊の
解説は良いと思われる.もちろん,こういう形で日本を特殊化する
言説自体が良いかどうかを,磯崎も中沢を松岡も問うていない気が
する.磯崎と中沢の差異は,伊勢を超越性を喚起する「装置」と機
能的に見るか,実際,そこで超越的なものが開示されていると実在
的に見るか,という点で明解に見ることができると思われる.が,
両者は言っていることはほとんど同じである.