08/10/06 21:55:52
>>794
昔の百済とか済州島(耽羅国)にもいた倭人系というのは、日本人に近いといっても、
基本的に弥生系O2b系統が多いってことで、縄文系D系統が多かったのとは違うのでは。
確かに、今のユダヤ人(西欧・中東系のセファルディと、祭祀階級以外のコーカサス・東欧系アシュケナジ別々に)や、
できれば過去のイスラエル人やシュメール人なんかのデータは見てみたいですね。
ちなみに今の中東でも、サウジアラビア人とレバノン人は、Dの兄弟系統のハプログループEが3分の1程度
いる上に、血液型構成もアジアでは珍しくA型比率が高い(D系統のチベット人、日本人と同様。)
>>796
> それと、縄文時代にO系統が列島には存在しなかったっていうのも地理的にかなり無理がある。
O系統(やN系統)は、C系統やD系統よりずっと新しい時代にユーラシア内陸部から拡散したDNA。
それから日本と朝鮮半島の間には、2万年前頃の最終氷期のピークでも陸続きではなかった可能性が高い。
(もっと昔だと、ホモ・エレクトゥスとかになるので、現在の人類と関係なくなる。)
もっとも北海道・サハリン・シベリアは旧石器時代のほとんどの時期に陸続きだったが、
外モンゴルとかシベリアに多いハプログループはC3系統なので、
C系統が日本列島を通って、シベリアにひろがった可能性が高い。