07/03/13 21:07:01
ユダヤ人の定義はいろいろある。
1. ユダヤ人の"母親"から生まれた人→民族的ユダヤ人
2. ユダヤ教徒→宗教的ユダヤ人
3. アブラハムの子孫→最も厳密な、民族的ユダヤ人の定義
ただし、ユダヤ人として生まれたとしても、他宗教に改宗すれば
ユダヤ人ではなくなる。
また、他の民族でユダヤ教に改宗した人は、広義の意味でユダヤ人となる。
例えば、日本人からユダヤ人に!なった!人も実際に存在するし
改宗は可能である。
ちなみに、ユダヤ人というと白人が多いイメージがあるが
彼らは3の定義からいえばユダヤ人ではない。
彼らは中世に現在のウクライナ付近にあった「ハザール王国」という
ユダヤ教を国教とする国家の末裔であって、
最も厳格なユダヤ人の定義3番に当てはまるのは、中東系ユダヤ人と
エチオピア系(黒人)ユダヤ人である。
しかし、彼らは最も「正統」な血統のユダヤ人であるが、
白人コミュニティが多数派を占めるユダヤ社会において冷遇されており
潜在的に重大な問題である。