08/04/24 10:29:36
「独鈷石(とっこいし) 縄文後期~晩期、さらには弥生時代の前期・中期の境頃まで、
主に岐阜・福島県などの東日本から見つかる石器です。・・・この独鈷石についても、斧
や槌といった実用利器がシンボル化して独鈷石のような形になったんだという説と、「こ
れの原型となった実用石器は見つからず、独鈷石は最初から非実用的な石器として
製作されたのだ」という説があり、決着はついていません。
ただいずれの説にしても、最終的にこの独鈷石が「非実用的(非日常的)な用途に用
いられた石器」で「祭祀行為に用いた道具」だったのではないかとする点では共通して
います。」
URLリンク(f1.aaa.livedoor.jp)
ドナウ河Suvorovo独鈷石様鎚矛先
URLリンク(users.hartwick.edu)
↓右クリックプルダウンで拡大するとプルート河河口のSuvorovo墓地に矢印が
向いている。
URLリンク(users.hartwick.edu)
巨大な欧州金石併用時代の終末に東方の遊牧民は独鈷石を使った獅子舞、
金蔵獅子のようなことを行っていたのではなかろうか。Varna文明は地中海方面から
貝の装飾品、腕輪、角杯のようなものも入手しているが、古代若狭、越前、大和、
木曾方面と似ている。