04/01/12 00:28
上の説の物的証拠が日本書紀の中の【天孫光臨】
アマテラス（持統）が自分の孫ニギギ（軽皇子）を天下らせるとき
そのニギギ（軽皇子）に従えて５部の神をつけた。
その筆頭格が中臣の祖という事になっている天児屋命であるということ。
こんな太古から中臣が権威ある家柄であったのならもっと歴史の舞台で
活躍していてもよかったのに、大化の改新までほとんど中臣などという
家柄が活躍したことなど無かった事から、このへんの記述はあまりにも
不自然であり、とってつけた創造物という感が否めない。
中臣が歴史の舞台に登場してなかったのは、中臣鎌足という人物が
百済王家の人間であり、だからこそ天智天皇は百済救援に拘ったのではないかと
いう事です。
中臣（藤原）が日本と同盟関係ある外国人であったとするなら、これまで歴史に
登場してなかった理由も、藤原が律令制度を悪用して荘園をゲットし、土地を
豪族から奪って自らの基盤とした理由も解明されるわけであります。
っていうか、アマテラスそのものは神話の中に存在していたんだろうけど
太陽の神を祭る巫女でしか無かった天照こそ天皇の祖ということにして話を
ねじ曲げたのが日本書紀ということで。。