08/10/17 21:59:27
>>879
> 弥生人をモンゴル→朝鮮という北方系人種としてしまうと全て読み違えてしまうよね
これは本当に同意。普通に弥生人は南方ルートといってもオーストロ・アジア系じゃない?
D系統の共通祖先の発祥が約5万年前として、弥生時代の初めは相当に最近の話になる。
縄文時代より前に、日本列島のD2系と、チベット・中央アジアのD1、D3は
明確に分かれていたはずで、それぞれ少なくない数で既に別集団になっていたと思う。
(ヒマラヤ周辺で、D祖型からD1とD3が比較的最近に発生した可能性はあるけど。)
> 説明が付かない。我々は弥生語弥生文化で生きてるわけで。
これが可能性が低いと思う。
縄文人は、弥生人と文明的なレベルであまり変わらなかった上に、
軍事的には弥生人よりも大分優れていたようで、父系のY-DNAでもD系統、C系統で過半数を占めている。
言語(日本語)についてはY-DNA以上に、縄文系のものがベースになっていて、同化吸収された模様。
ちょっと悲しいことに、大陸でもオーストロ・アジア系(O2b)の民族を見れば、
元々アジア南半分の古層で、インド東部、クメールとかチャンパなど、それなりの文明を築いたにもかかわらず、
兄弟系統のタイ系(O2a)やシナ系(O3)の部族に圧迫された歴史で、血統的には少数派なっている。
日本列島では、比較的縄文系と上手く共存できたようで、今では日本の太平洋ベルトが
最もO2bの割合が多い地域になってる。