08/08/19 15:38:09
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William Smithの辞書によると、淡水で暮らすニュムペであるナイアデスの別称として登場している。
綴りはΛιμνατιδεsまたはΛιμναδεsだそうだから、「リュムナデス」ではなくて「リムナデス」が正しい。
出典はテオクリトスの『小情景詩』(Theocrit. v. 17)および『オルペウス賛歌』(Orph. Hymn. 50. 6, Argon. 644.)
というかΛιμνη「リムネー」という単語そのものがギリシア語で「湖」を意味する。
以下はテオクリトスのギリシア語原文の該当個所。
上から17行目に登場する。
固有名詞というよりも、「湖の」ニュンペといった感じの接頭語句として使われている。
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