★★    飛鳥の不思議きかせて    ★★at MIN
★★    飛鳥の不思議きかせて    ★★ - 暇つぶし2ch123:1言主   
02/08/14 20:03
>>119さん
>奈良盆地に各氏族の勢力地が分布していたという考え方について
>江戸における大名の屋敷割りみたいなモノだと思います。
>だから、本拠地は近畿周辺にあって、もっと広大だったと思います。

なるほどね。そう考えると納得いきました。
実際に飛鳥へ行って、かつての飛鳥の政争を思い描くと明日香村の中のヤクザの抗争
に思えてきましたもんね。実際に何度も筑紫に何万もの遠征軍を派遣できる権力があ
ったのは、それだけの地盤があったからでしょうしね。

>>120 17=20さん
>万葉集は在野の歌集といえます。最終的な編者は大伴家持ですが、・・

そうすると大伴家持の考えや好みが反映されているのでしょうか。
私の万葉観は高校時の古典の先生の影響が大のようです。尤もそれがほとんどですし
最初のすり込みは洗脳に近いようですし・・(-_-)
彼の教えによると万葉集は天智と天武の額田王をめぐる破廉恥スキャンダルや防人歌
に見られる政治批判、貧窮問答歌も同じ、このように週刊誌的な反体制的な内容が散
見される、ということだった。また、柿本人麻呂歌「東の野にかぎろいの立つ・・」
なども軽皇子が皇太子として次期天皇になるべき儀式として「かぎろい」の光を浴び
る記事を書いた「暴露本」としての性格もあると言っていた。かなり偏重した教育を
受けてきたもんだと今は思う。しかし、万葉集には得体の知れぬ秘密が隠されている
という教義はいまだに信仰しています。そういう意味で編者・大伴家持を調べると、
彼が何を不満に思い、何を言おうとしていたのか見えてくるかも知れませんね。

あす奈良行きでしょうか、よい収穫を期待しています。

>>117 >>122
明日香と言えば「石舞台」。それほど飛鳥を象徴する遺跡ですね。
しかし、回りに何もなく、あるのは巨岩だけですのでイメージは作りにくかったです。

>墓を暴く行為に怨霊の恐怖はなかったのかという疑問は残ります。
>中大兄皇子は知性・教養・決断力・実行力にすぐれ・・
>自分が滅ぼした蘇我一族の墓を暴いたとしてもそれほど不思議はないかもしれません。

いつも詳しい話をありがとうございます。
このレスを読んで、織田信長が脳裏をよぎりました。彼も宿敵・浅井長政の頭蓋骨を
杯にして祝杯を挙げたり、斬新な政策・策略を駆使したり神懸かり的な「ひらめき」
もあったりしてました。2人とも近親結婚という共通点があり、それも関係するのか
なあと、ぼんやり思いました。


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