08/10/05 20:32:28
D2はほぼ日本人に固有で、なおかつD2内でも分岐が多いことから
古くから孤立して日本列島に相当の人口として存在したと考えられる。
(ヒマラヤ周辺にもD系統の人口が多いんだが、全てD1かD3系統。)
(あと、インド洋上のアンダマン諸島にD祖型が高頻度で存在し、インドネシアの島々とかでも見られる。)
なわけである意味、縄文系の独自性を強調する結果なんだけど、
個人的には古代イスラエルと何らかの共通性があるかもしれないと思う。
むしろ>>782の言うとおりに、縄文人・弥生人で遺伝差がもしあまりなかった場合よりも、
ほとんどがO系統など新しい系統のアジア諸国と違って、(チベット人と)日本人でのみ
D系統(縄文)が最大のY-DNAってことは、日本人だけ古い時代の中東(特にアラビア半島)と
関係が深いとも言える。
「比較的新しい時代に、失われた十支族が騎馬民族として日本に来た」っていう説とは、
あまり合わなくなるけど、もっと古い時代に後の海のシルクロード(現代のタンカーのシーレーン)を通って、
古代イスラエル人とか(またはその先祖)が日本に来た可能性はあるかもしれないと。